四半期報告書-第34期第2四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)

【提出】
2020/11/11 12:06
【資料】
PDFをみる
【項目】
37項目
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社、連結子会社および持分法適用関連会社)が判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、持ち直しの動きがみられるものの、新型コロナウイルス感染症の影響により依然として厳しい状況が続きました。
当社グループを取り巻く環境も厳しく、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴い、鉄道をご利用になるお客さまが大幅に減少したことに加え、生活サービス事業についても、駅構内店舗や駅ビル、ホテルなどのご利用実績が減少しました。このような状況の中、ご利用になるお客さまや社員等の感染防止対策の徹底と、安全・安定輸送およびサービス品質の確保にグループの総力を挙げて取り組みました。また、ポストコロナ社会の構造変化も踏まえつつ、グループ経営ビジョン「変革 2027」の実現に向け、積極的にチャレンジしました。
この結果、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、運輸事業や流通・サービス事業、不動産・ホテル事業が大幅な減収となったことなどにより、当第2四半期連結累計期間の営業収益は前年同期比48.2%減の7,872億円となりました。また、これに伴って営業損失は2,952億円(前年同期は営業利益2,965億円)、経常損失は3,355億円(前年同期は経常利益2,719億円)、親会社株主に帰属する四半期純損失は2,643億円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純利益1,885億円)となりました。
また、当第2四半期連結会計期間末の資産残高は現金及び預金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ2,439億円増の8兆7,810億円、負債残高は短期借入金の増加などにより、前連結会計年度末に比べ5,440億円増の5兆9,076億円、純資産残高は利益剰余金の減少などにより、前連結会計年度末に比べ3,000億円減の2兆8,733億円となりました。
○ 「信頼」を高める
[「究極の安全」の追求]
「グループ安全計画2023」のもと、一人ひとりの「安全行動」と「安全マネジメント」の進化・変革や、新たな技術を積極的に活用した安全設備の整備にグループ一体で取り組みました。
(具体的な取組み)
・ホームドアの設置工事を推進し、当第2四半期連結会計期間末までに51駅(線区単位では62駅)の整備を完了
・セキュリティ向上を目的に、手荷物検査の一環として2020年8月に東京、上野、大宮の各駅で危険物探知犬の運用試験を実施
・2019年の台風第19号による河川の氾濫等による被害を踏まえ、車両避難の判断を支援する「車両疎開判断支援システム」の運用を開始
・全乗務員職場に配備したシミュレータを活用し、実際の映像による実践的な訓練を実施
・首都直下地震等を想定し、対象エリア・設備を拡大したさらなる耐震補強を推進
[サービス品質の改革]
「サービス品質改革中期ビジョン2020」のもと、「顧客満足度 鉄道業界No.1」の実現をめざし、輸送障害の発生防止をはじめ、輸送障害時のお客さまへの影響拡大の防止や情報提供の強化などの取組みを加速しました。
(具体的な取組み)
・輸送障害発生率の減少に向け、首都圏在来線の電気設備等の強化を推進
・台風接近時における列車の計画的な運転見合わせについて、早期に情報提供をする仕組みを構築
・お困りのお客さまに積極的にお声かけする「声かけ・サポート」運動を通年で実施
・当社のホームページおよび「JR東日本アプリ」にて、首都圏13線区15区間の過去約1週間の車内混雑状況の情報提供を開始
・「JR東日本アプリ」における列車などの混雑状況をリアルタイムに情報提供するサービスについて、2020年7月に対象線区を山手線から首都圏の主な線区に拡大
・2020年7月に東北・上越・北陸新幹線のトンネル内を含む全線で携帯電話サービスを開始
・インターネットJR券申込サービス「えきねっと」について、2021年夏頃に「JRE POINT」との連携や割引きっぷの予約・購入への対応など、内容を一新したサービスを提供する準備を継続
[ESG経営の実践]
環境(Environment)、社会(Social)、企業統治(Governance)の観点から「ESG経営」を実践し、事業を通じて社会的な課題を解決することで、地域社会の持続的な発展に貢献するとともに、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けた取組みを推進しました。
(具体的な取組み)
