四半期報告書-第75期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)
当第3四半期連結累計期間における当社グループの財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況に関する 認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題に伴う不透明感の高まりから、企業の設備投資に対する慎重な姿勢が見られるなど、世界的に景気の減速感が強まりました。米国では個人消費は底堅いものの、設備投資の伸び悩みなど、景気の拡大ペースは緩やかなものとなりました。また、中国においては、米中貿易問題の影響を受けて、GDP成長率が減速傾向で推移しました。一方、我が国の経済は、世界経済の減速懸念から輸出の弱含みのなか、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな景気回復基調となりました。
このような環境のなか、当社グループの連結売上高は中国での売上減少影響もあり、233,506百万円(前年同期比6.6%減)、連結営業利益は6,402百万円(前年同期比21.3%減)、連結経常利益は為替の影響等により5,742百万円(前年同期比28.9%減)となりました。連結売上高が減少するなか、生産効率改善活動の強化を推進した結果、第3四半期連結会計期間(2019年10月1日~2019年12月31日)の売上高営業利益率は4.4%(第2四半期連結累計期間の売上高営業利益率は1.9%)を確保し、親会社株主に帰属する四半期純損失は627百万円(前年同期は2,740百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)と改善方向に進みました。
セグメント情報は次のとおりです。
輸送用機器関連事業の売上高は221,160百万円(前年同期比7.9%減)となり、セグメント利益は5,117百万円(前年同期比34.3%減)となりました。
情報サービス事業の売上高は11,779百万円(前年同期比25.8%増)となり、セグメント利益は1,014百万円(前年同期は2百万円のセグメント利益)となりました。
その他事業の売上高は4,770百万円(前年同期比5.5%減)、となり、セグメント利益は260百万円(前年同期比30.5%減)となりました。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産の合計は、335,812百万円(前連結会計年度末334,679百万円)となり、1,132百万円増加しました。流動資産は179,853百万円となり7,109百万円減少し、固定資産は、155,959百万円となり8,241百万円増加しました。
流動資産は、現金及び預金が3,991百万円減少したことが主な要因です。固定資産は、有形固定資産が7,944百万円増加したことが主な要因です。
当第3四半期連結会計期間末における負債の合計は、266,880百万円(前連結会計年度末261,941百万円)となり、4,939百万円増加しました。流動負債は、125,916百万円となり1,264百万円増加し、固定負債は140,963百万円となり3,675百万円増加しました。
流動負債は、短期借入金が7,278百万円増加したことが主な要因です。固定負債は、長期借入金が2,662百万円増加したことが主な要因です。
当第3四半期連結会計期間末における純資産の合計は、68,931百万円(前連結会計年度末72,738百万円)となり、3,806百万円減少しました。これは為替換算調整勘定の減少が主な要因です。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,273百万円減少し55,822百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、9,048百万円(前年同期は1,711百万円)となりました。この主な要因は、売上債権の減少額2,772百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は、19,176百万円(前年同期は21,058百万円)となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出20,665百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動で得られた資金は、8,569百万円(前年同期は1,694百万円の支出)となりました。この主な要因は、長期借入れによる収入16,250百万円です。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、11,353百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、米中貿易摩擦や英国のEU離脱問題に伴う不透明感の高まりから、企業の設備投資に対する慎重な姿勢が見られるなど、世界的に景気の減速感が強まりました。米国では個人消費は底堅いものの、設備投資の伸び悩みなど、景気の拡大ペースは緩やかなものとなりました。また、中国においては、米中貿易問題の影響を受けて、GDP成長率が減速傾向で推移しました。一方、我が国の経済は、世界経済の減速懸念から輸出の弱含みのなか、雇用・所得環境の改善を背景に緩やかな景気回復基調となりました。
このような環境のなか、当社グループの連結売上高は中国での売上減少影響もあり、233,506百万円(前年同期比6.6%減)、連結営業利益は6,402百万円(前年同期比21.3%減)、連結経常利益は為替の影響等により5,742百万円(前年同期比28.9%減)となりました。連結売上高が減少するなか、生産効率改善活動の強化を推進した結果、第3四半期連結会計期間(2019年10月1日~2019年12月31日)の売上高営業利益率は4.4%(第2四半期連結累計期間の売上高営業利益率は1.9%)を確保し、親会社株主に帰属する四半期純損失は627百万円(前年同期は2,740百万円の親会社株主に帰属する四半期純損失)と改善方向に進みました。
セグメント情報は次のとおりです。
輸送用機器関連事業の売上高は221,160百万円(前年同期比7.9%減)となり、セグメント利益は5,117百万円(前年同期比34.3%減)となりました。
情報サービス事業の売上高は11,779百万円(前年同期比25.8%増)となり、セグメント利益は1,014百万円(前年同期は2百万円のセグメント利益)となりました。
その他事業の売上高は4,770百万円(前年同期比5.5%減)、となり、セグメント利益は260百万円(前年同期比30.5%減)となりました。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末における資産の合計は、335,812百万円(前連結会計年度末334,679百万円)となり、1,132百万円増加しました。流動資産は179,853百万円となり7,109百万円減少し、固定資産は、155,959百万円となり8,241百万円増加しました。
流動資産は、現金及び預金が3,991百万円減少したことが主な要因です。固定資産は、有形固定資産が7,944百万円増加したことが主な要因です。
当第3四半期連結会計期間末における負債の合計は、266,880百万円(前連結会計年度末261,941百万円)となり、4,939百万円増加しました。流動負債は、125,916百万円となり1,264百万円増加し、固定負債は140,963百万円となり3,675百万円増加しました。
流動負債は、短期借入金が7,278百万円増加したことが主な要因です。固定負債は、長期借入金が2,662百万円増加したことが主な要因です。
当第3四半期連結会計期間末における純資産の合計は、68,931百万円(前連結会計年度末72,738百万円)となり、3,806百万円減少しました。これは為替換算調整勘定の減少が主な要因です。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ2,273百万円減少し55,822百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、9,048百万円(前年同期は1,711百万円)となりました。この主な要因は、売上債権の減少額2,772百万円です。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動に使用した資金は、19,176百万円(前年同期は21,058百万円)となりました。この主な要因は、有形固定資産の取得による支出20,665百万円です。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動で得られた資金は、8,569百万円(前年同期は1,694百万円の支出)となりました。この主な要因は、長期借入れによる収入16,250百万円です。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、11,353百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。