四半期報告書-第44期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)

【提出】
2021/11/09 9:32
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 経営成績の状況及び分析
当第2四半期連結累計期間における世界経済は、東南アジアでの新型コロナウイルス感染拡大にともなう自動車部品等の供給制約の長期化や、資源価格の高騰、電力不足による中国景気の減速懸念などにより、先行き不透明感はあるものの、新型コロナのワクチン接種が進む欧米では、経済活動の再開に向けた動きが見られるなど、緩やかな回復が続きました。
半導体業界につきましては、スマートフォンなどの高速通信規格「5G」関連製品や、PC、車載、家電など幅広い製品分野で、半導体の旺盛な需要が続いております。当社の属する半導体製造装置市場につきましても、世界的な半導体不足の解消と今後の需要拡大を見据えた生産能力増強や、中国半導体内製化に向けた設備投資が積極的に行われるなど、引き続き活況となりました。
このような状況のもと、当第2四半期連結累計期間の当社グループの業績は、力強い拡大を見せる市場環境を背景に、当第2四半期(2021年7-9月)の四半期連結受注高が205億57百万円となり、過去最高を記録した第1四半期(2021年4-6月)の183億69百万円を上回りました。また、売上高と各段階利益においても上期として過去最高を記録するなど、好調が続きました。
新型コロナウイルス感染症による経営成績への影響につきましては、東南アジアの感染拡大によるロックダウン(都市封鎖)を受け、当社のマレーシア工場も出社制限の対象となりましたが、工場内で勤務する従業員の出社を優先したことで、生産活動への影響を軽微なものに留めることができました。また、中国での電力不足による影響につきましては、当社の蘇州工場も数日間の電力制限を受けたものの、自家発電設備の利用や他拠点等での代替生産を行うことで、生産活動への影響を最小限に抑えることができました。なお、マレーシア工場、蘇州工場ともに、現在は通常どおり稼働しております。その他、世界的な部材不足により調達関連での厳しい状況は続いておりますが、大幅な納期遅延等の問題は発生しておらず、現時点においては、業績への影響は軽微であります。
当第2四半期連結累計期間の経営成績は次のとおりであります。
受注高 389億26百万円(前年同期比257億3百万円増、2.9倍)
売上高 243億32百万円(前年同期比114億62百万円、89.1%増)
営業利益 56億75百万円(前年同期比 45億87百万円増、5.2倍)
経常利益 57億7百万円(前年同期比 44億79百万円増、4.6倍)
親会社株主に帰属する 41億45百万円(前年同期比 32億55百万円増、4.7倍)
四半期純利益
当第2四半期連結累計期間の営業利益の主な増減要因(対前年同期)は次のとおりであります。
売上高の増加による影響額 38億85百万円増
工場稼働率の改善などによる影響額 11億36百万円増
販売管理費の増加による影響額 4億33百万円減
0102010_001.pngセグメントごとの経営成績は次のとおりであります。
[半導体製造装置事業]
半導体製造装置事業における経営成績は、中国及び台湾を中心に半導体モールディング装置・金型の売上が高い水準で続いた結果、売上高は222億96百万円(前年同期比109億43百万円、96.4%増)となりました。利益につきましては、売上増にともなう利益の増加と、工場稼働率の改善にともなうコスト削減効果により半導体モールディング装置やシンギュレーション装置の利益率が改善したことなどから、営業利益54億21百万円(前年同期比43億66百万円増、5.1倍)となりました。
[ファインプラスチック成形品事業]
ファインプラスチック成形品事業における経営成績は、売上高9億10百万円(前年同期比97百万円、11.9%増)、営業利益1億83百万円(前年同期比43百万円、31.0%増)となりました。
[レーザ加工装置事業]
レーザ加工装置事業における経営成績は、引き続き、幅広い用途で電子部品の需要が旺盛であったことから、売上高は11億24百万円(前年同期比4億21百万円、60.0%増)、営業利益69百万円(前年同期は営業損失1億8百万円)となりました。
(2) 財政状態の分析
当第2四半期連結会計期間末における総資産は、受注環境が非常に好調なことから売掛金及び棚卸資産等の流動資産が増加したことに加え、国内及び海外の事業会社において事業拡大へ向けての生産設備の導入等により固定資産が増加したため、前連結会計年度末に比べて89億2百万円増加し、606億93百万円となりました。
負債総額は、急激な受注増による支払債務及び前受金の増加により、前連結会計年度末に比べ、47億55百万円の増加となり250億42百万円となりました。
純資産は、利益剰余金の増加等により、前連結会計年度末に比べ41億47百万円増加し356億50百万円となりました。
その結果、当第2四半期連結会計期間末における自己資本比率は58.2%(前連結会計年度末比2.0ポイント減少)となりました。
(3) 資本の財源及び資金の流動性
① キャッシュ・フロー
当第2四半期連結累計期間における連結ベースの現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末に比べ11億62百万円増加し、114億30百万円となりました。
当第2四半期連結累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における営業活動の結果、獲得した資金は、41億54百万円(前年同期は17億70百万円)となりました。これは主に棚卸資産の増加にともなう資金の減少が40億82百万円(前年同期は5億23百万円の資金の増加)あったものの、税金等調整前四半期純利益を57億円(前年同期は12億36百万円の利益)計上し、仕入債務の増加にともなう資金の増加が20億57百万円(前年同期は48百万円の資金の減少)あったこと等によるものです。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における投資活動の結果、使用した資金は29億63百万円(前年同期は15億7百万円)となりました。これは主に国内及び海外事業会社において、新工場の建設及び生産設備の導入等により有形固定資産の取得による支出が23億74百万円(前年同期は14億62百万円)となったこと等によるものです。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第2四半期連結累計期間における財務活動の結果、使用した資金は36百万円(前年同期は3億16百万円の獲得)となりました。これは、短期借入金の純増額が11億円(前年同期は3億円の純減)となったものの、長期借入金の返済による支出が6億70百万円(前年同期は6億7百万円の支出)、安定配当の施策を基にした配当金の支払いによる支出が4億円(前年同期は4億円)となったこと等によるものです。
② 財務政策
当社グループは、運転資金及び設備資金については、内部資金または借入により資金調達することにしております。このうち、借入による資金調達に関しましては、運転資金については短期借入金で、生産設備などの長期資金は、固定金利の長期借入金で調達しております。
2021年9月30日現在、長期借入金の残高は52億80百万円であります。また、当第2四半期連結会計期間末において、取引銀行6行と総額120億円の当座貸越契約及びコミットメントライン契約を締結しております(借入実行残高26億円、借入未実行残高94億円)。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期連結累計期間において、新型コロナウイルス感染症による当社グループの経営成績への影響は軽微であると判断しており、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期連結累計期間において、当社グループが優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期連結累計期間における当社グループの研究開発活動の金額は、2億10百万円であります。
当第2四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
なお、セグメントごとの研究開発費は、次のとおりであります。
[半導体製造装置事業]
半導体製造装置事業に係る研究開発費は、2億2百万円であります。
[レーザ加工装置事業]
レーザ加工装置事業に係る研究開発費は、7百万円であります。
(7) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。本報告書提出時点においては、新型コロナウイルス感染症拡大が第3四半期連結会計期間以降の経営成績に及ぼす影響は軽微であると考えられるため、当該感染症による影響は見積り及びその基礎となる仮定に含んでおりません。

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