訂正四半期報告書-第18期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当社グループは「Bright Valueの実現~記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する~」という企業理念のもと、独自開発の人工知能(AI)エンジン「KIBIT(キビット)」及び「Concept Encoder(コンセプトエンコーダー)」を柱とする高度な情報解析技術を駆使し、創薬支援、診断支援、金融・人事・営業支援などさまざまなフィールドで、必要かつ適切な情報に出会えるフェアな世界の実現及び社会課題の解決に貢献しております。
当第3四半期連結会計期間におけるAIソリューション事業につきましては、ライフサイエンスAI分野、ビジネスインテリジェンス分野共に複数のプロジェクトに関して進捗が見られました。新たなコア事業となったライフサイエンスAI分野では、注力しているデジタルヘルス領域、ドラッグディスカバリ領域において事業化が進展しております。
デジタルヘルス領域では、開発中の「会話型認知症診断支援AIシステム」に関し、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)と臨床試験入りに向けて最終協議をしている状況です。引き続き、世界初となる言語系AI医療機器としての承認・上市に向けて準備を進めてまいります。また、昨年申請していた第一種医療機器製造販売業許可について、2021年1月に取得することができました。これにより、AI医療機器の技術開発から製品開発・臨床開発・製造・販売まで一気通貫して自社で行い、提供することが可能となります。
ドラッグディスカバリ領域では、武田薬品工業株式会社T-CiRAディスカバリーと共に、当社独自のAI創薬技術を活用して希少疾患を対象とした新たな薬剤の発見、開発に協力する共同事業を開始いたしました。本事業によって創薬研究の高度化と成功確率の向上を図り、AIによる創薬研究の生産性向上を目指します。
また、新たな取り組みとして、「内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」 第2期で採択された「AIホスピタルによる高度診断・治療システム」の構築に向けたプロジェクトに協力参加することを2021年1月に発表いたしました。当社は本プロジェクトにおいて、医療情報データベースの構築やより精度の高い診断補助・治療支援システムの実現を目指します。
ビジネスインテリジェンス分野では、新型コロナウイルス感染症対策の一環として新しい生活様式やテレワークが浸透するなか、テレワークなどに対応した企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速したことで、当社のAIソリューションへのニーズも一層高まっております。そうした状況を背景に、当第3四半期連結会計期間では当社の「KIBIT」製品の導入が進み、金融分野での大型案件の獲得に繋がるなど好調に推移いたしました。
リーガルテックAI事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が当連結会計年度上期より続いており、当第3四半期連結会計期間もeディスカバリ、フォレンジック共に国内における新規案件の受注が低調に推移いたしました。今後は米国市場にシフトした営業活動を加速させ、引き続きAIレビューツール「KIBIT Automator」を活用した案件の受注を積み上げてまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高が7,562,131千円(前年同期比0.9%増)、営業利益65,555千円(前年同期は営業損失907,358千円)、経常損失7,794千円(前年同期は経常損失948,537千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失13,290千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1,037,117千円)と、前年同期を上回る結果となりました。
各事業の当第3四半期連結累計期間の概況は以下のとおりです。
(AIソリューション事業)
ライフサイエンスAI分野では複数の大手企業とのパートナーシップが加速し、当社のコア事業として着実に事業化が進展しております。大型案件のマイルストーンフィーを獲得するなど前年同期比で売上高の増加に大きく寄与しました。また、ビジネスインテリジェンス分野ではIT投資が堅調な金融分野にて大型案件を獲得いたしました。
