四半期報告書-第32期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、緩やかな景気回復が続く一方、通商問題の深刻化が懸念されるなど、先行きの不透明な状況で推移しました。
医療機器業界では、政府による社会保障費の抑制に向けた取り組みが一段と進む中で、診療報酬についてもネットのマイナス改定となるなど、医療施設において一層の経営効率化が求められております。
このような経営環境の中で当社は、主力製品である採血管準備装置に関して最新システム「Assist More」の販売を開始するなど、引き続き更新需要の確実な捕捉、新規ニーズの掘り起こしに努めてまいりました。また、検体検査装置分野においては、主力の血液ガス分析装置を中心に積極的な販売活動を継続してまいりました。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は6,158,477千円(前年同期比8.0%増加)となりました。なお、総売上高に対する海外売上高の占める割合は、前年同期比3.9ポイント増加し14.0%となりました。
利益面に関しては、売上高の増加により売上総利益が2,868,117千円(前年同期比6.5%増加)となり、販売費及び一般管理費については、人件費の増加や消耗品等の発送に係る運送費の値上げ等により2,012,427千円(前年同期比8.8%増加)、営業利益は855,690千円(前年同期比1.3%増加)、経常利益は857,757千円(前年同期比1.8%増加)、四半期純利益は、前期には法人税等の還付があったことから前年同期比で減少となる617,414千円(前年同期比14.1%減少)となりました。
なお、当社は医療機器及びこれら装置で使用する消耗品の製造、販売を主たる事業とする単一セグメントでありますが、事業の傾向を示すため品目別に記載いたします。
<単一セグメント内の品目別販売状況>・採血管準備装置
当第3四半期累計期間における採血管準備装置の売上高は2,070,217千円(前年同期比3.1%増加)となりました。
国内市場の売上高は、第3四半期会計期間における売上高が前年同期比においてやや下回ったことにより1,592,003千円(前年同期比7.8%減少)となった一方、海外市場では、中国市場を中心にアジア向けの販売が好調を維持し、売上高は478,213千円(前年同期比70.7%増加)となりました。
・検体検査装置
当第3四半期累計期間における検体検査装置の売上高は447,502千円(前年同期比33.6%増加)となりました。
血液ガス分析装置の売上が、デスクトップ型・ハンディ型ともに好調を維持し、国内市場での売上高は340,284千円(前年同期比25.4%増加)、海外市場での売上高は107,217千円(前年同期比68.8%増加)となりました。
・消耗品等
当第3四半期累計期間における消耗品等の売上高は3,640,757千円(前年同期比8.3%増加)となりました。
装置の累計販売台数の増加に伴い、国内市場での売上高は3,362,325千円(前年同期比7.5%増加)、海外市場での売上高は278,432千円(前年同期比18.9%増加)と、いずれも伸長しました。
②財政状態
当第3四半期会計期間末の総資産の残高は15,334,332千円となり、前事業年度末比158,819千円減少しました。これは主に、採血管準備装置等の仕入増加により商品及び製品が721,297千円増加、債権回収方法の変更等により電子記録債権が96,443千円増加した一方、売上債権の回収が進んだことにより売掛金が848,314千円減少したほか、仕入による支払い増加等により現金及び預金が131,184千円減少したことによるものであります。
当第3四半期会計期間末の負債の残高は2,073,178千円となり、前事業年度末比402,253千円減少しました。これは主に、前受金が36,314千円増加した一方、法人税等の納付により未払法人税等が308,860千円減少、未払消費税等が76,053千円減少、賞与の支払いにより賞与引当金が66,278千円減少したことによるものであります。
当第3四半期会計期間末の純資産の残高は13,261,153千円となり、前事業年度末比243,433千円増加しました。これは、剰余金の配当が385,493千円、四半期純利益が617,414千円であったこと等によるものであります。なお、自己資本比率は86.5%となり、前事業年度末比2.5ポイント増加しました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は331,676千円であります。また、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
①経営成績
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、緩やかな景気回復が続く一方、通商問題の深刻化が懸念されるなど、先行きの不透明な状況で推移しました。
