四半期報告書-第42期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、報告セグメントをデジタルエンタテインメント事業、アミューズメント事業、出版事業、及びライツ・プロパティ等事業と定め、各々のセグメントにおいて、事業基盤の強化と収益力の向上に努めております。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は273,627百万円(前年同期比7.9%増)、営業利益は50,138百万円(前年同期比22.2%増)、経常利益は54,441百万円(前年同期比40.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は39,844百万円(前年同期比116.9%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間の報告セグメント別の状況は次のとおりであります。
①デジタルエンタテインメント事業
ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売及び運営を行っております。デジタルエンタテインメント・コンテンツは、顧客のライフスタイルにあわせて、家庭用ゲーム機 (携帯ゲーム機含む)、PC、スマートデバイス等、多様な利用環境に対応しています。
当第3四半期連結累計期間は、HD(High-Definition:ハイディフィニション)ゲームにおいて、「OUTRIDERS」、「NieR Replicant ver.1.22474487139...」、「Marvel’s Guardians of the Galaxy」等の発売があったものの、前年に「FINAL FANTASY VII REMAKE」、「Marvel's Avengers(アベンジャーズ)」等の発売があったことから、前年同期比で減収となりました。
MMO(多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム)においては、「ファイナルファンタジーXIV」の月額課金会員数が大幅に増加したことに加え、拡張パッケージの発売により、前年同期比で増収となりました。
スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、既存タイトルが弱含んだものの、収益認識に関する会計基準の適用によって収益の表示方法の変更があったことから、前年同期比で増収となりました。
当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は211,662百万円(前年同期比4.0%増)となり、営業利益は49,425百万円(前年同期比17.1%増)となりました。
②アミューズメント事業
アミューズメント施設の運営、並びにアミューズメント施設向けの業務用ゲーム機器・関連商製品の企画、開発及び販売を行っております。
当第3四半期連結累計期間は、前年同期において、政府の緊急事態宣言発出を受け、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、国内の店舗を臨時休業とした影響が大きかったことから、前年同期比で増収、黒字転換となりました。
当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は33,155百万円(前年同期比36.4%増)となり、営業利益は1,337百万円(前年同期は営業損失1,116百万円)となりました。
③出版事業
コミック雑誌、コミック単行本、ゲーム関連書籍等の出版、許諾等を行っております。
当第3四半期連結累計期間は、電子書籍等のデジタル媒体での販売が増加いたしました。また、紙媒体での販売も堅調に推移し、前年同期比で増収増益となりました。
当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は21,065百万円(前年同期比4.6%増)となり、営業利益は8,906百万円(前年同期比0.4%増)となりました。
④ライツ・プロパティ等事業
主として当社グループのコンテンツに関する二次的著作物の企画・制作・販売及びライセンス許諾を行っております。
当第3四半期連結累計期間は、自社コンテンツの新規キャラクターグッズの販売等が好調に推移したことから、前年同期比で増収増益となりました。
当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は10,465百万円(前年同期比49.4%増)となり、営業利益は3,169百万円(前年同期比69.8%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間の財政状態の概要は次のとおりであります。
①資産
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は308,590百万円となり、前連結会計年度末に比べ24,968百万円増加しました。これは主にコンテンツ制作勘定が14,983百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が8,242百万円増加したことによるものであります。固定資産は55,415百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,893百万円増加しました。
この結果、総資産は、364,006百万円となり、前連結会計年度末に比べ27,861百万円増加しました。
②負債
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は78,156百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,188百万円減少しました。これは主に流動負債その他が5,911百万円、支払手形及び買掛金が1,314百万円増加したこと、未払法人税等が9,680百万円減少したことによるものであります。固定負債は11,421百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,099百万円減少しました。
この結果、負債合計は、89,578百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,287百万円減少しました。
③純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は274,427百万円となり、前連結会計年度末に比べ31,148百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益39,844百万円、剰余金の配当9,315百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は75.1%(前連結会計年度末は72.1%)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「第2 3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3,586百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当社グループは、報告セグメントをデジタルエンタテインメント事業、アミューズメント事業、出版事業、及びライツ・プロパティ等事業と定め、各々のセグメントにおいて、事業基盤の強化と収益力の向上に努めております。