・2050年度のCO2排出量実質ゼロをめざす環境長期目標「ゼロカーボン・チャレンジ2050」について、2020年5月に鉄道事業の、2020年9月にグループ全体の目標として公表
・グループの中長期的な価値創造や、事業活動におけるサステナビリティの取組みなどを紹介するため、2020年8月にグループとして初となる統合報告書「JR東日本グループレポート2020(INTEGRATED REPORT)」を発行
・「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」のフレームワークを活用し、将来の気候変動が鉄道事業にもたらす財務的影響額を試算した情報を2020年8月に初めて開示
・スピードをあげてエネルギー戦略を推進するために2020年6月に「エネルギー戦略部」を設立
・プラスチックの削減に向け、エキナカやホテルなどで使用するレジ袋やストローの代替素材への置換えを推進し、2020年6月にはエコバッグを配布するキャンペーンを実施
・㈱東北バイオフードリサイクルを通じて、東北地方における食品リサイクル・バイオガス発電事業に参画
・水素をエネルギー源としたハイブリッド車両について、2021年度内の試験車両の落成と実証試験の準備を推進
・お客さまに安心してご利用いただけるよう、駅や店舗で除菌スプレーの設置や除菌ウェットティッシュ等の提供を実施
・子ども見守りサービス「まもレール」のサービス対象駅を、2020年4月から東京都交通局と東京地下鉄㈱を加えた首都圏495駅に拡大
・子育て支援施設の整備を推進(当第2四半期連結会計期間末の子育て支援施設数は累計144箇所)
○ 「心豊かな生活」を実現
[輸送サービスの質的変革]
輸送サービスを質的に変革するとともに、新型コロナウイルスの感染防止対策を実施しながら旅行の気運醸成、流動促進等に取り組みました。
(具体的な取組み)
・保守作業時間を拡大し、鉄道工事における働き方改革の実現や鉄道設備の設置・保守のスピードアップによるサービス向上を図るため、2021年春のダイヤ改正で終電時刻の繰上げなどを実施する準備を推進
・新しい生活様式に合わせたオフピーク通勤や、季節毎のご利用の平準化などを促す方策の検討に着手
・次世代新幹線の実現に向け、試験車両「ALFA-X(アルファエックス)」の走行試験を実施
・羽田空港アクセス線(仮称)の環境影響評価手続きの継続
・ドライバレス運転実施に必要な新たなシステムや設備などの技術的課題の検討を実施
・2020年6月に、渋谷駅埼京線ホームを山手線と並列化し、乗換えの利便性を向上
・2020年6月から横須賀・総武快速線の新型車両E235系が順次落成し、営業運転に向けて準備を開始
・2021年春頃に房総・鹿島エリアに新型車両を投入する準備を推進
[くらしづくり(まちづくり)]
まちづくりやターミナル駅開発、ホテル開業等を推進し、収益力の向上をめざしました。
(具体的な取組み)
・シェアオフィス事業「STATION WORK」について、2020年8月に横浜駅に「STATION DESK」を開業するなど当初目標の30箇所を前倒しで達成するとともに、さらに強力に推進するために、2025年度までに全国で1,000箇所の展開を新たな目標として設定
・品川開発プロジェクトにおいて、先進的な環境技術等を活用したエネルギーマネジメント等を行うことを目的として、2020年4月に㈱えきまちエナジークリエイトを設立
・未来を疑似体験できるパビリオンや最新映像技術を用いたデジタルアートミュージアムなどを体験できる「Takanawa Gateway Fest」を2020年7月から9月まで開催
・消毒作業ロボットや搬送ロボット等の導入に向け、高輪ゲートウェイ駅で各種ロボットの実証実験を2020年7月から開始
・オープンイノベーションを推進するため、地方創生などをテーマとした「JR東日本スタートアッププログラム2020」を2020年4月より開催
・駅の価値最大化を目的に、2020年4月に子会社の㈱日本レストランエンタプライズとジェイアール東日本フードビジネス㈱を合併し、㈱JR東日本フーズを設立
・「JRE MALL」商品の拡充や「JRE POINT」会員の拡大などを通じたEC事業の強化のため、豊富な商品開発力、会員基盤を持つ㈱千趣会と資本業務提携
・地域とともに街の魅力や価値を高めていくため、「JR仙台イーストゲートビル」(宮城)や「KAWASAKI DELTA」(神奈川)などの開業に向けた準備を推進
・10,000室を超えるホテルチェーンとなることをめざし、山形、秋田などでホテルの開業に向けた準備を推進
[地方創生]
観光振興や地方中核駅を中心としたまちづくりに加え、農林漁業の6次産業化など、東日本エリア全域の地方創生に取り組み、「地方を豊かに」していきます。
(具体的な取組み)
・2020年4月に「A-FACTORY 弘前吉野町シードル工房」(青森)を開業
・新幹線など列車を活用した荷物輸送サービスを拡大し、日本郵便㈱や自治体・事業者などと連携して、果物や海産物などを首都圏や北海道で販売
・日本郵便㈱と連携し、2020年8月から内房線江見駅で郵便局窓口業務と駅窓口業務の一体運営を開始
