四半期報告書-第54期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間につきましては、企業の生産活動や設備投資需要が堅調に推移したものの、ウクライナ情勢の長期化、中国における経済活動の抑制、急激な為替変動やインフレ等により依然として先行きは不透明な状況にあります。
このような経営環境のなか、当社主力のプリント配線板事業におきましては、国内外の主力分野であるカーエレクトロニクス、ホームアプライアンス関連の販売が堅調に推移いたしました。また、従来から実施している経営構造改革による全社的な意思決定の迅速化と経営資源の再配分により、筋肉質な経営体質に転換を図っております。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は16,836百万円(前年同四半期比25.4%増)、経営構造改革による効果の発現により営業利益は1,441百万円(前年同四半期比172.1%増)、経常利益は1,317百万円(前年同四半期比131.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,139百万円(前年同四半期比72.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
(プリント配線板事業)
プリント配線板事業につきましては、国内外においてカーエレクトロニクス、ホームアプライアンス、電子応用といった主力分野の販売が堅調に推移した結果、セグメント売上高は16,612百万円(前年同四半期比27.2%増)となりました。また、生産効率の向上と管理可能個別固定費の圧縮による原価低減に努めたことにより、セグメント利益は1,444百万円(前年同四半期比179.1%増)となりました。
(検査機・ソリューション事業)
検査機・ソリューション事業につきましては、新型コロナウイルスの影響で海外への販売活動が制限され、依然として厳しい状況が続いております。その結果、セグメント売上高は168百万円(前年同四半期比45.8%減)、また管理可能個別固定費の圧縮に努めたもののセグメント損失は11百万円(前年同四半期はセグメント損失1百万円)となりました。
また、財政状態につきましては次のとおりであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、24,308百万円(前連結会計年度末比1,967百万円増)となりました。その内訳は、流動資産が13,396百万円(前連結会計年度末比1,328百万円増)、固定資産が10,912百万円(前連結会計年度末比639百万円増)であり、主な増減要因は次のとおりであります。
流動資産につきましては、現金及び預金353百万円、受取手形及び売掛金223百万円、電子記録債権144百万円、棚卸資産592百万円の増加となったこと等によるものであります。固定資産につきましては、有形固定資産429百万円、投資その他の資産214百万円の増加となったこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、18,806百万円(前連結会計年度末比563百万円増)となりました。その内訳は、流動負債が14,097百万円(前連結会計年度末比637百万円増)、固定負債が4,709百万円(前連結会計年度末比73百万円減)であり、主な増減要因は次のとおりであります。
流動負債につきましては、電子記録債務80百万円、短期借入金519百万円、1年内返済予定の長期借入金118百万円、その他114百万円の増加となり、支払手形及び買掛金37百万円、賞与引当金162百万円の減少となったこと等によるものであります。固定負債につきましては、長期借入金58百万円、退職給付に係る負債16百万円の減少となったこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、5,501百万円(前連結会計年度末比1,403百万円増)となりました。主な増減要因は生産・販売量の増加や、経営体質強化を図る経営構造改革の効果による利益獲得、及び配当金の支払いの結果、利益剰余金が1,000百万円増加し、また為替レートが円安方向に推移し為替換算調整勘定が359百万円増加したこと等によるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は2,028百万円となり、前年同期比では182百万円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは958百万円の獲得となり、前年同期比では335百万円獲得額の減少となりました。主な前年同期比での増減要因は、税金等調整前四半期純利益が746百万円増加、売上債権の減少による資金獲得が371百万円増加した一方、賞与引当金及び仕入債務の減少による資金流出が1,167百万円増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは178百万円の流出となり、前年同期比では210百万円流出額の減少となりました。主な前年同期比での増減要因は、有形固定資産の売却による収入が210百万円減少した一方、有形固定資産の取得による支出が402百万円減少したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは611百万円の流出となり、前年同期比では551百万円流出額の減少となりました。主な前年同期比での増減要因は、長期借入金の返済による支出が751百万円減少した一方、配当金の支払い額が137百万円増加したこと等によるものであります。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、34百万円であります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期累計期間につきましては、企業の生産活動や設備投資需要が堅調に推移したものの、ウクライナ情勢の長期化、中国における経済活動の抑制、急激な為替変動やインフレ等により依然として先行きは不透明な状況にあります。
