四半期報告書-第124期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)
(1) 経営成績の分析
当第2四半期連結累計期間における経済環境は、中国の経済成長鈍化が表面化したものの、自動車分野では半導体不足による減産影響が緩和され、景気は緩やかな回復基調にありました。一方で、原材料価格やエネルギー費、労務費の高騰等の世界的なインフレが継続しており、これに対する各国の政策金利引き上げに伴う景気後退懸念等、依然として先行き不透明な状況にあります。
このような状況の中で、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上収益は9,222億31百万円と、前第2四半期連結累計期間に比べ1,176億54百万円(14.6%)の増収となりました。事業利益につきましては315億34百万円となり、前第2四半期連結累計期間に比べ134億78百万円(74.6%)の増益、親会社の所有者に帰属する四半期利益につきましては231億14百万円となり、前第2四半期連結累計期間に比べ108億80百万円(88.9%)の増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
「自動車」におきましては、中国を除く全地域で販売が増加したことにより、売上収益は前第2四半期連結累計期間に比べ1,058億28百万円(19.5%)増収の6,498億30百万円となりました。事業利益は、販売増や為替の影響、原価低減の効果等により、前第2四半期連結累計期間に比べ136億11百万円(344.2%)増益の175億65百万円となりました。
「産機・軸受」におきましては、中国やアジアで販売が減少したものの、日本や欧州、北米等で販売が増加したことにより、売上収益は前第2四半期連結累計期間に比べ72億13百万円(4.2%)増収の1,809億96百万円となりました。事業利益は、原材料価格やエネルギー費等の高騰影響はあるものの、為替の影響や原価低減の効果等により、前第2四半期連結累計期間に比べ5億43百万円(7.7%)増益の76億21百万円となりました。
「工作機械」におきましては、北米で販売が増加したこと等により、前第2四半期連結累計期間に比べ売上収益は46億12百万円(5.3%)増収の914億3百万円となりましたが、事業利益は材料価格の高騰影響等により、1億11百万円(1.7%)減益の63億39百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産は、現金及び現金同等物やその他の金融資産の増加等により、1兆5,647億36百万円と前連結会計年度末に比べ1,233億80百万円の増加となりました。
負債につきましては、営業債務及びその他の債務や社債及び借入金の増加等により、8,045億95百万円と前連結会計年度末に比べ639億75百万円の増加となりました。
また、資本につきましては、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上やその他の資本の構成要素の増加等により、7,601億40百万円と前連結会計年度末に比べ594億4百万円の増加となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益の計上や営業債務及びその他の債務の増加等により、当第2四半期連結累計期間は891億61百万円の資金の増加となりました。(前第2四半期連結累計期間は270億80百万円の資金の増加)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出や無形資産の取得による支出等により、当第2四半期連結累計期間は471億69百万円の資金の減少となりました。(前第2四半期連結累計期間は238億27百万円の資金の減少)
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債発行による収入があったものの、借入金の返済や配当金の支払等により、当第2四半期連結累計期間は88億25百万円の資金の減少となりました。(前第2四半期連結累計期間は156億85百万円の資金の減少)
これらに換算差額を加算した結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は1,629億6百万円となりました。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は、283億74百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間における経済環境は、中国の経済成長鈍化が表面化したものの、自動車分野では半導体不足による減産影響が緩和され、景気は緩やかな回復基調にありました。一方で、原材料価格やエネルギー費、労務費の高騰等の世界的なインフレが継続しており、これに対する各国の政策金利引き上げに伴う景気後退懸念等、依然として先行き不透明な状況にあります。
このような状況の中で、当社グループの当第2四半期連結累計期間の売上収益は9,222億31百万円と、前第2四半期連結累計期間に比べ1,176億54百万円(14.6%)の増収となりました。事業利益につきましては315億34百万円となり、前第2四半期連結累計期間に比べ134億78百万円(74.6%)の増益、親会社の所有者に帰属する四半期利益につきましては231億14百万円となり、前第2四半期連結累計期間に比べ108億80百万円(88.9%)の増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
「自動車」におきましては、中国を除く全地域で販売が増加したことにより、売上収益は前第2四半期連結累計期間に比べ1,058億28百万円(19.5%)増収の6,498億30百万円となりました。事業利益は、販売増や為替の影響、原価低減の効果等により、前第2四半期連結累計期間に比べ136億11百万円(344.2%)増益の175億65百万円となりました。
「産機・軸受」におきましては、中国やアジアで販売が減少したものの、日本や欧州、北米等で販売が増加したことにより、売上収益は前第2四半期連結累計期間に比べ72億13百万円(4.2%)増収の1,809億96百万円となりました。事業利益は、原材料価格やエネルギー費等の高騰影響はあるものの、為替の影響や原価低減の効果等により、前第2四半期連結累計期間に比べ5億43百万円(7.7%)増益の76億21百万円となりました。
「工作機械」におきましては、北米で販売が増加したこと等により、前第2四半期連結累計期間に比べ売上収益は46億12百万円(5.3%)増収の914億3百万円となりましたが、事業利益は材料価格の高騰影響等により、1億11百万円(1.7%)減益の63億39百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における資産は、現金及び現金同等物やその他の金融資産の増加等により、1兆5,647億36百万円と前連結会計年度末に比べ1,233億80百万円の増加となりました。
負債につきましては、営業債務及びその他の債務や社債及び借入金の増加等により、8,045億95百万円と前連結会計年度末に比べ639億75百万円の増加となりました。
また、資本につきましては、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上やその他の資本の構成要素の増加等により、7,601億40百万円と前連結会計年度末に比べ594億4百万円の増加となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前四半期利益の計上や営業債務及びその他の債務の増加等により、当第2四半期連結累計期間は891億61百万円の資金の増加となりました。(前第2四半期連結累計期間は270億80百万円の資金の増加)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出や無形資産の取得による支出等により、当第2四半期連結累計期間は471億69百万円の資金の減少となりました。(前第2四半期連結累計期間は238億27百万円の資金の減少)
財務活動によるキャッシュ・フローは、社債発行による収入があったものの、借入金の返済や配当金の支払等により、当第2四半期連結累計期間は88億25百万円の資金の減少となりました。(前第2四半期連結累計期間は156億85百万円の資金の減少)
これらに換算差額を加算した結果、当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は1,629億6百万円となりました。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は、283億74百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。