この結果、売上高は前年同期比61.7%増加し1,443,307千円、営業損益に関しましては、売上高が前年同期比で61.7%増加したことにより2,139千円の営業損失(前年同期は215,635千円の営業損失)に止めることができ、前年同期を上回る結果となりました。なお、AIソリューション事業には提出会社の間接部門に係る費用369,382千円が含まれております。
サービスタイプ別の売上高の概況は下表のとおりです。
( )は前第3四半期連結累計期間の実績
(リーガルテックAI事業)
AIレビューツール「KIBIT Automator」を活用したレビューの受注は販売拡大に取り組んだ結果、着実に積み上がってまいりました。一方で、国内のeディスカバリ市場においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、ベンダー選定が日本本社ではなく、現地の米国子会社にて行われることが顕著となったため案件受注数、案件規模共に低調に推移いたしました。この結果、リーガルテックAI事業の売上高は6,118,824千円(前年同期比7.3%減)、営業損益に関しましては、eディスカバリサービスで高い利益率を見込めるAIを主体としたビジネスモデルへの転換による成果と、前期に実施した米国子会社のコスト構造の改善が継続して寄与し67,694千円の営業利益(前年同期は691,722千円の営業損失)となりました。
サービスタイプ別の売上高の概況は下表のとおりです。
( )は前第3四半期連結累計期間の実績
(2) 財政状態の分析
(資産)
総資産は、前連結会計年度末と比べて830,063千円増加し、11,291,652千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比べて331,023千円増加し、5,039,298千円となりました。これは主に、第三者割当による増資、売上債権の回収により、現金及び預金が1,278,111千円増加し、受取手形及び売掛金が903,558千円減少したためです。
固定資産は、前連結会計年度末と比べて499,040千円増加し、6,252,354千円となりました。これは主に、償却によりのれんが197,047千円減少、顧客関連資産が172,349千円減少したものの、当期首より米国会計基準を適用している米国子会社において、新リース会計基準(ASC第842号)を適用したことにより使用権資産を727,571千円計上したことや、保有株式の時価の騰貴による投資有価証券の増加210,600千円によるものであります。
(負債)
負債合計は、前連結会計年度末と比べて199,712千円増加し、7,351,046千円となりました。
当第3四半期連結会計期間においてシンジケートローンの締結(2015年12月締結のM&Aローンの実質的な更新)及び返済により、流動負債の1年内返済予定の長期借入金が2,145,609千円、短期借入金が200,000千円それぞれ減少し、固定負債の長期借入金が1,792,253千円増加しております。
また、新リース会計基準(ASC第842号)を適用したことにより、流動負債のリース債務が350,433千円、固定負債のリース債務が581,008千円それぞれ増加し、一方で固定負債のその他に含まれる長期前受金が178,552千円減少しております。
上記の結果、流動負債は、前連結会計年度末と比べて2,002,422千円減少し3,987,755千円となり、固定負債は2,202,135千円増加し、3,363,290千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末と比べて630,350千円増加し、3,940,606千円となりました。これは主に第三者割当増資により資本金が399,966千円及び資本準備金が399,966千円増加したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当社グループは、研究開発活動の内容及び金額を特定のセグメントに関連付けることができないため、一括して記載しております。
(研究開発費の金額)
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は116,436千円であります。
(研究開発の内容)
当社は、独自開発した人工知能エンジン「KIBIT」及び「Concept Encoder」について創薬支援、診断支援、金融、人事・営業支援等さまざまなフィールドでの利便性をさらに向上させるため、新たなソリューションの拡充、製品の開発を行っております。
(1) 業績の状況
当社グループは「Bright Valueの実現~記録に埋もれたリスクとチャンスを見逃さないソリューションを提供し、情報社会のフェアネスを実現する~」という企業理念のもと、独自開発の人工知能(AI)エンジン「KIBIT(キビット)」及び「Concept Encoder(コンセプトエンコーダー)」を柱とする高度な情報解析技術を駆使し、創薬支援、診断支援、金融・人事・営業支援などさまざまなフィールドで、必要かつ適切な情報に出会えるフェアな世界の実現及び社会課題の解決に貢献しております。
