四半期報告書-第180期第1四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」)による厳しい状況が緩和され、企業収益は一部に弱さがみられるものの、総じてみれば改善しており、個人消費及び雇用情勢に持ち直しの動きがみられました。
このような状況の中で、当社グループは、運輸業をはじめとした総合生活産業として必要な人員を確保しつつ、お客様及び従業員への感染防止の措置を講じた上で事業を運営しております。また、事業環境の変化に敏感に対応し、感染症収束後の移動・観光需要の復調等を確実に捉えて、収益の回復及び将来的な事業拡大に向けた諸施策を推進してまいりました。
以上の結果、営業収益は597億5千6百万円(前年同期比15.1%増)となり、営業利益は32億3百万円(前年同期は営業損失14億4千4百万円)となりました。経常利益は、59億4千8百万円(前年同期は経常損失26億4千5百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は43億8千2百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失34億4千1百万円)となりました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
(運輸業)
感染症対策として、政府公表の基本的対処方針等を踏まえ、従業員のマスク着用、消毒、換気及びお客様が手を触れる箇所を中心とした鉄道・バス車両等への抗菌・抗ウイルス加工を継続して実施しております。
鉄道事業では、安全輸送確保の取り組みとして、スカイライナーをはじめとした有料特急の全列車への警備員の乗車を開始いたしました。また、高架橋の耐震補強工事及び西登戸駅の駅舎建替え工事等を進めました。
大規模工事については、葛飾区内の押上線連続立体化工事において、京成立石駅の仮駅舎新設工事を推進いたしました。
営業面では、イブニングライナー全列車でご利用いただける「イブニングPASS」を新たに発売するとともに、「モーニングPASS」をサービスアップし、列車指定制からモーニングライナー全列車でご利用いただけるよう変更いたしました。また、人気タレントが演じる「京成王子」をモチーフにした特別装飾のスカイライナーを運行し、オリジナルグッズのプレゼントキャンペーンを実施いたしました。このほか、千葉ロッテマリーンズの人気投手を起用したキャンペーンを展開いたしました。
バス事業では、感染症の影響による需要の減少等を踏まえ、高速バス路線において運休・減便を実施しておりますが、一部路線の運行を再開しております。一般乗合バス路線においては、市川駅南口~西船橋駅南口間で新規路線の運行を開始したほか、需要の変化に応じたダイヤ改正を実施いたしました。
タクシー事業では、京成タクシーホールディングス株式会社傘下のグループタクシー4社及び株式会社舞浜リゾートキャブにおいて、事前確定運賃サービスを開始し、利便性及びサービス向上に努めました。
以上の結果、営業収益は334億9千2百万円(前年同期比19.6%増)となり、営業利益は8億5千3百万円(前年同期は営業損失35億4千3百万円)となりました。
(事業別内訳)
(当社鉄道事業運輸成績表)
(流通業)
ストア業では、株式会社京成ストアにおいて、顧客ニーズに対応すべく、新たな決済手段としてバーコード決済をリブレ京成全店舗で導入いたしました。
その他流通業では、京成バラ園芸株式会社において、春バラのシーズンに早朝営業等様々な限定イベントを実施するとともに、バラ園初のアトラクションを導入し、集客に努めました。
以上の結果、営業収益は126億1千万円(前年同期比6.7%増)となり、営業利益は1億5百万円(前年同期比33.4%増)となりました。
(事業別内訳)
(不動産業)
不動産賃貸業では、千葉市中央区において高齢者施設の建設工事を推進したほか、葛飾区金町の賃貸施設を取得いたしました。
不動産販売業では、中高層住宅「パークホームズ千葉」の販売及び引き渡しを行いました。
以上の結果、営業収益は69億2千2百万円(前年同期比8.1%増)となり、営業利益は24億5千4百万円(前年同期比12.2%増)となりました。
(事業別内訳)
(注)京成不動産㈱について、当第1四半期連結会計期間の期首より内訳を不動産販売業から不動産賃貸業に変更しており、前第1四半期連結累計期間の数値を変更後の内訳に組み替えて比較しております。
(レジャー・サービス業)
レジャー・サービス業では、京成トラベルサービス株式会社において、感染症の状況を考慮した上で、京成線内を特別行路で運行する各種のイベント列車ツアー等、多様な旅行商品の企画・催行により、収益の確保に努めました。また、株式会社イウォレ京成において、フランチャイズ契約に基づき、「サブウェイ 成田空港第1ターミナル南ウイング店」及び「サブウェイ 京成千葉駅店」の営業を開始いたしました。
