四半期報告書-第122期第2四半期(令和4年7月1日-令和4年9月30日)

【提出】
2022/11/10 13:43
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当社グループの当第2四半期連結累計期間の受注高は52億45百万円(前年同期比30.0%増)となり、売上高は56億13百万円(前年同期比26.3%増)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
紙工機械
受注高は23億4百万円(前年同期比263.7%増)、売上高は11億24百万円(前年同期比50.3%増)となりました。
受託生産
受注高は9億69百万円(前年同期比58.1%増)、売上高は8億32百万円(前年同期比65.1%増)となりました。
防衛機器
受注高は17億22百万円(前年同期比30.0%減)、売上高は35億11百万円(前年同期比16.1%増)となりました。
その他
受注高は2億48百万円(前年同期比23.6%減)、売上高は1億45百万円(前年同期比14.2%減)となりました。
損益面におきましては、売上高の増加に伴い営業利益は38百万円(前年同期は営業損失7百万円)となりました。また、補助金収入20百万円を計上したことを主因に経常利益は51百万円(前年同期は経常損失9百万円)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は30百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失5百万円)となりました。

(2) 財政状態の分析
a. 資産
流動資産は前連結会計年度末に比べ29百万円(0.2%)減少し、127億53百万円となりました。これは主に棚卸資産が6億85百万円増加した一方で、受取手形、売掛金及び契約資産が5億59百万円、現金及び預金が3億23百万円減少したことによります。
固定資産は前連結会計年度末に比べ1億10百万円(3.1%)減少し、35億12百万円となりました。これは主に投資有価証券の時価下落及び売却等により投資その他の資産が1億円減少したことによります。
この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ1億39百万円(0.9%)減少し、162億65百万円となりました。
b. 負債
流動負債は前連結会計年度末に比べ21百万円(0.2%)増加し、101億43百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が2億22百万円、短期借入金が1億70百万円増加した一方で、契約負債が1億54百万円減少したことによります。
固定負債は前連結会計年度末に比べ1億35百万円(6.4%)減少し、19億85百万円となりました。これは主に長期借入金が1億20百万円減少したことによります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ1億13百万円(0.9%)減少し、121億29百万円となりました。
c. 純資産
純資産合計は前連結会計年度末に比べ26百万円(0.6%)減少し、41億36百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ3億23百万円減少(前年同四半期は2億89百万円減少)し、5億98百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動による資金の減少は3億12百万円(前年同四半期は66百万円の減少)となりました。これは売上債権の減少額11億16百万円などによる資金の増加があった一方で、棚卸資産の増加額6億85百万円、契約資産の増加額5億57百万円などにより資金の減少となったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動による資金の減少は40百万円(前年同四半期は1億54百万円の減少)となりました。これは主に投資有価証券の売却による収入44百万円による資金の増加があった一方で、固定資産の取得による支出83百万円により資金の減少となったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動による資金の増加は29百万円(前年同四半期は68百万円の減少)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出1億20百万円による資金の減少となった一方で、短期借入金の純増額1億70百万円により資金の増加となったことによります。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は1億57百万円であります。