四半期報告書-第64期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)

【提出】
2021/08/11 11:24
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
業績の全般的概況
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、各国において新型コロナウイルス感染症の影響が残る中、中国経済の回復や米国における雇用・個人消費の回復など、各国における経済対策やワクチン接種普及による景気回復の期待感もあり回復に向かいました。
エレクトロニクス業界におきましては、自動車関連市場において半導体の品不足により、若干の生産調整が有りましたが、新製品立ち上がり等により引き続き好調に推移しました。また、感染症対策としてのステイホームやテレワークなどライフスタイルの変化による民生機器関連市場での需要増や各国における経済対策などによる設備投資を受けて産業機器関連市場が回復傾向にあることなどから、市場は全体として好調に推移しました。
このような経営環境の中、中長期的に成長が期待される産業機器関連市場やEV化へのシフトが期待される自動車関連市場などへの製品ラインアップを強化し、ニーズを先取りしたソリューションでの提案を強化、推進しました。また、ロームグループが強みを持つ「パワー」、「アナログ」及び「汎用デバイス」の新製品・新技術の開発を進めました。
生産面においても、マトリクス型組織とすることにより、全社最適化を進めるとともに、「モノづくり改革」による省人化・自動化ラインの構築を推し進めました。また、新型コロナウイルス感染症への感染防止対策の徹底や生産性向上、急増する受注に対応した生産能力増強を進めるなど、お客様への安定供給に努めました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は自動車関連市場及び民生機器関連市場を中心に増加し、前年同期比37.4%増の1,112億5千4百万円、営業利益は前年同期比152.4%増の152億6千5百万円となりました。当第1四半期連結累計期間の営業利益率は前第1四半期連結累計期間の7.5%から13.7%に上昇しました。
経常利益につきましては、営業利益の増加に加え、為替差益が発生したことにより、前年同期比205.1%増の163億4千9百万円となりました。
親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期比60.0%増の116億6百万円となりました。
またロームグループで重視している経営指標について、当第1四半期連結累計期間のEBITDA(※1)は前年同期比56.9%増の245億2千9百万円となりました。
※1.EBITDA(Earnings Before Interest, Taxes, Depreciation and Amortization)
税引前利益に支払利息、減価償却費を加えて求めたもの。グローバル企業などの収益力を比較する際によく利用される指標。ロームグループでは簡易的に営業利益に減価償却費を加えて算出しております。
業績のセグメント別概況
市場別では、自動車関連市場につきましては、ADAS・インフォテインメント(※2)向けの電源ICや、電動車のパワートレイン向けに絶縁ゲートドライバICなどが順調に売上を伸ばしました。産業機器関連市場につきましては、市況回復により全体として好調に推移しました。民生機器関連市場につきましては、市況の回復やテレワークの浸透による白物家電・PC向け等の各種ドライバICや電源ICなどが全体として好調に推移しました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は492億5百万円(前年同期比32.1%増)、セグメント利益は62億9千3百万円(前年同期比506.6%増)となりました。
※2.インフォテインメント
主に自動車について用いられる言葉で、「情報:インフォメーション」の提供と「娯楽:エンターテインメント」の提供を実現するシステムの総称。
<半導体素子>事業セグメント別では、トランジスタ、ダイオード、パワーデバイスにつきましては、自動車関連市場向けを中心に全体として好調に推移しました。また、発光ダイオードにつきましては、産業機器関連市場向けや民生機器関連市場向けなどで売上が増加しました。半導体レーザーにつきましては、家電市場向けを中心に売上が増加しました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は470億8千万円(前年同期比47.9%増)、セグメント利益は64億8千1百万円(前年同期比61.0%増)となりました。
<モジュール>事業セグメント別では、プリントヘッドにつきましては、プリンタ向けなどで売上が増加しました。オプティカルモジュールにつきましては、スマートフォン向けなどでセンサモジュールの売上が減少しましたが、自動車関連市場向けなどで売上が増加しました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は79億6千6百万円(前年同期比2.7%増)、セグメント利益は10億5千8百万円(前年同期比56.3%増)となりました。
<その他>事業セグメント別では、抵抗器につきましては、自動車関連市場向けを中心に売上が増加しました。一方、タンタルコンデンサにつきましては、PC向けなどで売上が好調に推移しました。
これらの結果、当第1四半期連結累計期間の売上高は70億2百万円(前年同期比68.0%増)、セグメント利益は13億2千1百万円(前年同期比625.0%増)となりました。
上記「業績のセグメント別概況」の記載は、外部顧客に対するものであります。
(2)財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の財政状態といたしましては、総資産は、前連結会計年度末に比べ9億4千5百万円増加し、9,271億8千5百万円となりました。主な要因といたしましては、受取手形及び売掛金が85億7百万円、現金及び預金が69億6百万円、有形固定資産が24億6千9百万円、それぞれ増加した一方、有価証券が123億7百万円、投資有価証券が30億3千万円、それぞれ減少したことによるものであります。
負債は、前連結会計年度末に比べ5億3千3百万円減少し、1,562億1千7百万円となりました。主な要因といたしましては、未払金が34億1千3百万円減少した一方、繰延税金負債が13億9千7百万円、流動負債のその他が6億2千9百万円、支払手形及び買掛金が5億4千万円、それぞれ増加したことによるものであります。
純資産は、前連結会計年度末に比べ14億7千7百万円増加し、7,709億6千7百万円となりました。主な要因といたしましては、親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により株主資本が42億4千4百万円増加した一方、その他有価証券評価差額金が16億5千9百万円、為替換算調整勘定が13億7千2百万円、それぞれ減少したことによるものであります。
これらの結果、自己資本比率は、前連結会計年度末の83.0%から83.1%に上昇しました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第1四半期連結累計期間において、ロームグループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、ロームグループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(5)財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針
当第1四半期連結累計期間において、当社の財務及び事業の方針の決定を支配する者の在り方に関する基本方針について重要な変更はありません。
(6)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、83億6千6百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、ロームグループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。

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