四半期報告書-第121期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/12 13:01
【資料】
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【項目】
35項目
「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日。以下「収益認識会計基準」という。)等を当第1四半期連結会計期間の期首から適用しております。収益認識会計基準等の適用が財政状態及び経営成績に与える影響の詳細については、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の変更)及び(セグメント情報等)セグメント情報 3 報告セグメントの変更等に関する事項」をご参照ください。
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 経営成績の分析
当社グループの当第1四半期連結累計期間の受注高は11億45百万円(前年同期比37.3%減)となり、売上高は21億37百万円(前年同期比7.3%減)となりました。
セグメント別の業績を示すと、次のとおりであります。
紙工機械
受注高は3億68百万円(前年同期比5.2%減)、売上高は3億78百万円(前年同期比48.5%減)となりました。
受託生産
受注高は3億17百万円(前年同期比165.1%増)、売上高は2億52百万円(前年同期比1.3%減)となりました。
防衛機器
受注高は3億37百万円(前年同期比71.8%減)、売上高は14億46百万円(前年同期比19.9%増)となりました。
その他
受注高は1億21百万円(前年同期比1.5%増)、売上高は59百万円(前年同期比45.3%減)となりました。
損益面におきましては、売上高の減少に伴い、営業損失は46百万円(前年同期は営業損失6百万円)、経常損失は41百万円(前年同期は経常損失8百万円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は18百万円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失38百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
a. 資産
流動資産は前連結会計年度末に比べ8億59百万円(7.8%)減少し、101億75百万円となりました。これは主に棚卸資産が3億78百万円、受取手形、売掛金及び契約資産が2億87百万円、現金及び預金が2億77百万円減少したことによります。
固定資産は前連結会計年度末に比べ1億33百万円(4.0%)減少し、31億89百万円となりました。これは主に投資有価証券の時価下落等により投資その他の資産が85百万円、減価償却費の計上等により有形固定資産が46百万円、無形固定資産が1百万円それぞれ減少したことによります。
この結果、資産合計は前連結会計年度末に比べ9億92百万円(6.9%)減少し、133億64百万円となりました。
b. 負債
流動負債は前連結会計年度末に比べ9億11百万円(10.8%)減少し、74億91百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が1億67百万円増加したものの、短期借入金が10億50百万円、賞与引当金が85百万円減少したことによります。
固定負債は前連結会計年度末に比べ97百万円(4.6%)減少し、20億2百万円となりました。これは主に約定弁済により長期借入金が52百万円減少したことによります。
この結果、負債合計は前連結会計年度末に比べ10億9百万円(9.6%)減少し、94億94百万円となりました。
c. 純資産
純資産合計は前連結会計年度末に比べ16百万円(0.4%)増加し、38億70百万円となりました。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費の総額は69,973千円であります。