四半期報告書-第31期第2四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)
(1) 経営成績の状況
当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は22,215百万円(前年同期比16.7%増)、営業利益は3,336百万円(同27.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,130百万円(同4.2%増)となりました。
① ITコンサルティング&サービス事業
フューチャーアーキテクト株式会社(フューチャー株式会社のテクノロジー部門を含む)は、ITを単にコスト削減のための手段と考えるのではなく、ビッグデータやAIを活用して経営や業務に変革をもたらすための戦略的投資と考える成長企業群から、次世代システム構築のプロジェクトを継続的に受注したことにより、前年同期比で売上高が増加しました。具体的にはアパレルや流通業における顧客・商品・在庫情報を一元管理するオムニチャネル基盤の構築や、新聞社における次世代のコンテンツ・マネジメントシステムの提供、輸送サービスにおけるAIを始めとしたテクノロジーを活用した情報武装や業務効率化の実現などのプロジェクトを実施しました。また、品質管理の強化や機動的な人材配置等により人員の稼働率が上昇し、営業利益も前年同期比で増加しました。
フューチャーインスペース株式会社は、昨年に引き続きフューチャーアーキテクト株式会社が構築したプロジェクトの保守・運用案件や新規の開発案件が拡大したことにより、前年同期比で売上高・営業利益とも増加しました。
FutureOne株式会社は、中堅上位企業へのオリジナルの販売管理パッケージソフト「InfiniOne」を中心に売上が増加し、稼働率も上昇したことから営業利益が前年同期比で2倍以上に増加しました。
株式会社ワイ・ディ・シーは、前年同期において品質情報解析ソフトウェア「YDC SONAR」に関する大型案件があったことから、当第2四半期累計期間は、売上高・営業利益が減少しました。
この結果、本セグメントの売上高は18,544百万円(前年同期比19.0%増)、営業利益は3,308百万円(同25.1%増)となり、売上高、営業利益とも大きく増加しました。セグメント利益率も前年同期の17.0%から、17.8%に改善しました。
② ビジネスイノベーション事業
株式会社eSPORTSは、自社ブランドのアウトドア・ワゴン等のアウトドア用品やフィットネス関連の仕入商品の販売が好調であったことから、売上高は前年同期比を上回りました。営業損益は、戦略的な仕入れにより粗利率が改善したため、前年同期比で改善し、当第2四半期累計期間は黒字となりました。
コードキャンプ株式会社は、個人向けのオンライン・プログラミング講座の受注高が毎月順調に増加していることにより、売上高と営業利益は前年同期比で増加しました。
ライブリッツ株式会社は、新規のプロ野球球団の顧客を獲得したことや別のプロ野球球団や株式会社eSPORTSのECサイトを構築したことにより、前年同期比で売上高や営業利益が増加しました。
東京カレンダー株式会社は、引き続き、都会のライフスタイルに関心の高い30代から40代のユーザーの支持を集め、ウェブやスマホアプリのページビューや動画閲覧数及び雑誌の販売数が好調に推移し、「東カレデート」等のサービスの売上高が増加しましたが、雑誌やネットの広告収入が予定を下回りました。これにより、売上高は前年同期比で増加したものの、営業赤字は前年同期より拡大しました。
この結果、本セグメントの売上高は3,714百万円(前年同期比5.7%増)、営業損失は89百万円(前年同期は122百万円の損失)となり、営業損益は前年同期に比べ改善しました。
注)上記のセグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高または振替高を調整前の金額で記載しております。
(2) 資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は38,956百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,715百万円増加しました。その主な要因は、現金及び預金(前連結会計年度末比+285百万円)、受取手形及び売掛金(同+413百万円)、有形固定資産(同+482百万円)並びに投資有価証券(同+607百万円)が増加したこと等によるものであります。
また、負債は8,943百万円となり、前連結会計年度末に比べ188百万円減少しました。その主な要因は、1年内返済予定長期借入金(前連結会計年度末比△151百万円)、長期借入金(同△216百万円)及び未払法人税等(同△553百万円)等が減少した一方で、繰延税金負債(同+238百万円)及びその他流動負債(同+400百万円)等が増加したことによるものであります。
なお、純資産は30,012百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,904百万円増加しました。その主な要因は、利益剰余金(前連結会計年度末比+1,370百万円)やその他有価証券評価差額金(同+401百万円)が増加したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物は14,269百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,491百万円増加しました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益3,265百万円や減価償却費455百万円の計上があった一方で、売上債権の増加による支出413百万円及び法人税等の支払額1,527百万円があったこと等により、2,247百万円の収入(前年同期は4,431百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出425百万円や無形固定資産の取得による支出272百万円等があったことにより、613百万円の支出(前年同期は526百万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出368百万円及び配当金の支払756百万円等により、1,266百万円の支出(前年同期は599百万円の支出)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は223百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上高は22,215百万円(前年同期比16.7%増)、営業利益は3,336百万円(同27.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は2,130百万円(同4.2%増)となりました。
