四半期報告書-第68期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、四半期報告書提出日時点において判断したものです。
(1) 経営成績等の状況
当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた前第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)に比べ、5Gや半導体関連市場を中心に需要が増加しました。当社においては、これらの市場での受注獲得に努めるとともに、2019年3月期より戦略的に設備投資を実施し、増産及び生産性の向上に努めた結果、すべてのセグメントで大幅な増収増益となりました。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ180,300百万円(25.9%)増加の876,337百万円となり、第2四半期連結累計期間として過去最高を更新しました。営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ51,614百万円(214.5%)増加の75,679百万円、税引前利益は同51,102百万円(105.9%)増加の99,351百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同38,859百万円(113.1%)増加の73,219百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間の平均為替レートは、対米ドルは前第2四半期連結累計期間に比べ3円(2.8%)円安の110円、対ユーロは10円(8.3%)円安の131円となりました。この結果、当第2四半期連結累計期間の邦貨換算後の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ約260億円、税引前利益は約90億円押し上げられました。
[レポーティングセグメントの状況]
(注)当連結会計年度よりレポーティングセグメントの区分を変更しています。この変更に伴い、前第2四半期連結累計期間の経営成績についても同様の区分に組み替えて表示しています。詳細は、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 注記5.セグメント情報」を参照ください。
レポーティングセグメント別の業績は次のとおりです。
a. コアコンポーネント
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前第2四半期連結累計期間の196,318百万円と比較し、50,666百万円(25.8%)増加の246,984百万円となりました。事業利益は、前第2四半期連結累計期間の10,844百万円と比較し、17,214百万円(158.7%)増加の28,058百万円となり、利益率は5.5%から11.4%へと向上しました。
「産業・車載用部品」事業では、半導体製造装置用ファインセラミック部品や車載カメラの需要が増加したことを主因に増収増益となり、利益率についても大きく改善しました。
「半導体関連部品」事業においては、5Gや自動車関連市場向けセラミックパッケージ及び有機基板の需要が増加したことにより、増収増益となりました。
b. 電子部品
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前第2四半期連結累計期間の124,980百万円と比較し、38,320百万円(30.7%)増加の163,300百万円となりました。事業利益は、前第2四半期連結累計期間の8,523百万円と比較し、17,568百万円(206.1%)増加の26,091百万円となり、利益率は6.8%から16.0%へと大きく向上しました。
自動車関連市場や産業市場等の回復に加え、5Gや半導体関連市場における高付加価値の小型高容量コンデンサや水晶部品等の需要が増加したことにより、大幅な増収増益となりました。
c. ソリューション
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前第2四半期連結累計期間の378,196百万円と比較し、89,324百万円(23.6%)増加の467,520百万円となりました。事業利益は、前第2四半期連結累計期間の8,747百万円と比較し、27,267百万円(311.7%)増加の36,014百万円となり、利益率は2.3%から7.7%へと向上しました。
「機械工具」事業において、自動車関連市場や建築・住宅市場向けに売上が伸びたことに加え、「ドキュメントソリューション」事業において、前第2四半期連結累計期間に新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた欧州及び米国を中心に、プリンター及び複合機の需要が回復しました。
(2) キャッシュ・フローの状況
現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末残高の386,727百万円に比べ45,029百万円(11.6%)増加し、431,756百万円となりました。
a. 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・インは、前第2四半期連結累計期間の86,259百万円に比べ29,505百万円(34.2%)増加し、115,764百万円となりました。これは主に四半期利益の増加によるものです。
