四半期報告書-第83期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、2011年にスタートした10年間の長期ビジョン「Value Generation 2020」に基づき、「質量兼備の地球価値創造企業」を目指した経営を推進しており、その中で、VG2020の最終ステージである中期経営計画VG2.0を2017年度よりスタートさせました。VG2.0では、持続的な企業価値向上に向けた投資を積極的に実行する一方、資本効率を重視したROIC経営を継続します。
当第2四半期連結会計期間末の資産の部は、受取手形及び売掛金が減少した一方で、オペレーティング・リース使用権資産の計上などにより、前連結会計年度末に比べ130億29百万円増加して、7,629億7百万円となりました。また、負債の部は、制度改定に伴い退職給付引当金が減少した一方で、オペレーティング・リース負債の計上などにより、前連結会計年度末に比べ6億53百万円増加して、2,442億20百万円となりました。純資産の部は当社株主に帰属する四半期純利益の計上などにより、前連結会計年度末に比べ123億76百万円増加して、5,186億87百万円となりました。以上より、株主資本比率は前連結会計年度の67.2%から67.7%となり、積極投資や経営環境の変化に対応できる強固な財務体質が維持されています。
当社グループの業績につきましては、AEC(車載事業)を非継続事業に分類したことに伴い、前第2四半期連結累計期間の売上高、営業利益および継続事業からの税引前四半期純利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えています。
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、前年同期比で減収減益となりました。米中貿易摩擦の影響などによりグローバルに製造業の景況感の悪化が拡大し、自動車・半導体業界などにおける設備投資が減少しました。その結果、インダストリアルオートメーションビジネス(制御機器事業)やエレクトロニック&メカニカルコンポーネンツビジネス(電子部品事業)において売上高・営業利益(※)ともに減少しました。
その結果として、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は3,302億29百万円(前年同期比6.4%減)となり、営業利益は257億31百万円(前年同期比19.2%減)、継続事業からの法人税等、持分法投資損益控除前四半期純利益は274億49百万円(前年同期比12.9%減)、当社株主に帰属する四半期純利益は190億82百万円(前年同期比27.8%減)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間における対米ドルおよび対ユーロならびに対人民元の平均レートはそれぞれ109.2円(前年同期比0.3円の円高)、122.0円(前年同期比7.5円の円高)、15.9円(前年同期比0.8円の円高)となりました。(※)「営業利益」は、「売上高」から「売上原価」、「販売費及び一般管理費」および「試験研究開発費」を
控除したものを表示しています。
オペレーティング・セグメントの業績は、次のとおりです。
2018年10月における経営管理区分の見直しにより、「その他」傘下の一部を「社会システム事業」の事業セグメントに含めて開示しています。これに伴い、前第2四半期連結累計期間を新管理区分に組み替えています。
① IAB: インダストリアルオートメーションビジネス(制御機器事業)
デジタル業界でスマートフォンや半導体の投資が低迷したことに加え、自動車業界においても、世界的な新車販売台数の減少に伴い投資が抑制されたことなどにより、需要は低調に推移しました。
これらに加えて、円高による為替影響での減少もあり、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、1,806億11百万円(前年同期比11.8%減)(うち外部顧客に対する売上高は、1,779億8百万円(前年同期比11.7%減))、セグメント利益は、売上高の減少および為替の影響を受け、275億79百万円(前年同期比17.3%減)となりました。
② EMC: エレクトロニック&メカニカルコンポーネンツビジネス(電子部品事業)
中国では、輸出の鈍化を受けた設備投資の抑制や消費者の購買意欲の低下によって、家電や工作機・車載等の需要が減少しました。米州・欧州でも顧客の景況感が悪化し、需要が減少しました。
これらに加えて、円高による為替影響での減少もあり、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、684億57百万円(前年同期比14.0%減)(うち外部顧客に対する売上高は、458億89百万円(前年同期比13.3%減))、セグメント利益は、外部顧客や当社グループ事業への売上高の減少および為替の影響により、667百万円(前年同期比85.4%減)となりました。
③ SSB: ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネス(社会システム事業)
駅務システム事業や交通管制・道路管理システム事業の堅調な更新需要に対応して、顧客ニーズを踏まえたソリューション提案活動を実施しました。また、消費税増税に対応したシステム改修の需要がありました。
この結果、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、341億46百万円(前年同期比30.3%増)(うち外部顧客に対する売上高は、313億28百万円(前年同期比32.4%増))、セグメント利益は、売上高の増加や収益性の改善により、4億44百万円(前年同期は21億59百万円の損失)となりました。
④ HCB: ヘルスケアビジネス(ヘルスケア事業)
