四半期報告書-第29期第1四半期(令和1年9月1日-令和1年11月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(自 2019年9月1日 至 2019年11月30日)におけるわが国経済は、消費税増税による消費マインドの低下や頻発する自然災害などから景気後退への警戒感が高まりつつあります。また、世界経済に目を転じても、米中間の貿易摩擦に起因する中国経済の減速の影響等、景気の先行きは依然として不透明な状況のまま推移しております。
当社が属するカジュアルファッション業界におきましても、人手不足や物流費の高騰、消費マインドの低下によるお客様の慎重な購買行動がみられ、依然として厳しい経営環境が継続しております。
このような状況の下、当社は前連結会計年度から注力している事業拡大のための投資を当連結会計年度においても継続して進めております。
具体的には、ブランド価値の最大化と自社サイトへの流入強化を目的としたYouTubeやInstagramへの広告配信等プロモーション施策の継続、また2019年10月に約5年ぶりとなる新規出店を2店舗行いました。新規出店店舗については順調な滑り出しをみせる一方、プロモーション施策につきましては広告効果の最適化の実現に想定よりも時間を要しております。また、自社サイトを中心に業務効率化等でのコストダウンも並行して進めております。連結子会社ANAPラボ(旧ATLAB)については、2019年9月に100%子会社化とともに商号変更を行い、よりANAPグループの一員としての立場を明確にし、AI等のデジタルとオフラインの融合の施策を推進するなど事業拡大を目指しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高1,514百万円(前年同四半期比1.7%増)、営業損失28百万円(前年同四半期は営業利益49百万円)、経常損失31百万円(前年同四半期は経常利益55百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失37百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益47百万円)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(インターネット販売事業)
インターネット販売事業につきましては、前述のとおり流入強化を目的とした施策を継続しております。しかし、自社サイトにおいて来訪客数の回復が想定通り進まず売上高が減少しております。そのような状況の中、業務効率化や人員の適正配置など事業効率を上げる取り組みを進めております。
以上により、売上高は831百万円(前年同四半期比3.3%減)、セグメント利益は39百万円(前年同四半期比63.0%減)となりました。
(店舗販売事業)
店舗販売事業につきましては、前連結会計年度末より退店1店舗、出店2店舗を行った結果、当第1四半期連結会計期間末における店舗数は29店舗になりました。売上高は既存店舗が前連結会計年度より引き続き好調を維持するとともに、新規出店した店舗も好調に推移しております。利益面に関しましては、販促活動を含む新規出店にかかる初期費用や既存店舗の備品入れ替え等の影響もあり減少しております。
以上により、売上高は628百万円(前年同四半期比13.7%増)、セグメント利益は37百万円(前年同四半期比43.6%減)となりました。
(卸売販売事業)
卸売販売事業につきましては、既存の取引先に対する販売減少に伴い、売上高が減少しております。
以上により、売上高は41百万円(前年同四半期比39.1%減)、セグメント損失は2百万円(前年同四半期はセグメント損失2百万円)となりました。
(2) 財政状態の状況
(流動資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産の残高は2,441百万円となり、前連結会計年度末に比べ191百万円増加いたしました。これは主に、商品及び製品が276百万円増加した一方で、現金及び預金が52百万円、受取手形及び売掛金が27百万円それぞれ減少したことによるものです。
(固定資産)
当第1四半期連結会計期間末における固定資産の残高は711百万円となり、前連結会計年度末に比べ74百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が63百万円、無形固定資産が8百万円それぞれ増加したことによるものです。
(繰延資産)
当第1四半期連結会計期間末における繰延資産の残高は0百万円となり、前連結会計年度末に比べ0百万円減少いたしました。
(流動負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債の残高は1,228百万円となり、前連結会計年度末に比べ306百万円増加いたしました。これは主に、買掛金が127百万円、短期借入金が150百万円、ポイント引当金が12百万円、その他が43百万円それぞれ増加した一方で、賞与引当金が24百万円減少したことによるものです。
(固定負債)
当第1四半期連結会計期間末における固定負債の残高は315百万円となり、前連結会計年度末に比べ22百万円増加いたしました。これは主に、資産除去債務が7百万円、その他が15百万円それぞれ増加したことによるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は1,609百万円となり、前連結会計年度末に比べ63百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失計上に伴い利益剰余金が37百万円、配当金の支払により利益剰余金が25百万円それぞれ減少したことによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。
