有価証券報告書-第21期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)

【提出】
2020/06/29 12:22
【資料】
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【項目】
158項目
2019年2月28日に行われた株式会社チャリ・ロトとの企業結合について、前連結会計年度において暫定的な会計処理を行っておりましたが、当連結会計年度において確定したため、前連結会計年度との比較・分析にあたっては、暫定的な会計処理の確定による見直し後の金額を用いております。
(1) 経営成績等の状況の概要
当連結会計年度における当社グループの経営成績、財政状態及びキャッシュ・フローの状況の概要は次のとおりであります。
① 経営成績の状況
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
前年同期比
増減率
売上高(百万円)144,032112,171△22.1%
営業利益(百万円)41,03317,165△58.2%
経常利益(百万円)41,12016,933△58.8%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円)26,52110,724△59.6%

当連結会計年度の売上高は112,171百万円(前連結会計年度比22.1%減)となりました。また、営業利益は17,165百万円(前連結会計年度比58.2%減)、経常利益は16,933百万円(前連結会計年度比58.8%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は10,724百万円(前連結会計年度比59.6%減)となりました。
セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
なお、事業セグメントの利益の測定方法は、減価償却費及びのれん償却額を考慮しない営業利益ベースの数値(EBITDA)にしております。
エンターテインメント事業
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
前年同期比
増減率
売上高(百万円)138,607107,218△22.6%
セグメント利益(百万円)51,56131,569△38.8%

エンターテインメント事業は、スマートフォンネイティブゲーム「モンスターストライク」を主力として収益を上げる一方で、スポーツ領域に先行投資を行っております。
「モンスターストライク」の売上高は、ARPUの低下等により前連結会計年度と比較して減少しておりますが、人気IPとのコラボ等の影響もあり、期初の業績予想を上回る結果となりました。その他、株式会社セガゲームスより譲り受けたスマートフォンネイティブゲーム「コトダマン」が成長軌道に乗るなど、「モンスターストライク」以外のサービスの収益化も推進しております。
スポーツ領域では、プロスポーツチーム経営、公営競技関連事業への投資を行っております。プロスポーツチーム経営については、2019年10月に株式会社千葉ジェッツふなばしを子会社化しております。公営競技関連事業については、前期子会社化した株式会社チャリ・ロトに加え、2019年11月に株式会社ネットドリーマーズの全株式を取得し、共同で新たなサービスの開発を進めております。
この結果、当事業の売上高は107,218百万円(前連結会計年度比22.6%減)、セグメント利益は31,569百万円(前連結会計年度比38.8%減)となりました。
ライフスタイル事業
前連結会計年度
(自 2018年4月1日
至 2019年3月31日)
当連結会計年度
(自 2019年4月1日
至 2020年3月31日)
前年同期比
増減率
売上高(百万円)5,4274,954△8.7%
セグメント利益又は損失(百万円)△1,690△675-%

ライフスタイル事業では、SNS「mixi」、家族向け写真・動画共有アプリ「家族アルバム みてね」、サロンスタッフ直接予約アプリ「minimo」を中心に各種サービスを運営しております。「家族アルバム みてね」は、2019年4月に従来のサービスよりも利便性を向上した月額課金制のプレミアムサービスを開始し、また、2019年6月に子会社化した株式会社スフィダンテと2019年10月に共同で「みてね年賀状」の提供を開始するなど、マネタイズの強化を行っております。
この結果、当事業の売上高は4,954百万円(前連結会計年度比8.7%減)、セグメント損失は△675百万円(前連結会計年度はセグメント損失1,690百万円)となりました。
② 財政状態の状況
当連結会計年度末までの財政状態の主な変動としましては、資産については流動資産が146,119百万円(前連結会計年度末比14,704百万円減少)となり、主な要因としては、固定資産取得及び有価証券取得による現金及び預金の減少があげられます。固定資産は53,859百万円(前連結会計年度末比21,728百万円増加)となり、主な要因としては、子会社の新規取得によるのれんの増加があげられます。
負債については、流動負債が13,759百万円(前連結会計年度末比1,311百万円増加)となり、主な要因としては、子会社の新規取得による前受金の増加があげられます。固定負債は5,280百万円(前連結会計年度末比3,764百万円増加)となり、主な要因としては、子会社の長期借入金の増加があげられます。純資産は180,938百万円(前連結会計年度末比1,947百万円増加)となり、主な要因としては、利益剰余金の増加があげられます。
経営の安定性を示す自己資本比率は、当連結会計年度において90.0%(前連結会計年度比2.5ポイント減)と高水準であり、財務の安全性が保持されております。
③ キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前連結会計年度末と比べて18,990百万円減少し、125,427百万円となりました。各キャッシュ・フローの状況とその要因は以下のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により獲得した資金は17,792百万円(前連結会計年度は18,113百万円の獲得)となりました。これは主に、本社移転等による減価償却費が1,482百万円、第4四半期連結会計期間の売上増加等による売掛金が4,371百万円増加したこと及び、法人税等の支払による減少2,170百万円があったものの、税金等調整前当期純利益が15,996百万円となったことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により使用した資金は30,683百万円(前連結会計年度は10,811百万円の使用)となりました。これは主に、有形固定資産及び投資有価証券の取得による支出13,927百万円、連結範囲の変更を伴う子会社株式の取得による支出15,825百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により使用した資金は6,085百万円(前連結会計年度は19,079百万円の使用)となりました。これは主に、子会社の長期借り入れによる収入2,486百万円があったものの、配当金の支払い8,663百万円があったことによるものであります。
④ 生産、受注及び販売の状況
a. 生産実績
生産に該当する事項がありませんので、生産実績に関する記載はしておりません。
b. 受注状況
受注生産を行っておりませんので、受注状況に関する記載はしておりません。
c. 販売実績
当連結会計年度の販売実績をセグメントごとに示すと、次のとおりであります。
セグメントの名称販売高(百万円)前年同期比(%)
エンターテインメント事業107,21877.4
ライフスタイル事業4,95491.3
合計112,17277.9