① ITコンサルティング&サービス事業
フューチャーアーキテクト株式会社(フューチャー株式会社のテクノロジー部門を含む)は、ITを単にコスト削減のための手段と考えるのではなく、ビッグデータやAIを活用して経営や業務に変革をもたらすための戦略的投資と考える成長企業群から、次世代システム構築のプロジェクトを継続的に受注したことにより、前年同期比で売上高が増加しました。具体的にはアパレルや流通業における顧客・商品・在庫情報を一元管理するオムニチャネル基盤の構築や、新聞社における次世代のコンテンツ・マネジメントシステムの提供、輸送サービスにおけるAIを始めとしたテクノロジーを活用した情報武装や業務効率化の実現などのプロジェクトを実施しました。また、品質管理の強化や機動的な人材配置等により人員の稼働率が上昇し、営業利益も前年同期比で増加しました。
フューチャーインスペース株式会社は、昨年に引き続きフューチャーアーキテクト株式会社が構築したプロジェクトの保守・運用案件や新規の開発案件が拡大したことにより、前年同期比で売上高・営業利益とも増加しました。
FutureOne株式会社は、中堅上位企業へのオリジナルの販売管理パッケージソフト「InfiniOne」を中心に売上が増加し、稼働率も上昇したことから営業利益が前年同期比で2倍以上に増加しました。
株式会社ワイ・ディ・シーは、前年同期において品質情報解析ソフトウェア「YDC SONAR」に関する大型案件があったことから、当第2四半期累計期間は、売上高・営業利益が減少しました。
この結果、本セグメントの売上高は18,544百万円(前年同期比19.0%増)、営業利益は3,308百万円(同25.1%増)となり、売上高、営業利益とも大きく増加しました。セグメント利益率も前年同期の17.0%から、17.8%に改善しました。
② ビジネスイノベーション事業
株式会社eSPORTSは、自社ブランドのアウトドア・ワゴン等のアウトドア用品やフィットネス関連の仕入商品の販売が好調であったことから、売上高は前年同期比を上回りました。営業損益は、戦略的な仕入れにより粗利率が改善したため、前年同期比で改善し、当第2四半期累計期間は黒字となりました。
コードキャンプ株式会社は、個人向けのオンライン・プログラミング講座の受注高が毎月順調に増加していることにより、売上高と営業利益は前年同期比で増加しました。
ライブリッツ株式会社は、新規のプロ野球球団の顧客を獲得したことや別のプロ野球球団や株式会社eSPORTSのECサイトを構築したことにより、前年同期比で売上高や営業利益が増加しました。
東京カレンダー株式会社は、引き続き、都会のライフスタイルに関心の高い30代から40代のユーザーの支持を集め、ウェブやスマホアプリのページビューや動画閲覧数及び雑誌の販売数が好調に推移し、「東カレデート」等のサービスの売上高が増加しましたが、雑誌やネットの広告収入が予定を下回りました。これにより、売上高は前年同期比で増加したものの、営業赤字は前年同期より拡大しました。
この結果、本セグメントの売上高は3,714百万円(前年同期比5.7%増)、営業損失は89百万円(前年同期は122百万円の損失)となり、営業損益は前年同期に比べ改善しました。
注)上記のセグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高または振替高を調整前の金額で記載しております。
(2) 資産、負債及び純資産の状況
当第2四半期連結会計期間末の総資産は38,956百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,715百万円増加しました。その主な要因は、現金及び預金(前連結会計年度末比+285百万円)、受取手形及び売掛金(同+413百万円)、有形固定資産(同+482百万円)並びに投資有価証券(同+607百万円)が増加したこと等によるものであります。
また、負債は8,943百万円となり、前連結会計年度末に比べ188百万円減少しました。その主な要因は、1年内返済予定長期借入金(前連結会計年度末比△151百万円)、長期借入金(同△216百万円)及び未払法人税等(同△553百万円)等が減少した一方で、繰延税金負債(同+238百万円)及びその他流動負債(同+400百万円)等が増加したことによるものであります。
なお、純資産は30,012百万円となり、前連結会計年度末に比べて1,904百万円増加しました。その主な要因は、利益剰余金(前連結会計年度末比+1,370百万円)やその他有価証券評価差額金(同+401百万円)が増加したこと等によるものであります。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末の現金及び現金同等物は14,269百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,491百万円増加しました。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税金等調整前四半期純利益3,265百万円や減価償却費455百万円の計上があった一方で、売上債権の増加による支出413百万円及び法人税等の支払額1,527百万円があったこと等により、2,247百万円の収入(前年同期は4,431百万円の収入)となりました。
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出425百万円や無形固定資産の取得による支出272百万円等があったことにより、613百万円の支出(前年同期は526百万円の支出)となりました。
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済による支出368百万円及び配当金の支払756百万円等により、1,266百万円の支出(前年同期は599百万円の支出)となりました。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費は223百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。