四半期報告書-第23期第1四半期(平成31年4月1日-令和1年6月30日)

【提出】
2019/08/14 11:02
【資料】
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【項目】
29項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当社グループは、音声認識ビジネスを人工知能などの付加により、価値を増幅させたBSR(超音声認識)ビジネスに進化させ、2020年3月期までのBSR導入期、2023年3月期までのBSR展開期、2026年3月期までのBSR拡大期を経て、3年間の売上高をそれぞれ2倍(年平均30%増)、BSR拡大期の最終年度で営業利益率30%を実現することを計画しております。
そのような計画のもと、BSR導入期3カ年の最終年度である当連結会計年度につきましては、今までの主力のプロダクト販売やソリューションビジネスというフロービジネスの拡大と、新たなAmiVoice®クラウドプラットフォーム(ACP)とAmiVoice®クラウドサービス(ACS)のライセンス販売およびサブスクリプションビジネスを進めてまいります。ACPとはAmiVoice®音声認識エンジンのクラウド経由の利用環境であり、ACSとは当社開発のAmiVoice®音声認識エンジンを利用したクラウドサービスのことを言います。
当第1四半期においては、当社のコア技術である「AI音声認識」(AIにより認識精度などが向上した音声認識:AmiVoice®)や「音声AI」(音声認識を含む音声処理を前提としたAI技術:AmiAgent®)による、ライセンス販売およびサブスクリプションビジネスとソリューションビジネスが堅調に推移いたしました。
その結果、売上高に関しましては、BSR1(第一の成長エンジン)においては、全ての事業で増収し前年同期比21.0%増となりました。一方、BSR2(第二の成長エンジン)においては、ビジネス開発センターは増収したものの、連結子会社のAMIVOICE THAI CO., LTD.とグラモにおいて想定していた案件の獲得が進まず、前年同期比で若干の減収となりました。よって、当社グループ全体では、前年同期比15.0%の増収となりました。
損益に関しましては、営業利益につきましてはBSR1(第一の成長エンジン)において、CTI事業部が牽引するとともに、医療事業部が前年同期比で損益が改善したこと等により前年同期比93.7%増と大幅な増益となりました。一方、BSR2(第二の成長エンジン)においては、連結子会社のAMIVOICE THAI CO., LTD.と株式会社グラモにおいて減収した影響等から前年同期比で赤字幅が拡大いたしました。よって、当社グループ全体では、BSR2(第二の成長エンジン)の赤字幅拡大の影響を受け前年同期比で減益となりました。経常利益および親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、前年同期に為替差益を計上したものの、当第1四半期においては為替差損を計上したこと等から減益となりました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間においては、売上高937百万円(前年同期は売上高815百万円)、営業利益30百万円(前年同期は営業利益46百万円)、経常損失4百万円(前年同期は経常利益132百万円)となりました。親会社株主に帰属する四半期純損失は、税効果会計による法人税等調整額を27百万円計上した影響で、31百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益118百万円)となりました。
音声事業の各分野別の状況は、以下のとおりであります。
①CTI事業部(BSR1)
コンタクトセンター市場において競合企業が参入してきているものの、当社のAI音声認識ソリューション「AmiVoice® Communication Suite」の認識精度や機能、導入実績等の競争優位性の強化に加えて、パートナー連携を強化することで、シェアの拡大を進めました。また、ユーザー企業の継続利用に貢献するサポート体制の強化を行いました。
②STF事業部(BSR1)
金融機関を中心にお客様との商談での会話をAI音声認識で文字化することで、コンプライアンスの徹底や業務の効率化を図る提案を進めるとともに、これらや会議での議事録作成などのシーンで必要なAI音声認識に有効な超指向性小型スタンドマイク「AmiVoice® Front ST01」の販売も開始いたしました。
③医療事業部(BSR1)
病院における働き方改革の浸透に伴い効率的に入力業務や書類作成等を行うニーズの高まりから、既存製品のライセンス販売が堅調に推移するとともに、調剤薬局向け製品において、販売・開発パートナーへのライセンス販売が堅調に推移いたしました。
④VoXT事業部(BSR1)
前期に引き続き、働き方改革の浸透に伴い効率的に議事録作成を行うニーズの高まりから、AI音声認識を活用した議事録作成支援システム(AmiVoice® MinutesWriter)や議事録向けAmiVoice®クラウドサービス(ProVoXT)の採用が、地方自治体、大手民間企業や報道機関等で進みました。
⑤海外事業部・ビジネス開発センター(BSR2)
海外事業部は、中国語版AI音声認識AmiVoice® エンジンのさらなる認識精度向上や中国向けコールセンター製品の開発等の研究開発に重点的に取り組みました。
ビジネス開発センターは、建設業界向け建築工程管理のプラットフォームサービス「AmiVoice® スーパーインスペクションプラットフォーム」のユーザー企業数が増加しました。あわせて、同クラウドサービスを利用した人材(AISH注))サービスも堅調に推移しました。
注)AISH(アイッシュ)とは 「AI Super-Humanizing(AI によるスーパーマン化)」のことを言います。
⑥連結子会社等(BSR2)
AMIVOICE THAI CO., LTD.(タイ王国)は、タイ語版AI音声認識を活用した音声AIのMARIサービス(AI Virtual Agent)の研究開発を進めました。一方で、想定していた案件やプロジェクトの遅延等から、計画を下回りました。
株式会社グラモは、大手賃貸アパート会社への提案や導入に向けたトライアルを進めました。一方で、既存大口顧客の案件獲得が想定を下回ったこと等から、計画を下回りました。
株式会社速記センターつくばは、自治体向け・裁判所向け・民間向け案件の受注獲得等を進めました。
株式会社Rixioは、ビジネス拡大に向けた社内体制の構築と収益構造の強化を進めました。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産は7,956百万円となり、前連結会計年度末に比べ151百万円減少いたしました。これは主に受取手形及び売掛金が477百万円減少したことによるものであります。固定資産は3,071百万円となり、前連結会計年度末に比べ180百万円減少いたしました。これは主に投資有価証券が227百万円減少したことによるものであります。
この結果、総資産は、11,028百万円となり、前連結会計年度末に比べ332百万円減少いたしました。
(負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債は841百万円となり、前連結会計年度末に比べ124百万円減少いたしました。これは主に未払金が106百万円減少したことによるものであります。固定負債は153百万円となり、前連結会計年度末に比べ10百万円減少いたしました。これは主に資産除去債務を流動負債へ振替えたことによるものであります。
この結果、負債合計は、995百万円となり、前連結会計年度末に比べ134百万円減少いたしました。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産合計は10,033百万円となり、前連結会計年度末に比べ197百万円減少いたしました。これは主にその他有価証券評価差額金160百万円の減少によるものであります。
この結果、自己資本比率は89.6%(前連結会計年度末は88.7%)となりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間における当社グループ全体の研究開発活動の金額は、96百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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