b. 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・アウトは、前第2四半期連結累計期間の69,208百万円に比べ41,808百万円(60.4%)減少し、27,400百万円となりました。これは主に定期預金の解約が増加したこと及び事業取得による支出が減少したことによるものです。
c. 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・アウトは、前第2四半期連結累計期間の45,964百万円に比べ3,294百万円(7.2%)減少し、42,670百万円となりました。これは主に借入金の調達が増加したことによるものです。
(3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金調達の源泉は、主に営業活動によって獲得した現金です。当第2四半期連結会計期間末において現金及び現金同等物を431,756百万円保有しています。また、当第2四半期連結会計期間末の借入金残高は96,440百万円です。当社の借入は、主として円建であり、一部の海外子会社にて米ドル建やユーロ建等の借入を行っています。
当連結会計年度における当社の主な資金需要は、営業活動上の運転資金に加えて、設備投資及び研究開発のための資金、配当金の支払、並びに自己株式の取得等ですが、これらの資金需要については、自己資金の範囲で対応できると考えています。
また、仮に一時的に多額の資金需要が生じた場合には、金融機関からの追加の借入や、社債、株式の発行といった他の資金調達手段を有しています。ただし、現時点では格付機関による信用格付に影響を与えるような外部からの資金調達を行う予定はありません。
なお、当第2四半期連結累計期間において、資金の流動性に重大な問題は生じていませんが、今後主要市場での需要動向が悪化した場合や、製品価格が大きく下落した場合などにおいては、当社の資金の流動性に悪影響を及ぼす可能性があります。
(4) 重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断
当社の前連結会計年度末時点における見積り及び判断は、引き続き新型コロナウイルス感染症による景気への影響が懸念されるものの、各国における様々な感染防止及び経済対策により、世界経済は前連結会計年度に比べ回復に向かうものと仮定して算定しています。
当該感染症の将来における影響は、依然として不確実性が高い状況にありますが、現時点において、前連結会計年度末時点における見積り及び判断について重要な影響を与える事象は認識していません。
従って、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断の記載について、重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した優先的に対処すべき課題はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は、前第2四半期連結累計期間の35,126百万円から5,233百万円(14.9%)増加し、40,359百万円となりました。なお、第1四半期(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)の四半期報告書に記載した研究開発活動の状況について重要な変更はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
(注)1 当社は、需要の増加や顧客の要求、市場の変化等に柔軟に対応して生産活動を行っており、生産実績は販売実績に類似しています。このため、生産及び販売の実績は「(1) 経営成績等の状況 [レポーティングセグメントの状況]」に関連付けて示しています。
2 当連結会計年度よりレポーティングセグメントの区分を変更しています。この変更に伴い、前第2四半期連結累計期間の受注高についても同様の区分に組み替えて表示しています。詳細は、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 注記5.セグメント情報」を参照ください。
(1) 経営成績等の状況
| (百万円) | ||||||
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2020年 4月 1日 至 2020年 9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) | 増 減 | ||||
| 金 額 | 売上高比 (%) | 金 額 | 売上高比 (%) | 増減金額 | 増減率 (%) | |
| 売上高 | 696,037 | 100.0 | 876,337 | 100.0 | 180,300 | 25.9 |
| 営業利益 | 24,065 | 3.5 | 75,679 | 8.6 | 51,614 | 214.5 |
| 税引前利益 | 48,249 | 6.9 | 99,351 | 11.3 | 51,102 | 105.9 |
| 親会社の所有者に帰属する四半期利益 | 34,360 | 4.9 | 73,219 | 8.4 | 38,859 | 113.1 |
| 米ドル平均為替レート (円) | 107 | - | 110 | - | - | - |
| ユーロ平均為替レート (円) | 121 | - | 131 | - | - | - |
当第2四半期連結累計期間は、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた前第2四半期連結累計期間(2020年4月1日から2020年9月30日まで)に比べ、5Gや半導体関連市場を中心に需要が増加しました。当社においては、これらの市場での受注獲得に努めるとともに、2019年3月期より戦略的に設備投資を実施し、増産及び生産性の向上に努めた結果、すべてのセグメントで大幅な増収増益となりました。