・仙台市の東日本大震災跡地に体験型大規模観光果樹園を2021年3月に営業開始するための準備を推進
[Suicaの共通基盤化・MaaS推進]
「JRE POINT」の魅力向上や他企業との積極的な連携により、あらゆる生活シーンでSuicaを利用可能とする施策を推進するとともに、日本における「MaaS」の普及に取り組みました。
(具体的な取組み)
・Suica、MaaS、データマーケティングを三位一体で推進するために、2020年6月に「MaaS・Suica推進本部」を設立
・「キャッシュレス・消費者還元事業」に参加し、本事業にあわせ、駅ビル・エキナカにおけるキャッシュレスでの支払い時に「JRE POINT」の還元率をアップする独自キャンペーンを実施
・「群馬デスティネーションキャンペーン」にあわせ、2020年4月から6月まで「観光型MaaS」の実証実験「ググっとぐんMaaS」を実施
・2020 年9月から、宮城県および仙台市と連携した「観光型MaaS」の実証実験の第2弾「TOHOKU MaaS 仙台・宮城 trial」を実施
・楽天ペイメント㈱と連携し、2020年5月から「楽天ペイ」アプリ内でSuicaが利用可能となるサービスを開始
・2020年7月から、「JR東日本アプリ」と「えきねっとアプリ」を連携し、スムーズな指定席予約機能の提供を開始
・2020年7月から始まった「マイナポイント事業」に参画するとともに、Suica活用推進のため「マイナポイントはSuicaで貯めよう!」キャンペーンを実施
・「MaaS」サービスの利用領域拡大と新たな保険サービスの開発等を推進するため、2020年7月に東京海上日動火災保険㈱と業務提携契約を締結
・地方におけるSuicaの利用基盤拡大に向け、2021年春以降「地域連携ICカード」を導入する準備を宇都宮・岩手エリアで推進
[東京2020オリンピック・パラリンピック]
東京2020オリンピック・パラリンピックについては、開催が延期となりましたが、引き続き「東京2020オフィシャルパートナー(旅客鉄道輸送サービス)」として、コミュニケーションスローガン「TICKET TO TOMORROW」のもと準備を進めていきます。
(具体的な取組み)
・競技会場周辺等の駅改良を推進し、千駄ケ谷駅、新木場駅などで工事を完了するとともに、2020年7月に新宿駅東西自由通路の供用を開始
・鉄道のセキュリティ強化に向け、防犯カメラ等の増設およびネットワーク化による集中監視を行うとともに、社員等による警備強化や駅・列車内への防護用品配備を実施
・山手線ホームの発車標に、列車が駅に到着するまでの時間を表示し、リアルタイムな情報提供を実施
・東京2020大会の各競技の見どころ・観戦ポイントを紹介する「TOKYO SPORTS STATION」を電車内のビジョンを中心に放映を継続
・一般社団法人日本ボッチャ協会とゴールドパートナー契約を締結し、日本代表の強化を支援
[世界を舞台に]
それぞれの国のニーズに合わせて、より豊かなライフスタイルを提供していくことをめざし、世界を舞台に輸送サービスおよび生活サービスを展開しました。
(具体的な取組み)
・JR東日本グループとして海外初出店となる「ホテルメトロポリタン プレミア 台北」を2021年春頃に開業するための準備を推進
・ビジネス英会話能力向上のため、外国人講師による社員向け英会話レッスンの受講機会を提供
○ 「社員・家族の幸福」を実現
「変革 2027」がめざす持続的成長の基盤となるグループ全社員の働きがいの創出に向け、「業務改革」、「働き方改革」、「職場改革」を進め、経営体質の強化と「社員・家族の幸福」の実現に取り組みました。
(具体的な取組み)
・社員の多様な意欲を柔軟に受け止め、一人ひとりの社員が様々なフィールドでより一層活躍・成長することを目的とした「新たなジョブローテーション」を2020年4月から実施
・「変革 2027」の実現をめざし、新たな気持ちでチャレンジするシンボルとして、2020年5月から駅係員や乗務員の制服をリニューアル
・育児・介護関連休暇のさらなる充実等による社員の働きがい向上に向けた制度改正を実施するとともに、一部の現業機関へフレックスタイム制の導入を推進
・お客さまのより近くで創意を発揮する機会を創ることを目的として、職種等を越えた現業機関等の社員によって構成する「組織横断プロジェクト」を推進
セグメントの業績は次のとおりであります。
① 運輸事業
運輸事業では、安全・安定輸送のレベルアップに最重点で取り組むとともに、お客さまに安心して鉄道をご利用いただける環境整備に努めたうえで、収入確保施策を実施しました。具体的には、駅や車内での消毒や換気等の実施や駅係員および乗務員のマスク着用などの「安心」「清潔」のPR活動に加え、Suicaや新幹線eチケット等非接触のサービス利用の促進などに取り組みました。また、2020年6月から、流動促進施策としてピーク分散に向けた出発日限定のお得な旅行商品を発売しました。さらに、2020年7月から、全方面の新幹線を対象に「お先にトクだ値スペシャル(50%割引)」を発売したほか、国の推進する「Go To トラベルキャンペーン」に合わせた旅行商品を発売しました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、鉄道事業やバス事業が大幅な減収となったことなどにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比51.0%減の5,300億円となり、営業損失は2,860億円(前年同期は営業利益2,241億円)となりました。