このような経営環境のなか、当社主力のプリント配線板事業におきましては、国内外の主力分野であるカーエレクトロニクス、ホームアプライアンス関連の販売が堅調に推移いたしました。また、従来から実施している経営構造改革による全社的な意思決定の迅速化と経営資源の再配分により、筋肉質な経営体質に転換を図っております。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は16,836百万円(前年同四半期比25.4%増)、経営構造改革による効果の発現により営業利益は1,441百万円(前年同四半期比172.1%増)、経常利益は1,317百万円(前年同四半期比131.4%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,139百万円(前年同四半期比72.1%増)となりました。
セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高にはセグメント間の内部売上高又は振替高が含まれております。
(プリント配線板事業)
プリント配線板事業につきましては、国内外においてカーエレクトロニクス、ホームアプライアンス、電子応用といった主力分野の販売が堅調に推移した結果、セグメント売上高は16,612百万円(前年同四半期比27.2%増)となりました。また、生産効率の向上と管理可能個別固定費の圧縮による原価低減に努めたことにより、セグメント利益は1,444百万円(前年同四半期比179.1%増)となりました。
(検査機・ソリューション事業)
検査機・ソリューション事業につきましては、新型コロナウイルスの影響で海外への販売活動が制限され、依然として厳しい状況が続いております。その結果、セグメント売上高は168百万円(前年同四半期比45.8%減)、また管理可能個別固定費の圧縮に努めたもののセグメント損失は11百万円(前年同四半期はセグメント損失1百万円)となりました。
また、財政状態につきましては次のとおりであります。
(資産)
当第2四半期連結会計期間末の資産合計は、24,308百万円(前連結会計年度末比1,967百万円増)となりました。その内訳は、流動資産が13,396百万円(前連結会計年度末比1,328百万円増)、固定資産が10,912百万円(前連結会計年度末比639百万円増)であり、主な増減要因は次のとおりであります。
流動資産につきましては、現金及び預金353百万円、受取手形及び売掛金223百万円、電子記録債権144百万円、棚卸資産592百万円の増加となったこと等によるものであります。固定資産につきましては、有形固定資産429百万円、投資その他の資産214百万円の増加となったこと等によるものであります。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末の負債合計は、18,806百万円(前連結会計年度末比563百万円増)となりました。その内訳は、流動負債が14,097百万円(前連結会計年度末比637百万円増)、固定負債が4,709百万円(前連結会計年度末比73百万円減)であり、主な増減要因は次のとおりであります。
流動負債につきましては、電子記録債務80百万円、短期借入金519百万円、1年内返済予定の長期借入金118百万円、その他114百万円の増加となり、支払手形及び買掛金37百万円、賞与引当金162百万円の減少となったこと等によるものであります。固定負債につきましては、長期借入金58百万円、退職給付に係る負債16百万円の減少となったこと等によるものであります。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末の純資産合計は、5,501百万円(前連結会計年度末比1,403百万円増)となりました。主な増減要因は生産・販売量の増加や、経営体質強化を図る経営構造改革の効果による利益獲得、及び配当金の支払いの結果、利益剰余金が1,000百万円増加し、また為替レートが円安方向に推移し為替換算調整勘定が359百万円増加したこと等によるものであります。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物の四半期末残高は2,028百万円となり、前年同期比では182百万円増加いたしました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは958百万円の獲得となり、前年同期比では335百万円獲得額の減少となりました。主な前年同期比での増減要因は、税金等調整前四半期純利益が746百万円増加、売上債権の減少による資金獲得が371百万円増加した一方、賞与引当金及び仕入債務の減少による資金流出が1,167百万円増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは178百万円の流出となり、前年同期比では210百万円流出額の減少となりました。主な前年同期比での増減要因は、有形固定資産の売却による収入が210百万円減少した一方、有形固定資産の取得による支出が402百万円減少したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは611百万円の流出となり、前年同期比では551百万円流出額の減少となりました。主な前年同期比での増減要因は、長期借入金の返済による支出が751百万円減少した一方、配当金の支払い額が137百万円増加したこと等によるものであります。
(3) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、34百万円であります。