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ180,300百万円(25.9%)増加の876,337百万円となり、第2四半期連結累計期間として過去最高を更新しました。営業利益は前第2四半期連結累計期間に比べ51,614百万円(214.5%)増加の75,679百万円、税引前利益は同51,102百万円(105.9%)増加の99,351百万円、親会社の所有者に帰属する四半期利益は同38,859百万円(113.1%)増加の73,219百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間の平均為替レートは、対米ドルは前第2四半期連結累計期間に比べ3円(2.8%)円安の110円、対ユーロは10円(8.3%)円安の131円となりました。この結果、当第2四半期連結累計期間の邦貨換算後の売上高は、前第2四半期連結累計期間に比べ約260億円、税引前利益は約90億円押し上げられました。
[レポーティングセグメントの状況]
| レポーティングセグメント別売上高 | (百万円) | ||||||
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2020年 4月 1日 至 2020年 9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) | 増 減 | |||||
| 金 額 | 構成比 (%) | 金 額 | 構成比 (%) | 増減金額 | 増減率 (%) | ||
| コアコンポーネント | 196,318 | 28.2 | 246,984 | 28.2 | 50,666 | 25.8 | |
| 産業・車載用部品 | 62,399 | 9.0 | 83,378 | 9.5 | 20,979 | 33.6 | |
| 半導体関連部品 | 122,509 | 17.6 | 150,739 | 17.2 | 28,230 | 23.0 | |
| その他 | 11,410 | 1.6 | 12,867 | 1.5 | 1,457 | 12.8 | |
| 電子部品 | 124,980 | 18.0 | 163,300 | 18.6 | 38,320 | 30.7 | |
| ソリューション | 378,196 | 54.3 | 467,520 | 53.3 | 89,324 | 23.6 | |
| 機械工具 | 90,770 | 13.0 | 121,434 | 13.9 | 30,664 | 33.8 | |
| ドキュメントソリューション | 138,140 | 19.9 | 175,248 | 20.0 | 37,108 | 26.9 | |
| コミュニケーション | 107,462 | 15.4 | 120,538 | 13.7 | 13,076 | 12.2 | |
| その他 | 41,824 | 6.0 | 50,300 | 5.7 | 8,476 | 20.3 | |
| その他の事業 | 7,937 | 1.1 | 12,912 | 1.5 | 4,975 | 62.7 | |
| 調整及び消去 | △11,394 | △1.6 | △14,379 | △1.6 | △2,985 | - | |
| 売上高 | 696,037 | 100.0 | 876,337 | 100.0 | 180,300 | 25.9 | |
| レポーティングセグメント別利益(△損失) | (百万円) | ||||||
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2020年 4月 1日 至 2020年 9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) | 増 減 | |||||
| 金 額 | 売上高比 (%) | 金 額 | 売上高比 (%) | 増減金額 | 増減率 (%) | ||
| コアコンポーネント | 10,844 | 5.5 | 28,058 | 11.4 | 17,214 | 158.7 | |
| 産業・車載用部品 | 107 | 0.2 | 9,595 | 11.5 | 9,488 | - | |
| 半導体関連部品 | 12,103 | 9.9 | 19,543 | 13.0 | 7,440 | 61.5 | |
| その他 | △1,366 | - | △1,080 | - | 286 | - | |
| 電子部品 | 8,523 | 6.8 | 26,091 | 16.0 | 17,568 | 206.1 | |
| ソリューション | 8,747 | 2.3 | 36,014 | 7.7 | 27,267 | 311.7 | |
| 機械工具 | 6,110 | 6.7 | 14,688 | 12.1 | 8,578 | 140.4 | |
| ドキュメントソリューション | 6,050 | 4.4 | 15,753 | 9.0 | 9,703 | 160.4 | |
| コミュニケーション | 3,910 | 3.6 | 7,531 | 6.2 | 3,621 | 92.6 | |
| その他 | △7,323 | - | △1,958 | - | 5,365 | - | |
| その他の事業 | △1,276 | - | △7,181 | - | △5,905 | - | |
