四半期報告書-第18期第2四半期(令和3年2月1日-令和3年4月30日)

【提出】
2021/06/11 15:32
【資料】
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【項目】
33項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるスマートフォン市場は、商用サービスが開始された新通信規格「5G」(第5世代移動通信システム)への期待感が高まっています。一方で、新型コロナウィルス感染症拡大により、我が国では経済活動が停滞し景気が急速に悪化しています。世界的には段階的な経済活動の再開により一部持ち直しの傾向はみられるものの、先行きの不透明感が依然として強い状況です。
人工知能(AI)を活用した関連産業の市場は、生産性向上や製品・サービス品質向上を目指す企業ニーズの高まりを受け、良好な状況が続いております。
このような状況下において当社は、2019年10月期に開始した3カ年の中期経営計画「Vision2021」を推進しております。最終年度となる当連結会計年度は、引き続き「モルフォ画像技術のデファクトスタンダード化」「成長スピード加速」を中期経営目標に設定し、「経営資源の重点配分」「グローバル化加速」「経営基盤強化」を施策の柱に据え、目標達成に向けて取り組んでまいります。2021年10月期より新しいビジョンとして「Rise above what we see, to realize what we feel -人間の目を拡張し、感動に満ちた世界を実現しよう-」を掲げ、画像処理、画像認識およびその組み合わせにより、中期経営目標の実現に向け引き続き取り組んでまいります。
当第2四半期連結累計期間においては、成長スピードの加速を実現すべく、アライアンスを軸にしたオープンイノベーション推進に引き続き積極的に取り組みました。当社技術との親和性が高いと思われるテクノロジー関連企業との連携を通じ、実用的かつ付加価値が高い製品およびサービスの短期間での市場投入や、双方のノウハウ・チャネルを生かした企画及び事業機会の拡大を図ります。
主軸事業であるスマートフォン向けソフトウェアのライセンシングにおいては、米中貿易摩擦の影響に伴い当社主要取引先の端末出荷台数が伸び悩んだこと等に起因し、売り上げが鈍化しております。当社グループとしては、スマートフォンカメラの機能を左右する半導体メーカーとの連携を強化するとともに、引き続きグローバルな事業展開を推進してまいります。また、開発収入の領域においては、既存顧客からの車載機器向けが一時的に減少しました。
新規のビジネス展開としては、100%子会社であるモルフォAIソリューションズが、国立国会図書館から「OCR処理プログラムの研究開発作業」の委託事業を受託しました。本受託事業では、今後国立国会図書館がデジタル化して、国立国会図書館デジタルコレクション上で新たに提供される資料についても安定的に本文テキストデータの作成を行えるようにするため、最新AI技術を取り入れたOCR処理プログラムの研究開発を行います。今後もスマートフォン関連ビジネスに限らない収益多様化の取り組みを活発化させ、継続的な収益獲得に向け取り組んでまいります。
費用面では、中長期的な成長に向け、引き続き優秀な人材の採用や研究開発などの先行投資に注力いたしました。
この結果、当第2四半期連結累計期間の売上高は815,812千円(前年同四半期比26.5%減)、営業損失は405,321千円(前年同四半期連結累計期間は営業利益60,030千円)、経常損失は390,344千円(前年同四半期連結累計期間は経常利益58,637千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は363,769千円(前年同四半期連結累計期間は四半期純利益9,483千円)となりました。
(2)財政状態の分析
(資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産は4,579,735千円となり前連結会計年度末に比べ296,321千円減少いたしました。これは主に現金及び預金が327,673千円、売掛金が7,870千円減少し、仕掛品が14,910千円増加したことによるものであります。固定資産は517,850千円となり、前連結会計年度末に比べ524千円増加いたしました。これは主に有形固定資産が14,967千円増加し、無形固定資産が9,796千円減少したことによるものであります。
以上の結果、総資産は5,097,586千円となり、前連結会計年度末に比べ295,797千円減少いたしました。
(負債の部)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債は272,915千円となり前連結会計年度末に比べ21,096千円増加いたしました。これは主に前受金が29,323千円増加し、未払費用が12,725千円減少したことによるものであります。固定負債は45,282千円となり、前連結会計年度末に比べ14,770千円増加いたしました。
以上の結果、負債合計は318,197千円となり、前連結会計年度末に比べ35,866千円増加いたしました。
(純資産の部)
当第2四半期連結会計期間末における純資産は4,779,388千円となり前連結会計年度末に比べ331,663千円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失の計上により利益剰余金が363,769千円減少したことによるものであります。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べて327,673千円減少し、4,109,535千円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果使用した資金は、347,798千円(前年同四半期は41,598千円の収入)となりました。これは主に、減価償却費50,388千円、売上債権の減少額12,086千円、前受金の増加額25,012千円、消費税の還付額29,723千円等による資金の増加、税金等調整前四半期純損失389,173千円、法人税等の支払額24,842千円等による資金の減少によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、15,657千円(前年同四半期は177,262千円の支出)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出20,327千円があったことによるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果得られた資金は、14,462千円(前年同四半期は1,077千円の収入)となりました。これは主に、株式の発行による収入18,137千円によるものであります。
(4)経営方針、経営環境及び優先的に対処すべき課題等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5)会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、258,962千円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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