② 流通・サービス事業
流通・サービス事業では、「くらしづくり(まちづくり)」に取り組み、新規開業や既存事業の価値向上を図りました。具体的には、2020年5月に仙台駅「牛たん通り」、「すし通り」をリニューアルオープンしました。また、2020年5月に紀ノ国屋としてはJR東日本エリア外初出店となる「紀ノ国屋 ジェイアール京都伊勢丹店」(京都)をオープンしました。さらに、2020年6月に「エキュート上野」(東京)新エリアに4ショップをオープンしました。加えて、2020年8月に当社最大規模のエキナカ商業施設「グランスタ東京」(東京)を開業したほか、「エキュートエディション横浜」(神奈川)を開業しました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、駅構内店舗や広告代理業が大幅な減収となったことなどにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比42.3%減の1,662億円となり、営業損失は137億円(前年同期は営業利益189億円)となりました。
③ 不動産・ホテル事業
不動産・ホテル事業では、地域とともに街の魅力や価値を高めていくため、首都圏などの大規模ターミナル駅をはじめ、沿線や駅周辺において、「くらしづくり(まちづくり)」を意識した開発を進めました。具体的には、2020年4月に「メズム東京、オートグラフ コレクション」(東京)、「ホテルメトロポリタン鎌倉」(神奈川)、2020年5月に「ホテルメトロポリタン川崎」(神奈川)、2020年6月に「JR東日本ホテルメッツ横浜」(神奈川)、「JR東日本ホテルメッツ横浜桜木町」(神奈川)を開業しました。また、2020年6月に「アトレ竹芝(第Ⅰ期)」(東京)、「CIAL横浜」(神奈川)、「NEWoMan横浜」(神奈川)を開業しました。さらに、沿線のくらしづくりとして、2020年6月に大規模賃貸住宅「びゅうリエットグラン新宿戸山」(東京)への入居を開始しました。加えて、2020年8月に「アトレ竹芝(第Ⅱ期)」(東京)を開業したほか、2020年9月に「日比谷OKUROJI」(東京)を開業しました。
しかしながら、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、駅ビルやホテル業が大幅な減収となったことなどにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比30.5%減の1,292億円となり、営業利益は前年同期比98.0%減の8億円となりました。
④ その他
Suica電子マネーについては、飲食店やスーパーマーケットへの導入を進めるなど、加盟店開拓を継続して行いました。なお、当第2四半期連結会計期間末のSuicaの発行枚数は約8,422万枚となりました。また、「モバイルSuica」の会員数は、2020年9月に1,000万人を突破しました。
海外鉄道プロジェクトへの参画については、子会社の日本コンサルタンツ㈱が「インド国高速鉄道建設事業詳細設計調査」のコンサルティング業務に取り組むとともに、インド高速鉄道公社から受注した研修施設の施工監理業務を推進しました。
しかしながら、情報処理業において受託収入が減少したことや、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、クレジットカード事業が大幅な減収となったことなどにより、当第2四半期連結累計期間の売上高は前年同期比11.7%減の998億円となり、営業利益は前年同期比61.6%減の35億円となりました。
(注) 当社は、「セグメント情報等の開示に関する会計基準」(企業会計基準第17号 平成22年6月30日)および「セグメント情報等の開示に関する会計基準の適用指針」(企業会計基準適用指針第20号 平成20年3月21日)におけるセグメント利益又は損失について、各セグメントの営業利益又は営業損失としております。
(参考)
当社の鉄道事業の営業実績
① 輸送実績
区分単位前第2四半期累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年9月30日)
当第2四半期累計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年9月30日)
営業日数183183
新幹線キロ1,194.21,194.2
営業キロ在来線6,207.56,207.5
7,401.77,401.7
定期千人2,061,2671,585,562
輸送人員定期外1,280,829625,744
3,342,0972,211,307