以上の結果、営業収益は24億8千6百万円(前年同期比48.3%増)となり、営業損失は4億3千6百万円(前年同期は営業損失4億9千7百万円、6千万円の改善)となりました。
(建設業)
建設業では、鉄道施設改良工事や当社グループ外から受注している各種工事を実施いたしました。
しかしながら、営業収益は57億5千8百万円(前年同期比5.0%減)となり、営業利益は1億5千3百万円(前年同期比57.5%減)となりました。
(その他の事業)
その他の事業の営業収益は21億7千7百万円(前年同期比42.6%増)となり、営業利益は9千4百万円(前年同期は営業損失2千万円)となりました。
(2) 財政状態の状況
資産合計は、前期末比32億5千9百万円(0.4%)増の9,036億6百万円となりました。これは、増収に伴い現金及び預金が増加したことによるものです。
負債合計は、前期末比157億7百万円(3.1%)増の5,283億4千9百万円となりました。これは、社債を発行したことによるものです。
純資産合計は、前期末比124億4千8百万円(3.2%)減の3,752億5千6百万円となりました。これは、自己株式を取得したことによるものです。
(3) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループでは新たに長期・中期経営計画を策定し、2022年7月29日に公表いたしました。また、これに併せて経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標を設定しております。
① 長期経営計画
当社グループでは、2022~2030年度の9年間を計画期間とする、長期経営計画「Dプラン」を推進しており、2030年度における当社グループの在るべき姿を、グループビジョンとして以下の通り定めております。グループビジョン実現に向けて設定した「グループ長期経営課題」に基づき、各重点施策を実行してまいります。
[グループビジョン]
京成グループの事業エリアのみなさまとの共創、及び、日本の玄関口、成田空港の機能強化への寄与を通じ、サステナブルな社会の実現に貢献する。
[グループ長期経営課題]
「安全・安心」を根幹の課題とした上で以下の通りとする。
■ 日々の暮らし
■ 観光振興
■ 空港輸送
■ ガバナンス
■ 人材
[重点施策]
◎ 安全・安心
・災害対策の強化
・お客様の安全を守る取り組みの強化
・テクノロジーの活用
1 日々の暮らし
・活力が持続するまちづくりの推進
・エコロジカルなまちづくりの推進
2 観光振興
・既存観光エリアの魅力向上
・新たな観光資源やルートの開発
3 空港輸送
・成田空港の更なる機能強化への対応
・更なる利便性の追求
4 ガバナンス
・環境・社会に関する情報開示の充実
・健全な財務体質の維持
・コーポレート・ガバナンスの強化
5 人材
・ダイバーシティの推進
・チャレンジする人材の育成
② 中期経営計画
長期経営計画「Dプラン」の第1段階となる中期経営計画「D1プラン」(2022~2024年度)は、「コロナ禍による低迷から成長軌道へと回帰するとともに、長期ビジョン実現に向けた経営推進体制を整備する」ことを中期経営目標として掲げております。各種施策を着実に推進することで、長期経営計画に掲げる長期グループビジョンの実現に向け体制を整え、再び成長軌道へと回帰することを目指しております。
③ 目標とする経営指標
中期経営計画「D1プラン」(2022~2024年度)の数値計画を以下の通り設定しております。
(注) EBITDA倍率=有利子負債残高÷(営業利益+減価償却費)
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
長期・中期経営計画を新たに策定したことに伴い、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題を以下の通り変更しております。
(優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題)
当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症の影響により、引き続き厳しい状況となっております。このような状況の中で、当社グループでは、更なる「発展」を期すとともに、事業を「力強く」また「革新的」に「日々」推進することを目指し、長期経営計画「Dプラン」及び中期経営計画「D1プラン」をスタートさせており、コロナ禍による低迷から成長軌道へと回帰するとともに、長期ビジョン実現に向けた経営推進体制を整備してまいります。
グループ長期経営課題として、基本的かつ永続的ニーズである安全・安心を根幹とした上で、ビジョン実現に向けた方向性となる①日々の暮らし、②観光振興、③空港輸送、また、基盤整備として④ガバナンス、⑤人材を掲げ、京成グループの事業エリアのみなさまとの共創、及び、日本の玄関口、成田空港の機能強化への寄与を通じ、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症(以下「感染症」)による厳しい状況が緩和され、企業収益は一部に弱さがみられるものの、総じてみれば改善しており、個人消費及び雇用情勢に持ち直しの動きがみられました。
