四半期報告書-第10期第3四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第2四半期連結会計期間においてLIDA Plant Research, S.L.社との企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行ったため、前第3四半期連結累計期間及び前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
また、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年9月30日)におけるわが国経済は、政府の経済政策による雇用・所得環境や企業収益等の改善が続き、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で世界経済においては、米中貿易摩擦の激化や英国のEU離脱問題、中東情勢の緊迫化など、依然として先行きは不透明な状況となっております。
このような情勢のもと、当社グループは、国内外において、各製品の販売拡大のため積極的な営業活動を行ってまいりました結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は169億99百万円(前年同四半期比48億88百万円増加、同40.4%増)、販売費及び一般管理費は61億16百万円(前年同四半期比26億7百万円増加、同74.3%増)となり、営業利益は17億39百万円(前年同四半期比4億34百万円減少、同20.0%減)、経常利益は14億91百万円(前年同四半期比7億10百万円減少、同32.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億94百万円(前年同四半期比6億48百万円減少、同42.1%減)となりました。
上記のとおり当社グループの当第3四半期累計期間における売上高は、国内農薬及び海外バイオスティミュラントの販売の減少もありました。しかしながら、2018年に買収したスペインのLIDA PLANT RESEARCH, S.L.社(CAPA ECOSYSTEMS, S.L.社を含む)及びオランダのChrysal社(Blue Wave Holding B.V.)を連結に取込んだため前年同四半期比で増加しました。
一方で上記2社買収に伴う費用負担やOATアグリオ単体の研究開発費が増加したことにより、営業利益は前年同四半期比で減少しました。
当社グループはアグリテクノ事業の単一セグメントでありますが、各分野別の業績につきましては以下のとおりであります。
農薬分野においては、国内向け殺菌剤「ガッテン」から新規殺菌剤「ショウチノスケ」への全面切り替えの進捗が遅れたこと、一部取扱い中止の製品があったこと、また海外向け殺菌剤「カリグリーン」の米国における流通在庫調整により、売上高が減少しました。その結果、農薬分野全体の売上高は85億20百万円(前年同四半期比2億92百万円減少、同3.3%減)となりました。
肥料・バイオスティミュラント分野においては、アジアの主要販売地域であるインドネシアの干ばつ及びインドでの登録の遅れにより「ATONIK」関連の売上高は前年同四半期比で減少しましたが、上記の海外子会社2社を連結に取込んだため、売上高は増加しました。その結果、肥料・バイオスティミュラント分野全体の売上高は84億78百万円(前年同四半期比51億81百万円増加、同157.1%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ12億9百万円減少し、287億70百万円となりました。これはのれんの減少13億61百万円、現金及び預金の増加6億4百万円、受取手形及び売掛金の減少3億59百万円が主な原因です。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ9億70百万円減少し、214億91百万円となりました。これは、短期借入金の減少73億42百万円、長期借入金の増加65億45百万円が主な原因です。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2億39百万円減少し、72億79百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加6億77百万円、為替換算調整勘定の減少等によるその他の包括利益累計額の減少8億69百万円が主な原因です。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は8億79百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動状況に重要な変更はありません。
なお、第2四半期連結会計期間においてLIDA Plant Research, S.L.社との企業結合に係る暫定的な会計処理の確定を行ったため、前第3四半期連結累計期間及び前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
また、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 2018年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(1)経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間(2019年1月1日~2019年9月30日)におけるわが国経済は、政府の経済政策による雇用・所得環境や企業収益等の改善が続き、景気は緩やかな回復基調で推移しました。一方で世界経済においては、米中貿易摩擦の激化や英国のEU離脱問題、中東情勢の緊迫化など、依然として先行きは不透明な状況となっております。
このような情勢のもと、当社グループは、国内外において、各製品の販売拡大のため積極的な営業活動を行ってまいりました結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は169億99百万円(前年同四半期比48億88百万円増加、同40.4%増)、販売費及び一般管理費は61億16百万円(前年同四半期比26億7百万円増加、同74.3%増)となり、営業利益は17億39百万円(前年同四半期比4億34百万円減少、同20.0%減)、経常利益は14億91百万円(前年同四半期比7億10百万円減少、同32.3%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億94百万円(前年同四半期比6億48百万円減少、同42.1%減)となりました。
上記のとおり当社グループの当第3四半期累計期間における売上高は、国内農薬及び海外バイオスティミュラントの販売の減少もありました。しかしながら、2018年に買収したスペインのLIDA PLANT RESEARCH, S.L.社(CAPA ECOSYSTEMS, S.L.社を含む)及びオランダのChrysal社(Blue Wave Holding B.V.)を連結に取込んだため前年同四半期比で増加しました。
一方で上記2社買収に伴う費用負担やOATアグリオ単体の研究開発費が増加したことにより、営業利益は前年同四半期比で減少しました。
当社グループはアグリテクノ事業の単一セグメントでありますが、各分野別の業績につきましては以下のとおりであります。
農薬分野においては、国内向け殺菌剤「ガッテン」から新規殺菌剤「ショウチノスケ」への全面切り替えの進捗が遅れたこと、一部取扱い中止の製品があったこと、また海外向け殺菌剤「カリグリーン」の米国における流通在庫調整により、売上高が減少しました。その結果、農薬分野全体の売上高は85億20百万円(前年同四半期比2億92百万円減少、同3.3%減)となりました。
肥料・バイオスティミュラント分野においては、アジアの主要販売地域であるインドネシアの干ばつ及びインドでの登録の遅れにより「ATONIK」関連の売上高は前年同四半期比で減少しましたが、上記の海外子会社2社を連結に取込んだため、売上高は増加しました。その結果、肥料・バイオスティミュラント分野全体の売上高は84億78百万円(前年同四半期比51億81百万円増加、同157.1%増)となりました。
(2)財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の総資産は、前連結会計年度末に比べ12億9百万円減少し、287億70百万円となりました。これはのれんの減少13億61百万円、現金及び預金の増加6億4百万円、受取手形及び売掛金の減少3億59百万円が主な原因です。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ9億70百万円減少し、214億91百万円となりました。これは、短期借入金の減少73億42百万円、長期借入金の増加65億45百万円が主な原因です。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ2億39百万円減少し、72億79百万円となりました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上による利益剰余金の増加6億77百万円、為替換算調整勘定の減少等によるその他の包括利益累計額の減少8億69百万円が主な原因です。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における当社グループの研究開発費の総額は8億79百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動状況に重要な変更はありません。