| 事業利益計 | 26,838 | 3.9 | 82,982 | 9.5 | 56,144 | 209.2 | |
| 本社部門損益等 | 21,411 | - | 16,369 | - | △5,042 | △23.5 | |
| 税引前利益 | 48,249 | 6.9 | 99,351 | 11.3 | 51,102 | 105.9 | |
(注)当連結会計年度よりレポーティングセグメントの区分を変更しています。この変更に伴い、前第2四半期連結累計期間の経営成績についても同様の区分に組み替えて表示しています。詳細は、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 注記5.セグメント情報」を参照ください。
レポーティングセグメント別の業績は次のとおりです。
a. コアコンポーネント
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前第2四半期連結累計期間の196,318百万円と比較し、50,666百万円(25.8%)増加の246,984百万円となりました。事業利益は、前第2四半期連結累計期間の10,844百万円と比較し、17,214百万円(158.7%)増加の28,058百万円となり、利益率は5.5%から11.4%へと向上しました。
「産業・車載用部品」事業では、半導体製造装置用ファインセラミック部品や車載カメラの需要が増加したことを主因に増収増益となり、利益率についても大きく改善しました。
「半導体関連部品」事業においては、5Gや自動車関連市場向けセラミックパッケージ及び有機基板の需要が増加したことにより、増収増益となりました。
b. 電子部品
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前第2四半期連結累計期間の124,980百万円と比較し、38,320百万円(30.7%)増加の163,300百万円となりました。事業利益は、前第2四半期連結累計期間の8,523百万円と比較し、17,568百万円(206.1%)増加の26,091百万円となり、利益率は6.8%から16.0%へと大きく向上しました。
自動車関連市場や産業市場等の回復に加え、5Gや半導体関連市場における高付加価値の小型高容量コンデンサや水晶部品等の需要が増加したことにより、大幅な増収増益となりました。
c. ソリューション
当第2四半期連結累計期間の売上高は、前第2四半期連結累計期間の378,196百万円と比較し、89,324百万円(23.6%)増加の467,520百万円となりました。事業利益は、前第2四半期連結累計期間の8,747百万円と比較し、27,267百万円(311.7%)増加の36,014百万円となり、利益率は2.3%から7.7%へと向上しました。
「機械工具」事業において、自動車関連市場や建築・住宅市場向けに売上が伸びたことに加え、「ドキュメントソリューション」事業において、前第2四半期連結累計期間に新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた欧州及び米国を中心に、プリンター及び複合機の需要が回復しました。
(2) キャッシュ・フローの状況
| (百万円) |
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2020年 4月 1日 至 2020年 9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) | 増減金額 | |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー | 86,259 | 115,764 | 29,505 |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー | △69,208 | △27,400 | 41,808 |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー | △45,964 | △42,670 | 3,294 |
| 現金及び現金同等物に係る換算差額 | △2,881 | △665 | 2,216 |
| 現金及び現金同等物の増減額(△は減少) | △31,794 | 45,029 | 76,823 |
| 現金及び現金同等物の期首残高 | 419,620 | 386,727 | △32,893 |
| 現金及び現金同等物の四半期末残高 | 387,826 | 431,756 | 43,930 |
現金及び現金同等物の当第2四半期連結会計期間末残高は、前連結会計年度末残高の386,727百万円に比べ45,029百万円(11.6%)増加し、431,756百万円となりました。
a. 営業活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の営業活動によるキャッシュ・インは、前第2四半期連結累計期間の86,259百万円に比べ29,505百万円(34.2%)増加し、115,764百万円となりました。これは主に四半期利益の増加によるものです。
b. 投資活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の投資活動によるキャッシュ・アウトは、前第2四半期連結累計期間の69,208百万円に比べ41,808百万円(60.4%)減少し、27,400百万円となりました。これは主に定期預金の解約が増加したこと及び事業取得による支出が減少したことによるものです。
