四半期報告書-第122期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、欧米を中心とする新型コロナウイルスの感染再拡大や前期から継続する半導体供給不足の影響はありながらも緩やかな回復基調が続きました。
日本経済は、新型コロナウイルスの感染者数が低位に推移したことで経済活動が再開し、自動車部品の供給不足も徐々に解消に向かうなど、回復傾向にありました。
しかし、世界的な感染状況悪化による経済活動や部材調達等への影響が懸念され、今後の見通しは予断を許さない状況であります。
このような状況の中で、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上収益は1兆219億81百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ1,383億98百万円(15.7%)の増収となりました。事業利益につきましては252億62百万円となり、前第3四半期連結累計期間に比べ319億25百万円の増益、親会社の所有者に帰属する四半期利益につきましては101億31百万円となり、前第3四半期連結累計期間に比べ237億79百万円の増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 4.事業セグメント (2) 報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より報告セグメントを変更しており、前第3四半期連結累計期間の数値を変更後の報告セグメントに組み替えて比較分析しております。
「自動車」におきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大や半導体不足による自動車メーカーの減産等の影響はあるものの、前第1四半期における販売の落ち込みが大きかったこともあり全地域で販売が増加し、売上収益は前第3四半期連結累計期間に比べ899億3百万円(15.0%)増収の6,888億円となりました。販売増加に加え、原価改善や固定費削減の効果等により、事業利益は前第3四半期連結累計期間に比べ92億71百万円増益の70億39百万円となりました。
「産機・軸受」におきましても「自動車」と同様に全地域で販売が増加したこと等により、売上収益は前第3四半期連結累計期間に比べ379億97百万円(19.9%)増収の2,285億97百万円、事業利益は179億18百万円増益の122億14百万円となりました。
「工作機械」におきましては、北米において販売が増加したこと等により、売上収益は前第3四半期連結累計期間に比べ104億97百万円(11.2%)増収の1,045億83百万円、事業利益は46億19百万円増益の50億5百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、現金及び現金同等物や棚卸資産の増加等により、1兆3,449億27百万円と前連結会計年度末に比べ536億26百万円の増加となりました。
負債につきましては、営業債務及びその他の債務の増加等により、7,271億14百万円と前連結会計年度末に比べ209億2百万円の増加となりました。
また、資本につきましては、四半期利益の計上等により、6,178億12百万円と前連結会計年度末に比べ327億24百万円の増加となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益の計上や営業債権及びその他の債権の減少等により、当第3四半期連結累計期間は553億53百万円の資金の増加となりました。(前第3四半期連結累計期間は663億89百万円の資金の増加。)
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入があったものの、有形固定資産の取得による支出等により、当第3四半期連結累計期間は100億3百万円の資金の減少となりました。(前第3四半期連結累計期間は430億76百万円の資金の減少。)
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の償還や配当金の支払い等により、当第3四半期連結累計期間は88億64百万円の資金の減少となりました。(前第3四半期連結累計期間は441億34百万円の資金の減少。)
これらに換算差額等を加減算した結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は1,578億30百万円となりました。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費は、364億79百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、欧米を中心とする新型コロナウイルスの感染再拡大や前期から継続する半導体供給不足の影響はありながらも緩やかな回復基調が続きました。
日本経済は、新型コロナウイルスの感染者数が低位に推移したことで経済活動が再開し、自動車部品の供給不足も徐々に解消に向かうなど、回復傾向にありました。
しかし、世界的な感染状況悪化による経済活動や部材調達等への影響が懸念され、今後の見通しは予断を許さない状況であります。
このような状況の中で、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上収益は1兆219億81百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ1,383億98百万円(15.7%)の増収となりました。事業利益につきましては252億62百万円となり、前第3四半期連結累計期間に比べ319億25百万円の増益、親会社の所有者に帰属する四半期利益につきましては101億31百万円となり、前第3四半期連結累計期間に比べ237億79百万円の増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
なお、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 要約四半期連結財務諸表注記 4.事業セグメント (2) 報告セグメントの変更等に関する事項」に記載のとおり、第1四半期連結会計期間より報告セグメントを変更しており、前第3四半期連結累計期間の数値を変更後の報告セグメントに組み替えて比較分析しております。
「自動車」におきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大や半導体不足による自動車メーカーの減産等の影響はあるものの、前第1四半期における販売の落ち込みが大きかったこともあり全地域で販売が増加し、売上収益は前第3四半期連結累計期間に比べ899億3百万円(15.0%)増収の6,888億円となりました。販売増加に加え、原価改善や固定費削減の効果等により、事業利益は前第3四半期連結累計期間に比べ92億71百万円増益の70億39百万円となりました。
「産機・軸受」におきましても「自動車」と同様に全地域で販売が増加したこと等により、売上収益は前第3四半期連結累計期間に比べ379億97百万円(19.9%)増収の2,285億97百万円、事業利益は179億18百万円増益の122億14百万円となりました。
「工作機械」におきましては、北米において販売が増加したこと等により、売上収益は前第3四半期連結累計期間に比べ104億97百万円(11.2%)増収の1,045億83百万円、事業利益は46億19百万円増益の50億5百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、現金及び現金同等物や棚卸資産の増加等により、1兆3,449億27百万円と前連結会計年度末に比べ536億26百万円の増加となりました。
負債につきましては、営業債務及びその他の債務の増加等により、7,271億14百万円と前連結会計年度末に比べ209億2百万円の増加となりました。
また、資本につきましては、四半期利益の計上等により、6,178億12百万円と前連結会計年度末に比べ327億24百万円の増加となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益の計上や営業債権及びその他の債権の減少等により、当第3四半期連結累計期間は553億53百万円の資金の増加となりました。(前第3四半期連結累計期間は663億89百万円の資金の増加。)
投資活動によるキャッシュ・フローは、投資有価証券の売却による収入があったものの、有形固定資産の取得による支出等により、当第3四半期連結累計期間は100億3百万円の資金の減少となりました。(前第3四半期連結累計期間は430億76百万円の資金の減少。)
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債の償還や配当金の支払い等により、当第3四半期連結累計期間は88億64百万円の資金の減少となりました。(前第3四半期連結累計期間は441億34百万円の資金の減少。)
これらに換算差額等を加減算した結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は1,578億30百万円となりました。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費は、364億79百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。