四半期報告書-第16期第2四半期(平成31年2月1日-平成31年4月30日)

【提出】
2019/06/14 15:36
【資料】
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【項目】
26項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるスマートフォン市場は、中国を筆頭とした巨大市場の成長の頭打ち感が強まる一方、通信速度の大幅な向上が想定される次世代通信方式「5G」関連サービスの商用化への期待の高まりも見られ、市場全体としては底堅い推移を見せております。また、AI(人工知能)を活用した関連産業の市場は、生産性向上や製品・サービス品質向上を目指す企業ニーズの高まりを受け、良好な状況が続いております。
このような状況下において、当社は2019年1月30日に2019年10月期から始まる3カ年の中期経営計画「Vision2021」を発表いたしました。引き続き「全てのカメラに知能を持たせる」をビジョンに掲げ、「モルフォ画像技術のデファクトスタンダード化」「成長スピード加速」を中期経営目標に設定し、「経営資源の重点配分」「グローバル化加速」「経営基盤強化」を施策の柱に据えて目標の達成に向けて取り組んでまいります。
「Vision2021」の策定に伴い、従来事業部別に分散していた営業・開発リソースを集約し、経営資源の効率的な活用と重点領域への集中的な経営資源配分を実行するために、従来の「カメラデバイス事業」と「ネットワークサービス事業」の事業部体制を改め、会社組織を変更いたしました。また、海外拠点の組織強化とパートナー企業との連携強化を進め、競合他社よりも短期間で付加価値が高い製品・サービスをグローバルに提供できるグループ体制を構築し、海外市場における更なる売上拡大を狙います。
昨年度設立いたしました中国現地法人のサービス開始、同じく昨年度に子会社化いたしましたフィンランドのデータサイエンス企業であるTop Data Science社との技術融合による製品ラインの拡充など、グループ体制強化に向けた取り組みが進捗しております。また、米国Qualcomm社のソフトウェアアクセラレータプログラムへの参加、株式会社ねこじゃらしと共同で開発を進めていた映像処理クラウドサービスの製品化や、日本国内にて総合的な映像サービスを提供しているヌーベルグループとの業務提携など、戦略領域内における営業活動や製品開発の強化を目的としたパートナー企業との連携にも注力してまいりました。
製品開発においては、記者会見映像において上下の明暗差が起こる“フラッシュバンド現象”によって発生する激しい輝度変化を補正、低減するソフトウェア『Morpho Deflash™』を2月に製品化、放送・映像制作の現場での活用が期待されます。3月には、カメラで撮影した画像から人物の領域をAI(人工知能)により推定し、背景をぼかすことができるソフトウェア『Morpho Portrait Bokeh™』を発表、日本国内をはじめ中国、米国、欧州などのスマートフォンメーカーにて採用が進んでいます。
以上の結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は1,253,986千円(前年同四半期比18.4%増)、営業利益は293,229千円(前年同四半期比60.4%増)、経常利益は286,710千円(前年同四半期比74.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は187,562千円(前年同四半期比73.0%増)となりました。
なお、第1四半期連結会計期間より、当社グループの報告セグメントは単一セグメントとなることから、セグメント別の記載を省略しております。
(2)財政状態の分析
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は5,137,681千円となり前連結会計年度末に比べ152,977千円増加いたしました。これは主に現金及び預金が82,936千円、売掛金が76,627千円増加したこと、および貸倒引当金を17,171千円積み増ししたことによるものであります。固定資産は858,054千円となり、前連結会計年度末に比べ4,743千円減少いたしました。これは主に繰延税金資産が47,447千円、有形固定資産が7,113千円増加し、のれんが55,081千円、敷金及び保証金が3,735千円減少したことによるものであります。
以上の結果、総資産は5,995,735千円となり、前連結会計年度末に比べ148,233千円増加いたしました。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は339,865千円となり前連結会計年度末に比べ22,856千円減少いたしました。これは主に未払法人税等が27,007千円増加し、未払金が24,514千円、賞与引当金が13,409千円、買掛金が8,032千円、1年内返済予定の長期借入金が6,700千円減少したことによるものであります。固定負債は30,154千円となり、前連結会計年度末に比べ2,147千円増加いたしました。これは主にリース債務が1,966千円増加したことによるものであります。
以上の結果、負債合計は370,020千円となり、前連結会計年度末に比べ20,708千円減少いたしました。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は5,625,715千円となり前連結会計年度末に比べ168,942千円増加いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上により利益剰余金が187,562千円増加したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて82,936千円増加し、4,407,482千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、129,046千円(前年同四半期は149,622千円の収入)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益286,710千円、減価償却費30,940千円、のれんの償却額34,922千円を計上したことによる資金の増加、売上債権の増加額77,223千円、未払金の減少額20,880千円、法人税等の支払額116,064千円等による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、35,596千円(前年同四半期は32,903千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出22,358千円、無形固定資産の取得による支出17,882千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、7,640千円(前年同四半期は496,847千円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出6,700千円、リース債務の返済による支出1,850千円によるものであります。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、171,194千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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