四半期報告書-第115期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/12 10:17
【資料】
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【項目】
37項目
文中の将来に関する事項は、本四半期報告書提出日(2021年11月12日)現在において判断したものです。
(1) 経営成績
当第2四半期連結累計期間の世界経済は、新型コロナワクチンの接種が広がる欧米諸国で堅調に回復が進み、正常化への歩みが進みました。一方で、新型コロナウイルス感染症の状況、資源価格高騰など、不確実性が依然として存在しています。世界経済及び日本経済は緩やかな景気回復局面にあるとみられますが、先行きは引き続き見通しにくい状況です。
このような経営環境のもと、当社グループは、事業の状況に応じた固定費管理と、新型コロナウイルス感染症による社会変化を捉えた新たな事業機会への取り組みを進めながら、2019年度からスタートした中期戦略の最終年度として、経営体質強化等を継続していきます。あわせて、全ての事業において、攻めるべき領域を定め、そこでの競争力を徹底的に高めてまいります。
当第2四半期連結累計期間では、2021年9月に、世界トップクラスのサプライチェーン・ソフトウェアの専門企業である米国Blue Yonder Holding, Inc. (以下、「Blue Yonder」) の80%分の株式追加取得を完了し、2020年7月に取得済の20%分の株式と合わせて全株式を取得、同社を完全子会社化しました。当社が長年培ってきたモノづくりのノウハウや、エッジデバイス、IoT、センシング技術等に、Blue Yonder のAI(人工知能)・ML(機械学習)が強みであるソフトウェアプラットフォームを組み合わせることで、新しい価値を創造し、両社で「オートノマス(自律的な)サプライチェーン™」を加速、お客様の経営課題を解決するとともに、エネルギーの削減、資源の有効活用を通じて、地球環境の保全やサスティナブルな社会の実現を目指します。
なお、2021年10月には、2022年度からの現パナソニック株式会社を持株会社とする新体制への移行に向けて、現行のカンパニー制を廃止し、バーチャルでの新体制をスタートさせました。新体制において、中期戦略を着実に推進するとともに、2022年4月1日からの新事業会社での円滑な事業運営に向けた準備を進めてまいります。
当第2四半期連結累計期間の連結売上高は、3兆5,336億円(前年同期比16%増)となりました。国内売上は、プロセスオートメーションの実装機などが牽引、増収となりました。海外売上は、需要増加を受けた車載電池、社会変化を捉えて伸長したシステム・デバイスなどが増収となりました。
営業利益は、2,012億円(前年同期比108%増)となりました。原材料価格高騰の影響などがあったものの、増販益に加え、Blue Yonderの新規連結による既存持分の再評価益の計上などにより、増益となりました。また、税引前利益は、2,058億円(前年同期比121%増)、親会社の所有者に帰属する四半期純利益については、1,530億円(前年同期比213%増)となりました。
(2) セグメントの経営成績
当第2四半期連結累計期間のセグメントの経営成績は、次のとおりです。
2021年度より一部の事業をセグメント間で移管しています。2020年度のセグメント情報については、2021年度の形態に合わせて組み替えて算出しています。
(a) アプライアンス
売上高は、1兆2,735億円(前年同期比7%増)となりました。主に中国の冷蔵庫・洗濯機、北米の食品流通などが堅調に推移し、増収となりました。
営業利益については、増販益や合理化等の取り組みはありましたが、原材料高騰などの影響が大きく、前年同期に比べ減益の455億円(前年同期比11%減)となりました。
(b) ライフソリューションズ
売上高は、7,278億円(前年同期比4%増)となりました。海外の天井扇、市況の回復を受けた配線器具などが好調に推移し、増収となりました。
営業利益は、原材料高騰などの影響を、増販益や合理化などによりカバーし、前年同期に比べ増益の253億円(前年同期比19%増)となりました。
(c) コネクティッドソリューションズ
売上高は、4,255億円(前年同期比13%増)となりました。ICT端末や5G関連機器、EV関連の需要増を受けた実装機などが牽引し、増収となりました。
営業利益は、増販益に加え、Blue Yonderの新規連結による既存持分の再評価益を計上したことなどにより、前年同期に比べ増益の522億円(前年同期は172億円の損失)となりました。
(d) オートモーティブ
売上高は、7,313億円(前年同期比28%増)となりました。車載機器は自動車生産回復を受けて伸長、また需要が旺盛な車載電池が牽引し、増収となりました。
営業利益は、増販益が寄与し、前年同期に比べ増益の71億円(前年同期は44億円の損失)となりました。
(e) インダストリアルソリューションズ
売上高は、7,010億円(前年同期比18%増)となりました。コンデンサ、産業用モータ、蓄電システムなどが牽引し、増収となりました。
営業利益は、原材料高騰などの影響を受けたものの、増販益に加え構造改革効果もあり、前年同期に比べ増益の652億円(前年同期比142%増)となりました。
(3) 財政状態
当第2四半期連結会計期間末の連結総資産は、7兆2,753億円となり、前連結会計年度末に比べ4,283億円増加しました。これは、主に棚卸資産の増加に加え、Blue Yonderの子会社化によるものです。負債は、4兆3,388億円となり、前連結会計年度末に比べ2,603億円増加しました。これは、主にBlue Yonderの子会社化の資金調達に伴う借入などによるものです。
親会社の所有者に帰属する持分は、2兆7,638億円となり、前連結会計年度末に比べ1,697億円増加しました。これは親会社の所有者に帰属する四半期純利益の計上などによるものです。また、親会社の所有者に帰属する持分に非支配持分を加味した資本合計は、2兆9,365億円となりました。
(4) キャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の営業活動により増加したキャッシュ・フローは、416億円(前年同期は760億円の増加)となりました。前年同期差の主な要因は、四半期純利益の増加はありましたが、法人所得税の支払額が増加したことなどによるものです。投資活動により減少したキャッシュ・フローは、7,028億円(前年同期は279億円の増加)となりました。前年同期差の主な要因は、Blue Yonderの子会社化に係る支出や、前年同期に資産譲渡等の一時的な収入があったことなどによるものです。この結果、フリーキャッシュ・フロー(営業活動及び投資活動によるキャッシュ・フローの合計)は、マイナス6,612億円(前年同期差7,651億円の悪化)となりました。
また、財務活動により増加したキャッシュ・フローは、294億円(前年同期は1,168億円の増加)となりました。前年同期差の主な要因は、Blue Yonderの子会社化のための借入はありましたが、社債の償還やBlue Yonderの有利子負債の返済に加え、短期社債(コマーシャルペーパー)発行残高が減少したことなどによるものです。
これらに為替変動の影響等を加味した結果、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、9,753億円(前連結会計年度末差6,179億円減少)となりました。
(5) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定に重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、2,009億円(前年同期比4%減)です。当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(7) 設備投資
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の設備投資は、919億円(前年同期比32%増)です。
(8) 減価償却費(有形固定資産)
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の減価償却費は、874億円(前年同期比1%減)です。
(9) 従業員数
当第2四半期連結会計期間末の従業員数(就業人員数)は、244,479人(前連結会計年度末差939人増)です。
(10) 株式会社の支配に関する基本方針
当第2四半期連結累計期間において、株式会社の支配に関する基本方針について重要な変更はありません。
(11) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。

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