半期報告書-第37期(2025/06/01-2026/05/31)

【提出】
2026/01/14 15:31
【資料】
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【項目】
44項目
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当中間連結会計期間におけるわが国経済は、物価上昇の影響により実質賃金のマイナスが続く中、雇用や所得環境が改善しており緩やかな回復基調にあります。一方、地政学リスクが高いまま長期化していることや、各国の金融政策の動向による為替相場や株式市場、物価の変動について注視が必要となっており、先行きは依然として不透明な状況となっております。
このような事業環境のもと、当社グループはアニメーション作品の企画・制作を行う映像制作事業、コミック雑誌等の企画、製造、販売及び電子コミックスの配信を行う出版事業、作品の二次利用による印税・収益分配金等を得る版権事業、キャラクター商品の卸販売等を行う商品販売事業を中心に取り組んでまいりました。
これらの結果、当中間連結会計期間の売上高は6,210,164千円(前年同期比19.2%減)、経常利益は296,007千円(前年同期比64.4%減)、親会社株主に帰属する中間純利益は257,518千円(前年同期比45.6%減)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
なお、前連結会計年度よりセグメント区分を変更しており、前年同期比較につきましては、前年同期の数値を変更後のセグメント区分に組み替えた数値で比較しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 中間財務諸表 注記事項(セグメント情報等)」に記載しております。
① 映像制作事業
映像制作事業におきましては、テレビ用アニメーションは「左ききのエレン」「花ざかりの君たちへ」「春夏秋冬代行者 春の舞」等、劇場用アニメーションは「劇場版ハイキュー!! VS 小さな巨人」、配信用アニメーションは「Star Wars Visions Presents -The Ninth Jedi」「THE ONE PIECE」等、納品へ向けそれぞれ制作しております。
テレビ用アニメーションの「SPY × FAMILY Season 3」は、納品しテレビでの放映となりました。その他に、遊技機やCМ等のアニメーションを制作し納品しました。
一部の作品については、制作期間の長期化や、人件費、CG制作費等の外注費が高騰しており、受注損失引当金を計上しております。
以上により、当事業の売上高は3,811,889千円(前年同期比14.9%増)、営業損失は310,266千円(前年同期は699,097千円の営業損失)となりました。
② 出版事業
出版事業におきましては、月刊誌「コミックガーデン」、コミックス「王太子に婚約破棄されたので、もうバカのふりはやめようと思います 7巻」「転生貴族の異世界冒険録 14巻」等、定期月刊誌6点、並びに新刊コミックス・書籍79点を刊行しました。
また、既刊コミックスの「魔導具師ダリヤはうつむかない ~Dahliya Wilts No More~」は、電子書籍を中心に特に販売好調でありました。
なお、これまで売れ筋の作品であった「なろう」系ジャンルの続刊作品やオリジナル新規作品を含めた全体の売上が紙書籍・電子書籍ともに前年同期実績を下回っており、今後も市場の動向を見極めながら対応していく予定です。
以上により、当事業の売上高は1,077,830千円(前年同期比8.1%減)、営業利益は120,674千円(前年同期比53.7%減)となりました。
③ 版権事業
版権事業におきましては、「ハイキュー!!」「怪獣8号」「進撃の巨人」「BUBBLE」「SPY × FAMILY」等のシリーズタイトルを中心に、二次利用による収益分配を計上しました。
前期は「君に届け 3RD SEASON」や「劇場版 ハイキュー!!ゴミ捨て場の決戦」の収入が大きく寄与したため、その反動で売上高は減少しております。
以上により、当事業の売上高は1,017,913千円(前年同期比64.1%減)、減価償却費は前年同期と比べ減少し、営業利益は641,307千円(前年同期比49.7%減)となりました。
④ 商品販売事業
商品販売事業におきましては、I.G & WIT Anime Studio Store や国内販売店への卸売りを行いました。
以上により、当事業の売上高は185,711千円(前年同期比24.3%減)、営業損失は96,444千円(前年同期は59,854千円の営業利益)となりました。
⑤ その他事業
その他事業におきましては、雑誌のイラスト描きや講師料等により、当事業の売上高は116,818千円(前年同期比2.4%減)、営業損失は4,782千円(前年同期は853千円の営業利益)となりました。
財政状態は次のとおりであります。
① 資産
資産につきましては、前連結会計年度末に比べ337,849千円増加して13,429,939千円となりました。主な要因は、現金及び預金が1,726,630千円、商品及び製品が13,497千円、映像マスターが5,809千円増加し、一方、売掛金及び契約資産が1,325,924千円、前渡金が112,635千円減少したことによるものであります。
② 負債
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ1,402,314千円減少して3,860,380千円となりました。主な要因は、未払金が32,067千円増加し、一方、前受金が537,346千円、未払法人税等が438,930千円、受注損失引当金が257,242千円減少したことによるものであります。
③ 純資産
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ1,740,163千円増加して9,569,559千円となりました。主な要因は、株式会社サンリオと資本業務提携契約を締結し、同社を割当先とする第三者割当による自己株式の処分を行ったことにより資本剰余金は1,278,896千円増加し、自己株式の処分及び株式給付信託(J-ESOP)における株式給付等により自己株式は417,596千円減少しました。また、親会社株主に帰属する中間純利益の計上及び配当金の支払等の結果、利益剰余金が45,302千円増加したことによるものであります。
(2)キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)は、前連結会計年度末と比べ926,630千円増加し、5,566,555千円となりました。
当中間連結会計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動による資金の増加は、454,830千円(前年同期は1,021,348千円の減少)となりました。これは主に、売上債権の減少額が1,325,950千円、税金等調整前中間純利益が296,007千円、減価償却費が182,816千円、一方、前受金の減少額が537,346千円、受注損失引当金の減少額が257,242千円等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動による資金の減少は、953,216千円(前年同期は351,641千円の減少)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出が800,000千円、映像マスター等の有形固定資産の取得による支出が146,024千円、コンテンツ資産等の無形固定資産の取得による支出が3,619千円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動による資金の増加は、1,410,224千円(前年同期は494,301千円の減少)となりました。これは主に、自己株式の売却による収入が1,625,925千円、一方、配当金の支払額が211,455千円等によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当中間連結会計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。

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