四半期報告書-第71期第2四半期(令和4年4月1日-令和4年6月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
なお、第1四半期連結会計期間から、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等
を適用しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の
変更)」に記載のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
世界経済は、半導体等の部品需給逼迫、ロシアによるウクライナ侵攻に端を発するエネルギー価格の高騰、中国における主要都市(上海市等)のロックダウン、急速に円安が進む為替相場など、引き続き先行きが不透明な状況が続いております。一方で、脱炭素化に向けた世界的な流れは持続しており、各国政府による方針を受けて企業の設備投資の拡大が引き続き期待されております。今後、自動車の電動化が加速すると同時に、電源の高性能化が求められるようになると見込まれており、バッテリー、デバイス、エネルギーといった市場においては、設備投資環境が堅調に推移すると予測しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、脱炭素化に向けた世界各国の取り組みを受け、バッテリー、デバイス、エネルギーといった市場の計測器需要は引き続き高い状態で推移いたしました。また、海外市場における計測器需要は、中国、韓国、東南アジア、インド、ヨーロッパなどの幅広い地域で好調に推移いたしました。この結果、受注高としては過去最高になりました。一方で、当社販売子会社が本社を置く中国上海市の3月下旬から5月末まで約2か月間にわたるロックダウンにより、顧客への製品出荷ができない状況が続きました。この影響を受け、好調な受注高とは対照的に、売上高の伸長率は前第2四半期連結累計期間と比べ小幅なものになりました。また、前連結会計年度末に48億円であった受注残高は、当第2四半期連結会計期間末には85億円になりました。
開発面では、バッテリー、デバイス、エネルギーといった市場の顧客へ試作品を貸出し、顧客の要望に柔軟に対応するアジャイル開発を進める一方で、部品需給の逼迫を踏まえ、引き続き代替部品での生産が可能となるよう既存製品の設計変更に取り組んでまいりました。また、顧客との協創を推進して革新的計測ソリューションを創造するために、共同実験ラボを現在の研究棟内に新設することにいたしました。さらに、水素エネルギー分野に向けた技術の先行開発とソリューション提供強化のため、「水素エナジーソリューション」チームを発足させ、活動を開始いたしました。
生産面では、生産量の増加に対応するため、当連結会計年度末までの完成を目標に、本社工場における生産・物流の動線改善に向けた増床・増築工事を開始いたしました。また、引き続き円滑な生産に向け、購買先との緊密なコミュニケーション等を通じて部品の確保に努めました。
販売面では、上海市のロックダウン解除を受け、5月末以降受注残高の解消を最優先に現地の顧客に対する製品出荷を再開いたしました。さらに、成長が期待されるベトナム市場の深耕を目的に、駐在員事務所の販売体制を強化いたしました。
利益面では、部品価格の高騰に加え、顧客への供給責任を果たすことを最優先に様々なルートで市価を上回る部品を調達したことから材料費率が上昇いたしました。材料費率の上昇及び市場動向を踏まえ、当社製品価格の適正化を機動的に進め、収益力の強化に努めました。また、為替相場が当初の想定に比べ円安に推移したことから、連結業績の増益要因となっております。
以上により、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高158億82百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益31億40百万円(同0.2%増)、経常利益34億1百万円(同5.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益25億3百万円(同2.9%増)になりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、原材料及び貯蔵品は増加いたしましたが、現金及び預金が減少したため、前連結会計年度末と比較して48百万円減少し、363億42百万円になりました。
負債は、賞与引当金は増加いたしましたが、未払法人税等及び流動負債のその他に含まれる未払費用が減少したため、前連結会計年度末と比較して17億3百万円減少し、52億33百万円になりました。
純資産は、利益剰余金及び為替換算調整勘定が増加したため、前連結会計年度末と比較して16億54百万円増加し、311億8百万円になりました。
当社グループにおける製品別の受注高及び売上高の実績は、次のとおりであります。
① 受注実績
② 売上実績
また、顧客の所在地別の受注高及び売上高の実績は、次のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間の海外売上高は、95億15百万円(前年同期比13.7%増)、海外売上高比率は59.9%になりました。
