四半期報告書-第28期第2四半期(平成30年9月1日-平成31年2月28日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、当社は、前第2四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(自 2018年9月1日 至 2019年2月28日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景として景気が緩やかな回復基調を続けております。一方、世界経済に目を転じると、米中間の貿易摩擦の激化、欧州経済の低迷、英国のEU離脱問題など経済動向と政策の不確実性などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況のまま推移しております。
当社が属するカジュアルファッション業界におきましても、他社の過剰なサービス競争の激化に加えて、人手不足、物流費の高騰なども影響し、依然として厳しい経営環境が継続しております。
このような状況の下、当社は2016年4月から開始いたしました再生プロジェクトが前連結会計年度まででほぼ完了し、当連結会計年度よりさらなる事業拡大のための成長戦略へと舵を切っております。
事業の方向性としては、EC及びAI等で業務効率化を急速に進めると共に、連結子会社ATLABが展開する事業の拡大等の施策をとっております。上期は投資期間が先行しているため、売上高、利益面ともに具体的な効果が出てくるのは下期以降と見込んでおり、足元の数値で計画に対しては概ね順調な状況で進行しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高2,994百万円、営業損失11百万円、経常損失10百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失22百万円となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(インターネット販売事業)
インターネット販売事業につきましては、他社のサービスに負けないよう、最先端の技術を駆使した自社サイトのシステム再構築や、外部に委託していたアプリを2019年5月より内製化する等、ユーザビリティの向上を進めており、投資が先行いたしました。
以上により、売上高は1,706百万円、セグメント利益は98百万円となりました。
(店舗販売事業)
店舗販売事業につきましては、前連結会計年度末より退店3店舗を行った結果、当第2四半期連結会計期間末における店舗数は29店舗になりました。売上高は前期以前に退店した店舗の影響もありましたが、既存店舗は前連結会計年度より引き続き好調を維持しており、利益面に関しましては、退店店舗の経費圧縮効果もあり堅調に推移しております。
以上により、売上高は1,147百万円、セグメント利益は57百万円となりました。
(卸売販売事業)
卸売販売事業につきましては、大口の新規の取引先に対する販売増加に伴い、売上高は堅調に推移しております。
以上により、売上高は113百万円、セグメント損失は7百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は1,883百万円となり、前連結会計年度末に比べ517百万円減少いたしました。これは主に、商品及び製品が68百万円増加した一方で、現金及び預金が431百万円、受取手形及び売掛金が168百万円それぞれ減少したことによるものです。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は609百万円となり、前連結会計年度末に比べ107百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が13百万円、無形固定資産が12百万円、敷金及び保証金が91百万円それぞれ増加したことによるものです。
(繰延資産)
当第2四半期連結会計期間末における繰延資産の残高は0百万円となり、前連結会計年度末に比べ0百万円減少いたしました。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は618百万円となり、前連結会計年度末に比べ132百万円減少いたしました。これは主に、買掛金が7百万円、短期借入金が50百万円それぞれ増加した一方で、未払法人税等が28百万円、資産除去債務が6百万円、その他が153百万円それぞれ減少したことによるものです。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は288百万円となり、前連結会計年度末に比べ16百万円減少いたしました。これは主に、退職給付に係る負債が16百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は1,586百万円となり、前連結会計年度末に比べ261百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失計上に伴い利益剰余金が22百万円、配当金の支払により利益剰余金が27百万円、自己株式の取得により206百万円それぞれ減少したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、936百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果支出した資金は17百万円となりました。これは主に、売上債権の減少額168百万円による増加、税金等調整前四半期純損失12百万円、退職給付に係る負債の減少額16百万円、たな卸資産の増加額70百万円、未払金の減少額21百万円、未払費用の減少額17百万円、預り金の減少額34百万円、法人税等の支払額28百万円による減少の結果であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果支出した資金は155百万円となりました。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入16百万円による増加、有形固定資産の取得による支出21百万円、有形固定資産の除却による支出14百万円、無形固定資産の取得による支出23百万円、敷金及び保証金の差入による支出107百万円による減少の結果であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果支出した資金は257百万円となりました。これは主に、短期借入金の純増加額50百万円による増加、長期借入金の返済による支出69百万円、自己株式の取得による支出206百万円、配当金の支払額26百万円による減少の結果であります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。