(1) 経営成績の状況
当第1四半期連結累計期間(自 2019年9月1日 至 2019年11月30日)におけるわが国経済は、消費税増税による消費マインドの低下や頻発する自然災害などから景気後退への警戒感が高まりつつあります。また、世界経済に目を転じても、米中間の貿易摩擦に起因する中国経済の減速の影響等、景気の先行きは依然として不透明な状況のまま推移しております。
当社が属するカジュアルファッション業界におきましても、人手不足や物流費の高騰、消費マインドの低下によるお客様の慎重な購買行動がみられ、依然として厳しい経営環境が継続しております。
このような状況の下、当社は前連結会計年度から注力している事業拡大のための投資を当連結会計年度においても継続して進めております。
具体的には、ブランド価値の最大化と自社サイトへの流入強化を目的としたYouTubeやInstagramへの広告配信等プロモーション施策の継続、また2019年10月に約5年ぶりとなる新規出店を2店舗行いました。新規出店店舗については順調な滑り出しをみせる一方、プロモーション施策につきましては広告効果の最適化の実現に想定よりも時間を要しております。また、自社サイトを中心に業務効率化等でのコストダウンも並行して進めております。連結子会社ANAPラボ(旧ATLAB)については、2019年9月に100%子会社化とともに商号変更を行い、よりANAPグループの一員としての立場を明確にし、AI等のデジタルとオフラインの融合の施策を推進するなど事業拡大を目指しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の業績は、売上高1,514百万円(前年同四半期比1.7%増)、営業損失28百万円(前年同四半期は営業利益49百万円)、経常損失31百万円(前年同四半期は経常利益55百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失37百万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益47百万円)となりました。
セグメント別の経営成績は次のとおりであります。
(インターネット販売事業)
インターネット販売事業につきましては、前述のとおり流入強化を目的とした施策を継続しております。しかし、自社サイトにおいて来訪客数の回復が想定通り進まず売上高が減少しております。そのような状況の中、業務効率化や人員の適正配置など事業効率を上げる取り組みを進めております。
以上により、売上高は831百万円(前年同四半期比3.3%減)、セグメント利益は39百万円(前年同四半期比63.0%減)となりました。
(店舗販売事業)
店舗販売事業につきましては、前連結会計年度末より退店1店舗、出店2店舗を行った結果、当第1四半期連結会計期間末における店舗数は29店舗になりました。売上高は既存店舗が前連結会計年度より引き続き好調を維持するとともに、新規出店した店舗も好調に推移しております。利益面に関しましては、販促活動を含む新規出店にかかる初期費用や既存店舗の備品入れ替え等の影響もあり減少しております。
以上により、売上高は628百万円(前年同四半期比13.7%増)、セグメント利益は37百万円(前年同四半期比43.6%減)となりました。
(卸売販売事業)
卸売販売事業につきましては、既存の取引先に対する販売減少に伴い、売上高が減少しております。
以上により、売上高は41百万円(前年同四半期比39.1%減)、セグメント損失は2百万円(前年同四半期はセグメント損失2百万円)となりました。
(2) 財政状態の状況
(流動資産)
当第1四半期連結会計期間末における流動資産の残高は2,441百万円となり、前連結会計年度末に比べ191百万円増加いたしました。これは主に、商品及び製品が276百万円増加した一方で、現金及び預金が52百万円、受取手形及び売掛金が27百万円それぞれ減少したことによるものです。
(固定資産)
当第1四半期連結会計期間末における固定資産の残高は711百万円となり、前連結会計年度末に比べ74百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が63百万円、無形固定資産が8百万円それぞれ増加したことによるものです。
(繰延資産)
当第1四半期連結会計期間末における繰延資産の残高は0百万円となり、前連結会計年度末に比べ0百万円減少いたしました。
(流動負債)
当第1四半期連結会計期間末における流動負債の残高は1,228百万円となり、前連結会計年度末に比べ306百万円増加いたしました。これは主に、買掛金が127百万円、短期借入金が150百万円、ポイント引当金が12百万円、その他が43百万円それぞれ増加した一方で、賞与引当金が24百万円減少したことによるものです。
(固定負債)
当第1四半期連結会計期間末における固定負債の残高は315百万円となり、前連結会計年度末に比べ22百万円増加いたしました。これは主に、資産除去債務が7百万円、その他が15百万円それぞれ増加したことによるものです。
(純資産)
当第1四半期連結会計期間末における純資産の残高は1,609百万円となり、前連結会計年度末に比べ63百万円減少いたしました。これは主に、親会社株主に帰属する四半期純損失計上に伴い利益剰余金が37百万円、配当金の支払により利益剰余金が25百万円それぞれ減少したことによるものです。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。