四半期報告書-第25期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)

【提出】
2022/02/10 11:02
【資料】
PDFをみる
【項目】
35項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当社グループは、2020年3月期までをBSR導入期、2023年3月期までをBSR展開期、2026年3月期までをBSR拡大期とし、BSR展開期の最終年度では売上高60億円営業利益12億円、BSR拡大期の最終年度では売上高100億円営業利益率30%の実現を目指しております。
そのような計画のもと、当連結会計年度につきましては、主力のプロダクト販売やソリューションビジネスというフロービジネスの拡大を継続しつつ、AmiVoice® Cloud Platform(ACP)(AmiVoice®エンジン利用のサブスクリプションサービス)とAmiVoice® Cloud Service(ACS)(当社開発のアプリ/サービス利用のサブスクリプションサービス)の市場への導入を経て展開(利用の継続数を増大させること)へ繋げてまいります。特に、顧客のデジタルトランスフォーメーションに向けて音声認識によりビジネス効率と効果を格段に向上させる新たなアプリ/サービスの市場への導入を行ってまいります。
当第3四半期においては、企業におけるDXの推進や新型コロナウイルス感染症に起因した新たなビジネス様式への対応としてAI音声認識の需要が堅調に推移するとともに、BSR1(第一の成長エンジン)においてサブスクリプションサービスの売上が増大しストックビジネスの比率が高まることで粗利益率が向上し、増収増益を実現することができました。
売上高に関しましては、BSR1(第一の成長エンジン)において、VoXT事業部及び医療事業部が増収し前年同期比10.0%増収となりました。一方で、BSR2(第二の成長エンジン)において、連結子会社のAMIVOICE THAI CO., LTD.(タイ王国)が新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞などから見込み案件が予定通り受注できず減収したことに加え、前期連結グループであった株式会社Rixioの売上計上が無くなり前年同期比で減収となりました。その結果、当社グループ全体では、前年同期比4.4%の増収となりました。
営業利益に関しましては、BSR1(第一の成長エンジン)において、VoXT事業部及び医療事業部が大幅に増益したため前年同期比で27.4%の増益となりました。また、BSR2(第二の成長エンジン)において、海外事業部で収益改善を進め赤字幅を縮小させるとともに、連結グループであった株式会社Rixioの損失計上が無くなり、前年同期比で赤字幅が大幅に縮小いたしました。その結果、当社グループ全体では、前年同期比で90.8%の増益となりました。経常利益に関しましては、営業利益の増益に加え為替差益等を計上したため増益となり、親会社株主に帰属する四半期純利益に関しましては、第2四半期においてAudioBurst Ltd.社の株式を減損し特別損失208百万円を計上したこと等により、前年同期比で減益となりました。
これらの結果、当第3四半期連結累計期間においては、売上高3,028百万円(前年同期は売上高2,900百万円)、営業利益358百万円(前年同期は営業利益187百万円)、経常利益430百万円(前年同期は経常利益174百万円)となりました。親会社株主に帰属する四半期純利益121百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益143百万円)となりました。
音声事業の各分野別の状況は、以下のとおりであります。
BSR1の状況(連結調整前)
売上高(前年同期比)営業利益(前年同期比)
BSR1(第一の成長エンジン)2,694百万円10.0%増466百万円27.4%増