なお、当社は、前第2四半期連結累計期間については四半期連結財務諸表を作成していないため、前年同四半期連結累計期間との比較分析は行っておりません。
(1) 経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間(自 2018年9月1日 至 2019年2月28日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用環境の改善などを背景として景気が緩やかな回復基調を続けております。一方、世界経済に目を転じると、米中間の貿易摩擦の激化、欧州経済の低迷、英国のEU離脱問題など経済動向と政策の不確実性などにより、景気の先行きは依然として不透明な状況のまま推移しております。
当社が属するカジュアルファッション業界におきましても、他社の過剰なサービス競争の激化に加えて、人手不足、物流費の高騰なども影響し、依然として厳しい経営環境が継続しております。
このような状況の下、当社は2016年4月から開始いたしました再生プロジェクトが前連結会計年度まででほぼ完了し、当連結会計年度よりさらなる事業拡大のための成長戦略へと舵を切っております。
事業の方向性としては、EC及びAI等で業務効率化を急速に進めると共に、連結子会社ATLABが展開する事業の拡大等の施策をとっております。上期は投資期間が先行しているため、売上高、利益面ともに具体的な効果が出てくるのは下期以降と見込んでおり、足元の数値で計画に対しては概ね順調な状況で進行しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高2,994百万円、営業損失11百万円、経常損失10百万円、親会社株主に帰属する四半期純損失22百万円となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(インターネット販売事業)
インターネット販売事業につきましては、他社のサービスに負けないよう、最先端の技術を駆使した自社サイトのシステム再構築や、外部に委託していたアプリを2019年5月より内製化する等、ユーザビリティの向上を進めており、投資が先行いたしました。
以上により、売上高は1,706百万円、セグメント利益は98百万円となりました。
(店舗販売事業)
店舗販売事業につきましては、前連結会計年度末より退店3店舗を行った結果、当第2四半期連結会計期間末における店舗数は29店舗になりました。売上高は前期以前に退店した店舗の影響もありましたが、既存店舗は前連結会計年度より引き続き好調を維持しており、利益面に関しましては、退店店舗の経費圧縮効果もあり堅調に推移しております。
以上により、売上高は1,147百万円、セグメント利益は57百万円となりました。
(卸売販売事業)
卸売販売事業につきましては、大口の新規の取引先に対する販売増加に伴い、売上高は堅調に推移しております。
以上により、売上高は113百万円、セグメント損失は7百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
(流動資産)
当第2四半期連結会計期間末における流動資産の残高は1,883百万円となり、前連結会計年度末に比べ517百万円減少いたしました。これは主に、商品及び製品が68百万円増加した一方で、現金及び預金が431百万円、受取手形及び売掛金が168百万円それぞれ減少したことによるものです。
(固定資産)
当第2四半期連結会計期間末における固定資産の残高は609百万円となり、前連結会計年度末に比べ107百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が13百万円、無形固定資産が12百万円、敷金及び保証金が91百万円それぞれ増加したことによるものです。
(繰延資産)
当第2四半期連結会計期間末における繰延資産の残高は0百万円となり、前連結会計年度末に比べ0百万円減少いたしました。
(流動負債)
当第2四半期連結会計期間末における流動負債の残高は618百万円となり、前連結会計年度末に比べ132百万円減少いたしました。これは主に、買掛金が7百万円、短期借入金が50百万円それぞれ増加した一方で、未払法人税等が28百万円、資産除去債務が6百万円、その他が153百万円それぞれ減少したことによるものです。
(固定負債)
当第2四半期連結会計期間末における固定負債の残高は288百万円となり、前連結会計年度末に比べ16百万円減少いたしました。これは主に、退職給付に係る負債が16百万円減少したことによるものです。
(純資産)
当第2四半期連結会計期間末における純資産の残高は1,586百万円となり、前連結会計年度末に比べ261百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失計上に伴い利益剰余金が22百万円、配当金の支払により利益剰余金が27百万円、自己株式の取得により206百万円それぞれ減少したことによるものです。
(3)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、936百万円となりました。当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において営業活動の結果支出した資金は17百万円となりました。これは主に、売上債権の減少額168百万円による増加、税金等調整前四半期純損失12百万円、退職給付に係る負債の減少額16百万円、たな卸資産の増加額70百万円、未払金の減少額21百万円、未払費用の減少額17百万円、預り金の減少額34百万円、法人税等の支払額28百万円による減少の結果であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において投資活動の結果支出した資金は155百万円となりました。これは主に、敷金及び保証金の回収による収入16百万円による増加、有形固定資産の取得による支出21百万円、有形固定資産の除却による支出14百万円、無形固定資産の取得による支出23百万円、敷金及び保証金の差入による支出107百万円による減少の結果であります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間において財務活動の結果支出した資金は257百万円となりました。これは主に、短期借入金の純増加額50百万円による増加、長期借入金の返済による支出69百万円、自己株式の取得による支出206百万円、配当金の支払額26百万円による減少の結果であります。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
該当事項はありません。