四半期報告書-第110期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)経営成績の状況
当社グループでは「医療と健康、美」の流通で社会に貢献する新しい卸の形をめざし、「2019メディパル中期ビジョン Change the 卸 next - 革新と創造」に沿った取組みを展開しております。既存事業のさらなる効率化と機能の拡充、全国のインフラと人材を活用した新規事業の推進、グループ各社の機能・資源を活かした成長分野の事業展開により収益基盤を拡大し、当社グループの持続的な成長を実現してまいります。
この取組みの一環として、2018年11月、株式会社エムティーアイ(東京都新宿区)の完全子会社で、ヘルスケアに関するコンテンツ配信サービスを行う株式会社カラダメディカ(東京都新宿区)に対して34.4%を出資いたしました。
当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高2兆4,227億42百万円(前年同期比1.3%増)、営業利益402億87百万円(前年同期比17.8%増)、経常利益506億26百万円(前年同期比14.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益272億70百万円(前年同期比1.7%減)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
医療用医薬品等卸売事業
医療用医薬品等の販売は、2018年4月1日に実施された薬価引き下げや後発医薬品の使用促進の影響があったものの、抗がん剤やC型肝炎治療薬などの新薬が伸長したことにより、前年並みで推移いたしました。
また、厚生労働省が策定した「医療用医薬品の流通改善に向けて流通関係者が遵守すべきガイドライン」に基づき、個々の製品特性と価値に見合った価格交渉に努めております。
本事業では、国民にとって安全・安心な医療を支える社会インフラとして、製薬企業から患者さんに至るまでのサプライチェーン全体の最適化・効率化を図るべく、卸機能を最大限に発揮するためのさまざまな取組みを行っております。
物流基盤の強化については、高品質・高機能かつ災害対策を施したALC※1・FLC※2の全国展開を進めており、2018年11月、当社の完全子会社である株式会社アトル(福岡市東区)において「南九州ALC」(鹿児島県霧島市)が新たに稼働いたしました。また、厳格な温度管理が必要な再生医療等製品などを安全・安心・効率的にお届けする目的で、超低温を含む全温度帯に対応できる物流プラットフォームを構築しております。
営業面の強化については、2,100名以上のMR認定試験合格者を、高い専門知識とスキルをもつAR※3として任命し、適正な情報提供活動に取り組んでおります。
これらの結果、医療用医薬品等卸売事業における売上高は1兆5,950億26百万円(前年同期比0.7%減)、営業利益は182億25百万円(前年同期比32.0%増)となりました。
[用語解説]
※1 ALC(Area Logistics Center)とは、医療用医薬品や医療材料などを扱う最新鋭の物流センターで、主に調剤薬局、病院、診療所に商品を供給しております。
※2 FLC(Front Logistics Center)とは、ALCと連携して、顧客に近い場所で商品の安定供給を支える
営業兼物流拠点であります。
※3 AR(Assist Representatives)とは、MR認定試験に合格したMS(医薬品卸売業の営業担当者)や
薬剤師などに付与した社内呼称であります。
化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業
化粧品・日用品、一般用医薬品の販売は、自然災害や夏場の猛暑、冬場の気温低下の遅れなど、マイナス面はあったものの、女性の社会進出など、生活スタイルの変化にあわせた付加価値商品の好調といった好材料などもあり、概ね順調に推移いたしました。
このような環境の中、当社の連結子会社である株式会社PALTAC(大阪市中央区)では、「顧客満足の最大化と流通コストの最小化」をコーポレートスローガンに、人々の生活に密着した「美と健康」に関する商品をフルラインで提供する中間流通業として、サプライチェーン全体の最適化・効率化をめざした取組みを行っております。また、小売業の効果的な品揃えや販売活動を支援する営業体制の強化、及び安心・安全で高品質・ローコスト物流機能の強化を図り、平時の安定供給はもとより有事の際にも「止めない物流」体制により、小売業ひいては消費者のみなさまへローコストかつ安定的に商品をお届けする取組みを行っております。
今期は、将来の事業基盤強化に向けた取組みとして、2018年8月に労働人口の減少を見据えた飛躍的な生産性向上と信越エリアの出荷能力増強を目的とした、「RDC新潟※」(新潟県見附市)を稼働したほか、首都圏での次世代物流展開と出荷能力増強を目的とした「(仮称)RDC杉戸」(埼玉県北葛飾郡/2020年稼働予定)の建設を順調に進めるなど、設備投資を計画どおりに進めております。
これらの結果、化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業における売上高は7,795億91百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は204億64百万円(前年同期比8.8%増)となりました。
[用語解説]
※ RDC(Regional Distribution Center)とは、化粧品・日用品、一般用医薬品などを扱う大型物流センター
で、小売業に商品を供給しております。
動物用医薬品・食品加工原材料等卸売事業