このような状況の中で、当社グループは、運輸業をはじめとした総合生活産業として必要な人員を確保しつつ、お客様及び従業員への感染防止の措置を講じた上で事業を運営しております。また、事業環境の変化に敏感に対応し、感染症収束後の移動・観光需要の復調等を確実に捉えて、収益の回復及び将来的な事業拡大に向けた諸施策を推進してまいりました。
以上の結果、営業収益は597億5千6百万円(前年同期比15.1%増)となり、営業利益は32億3百万円(前年同期は営業損失14億4千4百万円)となりました。経常利益は、59億4千8百万円(前年同期は経常損失26億4千5百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は43億8千2百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失34億4千1百万円)となりました。
セグメント別の業績は、以下のとおりであります。
(運輸業)
感染症対策として、政府公表の基本的対処方針等を踏まえ、従業員のマスク着用、消毒、換気及びお客様が手を触れる箇所を中心とした鉄道・バス車両等への抗菌・抗ウイルス加工を継続して実施しております。
鉄道事業では、安全輸送確保の取り組みとして、スカイライナーをはじめとした有料特急の全列車への警備員の乗車を開始いたしました。また、高架橋の耐震補強工事及び西登戸駅の駅舎建替え工事等を進めました。
大規模工事については、葛飾区内の押上線連続立体化工事において、京成立石駅の仮駅舎新設工事を推進いたしました。
営業面では、イブニングライナー全列車でご利用いただける「イブニングPASS」を新たに発売するとともに、「モーニングPASS」をサービスアップし、列車指定制からモーニングライナー全列車でご利用いただけるよう変更いたしました。また、人気タレントが演じる「京成王子」をモチーフにした特別装飾のスカイライナーを運行し、オリジナルグッズのプレゼントキャンペーンを実施いたしました。このほか、千葉ロッテマリーンズの人気投手を起用したキャンペーンを展開いたしました。
バス事業では、感染症の影響による需要の減少等を踏まえ、高速バス路線において運休・減便を実施しておりますが、一部路線の運行を再開しております。一般乗合バス路線においては、市川駅南口~西船橋駅南口間で新規路線の運行を開始したほか、需要の変化に応じたダイヤ改正を実施いたしました。
タクシー事業では、京成タクシーホールディングス株式会社傘下のグループタクシー4社及び株式会社舞浜リゾートキャブにおいて、事前確定運賃サービスを開始し、利便性及びサービス向上に努めました。
以上の結果、営業収益は334億9千2百万円(前年同期比19.6%増)となり、営業利益は8億5千3百万円(前年同期は営業損失35億4千3百万円)となりました。
(事業別内訳)
| 単位:百万円、% | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 | |
| 鉄道事業 | 営 業 収 益 | 13,331 | 15,857 | 2,525 | 18.9 |
| 営 業 利 益 | △1,514 | 559 | 2,073 | ― | |
| バス事業 | 営 業 収 益 | 9,180 | 11,005 | 1,825 | 19.9 |
| 営 業 利 益 | △1,443 | 227 | 1,671 | ― | |
| タクシー事業 | 営 業 収 益 | 5,480 | 6,628 | 1,148 | 20.9 |
| 営 業 利 益 | △585 | 66 | 652 | ― | |
| 運輸業 | 営 業 収 益 | 27,992 | 33,492 | 5,499 | 19.6 |
| 営 業 利 益 | △3,543 | 853 | 4,397 | ― | |
(当社鉄道事業運輸成績表)
| 単位 | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率(%) | ||
| 営業日数 | 日 | 91 | 91 | ― | ― | |
| 営業キロ | キロ | 152.3 | 152.3 | ― | ― | |
| 客車走行キロ | 千キロ | 24,045 | 25,565 | 1,520 | 6.3 | |
| 旅客人員 | 定期 | 千人 | 35,937 | 37,659 | 1,722 | 4.8 |
| 定期外 | 〃 | 20,990 | 25,608 | 4,618 | 22.0 | |
| 計 | 〃 | 56,927 | 63,267 | 6,340 | 11.1 | |
| うち成田空港発着 | 〃 | 1,757 | 2,692 | 935 | 53.2 | |