定期千人キロ927,182794,979
新幹線定期外11,217,5542,430,236
12,144,7373,225,215
在来線定期36,323,30427,470,568
関東圏定期外18,918,7258,392,471
55,242,03035,863,039
定期1,571,4801,321,614
その他定期外1,330,765508,770
2,902,2461,830,385
定期37,894,78528,792,182
定期外20,249,4918,901,242
58,144,27637,693,424
定期38,821,96729,587,161
合計定期外31,467,04611,331,478
70,289,01340,918,640

(注) 「関東圏」とは、当社東京支社、横浜支社、八王子支社、大宮支社、高崎支社、水戸支社および千葉支社管内の範囲であります。

② 収入実績
区分単位前第2四半期累計期間
(自 2019年4月1日
至 2019年9月30日)
当第2四半期累計期間
(自 2020年4月1日
至 2020年9月30日)





定期百万円12,65510,879
新幹線定期外293,92567,008
306,58077,888
在来線定期235,461174,883
関東圏定期外370,818164,119
606,280339,003
定期9,3787,654
その他定期外26,5539,781
35,93117,436
定期244,839182,538
定期外397,372173,901
642,212356,439
定期257,495193,418
合計定期外691,297240,910
948,792434,328
荷物収入2320
合計948,816434,348
鉄道線路使用料収入3,2693,268
運輸雑収80,55659,462
収入合計1,032,643497,079