当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高は273,627百万円(前年同期比7.9%増)、営業利益は50,138百万円(前年同期比22.2%増)、経常利益は54,441百万円(前年同期比40.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は39,844百万円(前年同期比116.9%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間の報告セグメント別の状況は次のとおりであります。
①デジタルエンタテインメント事業
ゲームを中心とするデジタルエンタテインメント・コンテンツの企画、開発、販売及び運営を行っております。デジタルエンタテインメント・コンテンツは、顧客のライフスタイルにあわせて、家庭用ゲーム機 (携帯ゲーム機含む)、PC、スマートデバイス等、多様な利用環境に対応しています。
当第3四半期連結累計期間は、HD(High-Definition:ハイディフィニション)ゲームにおいて、「OUTRIDERS」、「NieR Replicant ver.1.22474487139...」、「Marvel’s Guardians of the Galaxy」等の発売があったものの、前年に「FINAL FANTASY VII REMAKE」、「Marvel's Avengers(アベンジャーズ)」等の発売があったことから、前年同期比で減収となりました。
MMO(多人数参加型オンラインロールプレイングゲーム)においては、「ファイナルファンタジーXIV」の月額課金会員数が大幅に増加したことに加え、拡張パッケージの発売により、前年同期比で増収となりました。
スマートデバイス・PCブラウザ等をプラットフォームとしたコンテンツにおいては、既存タイトルが弱含んだものの、収益認識に関する会計基準の適用によって収益の表示方法の変更があったことから、前年同期比で増収となりました。
当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は211,662百万円(前年同期比4.0%増)となり、営業利益は49,425百万円(前年同期比17.1%増)となりました。
②アミューズメント事業
アミューズメント施設の運営、並びにアミューズメント施設向けの業務用ゲーム機器・関連商製品の企画、開発及び販売を行っております。
当第3四半期連結累計期間は、前年同期において、政府の緊急事態宣言発出を受け、新型コロナウイルス感染症の拡大防止対策として、国内の店舗を臨時休業とした影響が大きかったことから、前年同期比で増収、黒字転換となりました。
当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は33,155百万円(前年同期比36.4%増)となり、営業利益は1,337百万円(前年同期は営業損失1,116百万円)となりました。
③出版事業
コミック雑誌、コミック単行本、ゲーム関連書籍等の出版、許諾等を行っております。
当第3四半期連結累計期間は、電子書籍等のデジタル媒体での販売が増加いたしました。また、紙媒体での販売も堅調に推移し、前年同期比で増収増益となりました。
当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は21,065百万円(前年同期比4.6%増)となり、営業利益は8,906百万円(前年同期比0.4%増)となりました。
④ライツ・プロパティ等事業
主として当社グループのコンテンツに関する二次的著作物の企画・制作・販売及びライセンス許諾を行っております。
当第3四半期連結累計期間は、自社コンテンツの新規キャラクターグッズの販売等が好調に推移したことから、前年同期比で増収増益となりました。
当事業における当第3四半期連結累計期間の売上高は10,465百万円(前年同期比49.4%増)となり、営業利益は3,169百万円(前年同期比69.8%増)となりました。
当第3四半期連結会計期間の財政状態の概要は次のとおりであります。
①資産
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は308,590百万円となり、前連結会計年度末に比べ24,968百万円増加しました。これは主にコンテンツ制作勘定が14,983百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が8,242百万円増加したことによるものであります。固定資産は55,415百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,893百万円増加しました。
この結果、総資産は、364,006百万円となり、前連結会計年度末に比べ27,861百万円増加しました。
②負債
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は78,156百万円となり、前連結会計年度末に比べ2,188百万円減少しました。これは主に流動負債その他が5,911百万円、支払手形及び買掛金が1,314百万円増加したこと、未払法人税等が9,680百万円減少したことによるものであります。固定負債は11,421百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,099百万円減少しました。
この結果、負債合計は、89,578百万円となり、前連結会計年度末に比べ3,287百万円減少しました。
③純資産
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は274,427百万円となり、前連結会計年度末に比べ31,148百万円増加しました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益39,844百万円、剰余金の配当9,315百万円によるものであります。
この結果、自己資本比率は75.1%(前連結会計年度末は72.1%)となりました。
(2)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「第2 3.経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の「③重要な会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定」について重要な変更はありません。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、3,586百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。