| うち有料特急 | 〃 | 272 | 612 | 340 | 125.0 | |
| 旅客運輸収入 | 定期 | 百万円 | 4,332 | 4,482 | 149 | 3.5 |
| 定期外 | 〃 | 5,362 | 7,405 | 2,043 | 38.1 | |
| 計 | 〃 | 9,694 | 11,888 | 2,193 | 22.6 | |
| うち成田空港発着 | 〃 | 1,090 | 2,213 | 1,123 | 103.1 | |
| うち有料特急 | 〃 | 204 | 555 | 350 | 171.8 | |
| 運輸雑収 | 〃 | 529 | 529 | 0 | 0.1 | |
| 収入合計 | 〃 | 10,224 | 12,418 | 2,193 | 21.5 | |
| 一日平均収入 | 〃 | 112 | 136 | 24 | 21.5 | |
| 乗車効率 | % | 23.7 | 26.5 | 2.8pt | ― | |
| (注) 乗車効率は | 延人キロ | により、算出しております。 |
| 客車走行キロ×平均定員 |
(流通業)
ストア業では、株式会社京成ストアにおいて、顧客ニーズに対応すべく、新たな決済手段としてバーコード決済をリブレ京成全店舗で導入いたしました。
その他流通業では、京成バラ園芸株式会社において、春バラのシーズンに早朝営業等様々な限定イベントを実施するとともに、バラ園初のアトラクションを導入し、集客に努めました。
以上の結果、営業収益は126億1千万円(前年同期比6.7%増)となり、営業利益は1億5百万円(前年同期比33.4%増)となりました。
(事業別内訳)
| 単位:百万円、% | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 | |
| ストア業 | 営 業 収 益 | 7,912 | 8,413 | 500 | 6.3 |
| 営 業 利 益 | 47 | 10 | △ 37 | △77.9 | |
| 百貨店業 | 営 業 収 益 | 2,569 | 2,709 | 139 | 5.4 |
| 営 業 利 益 | △93 | △ 86 | 7 | ― | |
| その他流通業 | 営 業 収 益 | 1,341 | 1,487 | 146 | 10.9 |
| 営 業 利 益 | 124 | 180 | 56 | 45.3 | |
| 流通業 | 営 業 収 益 | 11,823 | 12,610 | 786 | 6.7 |
| 営 業 利 益 | 78 | 105 | 26 | 33.4 | |
(不動産業)
不動産賃貸業では、千葉市中央区において高齢者施設の建設工事を推進したほか、葛飾区金町の賃貸施設を取得いたしました。
不動産販売業では、中高層住宅「パークホームズ千葉」の販売及び引き渡しを行いました。
以上の結果、営業収益は69億2千2百万円(前年同期比8.1%増)となり、営業利益は24億5千4百万円(前年同期比12.2%増)となりました。
(事業別内訳)
| 単位:百万円、% | 前第1四半期 連結累計期間 | 当第1四半期 連結累計期間 | 増減 | 増減率 | |
| 不動産賃貸業 | 営 業 収 益 | 4,890 | 4,987 | 97 | 2.0 |
| 営 業 利 益 | 2,125 | 2,337 | 212 | 10.0 | |
| 不動産販売業 | 営 業 収 益 | 438 | 744 | 305 | 69.6 |
| 営 業 利 益 | 7 | 60 | 53 | 663.1 | |
| 不動産管理業 | 営 業 収 益 | 1,077 | 1,190 | 113 | 10.5 |
| 営 業 利 益 | 55 | 56 | 1 | 2.0 | |
| 不動産業 | 営 業 収 益 | 6,406 | 6,922 | 516 | 8.1 |
| 営 業 利 益 | 2,188 | 2,454 | 266 | 12.2 | |
(注)京成不動産㈱について、当第1四半期連結会計期間の期首より内訳を不動産販売業から不動産賃貸業に変更しており、前第1四半期連結累計期間の数値を変更後の内訳に組み替えて比較しております。
(レジャー・サービス業)
レジャー・サービス業では、京成トラベルサービス株式会社において、感染症の状況を考慮した上で、京成線内を特別行路で運行する各種のイベント列車ツアー等、多様な旅行商品の企画・催行により、収益の確保に努めました。また、株式会社イウォレ京成において、フランチャイズ契約に基づき、「サブウェイ 成田空港第1ターミナル南ウイング店」及び「サブウェイ 京成千葉駅店」の営業を開始いたしました。
以上の結果、営業収益は24億8千6百万円(前年同期比48.3%増)となり、営業損失は4億3千6百万円(前年同期は営業損失4億9千7百万円、6千万円の改善)となりました。
(建設業)
建設業では、鉄道施設改良工事や当社グループ外から受注している各種工事を実施いたしました。