(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローについては、税金等調整前四半期純損失の計上などにより、前年同期の流入額に比べ4,808億円減となり、2,141億円の流出額となりました。
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・フローについては、有形及び無形固定資産の取得による支出が増加したことなどにより、流出額は前年同期に比べ772億円増の3,894億円となりました。
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・フローについては、有利子負債の調達などにより、前年同期の流出額に比べ8,675億円増となり、7,881億円の流入額となりました。
なお、当第2四半期連結会計期間末の現金及び現金同等物の残高は、前連結会計年度末に比べ1,847億円増の3,385億円となりました。
また、当第2四半期連結会計期間末のネット有利子負債残高は3兆7,965億円となりました。なお、「ネット有利子負債」とは連結有利子負債残高から連結現金及び現金同等物の第2四半期連結会計期間末残高を差し引いた数値であります。
(3) 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針、経営環境および対処すべき課題について、重要な変更はありません。
新型コロナウイルス感染症の流行は、日本経済全体に大きな影響を与えており、移動需要は回復傾向にはあるものの、依然として感染拡大のリスクは残っていることから、当社グループにとって厳しい状況が続くものと認識しています。さらに、ポストコロナ社会における人々の行動や価値観の変容は、当社グループを取り巻く経営環境を大きくかつ急速に変化させ、鉄道をご利用になるお客さまは以前の水準には戻らないと考えています。
このような状況を踏まえ、当社グループは、感染症対策に万全を期しながら、早期の業績回復に努めるとともに、2020年9月に発表した「変革のスピードアップ」の方針のもと、グループ経営ビジョン「変革 2027」の実現に向けた取組みのレベルとスピードを上げ、サスティナブルに社会の発展に貢献する企業グループをめざしてまいります。
連結業績予想につきましては、新型コロナウイルス感染症の影響により、収入動向等が極めて不透明であることから未定としておりましたが、夏期輸送の実績等を踏まえ、今後の収入動向等を一定程度見通すことができる状況となったことなどから、2020年9月16日に以下のとおり発表しております。当第2四半期連結会計期間末日現在の状況を踏まえ検討した結果、2020年9月16日発表の通期の予想から変更いたしません。
通期業績見通し
売上高 1兆9,300億円
営業利益 △5,000億円
経常利益 △5,490億円
親会社株主に帰属する当期純利益 △4,180億円
(4) 新型コロナウイルス感染症に対する取組みについて
新型コロナウイルス感染症の流行が本格化して以降、鉄道をはじめ、グループ各事業のご利用が大幅に減少しております(当第2四半期連結累計期間の連結の業績に与える新型コロナウイルス感染症の影響額は約7,160億円の減収です)。
当社グループは、感染症流行への対応として、以下の3つの柱に基づいた取組みを実施しております。
・駅や車内の消毒・換気等、お客さまに「安心」「清潔」な環境でご利用いただくための取組みを徹底しながら、経済回復に向けて最適な輸送・サービスを提供し、グループの社会的使命を果たしていきます。
・安全の確保を前提に、維持更新投資や経費の見直しを行いつつ、グループ経営ビジョン「変革 2027」の実現に向けた成長投資やイノベーション投資は着実に行っていきます。
・「JRE POINT」を活用した鉄道、生活サービス、IT・Suica各事業を横断する施策や、国や地方自治体、地域と連携した価格訴求性のある商品の投入に加え、新しい形の旅と暮らしを積極的に提案することなどにより、グループ一体となって移動需要を創造していきます。
また、ポストコロナ社会においては、「集中」から「分散」へ、「会社中心」から「生活中心」へ、「マス」から「パーソナル」へといった不可逆的な構造変化が生ずることは確実です。当社グループとしては、これらを見据えて、以下の方針に基づき取り組んでまいります。
・成長・イノベーション戦略を再構築し、グループの強みであるリアルなネットワークとデジタルを掛け合わせ、“新しい暮らしの提案”や“新領域への挑戦”に取り組みます。“新しい暮らしの提案”として、テレワークやワーケーションといった多様な働き方の応援、便利で魅力的な駅空間の創造・「JRE MALL」の強化、「MaaS」やデジタル技術を活用した新しい旅の提案、グループ一体の顧客戦略などを実施します。また、“新領域への挑戦”として、列車を活用した荷物輸送サービスやスタートアップ企業等との協業、5Gアンテナインフラシェア、ロボット技術の導入などを推進します。
・経営体質の抜本的な強化に取り組み、固定費割合が大きい鉄道事業を中心にコスト構造の改革、生産性の向上などを進めていきます。チケットレス、ドライバレス運転やスマートメンテナンスをはじめとしたデジタルトランスフォーメーション(DX)をさらに加速させるとともに、運賃制度や列車ダイヤといった事業運営の基本となる事項についても、ご利用状況等を踏まえ、より柔軟な運用に向けて検討を行います。
・「ESG経営」をさらに力強く実践し、地方創生により一層取り組むなど、地域社会の発展とSDGsの達成に貢献します。
環境が激変している今だからこそ、「ヒトを起点とした新たな価値の創造」に向け、鉄道を中心としたビジネスモデルを進化させ、グループ一丸となってこの難局を乗り切っていきます。
(5) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における研究開発費総額は、80億円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動について、重要な変更はありません。
(6) 主要な設備
前連結会計年度末において計画中であった主要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却等について、当第2四半期連結累計期間に著しい変更があったものは、次のとおりであります。
① 新設
当第2四半期連結累計期間に完了した主要な設備の新設は次のとおりであります。
件名総工事費(百万円)完了年月
運輸事業
車両新造15,0582020年9月