① 受注実績
(注)1.国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2.各区分に属する主な国又は地域
(1)アジア ……………… 中国・韓国・台湾・東南アジア・インド
(2)アメリカ …………… 北米・中南米
(3)ヨーロッパ ………… ドイツ・フランス・イタリア・イギリス
(4)その他の地域 ……… 中近東・オーストラリア・アフリカ
3.受注高は顧客の所在地を基礎とし、分類しております。
② 売上実績
(注)1.国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2.各区分に属する主な国又は地域
(1)アジア ……………… 中国・韓国・台湾・東南アジア・インド
(2)アメリカ …………… 北米・中南米
(3)ヨーロッパ ………… ドイツ・フランス・イタリア・イギリス
(4)その他の地域 ……… 中近東・オーストラリア・アフリカ
3.売上高は顧客の所在地を基礎とし、分類しております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比較して21億70百万円減少し、120億66百万円になりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、5億26百万円の支出(前年同期は14億47百万円の収入)になりました。主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益33億99百万円、減価償却費5億34百万円及び賞与引当金の増加額12億74百万円であります。主な減少要因は、未払費用の減少額26億1百万円及び棚卸資産の増加額15億12百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、7億5百万円の支出(前年同期比125.3%増)になりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額等により、13億63百万円の支出(前年同期比149.8%増)になりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、14億57百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、第1四半期連結会計期間から、「収益認識に関する会計基準」(企業会計基準第29号 2020年3月31日)等
を適用しております。詳細につきましては、「第4 経理の状況 1 四半期連結財務諸表 注記事項(会計方針の
変更)」に記載のとおりであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
世界経済は、半導体等の部品需給逼迫、ロシアによるウクライナ侵攻に端を発するエネルギー価格の高騰、中国における主要都市(上海市等)のロックダウン、急速に円安が進む為替相場など、引き続き先行きが不透明な状況が続いております。一方で、脱炭素化に向けた世界的な流れは持続しており、各国政府による方針を受けて企業の設備投資の拡大が引き続き期待されております。今後、自動車の電動化が加速すると同時に、電源の高性能化が求められるようになると見込まれており、バッテリー、デバイス、エネルギーといった市場においては、設備投資環境が堅調に推移すると予測しております。
当第2四半期連結累計期間におきましては、脱炭素化に向けた世界各国の取り組みを受け、バッテリー、デバイス、エネルギーといった市場の計測器需要は引き続き高い状態で推移いたしました。また、海外市場における計測器需要は、中国、韓国、東南アジア、インド、ヨーロッパなどの幅広い地域で好調に推移いたしました。この結果、受注高としては過去最高になりました。一方で、当社販売子会社が本社を置く中国上海市の3月下旬から5月末まで約2か月間にわたるロックダウンにより、顧客への製品出荷ができない状況が続きました。この影響を受け、好調な受注高とは対照的に、売上高の伸長率は前第2四半期連結累計期間と比べ小幅なものになりました。また、前連結会計年度末に48億円であった受注残高は、当第2四半期連結会計期間末には85億円になりました。
開発面では、バッテリー、デバイス、エネルギーといった市場の顧客へ試作品を貸出し、顧客の要望に柔軟に対応するアジャイル開発を進める一方で、部品需給の逼迫を踏まえ、引き続き代替部品での生産が可能となるよう既存製品の設計変更に取り組んでまいりました。また、顧客との協創を推進して革新的計測ソリューションを創造するために、共同実験ラボを現在の研究棟内に新設することにいたしました。さらに、水素エネルギー分野に向けた技術の先行開発とソリューション提供強化のため、「水素エナジーソリューション」チームを発足させ、活動を開始いたしました。
生産面では、生産量の増加に対応するため、当連結会計年度末までの完成を目標に、本社工場における生産・物流の動線改善に向けた増床・増築工事を開始いたしました。また、引き続き円滑な生産に向け、購買先との緊密なコミュニケーション等を通じて部品の確保に努めました。
