半期報告書-第124期(2024/04/01-2025/03/31)

【提出】
2024/11/12 12:49
【資料】
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【項目】
36項目
文中の将来に関する事項は、当中間連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当社グループの当中間連結会計期間の受注高は73億1百万円(前年同期比28.0%減)となり、売上高は60億64百万円(前年同期比3.2%増)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
紙工機械
受注高は13億53百万円(前年同期比28.9%減)、売上高は10億17百万円(前年同期比15.7%減)となりました。
防衛機器
受注高は51億17百万円(前年同期比26.7%減)、売上高は42億40百万円(前年同期比16.3%増)となりました。
受託生産
受注高は3億83百万円(前年同期比53.4%減)、売上高は5億55百万円(前年同期比29.6%減)となりました。
その他
受注高は4億47百万円(前年同期比3.6%増)、売上高は2億51百万円(前年同期比5.9%増)となりました。
損益面におきましては、売上高の増加に加えて原価率が改善したことにより、営業利益は3億19百万円(前年同期比363.3%増)となりました。経常利益は3億9百万円(前年同期比346.8%増)となり、親会社株主に帰属する中間期純利益は2億15百万円(前年同期比458.4%増)となりました。

(2) 財政状態の分析
a. 資産
流動資産は前連結会計年度末に比べ23億40百万円(18.8%)増加し、147億88百万円となりました。これは主に棚卸資産が15億17百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が6億18百万円増加したことによります。
固定資産は前連結会計年度末に比べ4億5百万円(9.3%)増加し、47億56百万円となりました。これは主に投資有価証券の時価上昇により投資その他の資産が1億90百万円、固定資産の取得により有形固定資産が1億86百万円増加したことによります。
この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ27億46百万円(16.3%)増加し、195億45百万円となりました。
b. 負債
流動負債は前連結会計年度末に比べ14億73百万円(14.3%)増加し、117億76百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が2億58百万円減少した一方で、短期借入金が13億20百万円、契約負債が5億38百万円増加したことによります。
固定負債は前連結会計年度末に比べ9億20百万円(57.8%)増加し、25億12百万円となりました。これは主に長期借入金が7億73百万円増加したことによります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ23億93百万円(20.1%)増加し、142億88百万円となりました。
c. 純資産
純資産合計は前連結会計年度末に比べ3億53百万円(7.2%)増加し、52億56百万円となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
当中間連結会計期間における現金及び現金同等物(以下、「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ96百万円増加(前年同中間連結会計期間は5億78百万円減少)し、10億51百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における営業活動による資金の減少は17億83百万円(前年同中間連結会計期間は7億17百万円の減少)となりました。これは売上債権の減少額19億42百万円などによる資金の増加があった一方で、契約資産の増加額25億61百万円、棚卸資産の増加額15億17百万円などにより資金の減少となったことによります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における投資活動による資金の減少は2億84百万円(前年同中間連結会計期間は1億41百万円の減少)となりました。これは主に固定資産の取得による支出2億84百万円により資金の減少となったことによります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当中間連結会計期間における財務活動による資金の増加は21億64百万円(前年同中間連結会計期間は2億79百万円の増加)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出1億36百万円による資金の減少となった一方で、短期借入金の純増額13億20百万円、長期借入れによる収入10億円により資金の増加となったことによります。
(4) 研究開発活動
当中間連結会計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は1億78百万円であります。