四半期報告書-第16期第1四半期(令和3年1月1日-令和3年3月31日)
(1) 業績の状況
当第1四半期連結累計期間における当社を取り巻く経営環境は、新型コロナウイルス感染症の影響からいち早く回復した中国経済の拡大や、経済対策等の施策が功を奏した先進国経済の持ち直しを受けて自動車生産台数や工作機械受注に回復がみられたものの、新型コロナウイルス感染症の流行は未だ続いており、世界的な半導体不足の懸念、米中問題の長期化など、依然として先行き不透明な状況が継続しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上収益は、前年同四半期比18.7%増の16,892百万円となり、営業利益は、前年同四半期比80.8%増の1,792百万円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同四半期比92.0%増の1,327百万円となりました。
先行きの見通しづらい状況が続くことが予想されますが、当社グループはものづくり企業の基本である品質・コスト・納期・サービスを継続的に充実させる取り組みを通じて、お客様に対するヴァリューを向上すべく事業を行ってまいりますとともに、グローバルで産業を支える社会的責任を果たしながら、利益および企業価値の向上に努めてまいります。
セグメント業績を示すと、次のとおりであります。
プレシジョン・コンポーネントビジネス
プレシジョン・コンポーネントビジネスでは、自動車や工作機械等の市場環境が回復したこと及びセラミックボールの拡販により、売上収益は、前年同四半期比19.9%増の15,814百万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同四半期比69.7%増の1,670百万円となりました。
リニアビジネス
リニアビジネスでは、工作機械等の市場環境が回復したことにより、売上収益は、前年同四半期比4.3%増の1,078百万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同四半期比115%増の115百万円となりました。
その他
その他事業では、売上収益は、前年同四半期と同額の0百万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同四半期比16.7%増の7百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の流動資産は前期末に比べ5,076百万円増加し58,426百万円となりました。これは営業債権及びその他の債権が2,130百万円、現金及び現金同等物が2,118百万円、たな卸資産が521百万円増加したことによります。
非流動資産は前期末に比べ1,654百万円増加し78,770百万円となりました。これは主に無形資産及びのれんが1,254百万円増加したことによります。
流動負債は前期末に比べ5,680百万円増加し28,087百万円となりました。これは借入金が3,385百万円、営業債務及びその他の債務が1,386百万円増加したことによります。
非流動負債は前期末に比べ3,297百万円減少し60,050百万円となりました。これは主に借入金が1,615百万円、その他の非流動負債が1,489百万円減少したことによります。
資本は前期末に比べ4,347百万円増加し49,059百万円となりました。これは主にその他の資本の構成要素が3,487百万円、利益剰余金が767百万円増加したことによります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、17,105百万円と前連結会計年度末と比べ2,118百万円の増加となりました。当第1四半期連結会計期間の各活動におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、2,049百万円の収入となりました。主な要因は、税引前四半期利益が1,772百万円となり、減価償却費及び償却費829百万円、営業債務及びその他の債務の増加1,172百万円などのキャッシュの増加要因があった一方で、営業債権及びその他の債権の増加1,588百万円などのキャッシュの減少要因がありました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、234百万円の支出となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出250百万円、無形資産の取得による支出48百万円によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、106百万円の支出となりました。主な要因は、長期借入れによる収入6,000百万円、短期借入れによる収入3,000百万円、長期借入金の返済による支出8,563百万円、配当金の支払額による支出561百万円によります。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、95百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第1四半期連結累計期間における当社を取り巻く経営環境は、新型コロナウイルス感染症の影響からいち早く回復した中国経済の拡大や、経済対策等の施策が功を奏した先進国経済の持ち直しを受けて自動車生産台数や工作機械受注に回復がみられたものの、新型コロナウイルス感染症の流行は未だ続いており、世界的な半導体不足の懸念、米中問題の長期化など、依然として先行き不透明な状況が継続しております。
この結果、当第1四半期連結累計期間の売上収益は、前年同四半期比18.7%増の16,892百万円となり、営業利益は、前年同四半期比80.8%増の1,792百万円となりました。親会社の所有者に帰属する四半期利益は、前年同四半期比92.0%増の1,327百万円となりました。
先行きの見通しづらい状況が続くことが予想されますが、当社グループはものづくり企業の基本である品質・コスト・納期・サービスを継続的に充実させる取り組みを通じて、お客様に対するヴァリューを向上すべく事業を行ってまいりますとともに、グローバルで産業を支える社会的責任を果たしながら、利益および企業価値の向上に努めてまいります。
セグメント業績を示すと、次のとおりであります。
プレシジョン・コンポーネントビジネス
プレシジョン・コンポーネントビジネスでは、自動車や工作機械等の市場環境が回復したこと及びセラミックボールの拡販により、売上収益は、前年同四半期比19.9%増の15,814百万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同四半期比69.7%増の1,670百万円となりました。
リニアビジネス
リニアビジネスでは、工作機械等の市場環境が回復したことにより、売上収益は、前年同四半期比4.3%増の1,078百万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同四半期比115%増の115百万円となりました。
その他
その他事業では、売上収益は、前年同四半期と同額の0百万円、セグメント利益(営業利益)は、前年同四半期比16.7%増の7百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第1四半期連結会計期間末の流動資産は前期末に比べ5,076百万円増加し58,426百万円となりました。これは営業債権及びその他の債権が2,130百万円、現金及び現金同等物が2,118百万円、たな卸資産が521百万円増加したことによります。
非流動資産は前期末に比べ1,654百万円増加し78,770百万円となりました。これは主に無形資産及びのれんが1,254百万円増加したことによります。
流動負債は前期末に比べ5,680百万円増加し28,087百万円となりました。これは借入金が3,385百万円、営業債務及びその他の債務が1,386百万円増加したことによります。
非流動負債は前期末に比べ3,297百万円減少し60,050百万円となりました。これは主に借入金が1,615百万円、その他の非流動負債が1,489百万円減少したことによります。
資本は前期末に比べ4,347百万円増加し49,059百万円となりました。これは主にその他の資本の構成要素が3,487百万円、利益剰余金が767百万円増加したことによります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第1四半期連結累計期間末における現金及び現金同等物は、17,105百万円と前連結会計年度末と比べ2,118百万円の増加となりました。当第1四半期連結会計期間の各活動におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動によるキャッシュ・フローは、2,049百万円の収入となりました。主な要因は、税引前四半期利益が1,772百万円となり、減価償却費及び償却費829百万円、営業債務及びその他の債務の増加1,172百万円などのキャッシュの増加要因があった一方で、営業債権及びその他の債権の増加1,588百万円などのキャッシュの減少要因がありました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動によるキャッシュ・フローは、234百万円の支出となりました。主な要因は、有形固定資産の取得による支出250百万円、無形資産の取得による支出48百万円によります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動によるキャッシュ・フローは、106百万円の支出となりました。主な要因は、長期借入れによる収入6,000百万円、短期借入れによる収入3,000百万円、長期借入金の返済による支出8,563百万円、配当金の支払額による支出561百万円によります。
(4) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、95百万円であります。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。