四半期報告書-第16期第2四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
(1) 業績の状況
当第2四半期連結累計期間における経営環境は、新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響が一部懸念されるものの、早期に経済活動を再開した中国では景気回復が継続、先進国でも、ワクチン接種ベースの加速や追加景気対策の効果により経済活動の回復傾向が見られ、自動車生産や工作機械受注でも力強い回復が見られています。
このような状況のなか、当第2四半期連結累計期間の売上収益は、前年同四半期比44.6%増の34,738百万円となり、営業利益は前年同四半期比173.4%増の3,625百万円となりました。また、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同四半期比286.6%増の2,680百万円となりました。
なお、売上高、利益ともに従来予想を上回る見通しとなりましたので、2021年2月12日に公表いたしました2021年12月期の通期連結業績予想を上方修正しております。
当社グループは、当期を初年度とし、2023年12月期までの3ヵ年を対象とした「中期経営戦略」を策定いたしました。「中期経営戦略」では、「成長戦略」、「ESG戦略」、「"Best in class"ものづくり企業」を基本に据え、この基本戦略を忠実に実行するべく事業を行ってまいりますとともに、グローバルでの産業を支える社会的責任を意識しながら、お客様によりよい価値を提供し、利益および企業価値の向上に努めてまいります。
セグメント業績を示すと、次のとおりであります。
プレシジョン・コンポーネントビジネス
プレシジョン・コンポーネントビジネスの売上収益は、自動車や工作機械等の市場環境が回復したこと及びセラミックボールの拡販により、前年同四半期比45.2%増の32,269百万円となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、前年同四半期比151.6%増の3,324百万円となりました。
リニアビジネス
リニアビジネスの売上収益は、工作機械等の市場環境が回復したことにより、前年同四半期比38.2%増の2,468百万円となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、売上収益の増加等により前年同四半期比294百万円の増益となり、290百万円となりました。
その他
その他では、売上収益は、前年同四半期と同額の1百万円となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、前年同四半期比22.0%増の11百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前期末に比べ19,287百万円の増加となりました。これは主に、2023年12月期までの3ヵ年を対象とした中期経営戦略のもと、財務体質の強化及び資本効率の維持・向上を図るため、劣後特約付きシンジケートローンによる資金調達を行ったことによる現預金の増加、また市況回復に伴い営業債権及びその他の債権が増加したことによります。
負債につきましては、前期末に比べ12,541百万円の増加となりました。これは主に、劣後特約付きシンジケートローンによる借入金が増加したことによります。
資本につきましては、前期末に比べ6,746百万円の増加となりました。これは主に、前期末からのUSドル高及び中国元高の影響により、その他の資本の構成要素のうち為替換算調整額が増加したことによります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間の各活動におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりでありま
す。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期利益を主な要因とし、4,077百万円の資金の増加となりま
した。投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出を主な要因とし、782百万円の資金の減
少となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、劣後特約付きシンジケートローンによる資金調達
10,000百万円を主な要因とし、10,063百万円の資金の増加となりました。これらに当連結累計期間中のUSドル高
及び中国元高を主な要因とする、447百万円の換算差額等を加算した結果、当第2四半期連結会計期間末における
現金及び現金同等物は28,792百万円と前連結会計年度末と比べ13,805百万円の増加となりました。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、195百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
当第2四半期連結累計期間における経営環境は、新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響が一部懸念されるものの、早期に経済活動を再開した中国では景気回復が継続、先進国でも、ワクチン接種ベースの加速や追加景気対策の効果により経済活動の回復傾向が見られ、自動車生産や工作機械受注でも力強い回復が見られています。
このような状況のなか、当第2四半期連結累計期間の売上収益は、前年同四半期比44.6%増の34,738百万円となり、営業利益は前年同四半期比173.4%増の3,625百万円となりました。また、親会社の所有者に帰属する四半期利益は前年同四半期比286.6%増の2,680百万円となりました。
なお、売上高、利益ともに従来予想を上回る見通しとなりましたので、2021年2月12日に公表いたしました2021年12月期の通期連結業績予想を上方修正しております。
当社グループは、当期を初年度とし、2023年12月期までの3ヵ年を対象とした「中期経営戦略」を策定いたしました。「中期経営戦略」では、「成長戦略」、「ESG戦略」、「"Best in class"ものづくり企業」を基本に据え、この基本戦略を忠実に実行するべく事業を行ってまいりますとともに、グローバルでの産業を支える社会的責任を意識しながら、お客様によりよい価値を提供し、利益および企業価値の向上に努めてまいります。
セグメント業績を示すと、次のとおりであります。
プレシジョン・コンポーネントビジネス
プレシジョン・コンポーネントビジネスの売上収益は、自動車や工作機械等の市場環境が回復したこと及びセラミックボールの拡販により、前年同四半期比45.2%増の32,269百万円となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、前年同四半期比151.6%増の3,324百万円となりました。
リニアビジネス
リニアビジネスの売上収益は、工作機械等の市場環境が回復したことにより、前年同四半期比38.2%増の2,468百万円となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、売上収益の増加等により前年同四半期比294百万円の増益となり、290百万円となりました。
その他
その他では、売上収益は、前年同四半期と同額の1百万円となりました。セグメント利益(営業利益)につきましては、前年同四半期比22.0%増の11百万円となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末の総資産は、前期末に比べ19,287百万円の増加となりました。これは主に、2023年12月期までの3ヵ年を対象とした中期経営戦略のもと、財務体質の強化及び資本効率の維持・向上を図るため、劣後特約付きシンジケートローンによる資金調達を行ったことによる現預金の増加、また市況回復に伴い営業債権及びその他の債権が増加したことによります。
負債につきましては、前期末に比べ12,541百万円の増加となりました。これは主に、劣後特約付きシンジケートローンによる借入金が増加したことによります。
資本につきましては、前期末に比べ6,746百万円の増加となりました。これは主に、前期末からのUSドル高及び中国元高の影響により、その他の資本の構成要素のうち為替換算調整額が増加したことによります。
(3) キャッシュ・フローの状況の分析
当第2四半期連結累計期間の各活動におけるキャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりでありま
す。
営業活動によるキャッシュ・フローは、税引前当期利益を主な要因とし、4,077百万円の資金の増加となりま
した。投資活動によるキャッシュ・フローは、固定資産の取得による支出を主な要因とし、782百万円の資金の減
少となりました。財務活動によるキャッシュ・フローは、劣後特約付きシンジケートローンによる資金調達
10,000百万円を主な要因とし、10,063百万円の資金の増加となりました。これらに当連結累計期間中のUSドル高
及び中国元高を主な要因とする、447百万円の換算差額等を加算した結果、当第2四半期連結会計期間末における
現金及び現金同等物は28,792百万円と前連結会計年度末と比べ13,805百万円の増加となりました。
(4) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費の総額は、195百万円であります。
なお、当第2四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。