c. 財務活動によるキャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間の財務活動によるキャッシュ・アウトは、前第2四半期連結累計期間の45,964百万円に比べ3,294百万円(7.2%)減少し、42,670百万円となりました。これは主に借入金の調達が増加したことによるものです。
(3) 資本の財源及び資金の流動性についての分析
当社の資金調達の源泉は、主に営業活動によって獲得した現金です。当第2四半期連結会計期間末において現金及び現金同等物を431,756百万円保有しています。また、当第2四半期連結会計期間末の借入金残高は96,440百万円です。当社の借入は、主として円建であり、一部の海外子会社にて米ドル建やユーロ建等の借入を行っています。
当連結会計年度における当社の主な資金需要は、営業活動上の運転資金に加えて、設備投資及び研究開発のための資金、配当金の支払、並びに自己株式の取得等ですが、これらの資金需要については、自己資金の範囲で対応できると考えています。
また、仮に一時的に多額の資金需要が生じた場合には、金融機関からの追加の借入や、社債、株式の発行といった他の資金調達手段を有しています。ただし、現時点では格付機関による信用格付に影響を与えるような外部からの資金調達を行う予定はありません。
なお、当第2四半期連結累計期間において、資金の流動性に重大な問題は生じていませんが、今後主要市場での需要動向が悪化した場合や、製品価格が大きく下落した場合などにおいては、当社の資金の流動性に悪影響を及ぼす可能性があります。
(4) 重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断
当社の前連結会計年度末時点における見積り及び判断は、引き続き新型コロナウイルス感染症による景気への影響が懸念されるものの、各国における様々な感染防止及び経済対策により、世界経済は前連結会計年度に比べ回復に向かうものと仮定して算定しています。
当該感染症の将来における影響は、依然として不確実性が高い状況にありますが、現時点において、前連結会計年度末時点における見積り及び判断について重要な影響を与える事象は認識していません。
従って、前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の重要な会計上の見積り及び見積りを伴う判断の記載について、重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき課題
当第2四半期連結累計期間において、新たに発生した優先的に対処すべき課題はありません。また、前事業年度の有価証券報告書に記載した内容について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間の研究開発費は、前第2四半期連結累計期間の35,126百万円から5,233百万円(14.9%)増加し、40,359百万円となりました。なお、第1四半期(自 2021年4月1日 至 2021年6月30日)の四半期報告書に記載した研究開発活動の状況について重要な変更はありません。
(7) 生産、受注及び販売の実績
| レポーティングセグメント別受注高 | (百万円) | |||||
| 前第2四半期連結累計期間 (自 2020年 4月 1日 至 2020年 9月30日) | 当第2四半期連結累計期間 (自 2021年 4月 1日 至 2021年 9月30日) | 増減率 (%) | ||||
| 金 額 | 構成比 (%) | 金 額 | 構成比 (%) | |||
| コアコンポーネント | 201,110 | 28.1 | 264,307 | 29.0 | 31.4 | |
| 産業・車載用部品 | 60,917 | 8.5 | 88,346 | 9.7 | 45.0 | |
| 半導体関連部品 | 128,724 | 18.0 | 162,971 | 17.9 | 26.6 | |
| その他 | 11,469 | 1.6 | 12,990 | 1.4 | 13.3 | |
| 電子部品 | 129,075 | 18.1 | 182,501 | 20.0 | 41.4 | |
| ソリューション | 391,058 | 54.7 | 470,259 | 51.5 | 20.3 | |
| 機械工具 | 91,274 | 12.8 | 123,314 | 13.5 | 35.1 | |
| ドキュメントソリューション | 137,816 | 19.3 | 174,902 | 19.1 | 26.9 | |
| コミュニケーション | 122,612 | 17.1 | 118,405 | 13.0 | △3.4 | |
| その他 | 39,356 | 5.5 | 53,638 | 5.9 | 36.3 | |
| その他の事業 | 4,872 | 0.7 | 8,005 | 0.9 | 64.3 | |
| 調整及び消去 | △11,208 | △1.6 | △12,544 | △1.4 | - | |
| 受注高 | 714,907 | 100.0 | 912,528 | 100.0 | 27.6 | |
(注)1 当社は、需要の増加や顧客の要求、市場の変化等に柔軟に対応して生産活動を行っており、生産実績は販売実績に類似しています。このため、生産及び販売の実績は「(1) 経営成績等の状況 [レポーティングセグメントの状況]」に関連付けて示しています。
2 当連結会計年度よりレポーティングセグメントの区分を変更しています。この変更に伴い、前第2四半期連結累計期間の受注高についても同様の区分に組み替えて表示しています。詳細は、「第4 経理の状況 1 要約四半期連結財務諸表 注記5.セグメント情報」を参照ください。