販売面では、上海市のロックダウン解除を受け、5月末以降受注残高の解消を最優先に現地の顧客に対する製品出荷を再開いたしました。さらに、成長が期待されるベトナム市場の深耕を目的に、駐在員事務所の販売体制を強化いたしました。
利益面では、部品価格の高騰に加え、顧客への供給責任を果たすことを最優先に様々なルートで市価を上回る部品を調達したことから材料費率が上昇いたしました。材料費率の上昇及び市場動向を踏まえ、当社製品価格の適正化を機動的に進め、収益力の強化に努めました。また、為替相場が当初の想定に比べ円安に推移したことから、連結業績の増益要因となっております。
以上により、当第2四半期連結累計期間における業績は、売上高158億82百万円(前年同期比8.5%増)、営業利益31億40百万円(同0.2%増)、経常利益34億1百万円(同5.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益25億3百万円(同2.9%増)になりました。
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、原材料及び貯蔵品は増加いたしましたが、現金及び預金が減少したため、前連結会計年度末と比較して48百万円減少し、363億42百万円になりました。
負債は、賞与引当金は増加いたしましたが、未払法人税等及び流動負債のその他に含まれる未払費用が減少したため、前連結会計年度末と比較して17億3百万円減少し、52億33百万円になりました。
純資産は、利益剰余金及び為替換算調整勘定が増加したため、前連結会計年度末と比較して16億54百万円増加し、311億8百万円になりました。
当社グループにおける製品別の受注高及び売上高の実績は、次のとおりであります。
① 受注実績
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2021年1月1日 至 2021年6月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2022年1月1日 至 2022年6月30日) | 増減 | ||||
| 金額 (千円) | 構成比 (%) | 金額 (千円) | 構成比 (%) | 金額 (千円) | 増減率 (%) | |
| 自動試験装置 | 1,652,369 | 10.5 | 1,825,886 | 9.3 | 173,517 | 10.5 |
| 記録装置 | 2,307,298 | 14.7 | 2,726,260 | 13.9 | 418,961 | 18.2 |
| 電子測定器 | 7,938,118 | 50.7 | 10,334,452 | 52.9 | 2,396,334 | 30.2 |
| 現場測定器 | 3,176,106 | 20.3 | 3,762,946 | 19.3 | 586,840 | 18.5 |
| 周辺装置他 | 590,736 | 3.8 | 898,179 | 4.6 | 307,442 | 52.0 |
| 合計 | 15,664,628 | 100.0 | 19,547,725 | 100.0 | 3,883,096 | 24.8 |
② 売上実績
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2021年1月1日 至 2021年6月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2022年1月1日 至 2022年6月30日) | 増減 | ||||
| 金額 (千円) | 構成比 (%) | 金額 (千円) | 構成比 (%) | 金額 (千円) | 増減率 (%) | |
| 自動試験装置 | 1,847,006 | 12.6 | 1,778,141 | 11.2 | △68,865 | △3.7 |
| 記録装置 | 2,140,201 | 14.6 | 2,168,680 | 13.7 | 28,478 | 1.3 |
| 電子測定器 | 6,646,371 | 45.4 | 7,775,680 | 49.0 | 1,129,309 | 17.0 |
| 現場測定器 | 3,232,708 | 22.1 | 3,310,735 | 20.8 | 78,026 | 2.4 |
| 周辺装置他 | 773,505 | 5.3 | 849,116 | 5.3 | 75,610 | 9.8 |
| 合計 | 14,639,794 | 100.0 | 15,882,354 | 100.0 | 1,242,559 | 8.5 |
また、顧客の所在地別の受注高及び売上高の実績は、次のとおりであります。
当第2四半期連結累計期間の海外売上高は、95億15百万円(前年同期比13.7%増)、海外売上高比率は59.9%になりました。
① 受注実績
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2021年1月1日 至 2021年6月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2022年1月1日 至 2022年6月30日) | 増減 | |||||