当第3四半期連結会計期間におけるAIソリューション事業につきましては、ライフサイエンスAI分野、ビジネスインテリジェンス分野共に複数のプロジェクトに関して進捗が見られました。新たなコア事業となったライフサイエンスAI分野では、注力しているデジタルヘルス領域、ドラッグディスカバリ領域において事業化が進展しております。
デジタルヘルス領域では、開発中の「会話型認知症診断支援AIシステム」に関し、独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)と臨床試験入りに向けて最終協議をしている状況です。引き続き、世界初となる言語系AI医療機器としての承認・上市に向けて準備を進めてまいります。また、昨年申請していた第一種医療機器製造販売業許可について、2021年1月に取得することができました。これにより、AI医療機器の技術開発から製品開発・臨床開発・製造・販売まで一気通貫して自社で行い、提供することが可能となります。
ドラッグディスカバリ領域では、武田薬品工業株式会社T-CiRAディスカバリーと共に、当社独自のAI創薬技術を活用して希少疾患を対象とした新たな薬剤の発見、開発に協力する共同事業を開始いたしました。本事業によって創薬研究の高度化と成功確率の向上を図り、AIによる創薬研究の生産性向上を目指します。
また、新たな取り組みとして、「内閣府 戦略的イノベーション創造プログラム(SIP)」 第2期で採択された「AIホスピタルによる高度診断・治療システム」の構築に向けたプロジェクトに協力参加することを2021年1月に発表いたしました。当社は本プロジェクトにおいて、医療情報データベースの構築やより精度の高い診断補助・治療支援システムの実現を目指します。
ビジネスインテリジェンス分野では、新型コロナウイルス感染症対策の一環として新しい生活様式やテレワークが浸透するなか、テレワークなどに対応した企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)が加速したことで、当社のAIソリューションへのニーズも一層高まっております。そうした状況を背景に、当第3四半期連結会計期間では当社の「KIBIT」製品の導入が進み、金融分野での大型案件の獲得に繋がるなど好調に推移いたしました。
リーガルテックAI事業につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響が当連結会計年度上期より続いており、当第3四半期連結会計期間もeディスカバリ、フォレンジック共に国内における新規案件の受注が低調に推移いたしました。今後は米国市場にシフトした営業活動を加速させ、引き続きAIレビューツール「KIBIT Automator」を活用した案件の受注を積み上げてまいります。
以上の結果、当第3四半期連結累計期間の連結業績は、売上高が7,562,131千円(前年同期比0.9%増)、営業利益65,555千円(前年同期は営業損失907,358千円)、経常損失7,794千円(前年同期は経常損失948,537千円)、親会社株主に帰属する四半期純損失13,290千円(前年同期は親会社株主に帰属する四半期純損失1,037,117千円)と、前年同期を上回る結果となりました。
各事業の当第3四半期連結累計期間の概況は以下のとおりです。
(AIソリューション事業)
ライフサイエンスAI分野では複数の大手企業とのパートナーシップが加速し、当社のコア事業として着実に事業化が進展しております。大型案件のマイルストーンフィーを獲得するなど前年同期比で売上高の増加に大きく寄与しました。また、ビジネスインテリジェンス分野ではIT投資が堅調な金融分野にて大型案件を獲得いたしました。
この結果、売上高は前年同期比61.7%増加し1,443,307千円、営業損益に関しましては、売上高が前年同期比で61.7%増加したことにより2,139千円の営業損失(前年同期は215,635千円の営業損失)に止めることができ、前年同期を上回る結果となりました。なお、AIソリューション事業には提出会社の間接部門に係る費用369,382千円が含まれております。
サービスタイプ別の売上高の概況は下表のとおりです。
| (単位:千円) | |||
| サービスタイプ別 | 売上高 | ||
| AIソリューション事業 | ライフサイエンスAI | 375,062 (76,350) | |
| ビジネスインテリジェンス | 1,017,503(768,942) | ||
| 海外AI | 50,741 (46,813) | ||
| AIソリューション事業売上高 計 | 1,443,307 (892,105) | ||