① CTI事業部(BSR1)
コンタクトセンター向けAI音声認識ソリューションの新バージョン「AmiVoice® Communication Suite4」の販売を開始いたしました。新バージョンは、AI話題抽出機能による通話トレンドの即時可視化や、在宅オペレーター支援を目的としたコミュニケーション機能を強化するとともに、最新のディープラーニング技術を活用したBi-LSTMエンジンの搭載により認識率が向上いたしました。また、様々なパートナーとの連携を強化し案件獲得を進めました。
ストック比率:前第3四半期末累計57.1%→当第3四半期末累計72.4%
② VoXT事業部(BSR1)
AI音声認識技術AmiVoice® を活用した議事録作成・文字起こし支援アプリケーション/サービスの需要が増大し、販売や市場導入が好調に推移いたしました。また、クラウド型議事録作成支援ツール「CyberScribe」の販売を開始いたしました。本サービスは、ブラウザ上で利用するサービスのためソフトウエアのインストールが不要で、英語・中国語へのリアルタイム翻訳機能が付いており、ZoomやTeamsなどのあらゆるWeb会議システムとの併用ができます。
ストック比率:前第3四半期末累計61.4%→当第3四半期末累計78.0%
③ 医療事業部(BSR1)
前年同期においては、新型コロナウイルス感染症の影響から医療機関への営業活動が制限され減収減益でしたが、当期は営業活動の制限が緩和されたことに加え、病院における医師や看護師、医療従事者の生産性向上へのニーズの高まりにより、主力製品であるAI音声入力ソフト「AmiVoice® Ex7」シリーズの販売が好調に推移したことで前年同期比で増収増益となりました。
ストック比率:前第3四半期末累計31.9%→当第3四半期末累計30.2%
④ STF事業部(BSR1)
音声認識APIを提供する開発プラットフォーム「AmiVoice® Cloud Platform(ACP)」のアップデートを行いました。また、株式会社コムデザインが提供するクラウドCTI「CT-e1/SaaS」に採用されるなど、利用企業数・利用時間数が増加しました。
株式会社サンシャインシティと、案内所のスタッフの声をAI音声認識技術AmiVoice®で文字化し、お客様に面した透明ディスプレイに表示することで、声と文字でお客様をスムーズに案内する実証実験を開始いたしました。
ストック比率:前第3四半期末累計55.3%→当第3四半期末累計75.4%
BSR2の状況(連結調整前)
売上高(前年同期比)営業利益(前年同期比)
BSR2(第二の成長エンジン)355百万円25.2%減△107百万円

⑤ 海外事業部・ビジネス開発センター(BSR2)
海外事業部は、収益改善を進め赤字幅を縮小させました。
ビジネス開発センターは、建設業界向け建築工程管理のプラットフォームサービス「AmiVoice® スーパーインスペクションプラットフォーム(SIP)」の拡販に向けて、大口ユーザーへのアプローチやパートナー連携の強化を進めました。また、建築物件引渡し時の設備案内や内覧チェックを、AI音声認識×デジタル記録により、運営の効率化とお客様満足度向上を実現するスマート内覧会アプリ「AmiVoice® スーパーアテンダーDX」の販売を開始いたしました。
⑥ 連結子会社等(BSR2)
AMIVOICE THAI CO., LTD.(タイ王国)は、主要顧客に対する案件獲得を進めたものの、新型コロナウイルス感染症による経済活動の停滞などから見込み案件が予定通り受注できず減収となりました。
株式会社速記センターつくばは、自治体向け・裁判所向け・民間向け案件の受注獲得等を進めました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は9,426百万円となり、前連結会計年度末に比べ624百万円増加いたしました。これは主に売上債権の回収により受取手形及び売掛金が329百万円減少したものの、現金及び預金が886百万円増加したことによるものであります。固定資産は3,485百万円となり、前連結会計年度末に比べ327百万円減少いたしました。これは主にソフトウエアが226百万円増加したものの、投資有価証券が評価替えにより440百万円及びソフトウエア仮勘定が124百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、12,911百万円となり、前連結会計年度末に比べ297百万円増加いたしました。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は1,329百万円となり、前連結会計年度末に比べ340百万円増加いたしました。これは主に売上に関する前受金が213百万円及び未払金が155百万円増加したことによるものであります。固定負債は102百万円となりました。
この結果、負債合計は、1,432百万円となり、前連結会計年度末に比べ341百万円増加いたしました。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は11,479百万円となり、前連結会計年度末に比べ43百万円減少いたしました。これは主に親会社株主に帰属する四半期純利益121百万円を計上したものの、投資有価証券の評価替えによりその他有価証券評価差額金が214百万円減少したことによるものであります。
この結果、自己資本比率は88.6%(前連結会計年度末は91.0%)となりました。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、264百万円であります。なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。