四半期報告書-第57期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大があったものの、持ち直しの動きが続きました。一方で世界的な金融引締めが続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっております。また、供給面での制約、金融資本市場の変動等を十分注意する必要があります。
当社グループの属する情報サービス分野においては、新型コロナウイルス感染症の影響により、企業のテレワーク環境の整備などのワークスタイルの変革や、生産性の向上、競争力強化のためのDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが加速しており、社会全体としてもデジタル化への更なる転換が求められております。一方で、物価上昇による家計や企業への影響や供給面での制約等が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状態が続くと想定され、引き続き国内外の動向を注視する必要があります。
このような状況の下、当社グループでは、新型コロナウイルス感染予防ガイドラインに沿った対策を講じ、従業員の在宅勤務や時差出勤等を推進しつつ、継続案件や新規案件の受注確保、低採算案件の収益性の改善、人材育成及び採用活動への投資などに注力してまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は4,568,722千円(前年同期比15.0%増)、営業利益は264,703千円(前年同期比4,551.6%増)、経常利益は268,921千円(前年同期比1,368.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は162,162千円(前年同期は5,917千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① システム開発事業
システム開発事業につきましては、既存顧客のシステムリプレースに伴う案件受注が集中したことに加え、ローコード開発ツールを活用した開発業務も順調に推移したことにより、売上、利益共に伸長しました。また、子会社の業績も堅調に推移しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2,538,837千円(前年同期比26.2%増)、営業利益は176,785千円(前年同期は16,863千円の営業損失)となりました。
② アウトソーシング事業
アウトソーシング事業につきましては、新規案件の獲得や主要顧客からのコンタクトセンターサービスなどの受注が堅調に推移いたしました。また、子会社においては新型コロナウイルスにかかる医療保険の請求等が増加したことにより、売上、利益共に順調に推移しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2,029,885千円(前年同期比3.5%増)、営業利益は87,917千円(前年同期比289.8%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金の増加等により前期末比167,966千円増の5,608,098千円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の発生による利益剰余金の増加等により前期末比104,827千円増の3,983,558千円となり、自己資本比率は71.0%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前期末比264,787千円増の2,695,009千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は363,637千円(前年同期は166,998千円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益が268,921千円、売上債権及び契約資産の増減額96,980千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は45,936千円(前年同期は23,349千円の使用)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出10,000千円、有形固定資産の取得による支出10,886千円、ソフトウエアの取得による支出7,912千円、敷金及び保証金の差入による支出4,740千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は52,913千円(前年同期は47,122千円の使用)となりました。これは主に配当金の支払額51,109千円によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大があったものの、持ち直しの動きが続きました。一方で世界的な金融引締めが続く中、海外景気の下振れが我が国の景気を下押しするリスクとなっております。また、供給面での制約、金融資本市場の変動等を十分注意する必要があります。
当社グループの属する情報サービス分野においては、新型コロナウイルス感染症の影響により、企業のテレワーク環境の整備などのワークスタイルの変革や、生産性の向上、競争力強化のためのDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが加速しており、社会全体としてもデジタル化への更なる転換が求められております。一方で、物価上昇による家計や企業への影響や供給面での制約等が懸念されるなど、依然として先行き不透明な状態が続くと想定され、引き続き国内外の動向を注視する必要があります。
このような状況の下、当社グループでは、新型コロナウイルス感染予防ガイドラインに沿った対策を講じ、従業員の在宅勤務や時差出勤等を推進しつつ、継続案件や新規案件の受注確保、低採算案件の収益性の改善、人材育成及び採用活動への投資などに注力してまいりました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は4,568,722千円(前年同期比15.0%増)、営業利益は264,703千円(前年同期比4,551.6%増)、経常利益は268,921千円(前年同期比1,368.1%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は162,162千円(前年同期は5,917千円の親会社株主に帰属する四半期純損失)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
① システム開発事業
システム開発事業につきましては、既存顧客のシステムリプレースに伴う案件受注が集中したことに加え、ローコード開発ツールを活用した開発業務も順調に推移したことにより、売上、利益共に伸長しました。また、子会社の業績も堅調に推移しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2,538,837千円(前年同期比26.2%増)、営業利益は176,785千円(前年同期は16,863千円の営業損失)となりました。
② アウトソーシング事業
アウトソーシング事業につきましては、新規案件の獲得や主要顧客からのコンタクトセンターサービスなどの受注が堅調に推移いたしました。また、子会社においては新型コロナウイルスにかかる医療保険の請求等が増加したことにより、売上、利益共に順調に推移しました。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は2,029,885千円(前年同期比3.5%増)、営業利益は87,917千円(前年同期比289.8%増)となりました。
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、現金及び預金の増加等により前期末比167,966千円増の5,608,098千円となりました。純資産は、親会社株主に帰属する四半期純利益の発生による利益剰余金の増加等により前期末比104,827千円増の3,983,558千円となり、自己資本比率は71.0%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前期末比264,787千円増の2,695,009千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は363,637千円(前年同期は166,998千円の獲得)となりました。これは主に税金等調整前四半期純利益が268,921千円、売上債権及び契約資産の増減額96,980千円によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は45,936千円(前年同期は23,349千円の使用)となりました。これは主に投資有価証券の取得による支出10,000千円、有形固定資産の取得による支出10,886千円、ソフトウエアの取得による支出7,912千円、敷金及び保証金の差入による支出4,740千円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は52,913千円(前年同期は47,122千円の使用)となりました。これは主に配当金の支払額51,109千円によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
該当事項はありません。