四半期報告書-第59期第1四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、未だCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響による経済活動の制限が続いており、経済活動の部分的な再開や各種の経済政策によって持ち直しの動きがあるものの、本格的な回復には相当な時間を要すると見込まれています。加えて、米中貿易摩擦の先鋭化や米国大統領選によって、先行きの不透明感は拭い切れておりません。
当社グループの主要販売先である半導体業界では、COVID-19の拡大でスマートフォンなどコンシューマー製品や車載機器の需要が低迷する一方で、リモートワーク、eコマースやゲーミングの増加及びそれら通信量の増大に対応したDC(データセンター)向けの需要が堅調に推移しました。ロジックデバイスメーカーの最先端分野では次世代のEUV(極端紫外線)リソグラフィを用いた半導体製造工程の能力増強が継続し、大手デバイスメーカーやマスクブランクスメーカーが引き続きEUV関連分野で投資を行っています。
このような状況下、当第1四半期連結累計期間の売上高は131億65百万円(前年同期比137.5%増加)となりました。
品目別に見ますと、半導体関連装置が110億54百万円(前年同期比245.9%増加)、その他が5億23百万円(前年同期比47.7%減少)、サービスが15億88百万円(前年同期比18.0%増加)となりました。
連結損益につきましては、営業利益が45億29百万円(前年同期比216.8%増加)、経常利益が43億92百万円(前年同期比220.0%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益が31億65百万円(前年同期比218.7%増加)となりました。
②財政状態
当第1四半期連結会計期間末における総資産は807億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億60百万円減少いたしました。これは主に、仕掛品が43億9百万円、流動資産のその他が22億6百万円、受取手形及び売掛金が8億62百万円増加したものの、現金及び預金が86億56百万円減少したことによるものであります。
負債につきましては、当第1四半期連結会計期間末残高は407億87百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億30百万円減少いたしました。これは主に、流動負債のその他が7億52百万円、賞与引当金が7億11百万円増加したものの、未払法人税等が31億4百万円減少したことによるものであります。
株主資本にその他の包括利益累計額及び新株予約権を加えた純資産合計は399億45百万円となり、また自己資本比率は49.5%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ86億57百万円減少し、160億3百万円となりました。当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、57億44百万円の支出(前年同期は26億54百万円の収入)となりました。これは主に、たな卸資産の増加額44億59百万円、法人税等の支払額42億35百万円、仕入債務の減少額12億48百万円などの支出要因が、税金等調整前四半期純利益43億92百万円などの収入要因を上回ったことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、2億90百万円の支出(前年同期比70.0%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2億34百万円などによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、24億35百万円の支出(前年同期比74.1%増)となりました。これは主に、配当金の支払額24億34百万円などによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の当社グループの対処すべき重要な課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は10億71百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、未だCOVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響による経済活動の制限が続いており、経済活動の部分的な再開や各種の経済政策によって持ち直しの動きがあるものの、本格的な回復には相当な時間を要すると見込まれています。加えて、米中貿易摩擦の先鋭化や米国大統領選によって、先行きの不透明感は拭い切れておりません。
当社グループの主要販売先である半導体業界では、COVID-19の拡大でスマートフォンなどコンシューマー製品や車載機器の需要が低迷する一方で、リモートワーク、eコマースやゲーミングの増加及びそれら通信量の増大に対応したDC(データセンター)向けの需要が堅調に推移しました。ロジックデバイスメーカーの最先端分野では次世代のEUV(極端紫外線)リソグラフィを用いた半導体製造工程の能力増強が継続し、大手デバイスメーカーやマスクブランクスメーカーが引き続きEUV関連分野で投資を行っています。
このような状況下、当第1四半期連結累計期間の売上高は131億65百万円(前年同期比137.5%増加)となりました。
品目別に見ますと、半導体関連装置が110億54百万円(前年同期比245.9%増加)、その他が5億23百万円(前年同期比47.7%減少)、サービスが15億88百万円(前年同期比18.0%増加)となりました。
連結損益につきましては、営業利益が45億29百万円(前年同期比216.8%増加)、経常利益が43億92百万円(前年同期比220.0%増加)、親会社株主に帰属する四半期純利益が31億65百万円(前年同期比218.7%増加)となりました。
②財政状態
当第1四半期連結会計期間末における総資産は807億33百万円となり、前連結会計年度末に比べ10億60百万円減少いたしました。これは主に、仕掛品が43億9百万円、流動資産のその他が22億6百万円、受取手形及び売掛金が8億62百万円増加したものの、現金及び預金が86億56百万円減少したことによるものであります。
負債につきましては、当第1四半期連結会計期間末残高は407億87百万円となり、前連結会計年度末に比べ18億30百万円減少いたしました。これは主に、流動負債のその他が7億52百万円、賞与引当金が7億11百万円増加したものの、未払法人税等が31億4百万円減少したことによるものであります。
株主資本にその他の包括利益累計額及び新株予約権を加えた純資産合計は399億45百万円となり、また自己資本比率は49.5%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第1四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比べ86億57百万円減少し、160億3百万円となりました。当第1四半期連結累計期間におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
営業活動によるキャッシュ・フローにつきましては、57億44百万円の支出(前年同期は26億54百万円の収入)となりました。これは主に、たな卸資産の増加額44億59百万円、法人税等の支払額42億35百万円、仕入債務の減少額12億48百万円などの支出要因が、税金等調整前四半期純利益43億92百万円などの収入要因を上回ったことによるものであります。
投資活動によるキャッシュ・フローにつきましては、2億90百万円の支出(前年同期比70.0%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出2億34百万円などによるものであります。
財務活動によるキャッシュ・フローにつきましては、24億35百万円の支出(前年同期比74.1%増)となりました。これは主に、配当金の支払額24億34百万円などによるものであります。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第1四半期連結累計期間において、新たに発生した事業上及び財務上の当社グループの対処すべき重要な課題はありません。
(4)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は10億71百万円であります。なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。