四半期報告書-第15期第3四半期(令和2年7月1日-令和2年9月30日)
(1) 業績の状況
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大が収束しないまま推移しました。米中間の政治・通商問題の懸念が拡大するなど、当社の事業環境は依然として不透明な状況にあります。
このような状況の中、当第3四半期連結累計期間の売上収益は前年同四半期比27.2%減の36,743百万円となりました。利益面につきましては、営業利益は前年同四半期比72.6%減の2,121百万円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同四半期比78.7%減の1,071百万円となりました。
厳しい事業環境が継続しておりますが、当社グループは、お客様へのサービスを維持向上すべく事業を行ってまいりますとともに、当社グループを成長軌道に復する取り組みに引き続き注力してまいります。
セグメント業績を示すと、次のとおりであります。
プレシジョン・コンポーネントビジネス
プレシジョン・コンポーネントビジネスの売上収益は、前年同四半期比25.7%減の34,041百万円となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、前年同四半期比47.9%減の2,103百万円となりました。
リニアビジネス
リニアビジネスの売上収益は、前年同四半期比39.0%減の2,701百万円となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、前年同四半期比99.5%減の3百万円となりました。
その他
その他では、主に不動産の賃貸等を行っておりますが、前期において主要な賃貸不動産を当社グループ外に売却しております。その結果、売上収益は、前年同四半期比99.4%減の1百万円となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、前年同四半期比99.5%減の15百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前期末に比べ3,823百万円減少し51,713百万円となりました。これは主に現金及び現金同等物が2,951百万円、営業債権及びその他の債権が1,086百万円減少したことによります。
非流動資産は前期末に比べ2,577百万円減少し77,043百万円となりました。これは主に有形固定資産が1,743百万円、無形資産及びのれんが747百万円減少したことによります。
流動負債は前期末に比べ5,313百万円増加し21,908百万円となりました。これは主に借入金が8,567百万円増加し、未払法人所得税等が2,104百万円、営業債務及びその他の債務が563百万円減少したことによります。
非流動負債は前期末に比べ9,253百万円減少し63,430百万円となりました。これは主に借入金が9,390百万円減少したことによります。
資本は前期末に比べ2,460百万円減少し43,418百万円となりました。これは主にその他の資本の構成要素が1,223百万円、利益剰余金が984百万円減少したことによります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は13,995百万円と前連結会計年度末と比べ2,951百万円の減少となりました。当第3四半期連結累計期間の各活動におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは634百万円の収入となりました。主な要因は、税引前四半期利益が1,494百万円となり、減価償却費及び償却費2,527百万円、営業債権及びその他の債権の減少額821百万円などのキャッシュの増加要因があった一方で、営業債務及びその他の債務の減少額486百万円、たな卸資産の増加額378百万円、法人所得税等の支払額2,971百万円などのキャッシュの減少要因がありました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは746百万円の支出となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出604百万円、無形資産の取得による支出175百万円によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは2,681百万円の支出となりました。主な要因は、短期借入金の返済による支出2,967百万円、配当金の支払額2,057百万円、自己株式の取得支出251百万円、リース負債の返済による支出245百万円、短期借入れによる収入2,974百万円によります。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、230百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第3四半期連結累計期間における世界経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的拡大が収束しないまま推移しました。米中間の政治・通商問題の懸念が拡大するなど、当社の事業環境は依然として不透明な状況にあります。
このような状況の中、当第3四半期連結累計期間の売上収益は前年同四半期比27.2%減の36,743百万円となりました。利益面につきましては、営業利益は前年同四半期比72.6%減の2,121百万円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同四半期比78.7%減の1,071百万円となりました。
厳しい事業環境が継続しておりますが、当社グループは、お客様へのサービスを維持向上すべく事業を行ってまいりますとともに、当社グループを成長軌道に復する取り組みに引き続き注力してまいります。
セグメント業績を示すと、次のとおりであります。
プレシジョン・コンポーネントビジネス
プレシジョン・コンポーネントビジネスの売上収益は、前年同四半期比25.7%減の34,041百万円となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、前年同四半期比47.9%減の2,103百万円となりました。
リニアビジネス
リニアビジネスの売上収益は、前年同四半期比39.0%減の2,701百万円となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、前年同四半期比99.5%減の3百万円となりました。
その他
その他では、主に不動産の賃貸等を行っておりますが、前期において主要な賃貸不動産を当社グループ外に売却しております。その結果、売上収益は、前年同四半期比99.4%減の1百万円となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、前年同四半期比99.5%減の15百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期連結会計期間末の流動資産は、前期末に比べ3,823百万円減少し51,713百万円となりました。これは主に現金及び現金同等物が2,951百万円、営業債権及びその他の債権が1,086百万円減少したことによります。
非流動資産は前期末に比べ2,577百万円減少し77,043百万円となりました。これは主に有形固定資産が1,743百万円、無形資産及びのれんが747百万円減少したことによります。
流動負債は前期末に比べ5,313百万円増加し21,908百万円となりました。これは主に借入金が8,567百万円増加し、未払法人所得税等が2,104百万円、営業債務及びその他の債務が563百万円減少したことによります。
非流動負債は前期末に比べ9,253百万円減少し63,430百万円となりました。これは主に借入金が9,390百万円減少したことによります。
資本は前期末に比べ2,460百万円減少し43,418百万円となりました。これは主にその他の資本の構成要素が1,223百万円、利益剰余金が984百万円減少したことによります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は13,995百万円と前連結会計年度末と比べ2,951百万円の減少となりました。当第3四半期連結累計期間の各活動におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは634百万円の収入となりました。主な要因は、税引前四半期利益が1,494百万円となり、減価償却費及び償却費2,527百万円、営業債権及びその他の債権の減少額821百万円などのキャッシュの増加要因があった一方で、営業債務及びその他の債務の減少額486百万円、たな卸資産の増加額378百万円、法人所得税等の支払額2,971百万円などのキャッシュの減少要因がありました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは746百万円の支出となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出604百万円、無形資産の取得による支出175百万円によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは2,681百万円の支出となりました。主な要因は、短期借入金の返済による支出2,967百万円、配当金の支払額2,057百万円、自己株式の取得支出251百万円、リース負債の返済による支出245百万円、短期借入れによる収入2,974百万円によります。
(4) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、230百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。