四半期報告書-第23期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)

【提出】
2019/11/13 11:06
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、音声認識ビジネスを人工知能などの付加により、価値を増幅させたBSR(超音声認識)ビジネスに進化させ、2020年3月期までのBSR導入期、2023年3月期までのBSR展開期、2026年3月期までのBSR拡大期を経て、3年間の売上高をそれぞれ2倍(年平均30%増)、BSR拡大期の最終年度で営業利益率30%を実現することを計画しております。
そのような計画のもと、BSR導入期3カ年の最終年度である当連結会計年度につきましては、今までの主力のプロダクト販売やソリューションビジネスというフロービジネスの拡大と、新たなAmiVoice®クラウドプラットフォーム(ACP)とAmiVoice®クラウドサービス(ACS)のライセンス販売及びサブスクリプションビジネスを進めてまいります。ACPとはAmiVoice®音声認識エンジンのクラウド経由の利用環境であり、ACSとは当社開発のAmiVoice®音声認識エンジンを利用したクラウドサービスのことを言います。
当第2四半期連結累計期間においては、当社のコア技術である「AI音声認識」(AIにより認識精度などが向上した音声認識:AmiVoice®)や「音声AI」(音声認識を含む音声処理を前提としたAI技術:AmiAgent®)による、ライセンス販売及びサブスクリプションビジネスとソリューションビジネスが堅調に推移いたしました。
その結果、売上高に関しましては、BSR1(第一の成長エンジン)においては、CTI事業部が大幅に増収したこと等により前年同期比35.0%増となりました。また、BSR2(第二の成長エンジン)においては、ビジネス開発センターが大幅に増収したこと等から、前年同期比24.0%増となりました。よって、当社グループ全体では、前年同期比31.5%の増収となりました。
損益に関しまして、営業利益につきましては、BSR1(第一の成長エンジン)において、ほぼ全ての事業部で増益したこと等により前年同期比110.1%増と大幅な増益となりました。一方、BSR2(第二の成長エンジン)においては、連結子会社のAMIVOICE THAI CO., LTD.(タイ王国)と株式会社グラモの赤字幅拡大が影響し、前年同期比で減益となりました。よって、当社グループ全体では、BSR1(第一の成長エンジン)の大幅な増益によって、前年同期比で115.0%増と大幅な増益となりました。経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、前年同期に為替差益を計上したものの当第2四半期連結累計期間では為替差損を計上したこと等から、前年同期比で減益となりました。
これらの結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は2,257百万円(前年同期は売上高1,716百万円)、営業利益277百万円(前年同期は営業利益129百万円)、経常利益265百万円(前年同期は経常利益309百万円)、親会社株主に帰属する四半期純利益は214百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益278百万円)となりました。
音声事業の各分野別の状況は、以下のとおりであります。
BSR1の状況
売上高(前年同期比)営業利益(前年同期比)
BSR1(第一の成長エンジン)1,782百万円35.0%増467百万円110.1%増

①CTI事業部(BSR1)
コンタクトセンター市場において競合企業が参入してきているものの、当社のAI音声認識ソリューション「AmiVoice® Communication Suite」の認識精度や機能、導入実績等の競争優位性の強化に加えて、パートナー連携を強化することで、シェアの拡大を進めました。そのような中、ソフトバンク株式会社のコンタクトセンターに採用されるなど、大型案件の獲得を進めました。
②STF事業部(BSR1)
金融機関を中心にお客様との商談での会話をAI音声認識で文字化することで、コンプライアンスの徹底や業務の効率化を図る提案を進めました。また、ダイバーシティ(聴覚障害者・多言語等)コミュニケーション支援ツールを展開している複数の企業で、提供しているAI音声認識クラウドサービス「AmiVoice® Cloud」の利用量が増大しました。
③医療事業部(BSR1)
病院における働き方改革の浸透に伴い効率的にカルテ入力や帳票/報告書作成等を行うニーズの高まりから、医療向けAI音声入力ソフト「AmiVoice® Ex7」シリーズの販売が堅調に推移しました。また、医療向けのiOS版AI音声入力キーボードアプリケーション「AmiVoice® SBx Medical」や、医療向けのAI音声認識ワークシェアリングサービス「AmiVoice® iNote」などもモバイル版の販売/普及を進めました。
④VoXT事業部(BSR1)
前期に引き続き、働き方改革の浸透に伴い効率的に議事録作成を行うニーズの高まりから、AI音声認識を活用した議事録作成支援システム(AmiVoice® MinutesWriter)や議事録向けAmiVoice®クラウドサービス(ProVoXT)の採用が、地方自治体、大手民間企業や報道機関等で進みました。また、パートナー企業を増やすとともに、連携を強化することで販売/普及を進めました。
BSR2の状況
売上高(前年同期比)営業損失(前年同期比)
BSR2(第二の成長エンジン)502百万円24.0%増△190百万円