当第2四半期連結累計期間において、運輸事業の輸送改善等である「渋谷駅改良、自由通路整備Ⅰ期工事」について、計画どおり施工箇所を拡大したため、件名を「渋谷駅改良、自由通路整備Ⅰ期工事」から「渋谷駅改良、自由通路整備工事」へ変更しております。また、予定総額を68,600百万円から88,600百万円に変更しております。加えて、完成予定年月を2020年度末から2027年度に変更しております。
② 大規模改修
当第2四半期連結累計期間において、運輸事業の安全・安定輸送対策である「大規模地震対策工事」について、対象エリア・設備を拡大したため、予定総額を534,478百万円から569,381百万円に変更しております。
③ 新たな設備の計画
当第2四半期連結累計期間において、運輸事業の輸送改善等として「東北新幹線盛岡~新青森間速度向上に向けた地上設備工事」に着手しており、工期は概ね7年を予定しております。当該件名の予定総額は11,602百万円であります。
(7) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・フローは2,141億円の流出、投資活動によるキャッシュ・フローは3,894億円の流出、財務活動によるキャッシュ・フローは7,881億円の流入となり、現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は3,385億円となりました。
当第2四半期連結会計期間末のネット有利子負債残高は3兆7,965億円となりました。なお、当第2四半期連結会計期間末の有利子負債残高は、4兆1,350億円であります。
当社は、当第2四半期連結累計期間に国内において償還期限を2023年から2070年の間とする11本の無担保普通社債を総額2,100億円発行いたしました。なお、2020年10月20日に国内において償還期限を2023年とする1本の無担保普通社債を総額1,000億円発行しております。その他、当第2四半期連結累計期間に金融機関から1,726億円の長期資金を借り入れました。
短期資金の需要に対応するため、主要な銀行に総額5,500億円の当座借越枠を設定しており、当第2四半期連結会計期間末における当座借越残高は1,800億円であります。また、当第2四半期連結会計期間末におけるコマーシャル・ペーパーの発行残高は5,000億円であります。なお、四半期報告書提出日の属する月の前月末現在におけるコマーシャル・ペーパーの発行残高は2,650億円となりました。さらに、銀行からのコミットメント・ライン(一定の条件のもと契約内での借入れが自由にできる融資枠)を3,000億円設定しておりますが、当第2四半期連結会計期間末におけるコミットメント・ラインの使用残高はありません。

IRBANK 採用情報

フルスタックエンジニア

  • 10年以上蓄積したファイナンスデータとAIを掛け合わせて、投資の意思決定を加速させるポジションです。
  • UI からデータベースまで一貫して関われるポジションです。

プロダクトMLエンジニア

  • MLとLLMを掛け合わせ、分析から予測までをスピーディかつ正確な投資体験に落とし込むポジションです。

AI Agent エンジニア

  • 開示資料・決算・企業データを横断し、投資家の意思決定を支援するAI Agent機能を設計・実装するポジションです。
  • RAG・検索・ランキングを含む情報取得/推論パイプラインの設計から運用まで一気通貫で担います。

UI/UXデザイナー

  • IRBANK初の一人目デザイナーとして、複雑な金融情報を美しく直感的に届ける体験をつくるポジションです。

Webメディアディレクター

  • 月間500万PVを超える、大規模DBサイトを運営できます。
  • これから勢いよく伸びるであろうサービスの根幹部分を支えるポジションです。

クラウドインフラ & セキュリティエンジニア

  • Google Cloud 上でマイクロサービス基盤の信頼性・可用性・セキュリティを担うポジションです。
  • 大規模金融データを安全かつ高速に処理するインフラを設計・構築できます。

学生インターン

  • 月間500万PVを超える日本最大級のIRデータプラットフォームの運営に携わり、金融・データ・プロダクトの現場を学生のうちから体験できます。

マーケティングマネージャー

  • IRBANKのブランドと文化の構築。
  • 百万人の現IRBANKユーザーとまだIRBANKを知らない数千万人に対してマーケティングをしてみたい方。