( )は前第3四半期連結累計期間の実績
(リーガルテックAI事業)
AIレビューツール「KIBIT Automator」を活用したレビューの受注は販売拡大に取り組んだ結果、着実に積み上がってまいりました。一方で、国内のeディスカバリ市場においては、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、ベンダー選定が日本本社ではなく、現地の米国子会社にて行われることが顕著となったため案件受注数、案件規模共に低調に推移いたしました。この結果、リーガルテックAI事業の売上高は6,118,824千円(前年同期比7.3%減)、営業損益に関しましては、eディスカバリサービスで高い利益率を見込めるAIを主体としたビジネスモデルへの転換による成果と、前期に実施した米国子会社のコスト構造の改善が継続して寄与し67,694千円の営業利益(前年同期は691,722千円の営業損失)となりました。
サービスタイプ別の売上高の概況は下表のとおりです。
| (単位:千円) | ||
| サービスタイプ別 | 売上高 | |
| ①eディスカバリサービス | Review | 1,876,262 (1,871,394) |
| Collection, Process | 885,462 (1,062,096) | |
| Hosting | 2,860,276 (3,038,208) | |
| 計 | 5,622,000 (5,971,698) | |
| ② フォレンジックサービス | 496,823 (632,274) | |
| リーガルテックAI事業売上高 計 | 6,118,824 (6,603,973) | |
( )は前第3四半期連結累計期間の実績
(2) 財政状態の分析
(資産)
総資産は、前連結会計年度末と比べて830,063千円増加し、11,291,652千円となりました。
流動資産は、前連結会計年度末と比べて331,023千円増加し、5,039,298千円となりました。これは主に、第三者割当による増資、売上債権の回収により、現金及び預金が1,278,111千円増加し、受取手形及び売掛金が903,558千円減少したためです。
固定資産は、前連結会計年度末と比べて499,040千円増加し、6,252,354千円となりました。これは主に、償却によりのれんが197,047千円減少、顧客関連資産が172,349千円減少したものの、当期首より米国会計基準を適用している米国子会社において、新リース会計基準(ASC第842号)を適用したことにより使用権資産を727,571千円計上したことや、保有株式の時価の騰貴による投資有価証券の増加210,600千円によるものであります。
(負債)
負債合計は、前連結会計年度末と比べて199,712千円増加し、7,351,046千円となりました。
当第3四半期連結会計期間においてシンジケートローンの締結(2015年12月締結のM&Aローンの実質的な更新)及び返済により、流動負債の1年内返済予定の長期借入金が2,145,609千円、短期借入金が200,000千円それぞれ減少し、固定負債の長期借入金が1,792,253千円増加しております。
また、新リース会計基準(ASC第842号)を適用したことにより、流動負債のリース債務が350,433千円、固定負債のリース債務が581,008千円それぞれ増加し、一方で固定負債のその他に含まれる長期前受金が178,552千円減少しております。
上記の結果、流動負債は、前連結会計年度末と比べて2,002,422千円減少し3,987,755千円となり、固定負債は2,202,135千円増加し、3,363,290千円となりました。
(純資産)
純資産合計は、前連結会計年度末と比べて630,350千円増加し、3,940,606千円となりました。これは主に第三者割当増資により資本金が399,966千円及び資本準備金が399,966千円増加したことによるものであります。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが対処すべき課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
当社グループは、研究開発活動の内容及び金額を特定のセグメントに関連付けることができないため、一括して記載しております。
(研究開発費の金額)
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の総額は116,436千円であります。
(研究開発の内容)
当社は、独自開発した人工知能エンジン「KIBIT」及び「Concept Encoder」について創薬支援、診断支援、金融、人事・営業支援等さまざまなフィールドでの利便性をさらに向上させるため、新たなソリューションの拡充、製品の開発を行っております。