(注) 1.セグメント間取引については、相殺消去しております。
2.主な相手先別の販売実績及び当該販売実績の総販売実績に対する割合
総販売実績に対する割合が10%を超える相手先がないため、記載を省略しております。なお、当社グループの事業の販売先については、「第1 企業の概況 3 事業の内容」の事業系統図に記載のとおり、一般ユーザーを販売先と捉えて、主な相手先別の販売実績及び総販売実績に対する割合を算定しております。
3.上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 経営者の視点による経営成績等の状況に関する分析・検討内容
経営者の視点による当社グループの経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容は次のとおりであります。なお、文中の将来に関する事項は、当連結会計年度末現在において判断したものであります。
① 重要な会計方針及び見積り
当社グループの連結財務諸表は、わが国において一般に公正妥当と認められている会計基準に基づき作成されております。その作成には、経営者による会計方針の選択・適用、資産・負債及び収益・費用の報告金額及び開示に影響を与える見積りを必要としております。経営者は、これらの見積りについて、過去の実績等を勘案し合理的に判断しておりますが、実際の結果は、見積りによる不確実性のため、これらの見積りと異なる場合があります。
会計上の見積りについては、「第5 経理の状況」をご参照ください。
② 当連結会計年度の経営成績等の状況に関する認識及び分析・検討内容
(売上高の状況)
エンターテインメント事業におきましては、「モンスターストライク」の人気IPとのコラボ等の影響もあり、期初の業績予想を上回る結果となりましたが、ARPUの低下等により売上高が減少し、当事業の売上高は107,218百万円(前連結会計年度比22.6%減)となりました。
ライフスタイル事業におきましては、「家族アルバム みてね」は、2019年4月に従来のサービスよりも利便性を向上した月額課金制のプレミアムサービスを開始しております。また、2019年6月に子会社化した株式会社スフィダンテと2019年10月に共同で「みてね年賀状」の提供を開始するなど、マネタイズの強化を行っておりますが、前連結会計年度における株式会社Diverse及び株式会社ノハナの全株式譲渡等の影響により売上高が減少し、当事業の売上高は4,954百万円(前連結会計年度比8.7%減)となりました。
以上の結果、当連結会計年度の売上高は112,171百万円(前連結会計年度比22.1%減)となりました。
(営業利益の状況)
「モンスターストライク」の売上高の減少及び、新規取得した子会社のれん及び無形資産の償却費用の計上により、営業利益は17,165百万円(前連結会計年度比58.2%減)となりました。
(親会社株主に帰属する当期純利益の状況)
当社の本社移転に伴い、移転費用を認識したことによる特別損失の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は10,724百万円(前連結会計年度比59.6%減)となりました。
(資本の財源及び資金の流動性についての分析)
当社グループの運転資金・設備資金については、子会社の設備投資資金の一部を借入金により充当しておりますが、主に自己資金により充当しております。当連結会計年度末の現金及び現金同等物は125,427百万円となり、将来資金に対して十分な財源及び流動性を確保しております。
(中長期的な会社の経営戦略)
当社グループでは、中期経営方針を「エンタメ×テクノロジーの力で、世界のコミュニケーションを豊かに」とすることと致しました。注力ドメインをエンターテイメント事業に設定し、成長市場であるモバイルゲーム市場と公営競技関連市場での事業成長を目指してまいります。事業ドメインをコミュニケーションサービスとし、経営資源を集中してまいります。今後の課題については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。
(キャッシュ・フローの分析)
キャッシュ・フローの分析については、「第2 事業の状況 3 経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」をご参照ください。
(経営成績に重要な影響を与える要因について)
経営成績に重要な影響を与える要因については、「第2 事業の状況 2 事業等のリスク」をご参照ください。
(経営者の問題認識と今後の方針について)
経営者の問題認識と今後の方針については、「第2 事業の状況 1 経営方針、経営環境及び対処すべき課題等」をご参照ください。

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