しかしながら、営業収益は57億5千8百万円(前年同期比5.0%減)となり、営業利益は1億5千3百万円(前年同期比57.5%減)となりました。
(その他の事業)
その他の事業の営業収益は21億7千7百万円(前年同期比42.6%増)となり、営業利益は9千4百万円(前年同期は営業損失2千万円)となりました。
(2) 財政状態の状況
資産合計は、前期末比32億5千9百万円(0.4%)増の9,036億6百万円となりました。これは、増収に伴い現金及び預金が増加したことによるものです。
負債合計は、前期末比157億7百万円(3.1%)増の5,283億4千9百万円となりました。これは、社債を発行したことによるものです。
純資産合計は、前期末比124億4千8百万円(3.2%)減の3,752億5千6百万円となりました。これは、自己株式を取得したことによるものです。
(3) 経営方針・経営戦略等及び経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標等
当社グループでは新たに長期・中期経営計画を策定し、2022年7月29日に公表いたしました。また、これに併せて経営上の目標の達成状況を判断するための客観的な指標を設定しております。
① 長期経営計画
当社グループでは、2022~2030年度の9年間を計画期間とする、長期経営計画「Dプラン」を推進しており、2030年度における当社グループの在るべき姿を、グループビジョンとして以下の通り定めております。グループビジョン実現に向けて設定した「グループ長期経営課題」に基づき、各重点施策を実行してまいります。
[グループビジョン]
京成グループの事業エリアのみなさまとの共創、及び、日本の玄関口、成田空港の機能強化への寄与を通じ、サステナブルな社会の実現に貢献する。
[グループ長期経営課題]
「安全・安心」を根幹の課題とした上で以下の通りとする。
■ 日々の暮らし
■ 観光振興
■ 空港輸送
■ ガバナンス
■ 人材
[重点施策]
◎ 安全・安心
・災害対策の強化
・お客様の安全を守る取り組みの強化
・テクノロジーの活用
1 日々の暮らし
・活力が持続するまちづくりの推進
・エコロジカルなまちづくりの推進
2 観光振興
・既存観光エリアの魅力向上
・新たな観光資源やルートの開発
3 空港輸送
・成田空港の更なる機能強化への対応
・更なる利便性の追求
4 ガバナンス
・環境・社会に関する情報開示の充実
・健全な財務体質の維持
・コーポレート・ガバナンスの強化
5 人材
・ダイバーシティの推進
・チャレンジする人材の育成
② 中期経営計画
長期経営計画「Dプラン」の第1段階となる中期経営計画「D1プラン」(2022~2024年度)は、「コロナ禍による低迷から成長軌道へと回帰するとともに、長期ビジョン実現に向けた経営推進体制を整備する」ことを中期経営目標として掲げております。各種施策を着実に推進することで、長期経営計画に掲げる長期グループビジョンの実現に向け体制を整え、再び成長軌道へと回帰することを目指しております。
③ 目標とする経営指標
中期経営計画「D1プラン」(2022~2024年度)の数値計画を以下の通り設定しております。
| 中期経営計画「D1プラン」 2024年度計画 | |
| 営業収益 | 3,390億円 |
| 営業利益 | 376億円 |
| 営業利益率 | 11.1% |
| EBITDA倍率 | 5.4倍 |
(注) EBITDA倍率=有利子負債残高÷(営業利益+減価償却費)
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
長期・中期経営計画を新たに策定したことに伴い、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題を以下の通り変更しております。
(優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題)
当社グループを取り巻く事業環境は、新型コロナウイルス感染症の影響により、引き続き厳しい状況となっております。このような状況の中で、当社グループでは、更なる「発展」を期すとともに、事業を「力強く」また「革新的」に「日々」推進することを目指し、長期経営計画「Dプラン」及び中期経営計画「D1プラン」をスタートさせており、コロナ禍による低迷から成長軌道へと回帰するとともに、長期ビジョン実現に向けた経営推進体制を整備してまいります。
グループ長期経営課題として、基本的かつ永続的ニーズである安全・安心を根幹とした上で、ビジョン実現に向けた方向性となる①日々の暮らし、②観光振興、③空港輸送、また、基盤整備として④ガバナンス、⑤人材を掲げ、京成グループの事業エリアのみなさまとの共創、及び、日本の玄関口、成田空港の機能強化への寄与を通じ、サステナブルな社会の実現に貢献してまいります。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。