四半期報告書-第63期第2四半期(令和3年12月1日-令和4年2月28日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,637百万円増加し、44,330百万円となりました。これは主に、現金及び預金に加え、土地が増加したこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ167百万円減少し、3,323百万円となりました。これは主に、未払法人税等が減少したこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,804百万円増加し、41,007百万円となりました。これは主に、配当金の支払いがあったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したこと及び為替換算調整勘定の増加等によるものであります。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のオミクロン株による感染拡大により景気回復のペースが減速しております。さらに足元では、ロシア・ウクライナ情勢による地政学的リスク、サプライチェーンの混乱等がもたらす経済への下振れ懸念等により依然として先行き不透明な状況にあります。
このような環境下、当社グループにおきましては、「世界一の品質を世界のすみずみへ」を使命として、当連結会計年度を初年度とする中期経営計画をスタートさせております。当社グループのさらなる成長を目指して営業・生産・開発の各機能のグロ―バル化を進めることでビジネスモデルの変革を行い、企業理念実現のための取り組みを進めております。また、中期経営計画の重点製品であるNiTiロータリーファイルの量産体制を構築するとともに、新製品硝子体攝子については下期の上市に向けて開発を進めてまいりました。さらにドイツの連結子会社では新本社工場建設用の土地取得が完了し、次期の完成に向けて着実に計画を進めております。
当第2四半期連結累計期間における経営成績は以下のとおりです。
中国を中心としたアジアでの販売拡大並びに欧州における需要回復により、売上高は9,651百万円(前年同期比16.2%増)となりました。今後出荷の見込みのない在庫を処分した結果、売上原価率は悪化したものの、売上高の増加等により営業利益は3,079百万円(同15.6%増)となりました。経常利益は為替差益が前年同期より増加したこと等により3,390百万円(同23.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に計上された投資有価証券売却益がなくなったものの、経常利益が増加したこと等により2,333百万円(同15.8%増)となりました。
セグメント別の業績概況は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。
(サージカル関連製品)
品質評価の高い眼科ナイフの売上高が中国並びに日本で好調に推移したことから、売上高は2,780百万円(前年同期比22.4%増)となりました。売上高が増加したこと等により、セグメント利益(営業利益)は973百万円(同30.6%増)となりました。
(アイレス針関連製品)
中国並びに欧州において売上が好調に推移したことから、売上高は2,857百万円(前年同期比17.1%増)となりました。売上高の増加があったものの、今後出荷の見込みのない在庫を処分した結果、セグメント利益(営業利益)は782百万円(同0.1%減)となりました。
(デンタル関連製品)
インドをはじめとするアジアにおいてダイヤバー等の売上高が好調に推移したこと等により、売上高は4,013百万円(前年同期比11.8%増)となりました。また、売上高が増加したこと等から、セグメント利益(営業利益)は1,324百万円(同16.5%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ 148百万円増加し、18,205百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3,008百万円(前年同期比 0.3%減)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上により資金が増加した一方で、法人税等の支払額が増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2,011百万円(前年同期比 268.9%増)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出及び有形固定資産の取得による支出が増加したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,219百万円(前年同期比 9.8%増)となりました。これは主に、配当金の支払額が増加したこと等によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、727百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ1,637百万円増加し、44,330百万円となりました。これは主に、現金及び預金に加え、土地が増加したこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ167百万円減少し、3,323百万円となりました。これは主に、未払法人税等が減少したこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ1,804百万円増加し、41,007百万円となりました。これは主に、配当金の支払いがあったものの、親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したこと及び為替換算調整勘定の増加等によるものであります。
②経営成績
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のオミクロン株による感染拡大により景気回復のペースが減速しております。さらに足元では、ロシア・ウクライナ情勢による地政学的リスク、サプライチェーンの混乱等がもたらす経済への下振れ懸念等により依然として先行き不透明な状況にあります。
このような環境下、当社グループにおきましては、「世界一の品質を世界のすみずみへ」を使命として、当連結会計年度を初年度とする中期経営計画をスタートさせております。当社グループのさらなる成長を目指して営業・生産・開発の各機能のグロ―バル化を進めることでビジネスモデルの変革を行い、企業理念実現のための取り組みを進めております。また、中期経営計画の重点製品であるNiTiロータリーファイルの量産体制を構築するとともに、新製品硝子体攝子については下期の上市に向けて開発を進めてまいりました。さらにドイツの連結子会社では新本社工場建設用の土地取得が完了し、次期の完成に向けて着実に計画を進めております。
当第2四半期連結累計期間における経営成績は以下のとおりです。
中国を中心としたアジアでの販売拡大並びに欧州における需要回復により、売上高は9,651百万円(前年同期比16.2%増)となりました。今後出荷の見込みのない在庫を処分した結果、売上原価率は悪化したものの、売上高の増加等により営業利益は3,079百万円(同15.6%増)となりました。経常利益は為替差益が前年同期より増加したこと等により3,390百万円(同23.7%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に計上された投資有価証券売却益がなくなったものの、経常利益が増加したこと等により2,333百万円(同15.8%増)となりました。
セグメント別の業績概況は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。
(サージカル関連製品)
品質評価の高い眼科ナイフの売上高が中国並びに日本で好調に推移したことから、売上高は2,780百万円(前年同期比22.4%増)となりました。売上高が増加したこと等により、セグメント利益(営業利益)は973百万円(同30.6%増)となりました。
(アイレス針関連製品)
中国並びに欧州において売上が好調に推移したことから、売上高は2,857百万円(前年同期比17.1%増)となりました。売上高の増加があったものの、今後出荷の見込みのない在庫を処分した結果、セグメント利益(営業利益)は782百万円(同0.1%減)となりました。
(デンタル関連製品)
インドをはじめとするアジアにおいてダイヤバー等の売上高が好調に推移したこと等により、売上高は4,013百万円(前年同期比11.8%増)となりました。また、売上高が増加したこと等から、セグメント利益(営業利益)は1,324百万円(同16.5%増)となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ 148百万円増加し、18,205百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果得られた資金は、3,008百万円(前年同期比 0.3%減)となりました。これは主に、税金等調整前四半期純利益の計上により資金が増加した一方で、法人税等の支払額が増加したこと等によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果使用した資金は、2,011百万円(前年同期比 268.9%増)となりました。これは主に、定期預金の預入による支出及び有形固定資産の取得による支出が増加したこと等によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果使用した資金は、1,219百万円(前年同期比 9.8%増)となりました。これは主に、配当金の支払額が増加したこと等によるものであります。
(3)優先的に対処すべき事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第2四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は、727百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。