四半期報告書-第33期第3四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
(1) 経営成績の状況
当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は35,789百万円(前年同期比10.4%増)、営業利益は6,544百万円(同66.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,651百万円(同64.2%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間における経済環境をみると、企業が業務改革や新たなデジタルサービスの開発といった経営変革に取り組む動きが継続したほか、新型コロナウイルス感染症対策により、サプライチェーンの見直しやリモートワークへの対応といった、企業のDXに対する課題認識も広がりを見せ、あらゆる業種や領域において、IT・デジタル化の取り組みが加速してきました。
また、個人のライフスタイルにおいても、ECサイト経由での購買、動画やオンラインを活用した娯楽やスポーツ観戦、ネットサービス上での教育・自己啓発など、ITの利用が浸透するとともに、キャンプ等の屋外レジャーが引き続き人気を集めました。
このような状況下、当社グループの当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は前年同期比で10.4%増、営業利益は同66.3%増となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、同64.2%増となりました。
各セグメントの業績については以下のとおりです。
① ITコンサルティング&サービス事業
フューチャーアーキテクト株式会社(フューチャー株式会社のテクノロジー部門を含む)は、多種多様なお客様からのDX案件の受注が堅調に推移しました。地域金融機関向け次世代バンキングシステム導入プロジェクトや、卸売業の基幹システム刷新案件を獲得するとともに、AI・IoT技術を伴う中期的なお客様の成長を支えるプロジェクトが順調に進行したことにより、前年同期比で売上高は増加しました。また、品質管理及び収益管理の徹底により、営業利益は前年同期比で大幅な増益を実現しました。
フューチャーインスペース株式会社は、前年同期比で売上高は微増となりましたが、経費の削減により、営業利益は増加となりました。
FutureOne株式会社は、オリジナルの販売管理パッケージソフトのSI案件での計画の見直し及びリカバリーを進めました。この結果、前年同期比で売上高は減少となりましたが、営業利益は増加となりました。
株式会社ワイ・ディ・シーは、物流分野において、フューチャーアーキテクト株式会社との連携による顧客層の拡大に努めるも、独自のSI案件の減少により、前年同期比で売上高は微減、営業利益は微増となりました。
株式会社ディアイティは、サイバー攻撃の増大に伴う、脆弱性診断、コンピュータフォレンジック、インシデント対応などのサイバーセキュリティ関連の受注が引き続き好調に推移したほか、ICT環境整備のためのネットワーク構築関連の受注が引き続き好調であり、前年同期比で売上高・営業利益ともに大幅に増加しました。
この結果、本セグメントの売上高は28,827百万円(前年同期比10.9%増)、営業利益は6,229百万円(同70.2%増)となり、前年同期比で売上高は増加し、営業利益は大幅に増加しました。
② ビジネスイノベーション事業
株式会社eSPORTSは、新たなライフスタイルとしてのキャンプ、フィッシング等のアウトドア需要が好調であったことから、前年同期比で売上高は増加しました。一方、システムへの積極的な投資により、営業利益は減少となりました。
コードキャンプ株式会社は、法人からの新規受注の増加により、前年同期比で売上高は増加しましたが、採用、研究開発を優先した結果、営業利益は減少となりました。
東京カレンダー株式会社は、「東カレデート」等のネットサービス収入が安定的に推移し、雑誌販売、広告売上が伸長したことに加え、継続的なコストコントロールにより、前年同期比で売上高・営業利益ともに増加となりました。
ライブリッツ株式会社は、スポーツチームに特化した運営支援サービスである「FastBiz」が伸長するも、既存顧客からの受注が減少したことにより、前年同期比で売上高・営業利益ともに減少となりました。
この結果、本セグメントの売上高は7,067百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は322百万円(同7.7%減)となり、売上高は増加しましたが、営業利益は減少しました。
(注)上記のセグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高または振替高を調整前の金額で記載しております。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は55,275百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,452百万円増加しました。主な要因は、現金及び預金(前連結会計年度末比+3,477百万円)、保有株式の市場価格の上昇により投資有価証券(同+2,200百万円)等が増加したことによるものです。
負債は13,142百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,547百万円増加しました。主な要因は、未払法人税等(前連結会計年度末比+801百万円)、賞与引当金(同+715百万円)等が増加したことによるものです。