国内は訪日外国人の需要が減少した結果、大型家電量販店における売上が低調に推移しました。米州・欧州ではブラジル、ロシアの需要が低調に推移しました。一方で中国では健康医療機器に対する個人消費は底堅く、血圧計とネブライザが好調に推移しました。
これらに加えて、円高による為替影響での減少もあり、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、549億6百万円(前年同期比1.4%減)(うち外部顧客に対する売上高は、546億22百万円(前年同期比1.6%減))、セグメント利益は、成長のための投資の継続や為替の影響により、68億87百万円(前年同期比4.2%減)となりました。
⑤ その他
その他のセグメントでは、新規事業の探索・育成と、社内カンパニーに属さない事業の育成・強化を本社直轄事業として担当しています。
環境事業は蓄電システムの需要が拡大しました。また、前期は7月に豪雨による協力会社の一時的な操業停止の影響があったこともあり、売上高は前年同期比で大きく増加しました。一方で、バックライト事業は顧客の需要が大きく減少しました。
この結果、前期の開発・製造受託サービス事業の売却の影響がありましたが、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、208億18百万円(前年同期比1.8%増)(うち外部顧客に対する売上高は、189億59百万円(前年同期比12.0%増))、セグメント利益は、9億86百万円(前年同期は15億59百万円の損失)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益や減価償却費の計上、売上債権の減少などにより364億71百万円の収入(前年同期比110億97百万円の収入増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、資本的支出などにより149億24百万円の支出(前年同期比22億64百万円の支出減)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローの金額から投資活動によるキャッシュ・フローを控除したフリーキャッシュ・フローの金額は215億47百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いなどにより、89億77百万円の支出(前年同期比85億48百万円の支出減)となりました。
以上の他、為替による増減および非継続事業が保有する現金及び現金同等物の増減の結果、当第2四半期末における現金及び現金同等物残高は、前期末に比べ60億13百万円増加し、1,098億63百万円となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
AEC(車載事業)の譲渡決定を除いて、当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における非継続事業を除いた継続事業の研究開発活動の金額は、232億86百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当社グループは、2011年にスタートした10年間の長期ビジョン「Value Generation 2020」に基づき、「質量兼備の地球価値創造企業」を目指した経営を推進しており、その中で、VG2020の最終ステージである中期経営計画VG2.0を2017年度よりスタートさせました。VG2.0では、持続的な企業価値向上に向けた投資を積極的に実行する一方、資本効率を重視したROIC経営を継続します。
当第2四半期連結会計期間末の資産の部は、受取手形及び売掛金が減少した一方で、オペレーティング・リース使用権資産の計上などにより、前連結会計年度末に比べ130億29百万円増加して、7,629億7百万円となりました。また、負債の部は、制度改定に伴い退職給付引当金が減少した一方で、オペレーティング・リース負債の計上などにより、前連結会計年度末に比べ6億53百万円増加して、2,442億20百万円となりました。純資産の部は当社株主に帰属する四半期純利益の計上などにより、前連結会計年度末に比べ123億76百万円増加して、5,186億87百万円となりました。以上より、株主資本比率は前連結会計年度の67.2%から67.7%となり、積極投資や経営環境の変化に対応できる強固な財務体質が維持されています。
当社グループの業績につきましては、AEC(車載事業)を非継続事業に分類したことに伴い、前第2四半期連結累計期間の売上高、営業利益および継続事業からの税引前四半期純利益は、非継続事業を除いた継続事業の金額に組み替えています。
当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、前年同期比で減収減益となりました。米中貿易摩擦の影響などによりグローバルに製造業の景況感の悪化が拡大し、自動車・半導体業界などにおける設備投資が減少しました。その結果、インダストリアルオートメーションビジネス(制御機器事業)やエレクトロニック&メカニカルコンポーネンツビジネス(電子部品事業)において売上高・営業利益(※)ともに減少しました。
その結果として、当第2四半期連結累計期間における当社グループの業績は、売上高は3,302億29百万円(前年同期比6.4%減)となり、営業利益は257億31百万円(前年同期比19.2%減)、継続事業からの法人税等、持分法投資損益控除前四半期純利益は274億49百万円(前年同期比12.9%減)、当社株主に帰属する四半期純利益は190億82百万円(前年同期比27.8%減)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間における対米ドルおよび対ユーロならびに対人民元の平均レートはそれぞれ109.2円(前年同期比0.3円の円高)、122.0円(前年同期比7.5円の円高)、15.9円(前年同期比0.8円の円高)となりました。(※)「営業利益」は、「売上高」から「売上原価」、「販売費及び一般管理費」および「試験研究開発費」を
