四半期報告書-第123期第3四半期(2022/10/01-2022/12/31)
(1) 経営成績の分析
当第3四半期連結累計期間における経済環境は、中国における新型コロナウイルス感染症再拡大による影響がありましたが、概ね緩やかな回復傾向が継続しました。しかし、半導体供給不足によるサプライチェーンの停滞、世界的なインフレに伴う資源価格や原材料価格の高騰等により、依然として事業環境は厳しく先行きも不透明であります。
このような状況の中で、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上収益は1兆2,249億9百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ2,029億28百万円(19.9%)の増収となりました。事業利益につきましては321億円となり、前第3四半期連結累計期間に比べ68億37百万円(27.1%)の増益、親会社の所有者に帰属する四半期利益につきましては183億32百万円となり、前第3四半期連結累計期間に比べ82億円(80.9%)の増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
「自動車」におきましては、為替の影響もあり北米やアジアを中心に全地域で販売が回復したことにより、売上収益は前第3四半期連結累計期間に比べ1,406億73百万円(20.4%)増収の8,294億73百万円となりました。事業利益は、原材料価格・物流費・エネルギー費高騰の影響はあるものの、販売増や為替の影響に加え原価改善の効果もあり、前第3四半期連結累計期間に比べ31億28百万円(44.4%)増益の101億67百万円となりました。
「産機・軸受」におきましても、「自動車」と同様に全地域で販売が増加したこと等により、売上収益は前第3四半期連結累計期間に比べ334億10百万円(14.6%)増収の2,620億7百万円となりました。事業利益は、原価改善の効果はあるものの、原材料価格等の高騰の影響が大きく、前第3四半期連結累計期間に比べ13億43百万円(11.0%)減益の108億71百万円となりました。
「工作機械」におきましては、日本や北米を中心に販売が増加し、前第3四半期連結累計期間に比べ売上収益は288億44百万円(27.6%)増収の1,334億28百万円、事業利益は52億51百万円(104.9%)増益の102億56百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産は、為替の影響もあり棚卸資産が増加したこと等により、1兆3,879億79百万円と前連結会計年度末に比べ15億16百万円の増加となりました。
負債につきましては、為替の影響等により営業債務及びその他の債務が増加したものの、社債及び借入金が減少したこと等により、7,138億45百万円と前連結会計年度末に比べ122億2百万円の減少となりました。
また、資本につきましては、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上等により、6,741億34百万円と前連結会計年度末に比べ137億18百万円の増加となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人所得税の支払いや棚卸資産の増加による資金の減少があったものの、税引前四半期利益の計上等により、当第3四半期連結累計期間は627億80百万円の資金の増加となりました。(前第3四半期連結累計期間は553億53百万円の資金の増加)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、当第3四半期連結累計期間は340億円の資金の減少となりました。(前第3四半期連結累計期間は100億3百万円の資金の減少)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済や配当金の支払い等により、当第3四半期連結累計期間は328億21百万円の資金の減少となりました。(前第3四半期連結累計期間は88億64百万円の資金の減少)
これらに換算差額を減算した結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は1,201億10百万円となりました。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費は、384億97百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間における経済環境は、中国における新型コロナウイルス感染症再拡大による影響がありましたが、概ね緩やかな回復傾向が継続しました。しかし、半導体供給不足によるサプライチェーンの停滞、世界的なインフレに伴う資源価格や原材料価格の高騰等により、依然として事業環境は厳しく先行きも不透明であります。
このような状況の中で、当社グループの当第3四半期連結累計期間の売上収益は1兆2,249億9百万円と前第3四半期連結累計期間に比べ2,029億28百万円(19.9%)の増収となりました。事業利益につきましては321億円となり、前第3四半期連結累計期間に比べ68億37百万円(27.1%)の増益、親会社の所有者に帰属する四半期利益につきましては183億32百万円となり、前第3四半期連結累計期間に比べ82億円(80.9%)の増益となりました。
セグメントの業績は次のとおりであります。
「自動車」におきましては、為替の影響もあり北米やアジアを中心に全地域で販売が回復したことにより、売上収益は前第3四半期連結累計期間に比べ1,406億73百万円(20.4%)増収の8,294億73百万円となりました。事業利益は、原材料価格・物流費・エネルギー費高騰の影響はあるものの、販売増や為替の影響に加え原価改善の効果もあり、前第3四半期連結累計期間に比べ31億28百万円(44.4%)増益の101億67百万円となりました。
「産機・軸受」におきましても、「自動車」と同様に全地域で販売が増加したこと等により、売上収益は前第3四半期連結累計期間に比べ334億10百万円(14.6%)増収の2,620億7百万円となりました。事業利益は、原価改善の効果はあるものの、原材料価格等の高騰の影響が大きく、前第3四半期連結累計期間に比べ13億43百万円(11.0%)減益の108億71百万円となりました。
「工作機械」におきましては、日本や北米を中心に販売が増加し、前第3四半期連結累計期間に比べ売上収益は288億44百万円(27.6%)増収の1,334億28百万円、事業利益は52億51百万円(104.9%)増益の102億56百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末における資産は、為替の影響もあり棚卸資産が増加したこと等により、1兆3,879億79百万円と前連結会計年度末に比べ15億16百万円の増加となりました。
負債につきましては、為替の影響等により営業債務及びその他の債務が増加したものの、社債及び借入金が減少したこと等により、7,138億45百万円と前連結会計年度末に比べ122億2百万円の減少となりました。
また、資本につきましては、親会社の所有者に帰属する四半期利益の計上等により、6,741億34百万円と前連結会計年度末に比べ137億18百万円の増加となりました。
(3) キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フローは、法人所得税の支払いや棚卸資産の増加による資金の減少があったものの、税引前四半期利益の計上等により、当第3四半期連結累計期間は627億80百万円の資金の増加となりました。(前第3四半期連結累計期間は553億53百万円の資金の増加)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、当第3四半期連結累計期間は340億円の資金の減少となりました。(前第3四半期連結累計期間は100億3百万円の資金の減少)
財務活動によるキャッシュ・フローは、長期借入金の返済や配当金の支払い等により、当第3四半期連結累計期間は328億21百万円の資金の減少となりました。(前第3四半期連結累計期間は88億64百万円の資金の減少)
これらに換算差額を減算した結果、当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は1,201億10百万円となりました。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費は、384億97百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。