四半期報告書-第63期第1四半期(令和3年9月1日-令和3年11月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ394百万円増加し、43,088百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が増加したこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ178百万円減少し、3,312百万円となりました。これは主に、流動負債のその他に含まれる未払費用が増加した一方、未払法人税等が減少したこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ573百万円増加し、39,775百万円となりました。これは主に、配当金の支払いがあったものの、為替換算調整勘定の増加及び親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したこと等によるものであります。
②経営成績
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)(以下、「新型コロナ」という。)に対するワクチン接種の普及により、各国において行動制限の段階的な緩和に伴い回復基調にありました。一方で、経済回復により需要に供給が追い付かない状況が散見され、原材料市況や輸送運賃の高騰、サプライチェーンの乱れを引き起こしております。さらに足元では新たな変異株による新型コロナの感染再拡大への警戒感が強まっており、先行き不透明な状況にあります。
このような環境下、当社グループにおきましては、「世界一の品質を世界のすみずみへ」を使命として、次の成長に向けて当連結会計年度を初年度とする中期経営計画をスタートさせております。当社グループのさらなる成長を目指して営業・生産・開発の各機能のグローバル化を進めることでビジネスモデルの変革を行い、企業理念実現のための取り組みを進めております。それに加え、当社グループの持続的成長及び持続可能な社会の両立のため「MANIサステナビリティ」を掲げており、当社グループ会社を含めたCO2排出量の削減策推進、ダイバーシティ施策の実行による組織の活性化を通じて外部環境変化への対応力を高めていくことなど、各種方策に取り組んでおります。
当第1四半期連結累計期間における経営成績は以下のとおりです。
欧州、アジアを中心として需要が回復したため、売上高は4,728百万円(前年同期比12.6%増)となりました。グループ会社の販売強化等により販売費及び一般管理費が増加したものの、売上高の増加及び売上原価率の改善等により営業利益は1,713百万円(同22.1%増)となりました。経常利益は為替差益が前年同期より増加したこと等により1,911百万円(同50.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に計上された投資有価証券売却益がなくなったものの、経常利益が増加したこと等により1,322百万円(同34.4%増)となりました。
セグメント別の業績概況は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。
(サージカル関連製品)
品質評価の高い眼科ナイフの売上高が欧州及び北米で堅調に推移したことから、売上高は1,305百万円(前年同期比13.3%増)となりました。売上高が増加したこと等により、セグメント利益(営業利益)は466百万円(同17.8%増)となりました。
(アイレス針関連製品)
アジア及び欧州において新型コロナからの回復により需要が回復したことから、売上高は1,339百万円(前年同期比15.7%増)となりました。また、売上高の増加及び売上原価率の改善等により、セグメント利益(営業利益)は487百万円(同22.8%増)となりました。
(デンタル関連製品)
中国及びインドで販売が拡大したことに加え、韓国において販売が堅調に推移したこと等により、売上高は2,083百万円(前年同期比10.3%増)となりました。また、売上高が増加したこと等から、セグメント利益(営業利益)は758百万円(同24.3%増)となりました。
なお、製品自主回収によりアイレス針関連製品及びデンタル関連製品で軽微な減収影響がございました。当社としては本件回収事案を重く受け止めており、管理体制の強化を進めると共に再発防止並びに信頼回復に向けて取り組んでまいります。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は334百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①財政状態
当第1四半期連結会計期間末における総資産は、前連結会計年度末に比べ394百万円増加し、43,088百万円となりました。これは主に、受取手形及び売掛金が増加したこと等によるものであります。
負債合計は、前連結会計年度末に比べ178百万円減少し、3,312百万円となりました。これは主に、流動負債のその他に含まれる未払費用が増加した一方、未払法人税等が減少したこと等によるものであります。
純資産合計は、前連結会計年度末に比べ573百万円増加し、39,775百万円となりました。これは主に、配当金の支払いがあったものの、為替換算調整勘定の増加及び親会社株主に帰属する四半期純利益を計上したこと等によるものであります。
②経営成績
当第1四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)(以下、「新型コロナ」という。)に対するワクチン接種の普及により、各国において行動制限の段階的な緩和に伴い回復基調にありました。一方で、経済回復により需要に供給が追い付かない状況が散見され、原材料市況や輸送運賃の高騰、サプライチェーンの乱れを引き起こしております。さらに足元では新たな変異株による新型コロナの感染再拡大への警戒感が強まっており、先行き不透明な状況にあります。
このような環境下、当社グループにおきましては、「世界一の品質を世界のすみずみへ」を使命として、次の成長に向けて当連結会計年度を初年度とする中期経営計画をスタートさせております。当社グループのさらなる成長を目指して営業・生産・開発の各機能のグローバル化を進めることでビジネスモデルの変革を行い、企業理念実現のための取り組みを進めております。それに加え、当社グループの持続的成長及び持続可能な社会の両立のため「MANIサステナビリティ」を掲げており、当社グループ会社を含めたCO2排出量の削減策推進、ダイバーシティ施策の実行による組織の活性化を通じて外部環境変化への対応力を高めていくことなど、各種方策に取り組んでおります。
当第1四半期連結累計期間における経営成績は以下のとおりです。
欧州、アジアを中心として需要が回復したため、売上高は4,728百万円(前年同期比12.6%増)となりました。グループ会社の販売強化等により販売費及び一般管理費が増加したものの、売上高の増加及び売上原価率の改善等により営業利益は1,713百万円(同22.1%増)となりました。経常利益は為替差益が前年同期より増加したこと等により1,911百万円(同50.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期に計上された投資有価証券売却益がなくなったものの、経常利益が増加したこと等により1,322百万円(同34.4%増)となりました。
セグメント別の業績概況は、次のとおりであります。なお、セグメントの売上高につきましては、外部顧客への売上高を記載しております。
(サージカル関連製品)
品質評価の高い眼科ナイフの売上高が欧州及び北米で堅調に推移したことから、売上高は1,305百万円(前年同期比13.3%増)となりました。売上高が増加したこと等により、セグメント利益(営業利益)は466百万円(同17.8%増)となりました。
(アイレス針関連製品)
アジア及び欧州において新型コロナからの回復により需要が回復したことから、売上高は1,339百万円(前年同期比15.7%増)となりました。また、売上高の増加及び売上原価率の改善等により、セグメント利益(営業利益)は487百万円(同22.8%増)となりました。
(デンタル関連製品)
中国及びインドで販売が拡大したことに加え、韓国において販売が堅調に推移したこと等により、売上高は2,083百万円(前年同期比10.3%増)となりました。また、売上高が増加したこと等から、セグメント利益(営業利益)は758百万円(同24.3%増)となりました。
なお、製品自主回収によりアイレス針関連製品及びデンタル関連製品で軽微な減収影響がございました。当社としては本件回収事案を重く受け止めており、管理体制の強化を進めると共に再発防止並びに信頼回復に向けて取り組んでまいります。
(2)優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(3)研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発費は334百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。