動物用医薬品の販売は、畜産向け市場においてワクチンや飼料添加物の積極的な取組みを行ったこと、またコンパニオンアニマル※向け市場において独自の動物病院向けWEB発注情報システム「MP+(エムピープラス)」 の利用拡大やスキンケア商品の専売などにより、順調に推移いたしました。
食品加工原材料の販売は、提案営業の推進により大手顧客との取引が拡大し、順調に推移いたしました。
これらの結果、動物用医薬品・食品加工原材料等卸売事業における売上高は507億97百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益は13億87百万円(前年同期比7.0%増)となりました。
[用語解説]
※ コンパニオンアニマルとは、伴侶動物とも表現され、日常生活の中で人とより密接な関係を保つような動物を
指しております。
(注)セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は1兆6,863億27百万円となり、前連結会計年度末より675億8百万円増加いたしました。
流動資産は1兆2,048億7百万円となり、前連結会計年度末より702億77百万円増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金の増加297億39百万円、商品及び製品の増加335億59百万円によるものであります。
固定資産は4,815億20百万円となり、前連結会計年度末より27億68百万円減少いたしました。これは主に有形固定資産の増加66億54百万円、投資その他の資産の減少86億56百万円によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は1兆1,019億73百万円となり、前連結会計年度末より558億10百万円増加いたしました。
流動負債は1兆72億3百万円となり、前連結会計年度末より664億74百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金の増加670億12百万円によるものであります。
固定負債は947億70百万円となり、前連結会計年度末より106億64百万円減少いたしました。これは主に長期借入金の減少39億77百万円、繰延税金負債(その他の固定負債)の減少52億99百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は5,843億54百万円となり、前連結会計年度末より116億98百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金の増加204億18百万円、自己株式の取得による減少60億49百万円、その他有価証券評価差額金の減少84億76百万円、非支配株主持分の増加61億33百万円によるものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末に計画しておりました株式会社PALTACの「RDC新潟」は2018年7月に竣工いたしました。
(1)経営成績の状況
当社グループでは「医療と健康、美」の流通で社会に貢献する新しい卸の形をめざし、「2019メディパル中期ビジョン Change the 卸 next - 革新と創造」に沿った取組みを展開しております。既存事業のさらなる効率化と機能の拡充、全国のインフラと人材を活用した新規事業の推進、グループ各社の機能・資源を活かした成長分野の事業展開により収益基盤を拡大し、当社グループの持続的な成長を実現してまいります。
この取組みの一環として、2018年11月、株式会社エムティーアイ(東京都新宿区)の完全子会社で、ヘルスケアに関するコンテンツ配信サービスを行う株式会社カラダメディカ(東京都新宿区)に対して34.4%を出資いたしました。
当第3四半期連結累計期間における経営成績は、売上高2兆4,227億42百万円(前年同期比1.3%増)、営業利益402億87百万円(前年同期比17.8%増)、経常利益506億26百万円(前年同期比14.8%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益272億70百万円(前年同期比1.7%減)となりました。
セグメントの経営成績は次のとおりであります。
医療用医薬品等卸売事業
医療用医薬品等の販売は、2018年4月1日に実施された薬価引き下げや後発医薬品の使用促進の影響があったものの、抗がん剤やC型肝炎治療薬などの新薬が伸長したことにより、前年並みで推移いたしました。
また、厚生労働省が策定した「医療用医薬品の流通改善に向けて流通関係者が遵守すべきガイドライン」に基づき、個々の製品特性と価値に見合った価格交渉に努めております。
本事業では、国民にとって安全・安心な医療を支える社会インフラとして、製薬企業から患者さんに至るまでのサプライチェーン全体の最適化・効率化を図るべく、卸機能を最大限に発揮するためのさまざまな取組みを行っております。
物流基盤の強化については、高品質・高機能かつ災害対策を施したALC※1・FLC※2の全国展開を進めており、2018年11月、当社の完全子会社である株式会社アトル(福岡市東区)において「南九州ALC」(鹿児島県霧島市)が新たに稼働いたしました。また、厳格な温度管理が必要な再生医療等製品などを安全・安心・効率的にお届けする目的で、超低温を含む全温度帯に対応できる物流プラットフォームを構築しております。
営業面の強化については、2,100名以上のMR認定試験合格者を、高い専門知識とスキルをもつAR※3として任命し、適正な情報提供活動に取り組んでおります。
これらの結果、医療用医薬品等卸売事業における売上高は1兆5,950億26百万円(前年同期比0.7%減)、営業利益は182億25百万円(前年同期比32.0%増)となりました。
[用語解説]
