四半期報告書-第50期第3四半期(平成30年11月21日-平成31年2月20日)

【提出】
2019/04/01 9:25
【資料】
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【項目】
30項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」 (企業会計基準第28号 2018年2月16日) 等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については、当該会計基準等を遡って適用した後の前連結会計年度末数値で比較を行っております。
(1)業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は総じて堅調に推移しましたが、第3四半期連結会計期間に入り、米国と中国を中心とする貿易摩擦問題の影響拡大に伴い、中国経済の減速が顕在化したことにより、わが国を含めたアジア経済及びヨーロッパ経済も景気減速傾向が見られました。米国経済は堅調を維持しておりますが、不安定な世界経済を受け、先行きには不透明感が強まっています。
エレクトロニクス業界におきましては、スマートフォン市場の成熟化やデータセンター関連投資の陰りによる半導体製造装置の設備投資調整が進み、減速傾向が強まりました。
このような情勢の中で当社グループは、営業-開発部門の連携を強化しつつ、新製品を軸とした重点顧客への提案活動に注力してまいりました。
新製品につきましては、小型・高速応答の非絶縁型DC-DCコンバータ(POL)「BRFSシリーズ」拡充モデル、大電力・高効率パワーモジュール電源(安定型バスコンバータ)「CHSシリーズ」拡充モデル、小型汎用DC-DCコンバータ「MGX」シリーズをそれぞれ市場投入いたしました。
生産面では、生産能力の増強に取り組んできた結果、納期対応力が向上しました。
なお、連結子会社 Powerbox International ABの本社事務所(スウェーデン、グネスタ)において、2018年9月に発生した火災事故による棚卸資産及び有形固定資産の焼失損として、1億40百万円を特別損失に計上しております。また、この火災損失にかかる保険金収入として、1億24百万円を特別利益に計上しております。
この結果、当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、受注高は172億10百万円(前年同期比25.2%減)、売上高は214億22百万円(同9.2%増)となりました。利益面におきましては、経常利益が29億93百万円(同18.0%減)となり、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億52百万円(同23.2%減)となりました。
セグメントの業績は、次のとおりであります。
①日本生産販売事業
日本国内では、顧客・販売店の在庫及び発注調整と半導体製造装置関連で顧客の設備投資の延期の影響が重なり、需要の減少が続いております。
このような情勢の中、営業-開発部門の連携を強化し、新製品の拡販活動に注力するとともに、新規顧客の開拓、重点顧客の深堀活動に取り組んでまいりました。
この結果、外部顧客への売上高は、142億78百万円(前年同期比3.0%減)、セグメント利益は27億47百万円(同10.6%減)となりました。
②北米販売事業
米国では医用機器関連は好調に推移し、一般工作機器の需要が回復基調に転じましたが、半導体製造装置関連の需要減が続いております。
このような情勢の中、ファクトリーレップとの連携活動に注力してまいりました。
この結果、外部顧客への売上高は、18億51百万円(前年同期比1.0%増)、セグメント利益は2億36百万円(同55.1%増)となりました。
③ヨーロッパ生産販売事業
当該セグメントは、第1四半期連結会計期間にPowerbox International ABの株式取得を行い、新たに連結子会社化したことに伴い、報告セグメントを「ヨーロッパ販売事業」から「ヨーロッパ生産販売事業」に変更しております。
ヨーロッパでは、上半期まで全般的に好調に推移しておりましたが、第3四半期連結会計期間に入り、中国の景気減速の影響でドイツを中心に需要調整が入りました。
このような情勢の中、重点ディストリビューターとの連携を強化し、新規プロジェクト獲得、新規顧客開拓に注力してまいりました。
セグメント業績は、Powerbox International ABの買収により同社及びその子会社の業績を取り込んだことにより、売上高は大幅に増加した一方で、売上原価、販売費及び一般管理費の増加および買収に関連して発生したのれんの償却負担等の影響から減益となりました。
この結果、外部顧客への売上高は、33億円(前年同期比340.3%増)、セグメント損失は1億99百万円(前年同期はセグメント利益9百万円)となりました。
④アジア販売事業
アジアでは、顧客・販売店の在庫及び発注調整、半導体製造装置関連の設備投資延期、中国経済の減速の影響によって、需要の減少が続いております。
このような情勢の中、ターゲット業界・顧客を絞り、新規プロジェクト獲得、新規顧客開拓に注力してまいりました。
この結果、外部顧客への売上高は、19億92百万円(前年同期比14.5%減)、セグメント利益は81百万円(同25.0%減)となりました。
⑤中国生産事業
中国生産事業においては、品質管理体制の強化と生産性向上活動および部材調達力強化を進めてまいりました。生産性向上活動では、目視検査工程と部品挿入工程の自動化を推進してまいりました。
この結果、セグメント間の内部売上高は、8億37百万円(前年同期比6.0%減)、セグメント利益は1億55百万円(同23.3%減)となりました。
(2)財政状態
2018年6月に株式取得した Powerbox International AB の影響等に伴い、当第3四半期連結会計期間末における資産合計は450億99百万円となり、前連結会計年度末に比べ37百万円減少いたしました。負債合計は47億1百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億93百万円減少いたしました。
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における流動資産は210億83百万円となり、前連結会計年度末に比べ47億98百万円減少いたしました。これは主に、有価証券が1億99百万円、たな卸資産が11億72百万円増加した一方で、現金及び預金が63億71百万円、受取手形及び売掛金が9億16百万円減少したことによるものであります。
固定資産は240億16百万円となり、前連結会計年度末に比べ47億61百万円増加いたしました。これは主に、有形固定資産が20億73百万円、のれん等の無形固定資産が34億21百万円、繰延税金資産が1億55百万円増加した一方で、投資有価証券が11億18百万円減少したことによるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における流動負債は38億46百万円となり、前連結会計年度末に比べ8億82百万円減少いたしました。これは主に、買掛金が5億62百万円、短期借入金が2億90百万円増加した一方で、未払金が4億44百万円、未払法人税等が10億52百万円、賞与引当金が2億21百万円、製品保証引当金が1億76百万円減少したことによるものであります。
固定負債は8億54百万円となり、前連結会計年度末に比べ4億88百万円増加いたしました。これは主に、退職給付に係る負債が1億4百万円、繰延税金負債が3億61百万円増加したことによるものです。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産合計は403億98百万円となり、前連結会計年度末に比べ3億56百万円増加いたしました。これは、親会社株主に帰属する四半期純利益19億52百万円及び剰余金の配当11億86百万円、自己株式の取得1億80百万円等により、株主資本が5億77百万円増加し、その他有価証券評価差額金、為替換算調整勘定の減少等によりその他の包括利益累計額が2億29百万円減少したことによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、60百万円であります。なお、研究開発費は、電源等の基礎研究費用であり、新製品開発に係る費用は含んでおりません。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありませんが、今般、Powerbox International AB の子会社化に伴い、製品開発技術力の相互活用による新製品の開発や共同開発を積極的に取り組んでまいります。
(5)従業員数
当第3四半期連結累計期間において、Powerbox International ABの株式取得を行い、同社及びその子会社を連結子会社としたことに伴い、ヨーロッパ生産販売事業における従業員数は117名増加しております。

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