| 金額 (千円) | 構成比 (%) | 金額 (千円) | 構成比 (%) | 金額 (千円) | 増減率 (%) | ||
| 国 内 | 6,580,197 | 42.0 | 7,243,510 | 37.1 | 663,313 | 10.1 | |
| 海外 | アジア | 7,103,180 | 45.3 | 9,602,086 | 49.1 | 2,498,906 | 35.2 |
| アメリカ | 1,034,378 | 6.6 | 1,233,157 | 6.3 | 198,778 | 19.2 | |
| ヨーロッパ | 767,361 | 4.9 | 1,098,059 | 5.6 | 330,698 | 43.1 | |
| その他の地域 | 179,510 | 1.1 | 370,910 | 1.9 | 191,400 | 106.6 | |
| 計 | 9,084,431 | 58.0 | 12,304,214 | 62.9 | 3,219,783 | 35.4 | |
| 合 計 | 15,664,628 | 100.0 | 19,547,725 | 100.0 | 3,883,096 | 24.8 | |
(注)1.国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2.各区分に属する主な国又は地域
(1)アジア ……………… 中国・韓国・台湾・東南アジア・インド
(2)アメリカ …………… 北米・中南米
(3)ヨーロッパ ………… ドイツ・フランス・イタリア・イギリス
(4)その他の地域 ……… 中近東・オーストラリア・アフリカ
3.受注高は顧客の所在地を基礎とし、分類しております。
② 売上実績
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2021年1月1日 至 2021年6月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2022年1月1日 至 2022年6月30日) | 増減 | |||||
| 金額 (千円) | 構成比 (%) | 金額 (千円) | 構成比 (%) | 金額 (千円) | 増減率 (%) | ||
| 国 内 | 6,267,370 | 42.8 | 6,366,823 | 40.1 | 99,452 | 1.6 | |
| 海外 | アジア | 6,406,097 | 43.8 | 7,312,745 | 46.0 | 906,647 | 14.2 |
| アメリカ | 1,066,374 | 7.3 | 1,120,489 | 7.1 | 54,115 | 5.1 | |
| ヨーロッパ | 714,805 | 4.9 | 868,156 | 5.5 | 153,350 | 21.5 | |
| その他の地域 | 185,146 | 1.3 | 214,140 | 1.3 | 28,994 | 15.7 | |
| 計 | 8,372,423 | 57.2 | 9,515,531 | 59.9 | 1,143,107 | 13.7 | |
| 合 計 | 14,639,794 | 100.0 | 15,882,354 | 100.0 | 1,242,559 | 8.5 | |
(注)1.国又は地域の区分は、地理的近接度によっております。
2.各区分に属する主な国又は地域
(1)アジア ……………… 中国・韓国・台湾・東南アジア・インド
(2)アメリカ …………… 北米・中南米
(3)ヨーロッパ ………… ドイツ・フランス・イタリア・イギリス
(4)その他の地域 ……… 中近東・オーストラリア・アフリカ
3.売上高は顧客の所在地を基礎とし、分類しております。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末と比較して21億70百万円減少し、120億66百万円になりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、5億26百万円の支出(前年同期は14億47百万円の収入)になりました。主な増加要因は、税金等調整前四半期純利益33億99百万円、減価償却費5億34百万円及び賞与引当金の増加額12億74百万円であります。主な減少要因は、未払費用の減少額26億1百万円及び棚卸資産の増加額15億12百万円であります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、有形固定資産の取得による支出等により、7億5百万円の支出(前年同期比125.3%増)になりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払額等により、13億63百万円の支出(前年同期比149.8%増)になりました。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は、14億57百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。