※1 ALC(Area Logistics Center)とは、医療用医薬品や医療材料などを扱う最新鋭の物流センターで、主に調剤薬局、病院、診療所に商品を供給しております。
※2 FLC(Front Logistics Center)とは、ALCと連携して、顧客に近い場所で商品の安定供給を支える
営業兼物流拠点であります。
※3 AR(Assist Representatives)とは、MR認定試験に合格したMS(医薬品卸売業の営業担当者)や
薬剤師などに付与した社内呼称であります。
化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業
化粧品・日用品、一般用医薬品の販売は、自然災害や夏場の猛暑、冬場の気温低下の遅れなど、マイナス面はあったものの、女性の社会進出など、生活スタイルの変化にあわせた付加価値商品の好調といった好材料などもあり、概ね順調に推移いたしました。
このような環境の中、当社の連結子会社である株式会社PALTAC(大阪市中央区)では、「顧客満足の最大化と流通コストの最小化」をコーポレートスローガンに、人々の生活に密着した「美と健康」に関する商品をフルラインで提供する中間流通業として、サプライチェーン全体の最適化・効率化をめざした取組みを行っております。また、小売業の効果的な品揃えや販売活動を支援する営業体制の強化、及び安心・安全で高品質・ローコスト物流機能の強化を図り、平時の安定供給はもとより有事の際にも「止めない物流」体制により、小売業ひいては消費者のみなさまへローコストかつ安定的に商品をお届けする取組みを行っております。
今期は、将来の事業基盤強化に向けた取組みとして、2018年8月に労働人口の減少を見据えた飛躍的な生産性向上と信越エリアの出荷能力増強を目的とした、「RDC新潟※」(新潟県見附市)を稼働したほか、首都圏での次世代物流展開と出荷能力増強を目的とした「(仮称)RDC杉戸」(埼玉県北葛飾郡/2020年稼働予定)の建設を順調に進めるなど、設備投資を計画どおりに進めております。
これらの結果、化粧品・日用品、一般用医薬品卸売事業における売上高は7,795億91百万円(前年同期比5.6%増)、営業利益は204億64百万円(前年同期比8.8%増)となりました。
[用語解説]
※ RDC(Regional Distribution Center)とは、化粧品・日用品、一般用医薬品などを扱う大型物流センター
で、小売業に商品を供給しております。
動物用医薬品・食品加工原材料等卸売事業
動物用医薬品の販売は、畜産向け市場においてワクチンや飼料添加物の積極的な取組みを行ったこと、またコンパニオンアニマル※向け市場において独自の動物病院向けWEB発注情報システム「MP+(エムピープラス)」 の利用拡大やスキンケア商品の専売などにより、順調に推移いたしました。
食品加工原材料の販売は、提案営業の推進により大手顧客との取引が拡大し、順調に推移いたしました。
これらの結果、動物用医薬品・食品加工原材料等卸売事業における売上高は507億97百万円(前年同期比5.0%増)、営業利益は13億87百万円(前年同期比7.0%増)となりました。
[用語解説]
※ コンパニオンアニマルとは、伴侶動物とも表現され、日常生活の中で人とより密接な関係を保つような動物を
指しております。
(注)セグメントの売上高には、セグメント間の内部売上高を含んでおります。
(2)財政状態の分析
(資産)
当第3四半期連結会計期間末における総資産は1兆6,863億27百万円となり、前連結会計年度末より675億8百万円増加いたしました。
流動資産は1兆2,048億7百万円となり、前連結会計年度末より702億77百万円増加いたしました。これは主に受取手形及び売掛金の増加297億39百万円、商品及び製品の増加335億59百万円によるものであります。
固定資産は4,815億20百万円となり、前連結会計年度末より27億68百万円減少いたしました。これは主に有形固定資産の増加66億54百万円、投資その他の資産の減少86億56百万円によるものであります。
(負債)
当第3四半期連結会計期間末における負債は1兆1,019億73百万円となり、前連結会計年度末より558億10百万円増加いたしました。
流動負債は1兆72億3百万円となり、前連結会計年度末より664億74百万円増加いたしました。これは主に支払手形及び買掛金の増加670億12百万円によるものであります。
固定負債は947億70百万円となり、前連結会計年度末より106億64百万円減少いたしました。これは主に長期借入金の減少39億77百万円、繰延税金負債(その他の固定負債)の減少52億99百万円によるものであります。
(純資産)
当第3四半期連結会計期間末における純資産は5,843億54百万円となり、前連結会計年度末より116億98百万円増加いたしました。これは主に利益剰余金の増加204億18百万円、自己株式の取得による減少60億49百万円、その他有価証券評価差額金の減少84億76百万円、非支配株主持分の増加61億33百万円によるものであります。
なお、「『税効果会計に係る会計基準』の一部改正」(企業会計基準第28号 平成30年2月16日)等を第1四半期連結会計期間の期首から適用しており、財政状態については遡及処理後の前連結会計年度末の数値で比較を行っております。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について、重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について、重要な変更はありません。
(5)研究開発活動
該当事項はありません。
(6)主要な設備
前連結会計年度末に計画しておりました株式会社PALTACの「RDC新潟」は2018年7月に竣工いたしました。