控除したものを表示しています。
オペレーティング・セグメントの業績は、次のとおりです。
2018年10月における経営管理区分の見直しにより、「その他」傘下の一部を「社会システム事業」の事業セグメントに含めて開示しています。これに伴い、前第2四半期連結累計期間を新管理区分に組み替えています。
① IAB: インダストリアルオートメーションビジネス(制御機器事業)
デジタル業界でスマートフォンや半導体の投資が低迷したことに加え、自動車業界においても、世界的な新車販売台数の減少に伴い投資が抑制されたことなどにより、需要は低調に推移しました。
これらに加えて、円高による為替影響での減少もあり、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、1,806億11百万円(前年同期比11.8%減)(うち外部顧客に対する売上高は、1,779億8百万円(前年同期比11.7%減))、セグメント利益は、売上高の減少および為替の影響を受け、275億79百万円(前年同期比17.3%減)となりました。
② EMC: エレクトロニック&メカニカルコンポーネンツビジネス(電子部品事業)
中国では、輸出の鈍化を受けた設備投資の抑制や消費者の購買意欲の低下によって、家電や工作機・車載等の需要が減少しました。米州・欧州でも顧客の景況感が悪化し、需要が減少しました。
これらに加えて、円高による為替影響での減少もあり、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、684億57百万円(前年同期比14.0%減)(うち外部顧客に対する売上高は、458億89百万円(前年同期比13.3%減))、セグメント利益は、外部顧客や当社グループ事業への売上高の減少および為替の影響により、667百万円(前年同期比85.4%減)となりました。
③ SSB: ソーシアルシステムズ・ソリューション&サービス・ビジネス(社会システム事業)
駅務システム事業や交通管制・道路管理システム事業の堅調な更新需要に対応して、顧客ニーズを踏まえたソリューション提案活動を実施しました。また、消費税増税に対応したシステム改修の需要がありました。
この結果、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、341億46百万円(前年同期比30.3%増)(うち外部顧客に対する売上高は、313億28百万円(前年同期比32.4%増))、セグメント利益は、売上高の増加や収益性の改善により、4億44百万円(前年同期は21億59百万円の損失)となりました。
④ HCB: ヘルスケアビジネス(ヘルスケア事業)
国内は訪日外国人の需要が減少した結果、大型家電量販店における売上が低調に推移しました。米州・欧州ではブラジル、ロシアの需要が低調に推移しました。一方で中国では健康医療機器に対する個人消費は底堅く、血圧計とネブライザが好調に推移しました。
これらに加えて、円高による為替影響での減少もあり、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、549億6百万円(前年同期比1.4%減)(うち外部顧客に対する売上高は、546億22百万円(前年同期比1.6%減))、セグメント利益は、成長のための投資の継続や為替の影響により、68億87百万円(前年同期比4.2%減)となりました。
⑤ その他
その他のセグメントでは、新規事業の探索・育成と、社内カンパニーに属さない事業の育成・強化を本社直轄事業として担当しています。
環境事業は蓄電システムの需要が拡大しました。また、前期は7月に豪雨による協力会社の一時的な操業停止の影響があったこともあり、売上高は前年同期比で大きく増加しました。一方で、バックライト事業は顧客の需要が大きく減少しました。
この結果、前期の開発・製造受託サービス事業の売却の影響がありましたが、当セグメント合計の当第2四半期連結累計期間における売上高は、208億18百万円(前年同期比1.8%増)(うち外部顧客に対する売上高は、189億59百万円(前年同期比12.0%増))、セグメント利益は、9億86百万円(前年同期は15億59百万円の損失)となりました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は、次のとおりです。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益や減価償却費の計上、売上債権の減少などにより364億71百万円の収入(前年同期比110億97百万円の収入増)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、資本的支出などにより149億24百万円の支出(前年同期比22億64百万円の支出減)となりました。
なお、当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローの金額から投資活動によるキャッシュ・フローを控除したフリーキャッシュ・フローの金額は215億47百万円となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払いなどにより、89億77百万円の支出(前年同期比85億48百万円の支出減)となりました。
以上の他、為替による増減および非継続事業が保有する現金及び現金同等物の増減の結果、当第2四半期末における現金及び現金同等物残高は、前期末に比べ60億13百万円増加し、1,098億63百万円となりました。
(3) 経営方針・経営戦略等
AEC(車載事業)の譲渡決定を除いて、当第2四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における非継続事業を除いた継続事業の研究開発活動の金額は、232億86百万円です。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。