医療機器業界では、政府による社会保障費の抑制に向けた取り組みが一段と進む中で、診療報酬についてもネットのマイナス改定となるなど、医療施設において一層の経営効率化が求められております。
このような経営環境の中で当社は、主力製品である採血管準備装置に関して最新システム「Assist More」の販売を開始するなど、引き続き更新需要の確実な捕捉、新規ニーズの掘り起こしに努めてまいりました。また、検体検査装置分野においては、主力の血液ガス分析装置を中心に積極的な販売活動を継続してまいりました。
この結果、当第3四半期累計期間の売上高は6,158,477千円(前年同期比8.0%増加)となりました。なお、総売上高に対する海外売上高の占める割合は、前年同期比3.9ポイント増加し14.0%となりました。
利益面に関しては、売上高の増加により売上総利益が2,868,117千円(前年同期比6.5%増加)となり、販売費及び一般管理費については、人件費の増加や消耗品等の発送に係る運送費の値上げ等により2,012,427千円(前年同期比8.8%増加)、営業利益は855,690千円(前年同期比1.3%増加)、経常利益は857,757千円(前年同期比1.8%増加)、四半期純利益は、前期には法人税等の還付があったことから前年同期比で減少となる617,414千円(前年同期比14.1%減少)となりました。
なお、当社は医療機器及びこれら装置で使用する消耗品の製造、販売を主たる事業とする単一セグメントでありますが、事業の傾向を示すため品目別に記載いたします。
<単一セグメント内の品目別販売状況>・採血管準備装置
当第3四半期累計期間における採血管準備装置の売上高は2,070,217千円(前年同期比3.1%増加)となりました。
国内市場の売上高は、第3四半期会計期間における売上高が前年同期比においてやや下回ったことにより1,592,003千円(前年同期比7.8%減少)となった一方、海外市場では、中国市場を中心にアジア向けの販売が好調を維持し、売上高は478,213千円(前年同期比70.7%増加)となりました。
・検体検査装置
当第3四半期累計期間における検体検査装置の売上高は447,502千円(前年同期比33.6%増加)となりました。
血液ガス分析装置の売上が、デスクトップ型・ハンディ型ともに好調を維持し、国内市場での売上高は340,284千円(前年同期比25.4%増加)、海外市場での売上高は107,217千円(前年同期比68.8%増加)となりました。
・消耗品等
当第3四半期累計期間における消耗品等の売上高は3,640,757千円(前年同期比8.3%増加)となりました。
装置の累計販売台数の増加に伴い、国内市場での売上高は3,362,325千円(前年同期比7.5%増加)、海外市場での売上高は278,432千円(前年同期比18.9%増加)と、いずれも伸長しました。
②財政状態
当第3四半期会計期間末の総資産の残高は15,334,332千円となり、前事業年度末比158,819千円減少しました。これは主に、採血管準備装置等の仕入増加により商品及び製品が721,297千円増加、債権回収方法の変更等により電子記録債権が96,443千円増加した一方、売上債権の回収が進んだことにより売掛金が848,314千円減少したほか、仕入による支払い増加等により現金及び預金が131,184千円減少したことによるものであります。
当第3四半期会計期間末の負債の残高は2,073,178千円となり、前事業年度末比402,253千円減少しました。これは主に、前受金が36,314千円増加した一方、法人税等の納付により未払法人税等が308,860千円減少、未払消費税等が76,053千円減少、賞与の支払いにより賞与引当金が66,278千円減少したことによるものであります。
当第3四半期会計期間末の純資産の残高は13,261,153千円となり、前事業年度末比243,433千円増加しました。これは、剰余金の配当が385,493千円、四半期純利益が617,414千円であったこと等によるものであります。なお、自己資本比率は86.5%となり、前事業年度末比2.5ポイント増加しました。
(2)経営方針・経営戦略等
当第3四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(3)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社が対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4)研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は331,676千円であります。また、当第3四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。