純資産は42,133百万円となり、前連結会計年度末に比べて3,904百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金(前連結会計年度末比+2,430百万円)、その他有価証券評価差額金(同+1,529百万円)等が増加したことによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は436百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上高は35,789百万円(前年同期比10.4%増)、営業利益は6,544百万円(同66.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は4,651百万円(同64.2%増)となりました。
当第3四半期連結累計期間における経済環境をみると、企業が業務改革や新たなデジタルサービスの開発といった経営変革に取り組む動きが継続したほか、新型コロナウイルス感染症対策により、サプライチェーンの見直しやリモートワークへの対応といった、企業のDXに対する課題認識も広がりを見せ、あらゆる業種や領域において、IT・デジタル化の取り組みが加速してきました。
また、個人のライフスタイルにおいても、ECサイト経由での購買、動画やオンラインを活用した娯楽やスポーツ観戦、ネットサービス上での教育・自己啓発など、ITの利用が浸透するとともに、キャンプ等の屋外レジャーが引き続き人気を集めました。
このような状況下、当社グループの当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高は前年同期比で10.4%増、営業利益は同66.3%増となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は、同64.2%増となりました。
各セグメントの業績については以下のとおりです。
① ITコンサルティング&サービス事業
フューチャーアーキテクト株式会社(フューチャー株式会社のテクノロジー部門を含む)は、多種多様なお客様からのDX案件の受注が堅調に推移しました。地域金融機関向け次世代バンキングシステム導入プロジェクトや、卸売業の基幹システム刷新案件を獲得するとともに、AI・IoT技術を伴う中期的なお客様の成長を支えるプロジェクトが順調に進行したことにより、前年同期比で売上高は増加しました。また、品質管理及び収益管理の徹底により、営業利益は前年同期比で大幅な増益を実現しました。
フューチャーインスペース株式会社は、前年同期比で売上高は微増となりましたが、経費の削減により、営業利益は増加となりました。
FutureOne株式会社は、オリジナルの販売管理パッケージソフトのSI案件での計画の見直し及びリカバリーを進めました。この結果、前年同期比で売上高は減少となりましたが、営業利益は増加となりました。
株式会社ワイ・ディ・シーは、物流分野において、フューチャーアーキテクト株式会社との連携による顧客層の拡大に努めるも、独自のSI案件の減少により、前年同期比で売上高は微減、営業利益は微増となりました。
株式会社ディアイティは、サイバー攻撃の増大に伴う、脆弱性診断、コンピュータフォレンジック、インシデント対応などのサイバーセキュリティ関連の受注が引き続き好調に推移したほか、ICT環境整備のためのネットワーク構築関連の受注が引き続き好調であり、前年同期比で売上高・営業利益ともに大幅に増加しました。
この結果、本セグメントの売上高は28,827百万円(前年同期比10.9%増)、営業利益は6,229百万円(同70.2%増)となり、前年同期比で売上高は増加し、営業利益は大幅に増加しました。
② ビジネスイノベーション事業
株式会社eSPORTSは、新たなライフスタイルとしてのキャンプ、フィッシング等のアウトドア需要が好調であったことから、前年同期比で売上高は増加しました。一方、システムへの積極的な投資により、営業利益は減少となりました。
コードキャンプ株式会社は、法人からの新規受注の増加により、前年同期比で売上高は増加しましたが、採用、研究開発を優先した結果、営業利益は減少となりました。
東京カレンダー株式会社は、「東カレデート」等のネットサービス収入が安定的に推移し、雑誌販売、広告売上が伸長したことに加え、継続的なコストコントロールにより、前年同期比で売上高・営業利益ともに増加となりました。
ライブリッツ株式会社は、スポーツチームに特化した運営支援サービスである「FastBiz」が伸長するも、既存顧客からの受注が減少したことにより、前年同期比で売上高・営業利益ともに減少となりました。
この結果、本セグメントの売上高は7,067百万円(前年同期比9.1%増)、営業利益は322百万円(同7.7%減)となり、売上高は増加しましたが、営業利益は減少しました。
(注)上記のセグメントの業績数値は、セグメント間の内部売上高または振替高を調整前の金額で記載しております。
(2) 財政状態の状況
当第3四半期連結会計期間末の総資産は55,275百万円となり、前連結会計年度末に比べ5,452百万円増加しました。主な要因は、現金及び預金(前連結会計年度末比+3,477百万円)、保有株式の市場価格の上昇により投資有価証券(同+2,200百万円)等が増加したことによるものです。
負債は13,142百万円となり、前連結会計年度末に比べ1,547百万円増加しました。主な要因は、未払法人税等(前連結会計年度末比+801百万円)、賞与引当金(同+715百万円)等が増加したことによるものです。
純資産は42,133百万円となり、前連結会計年度末に比べて3,904百万円増加しました。主な要因は、利益剰余金(前連結会計年度末比+2,430百万円)、その他有価証券評価差額金(同+1,529百万円)等が増加したことによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費は436百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。