⑤海外事業部・ビジネス開発センター(BSR2)
海外事業部は、中国語版AI音声認識AmiVoice® エンジンのさらなる認識精度向上や中国向けコールセンター製品の開発等の研究開発に重点的に取り組みました。
ビジネス開発センターは、建設業界向け建築工程管理のプラットフォームサービス「AmiVoice® スーパーインスペクションプラットフォーム(SIP)」のユーザー企業数が増加しました。あわせて、同クラウドサービスを利用した人材(AISH注))サービスも堅調に推移しました。
注)AISH(アイッシュ)とは 「AI Super-Humanizing(AI によるスーパーマン化)」のことを言います。
⑥連結子会社等(BSR2)
AMIVOICE THAI CO., LTD.(タイ王国)は、想定していた大型案件の獲得が進まず、当初計画を下回りました。
株式会社グラモは、大手賃貸アパート会社への提案や導入に向けたトライアルを進めました。一方で、既存大口顧客の案件獲得が想定を下回ったこと等から、当初計画を下回りました。
株式会社速記センターつくばは、自治体向け・裁判所向け・民間向け案件の受注獲得等を進めました。
株式会社Rixioは、ビジネス拡大に向けた社内体制の構築と収益構造の強化を進めました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は8,185百万円となり、前連結会計年度末に比べ76百万円増加いたしました。これは主に売上債権の回収により現金及び預金が219百万円増加し、受取手形及び売掛金並びに電子記録債権の213百万円の減少があったこと、商品及び製品が36百万円増加したこと等によるものであります。固定資産は3,533百万円となり、前連結会計年度末に比べ281百万円増加いたしました。これは主に本社移転により建物等有形固定資産が増加したことによるものです。
この結果、総資産は11,719百万円となり、前連結会計年度末に比べ358百万円増加いたしました。
(負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は1,208百万円となり、前連結会計年度末に比べ242百万円増加いたしました。これは売上代金等の前受金181百万円の増加、本社移転等に関する未払金155百万円の増加等によるものであります。固定負債は173百万円となり、前連結会計年度末に比べ9百万円増加いたしました。
この結果、負債合計は1,382百万円となり、前連結会計年度末に比べ252百万円増加いたしました。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産合計は10,336百万円となり、前連結会計年度末に比べ105百万円増加いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益214百万円の計上等によるものであります。
この結果、自己資本比率は87.0%(前連結会計年度末は88.7%)となりました。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という)の残高は、前連結会計年度末に比べ446百万円増加し、5,499百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果獲得した資金は572百万円(前年同四半期は571百万円の獲得)となりました。これは税金等調整前四半期純利益258百万円、売上債権の減少215百万円と減価償却費118百万円等を計上したことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は103百万円(前年同四半期は754百万円の使用)となりました。これは主に定期預金の預入による支出1,200百万円、定期預金の払戻による収入1,418百万円、投資有価証券の取得による支出149百万円等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果獲得した資金は30百万円(前年同四半期は2,992百万円の獲得)となりました。これは短期借入による収入150百万円、短期借入金の返済による支出125百万円等によるものであります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、197百万円であります。なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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