四半期報告書-第53期第3四半期(令和3年10月1日-令和3年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績
当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から12月31日まで)における当社グループを取り巻く状況につきましては、製造業全般において新型コロナウイルス感染症の影響等で減少していた設備投資が回復し活発に行われるようになりました。しかし、世界的なサプライチェーンにおける半導体等の部品の不足による生産活動への影響が長期化する等、先行き不透明な状況が続いております。
このようななか、当社グループにおきましては、新型コロナウイルスの感染拡大防止を最優先としつつ、お客様への商品の供給とサービス活動の継続に努めてきました。
当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上高5,402億50百万円(前年同期比44.0%増)、経常利益1,615億34百万円(前年同期比114.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,187億72百万円(前年同期比114.6%増)となりました。
部門別の事業の概況につきましては、次のとおりです。
FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、堅調であった中国に加えて欧米でも増加する等、各主要市場で堅調に推移し、当社のCNCシステムの売上も増加しました。レーザについては、海外メーカとの厳しい競争が継続しています。これらの結果、FA部門の売上高は1,638億54百万円(前年同期比56.0%増)となりました。
ロボット部門については、中国でIT関連、EV、重機、建機向けを中心に売上が堅調に推移しました。米国でも一般産業向けおよびEV関連の需要を取り込んだ自動車産業向けが堅調であった他、欧州でも一般産業向けが好調に推移し、売上が増加しました。また、国内でも、低調であった前年同期に比べ売上が増加しました。これらの結果、ロボット部門の売上高は1,980億70百万円(前年同期比38.1%増)となりました。
ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)は、中国でパソコン、タブレット市場向けの旺盛な需要を受け、売上が増加しました。ロボショット(電動射出成形機)は、IT関連、医療市場向けの需要が好調に推移し、売上が増加しました。ロボカット(ワイヤ放電加工機)も、IT関連、自動車部品市場向けの需要が好調に推移し、売上が増加しました。これらの結果、ロボマシン部門の売上高は1,092億29百万円(前年同期比54.0%増)となりました。
サービス部門については、売上が例年並みに回復しています。サービス部門の売上高は690億97百万円(前年同期比23.7%増)となりました。
(2) 財政状態
資産合計は、前年度末比782億77百万円増の1兆7,034億68百万円となりました。
負債合計は、前年度末比272億76百万円増の2,169億13百万円となりました。
純資産合計は、前年度末比510億1百万円増の1兆4,865億55百万円となりました。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は366億61百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 経営成績
当第3四半期連結累計期間(2021年4月1日から12月31日まで)における当社グループを取り巻く状況につきましては、製造業全般において新型コロナウイルス感染症の影響等で減少していた設備投資が回復し活発に行われるようになりました。しかし、世界的なサプライチェーンにおける半導体等の部品の不足による生産活動への影響が長期化する等、先行き不透明な状況が続いております。
このようななか、当社グループにおきましては、新型コロナウイルスの感染拡大防止を最優先としつつ、お客様への商品の供給とサービス活動の継続に努めてきました。
当第3四半期連結累計期間における連結業績は、売上高5,402億50百万円(前年同期比44.0%増)、経常利益1,615億34百万円(前年同期比114.2%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益1,187億72百万円(前年同期比114.6%増)となりました。
部門別の事業の概況につきましては、次のとおりです。
FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、堅調であった中国に加えて欧米でも増加する等、各主要市場で堅調に推移し、当社のCNCシステムの売上も増加しました。レーザについては、海外メーカとの厳しい競争が継続しています。これらの結果、FA部門の売上高は1,638億54百万円(前年同期比56.0%増)となりました。
ロボット部門については、中国でIT関連、EV、重機、建機向けを中心に売上が堅調に推移しました。米国でも一般産業向けおよびEV関連の需要を取り込んだ自動車産業向けが堅調であった他、欧州でも一般産業向けが好調に推移し、売上が増加しました。また、国内でも、低調であった前年同期に比べ売上が増加しました。これらの結果、ロボット部門の売上高は1,980億70百万円(前年同期比38.1%増)となりました。
ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)は、中国でパソコン、タブレット市場向けの旺盛な需要を受け、売上が増加しました。ロボショット(電動射出成形機)は、IT関連、医療市場向けの需要が好調に推移し、売上が増加しました。ロボカット(ワイヤ放電加工機)も、IT関連、自動車部品市場向けの需要が好調に推移し、売上が増加しました。これらの結果、ロボマシン部門の売上高は1,092億29百万円(前年同期比54.0%増)となりました。
サービス部門については、売上が例年並みに回復しています。サービス部門の売上高は690億97百万円(前年同期比23.7%増)となりました。
(2) 財政状態
資産合計は、前年度末比782億77百万円増の1兆7,034億68百万円となりました。
負債合計は、前年度末比272億76百万円増の2,169億13百万円となりました。
純資産合計は、前年度末比510億1百万円増の1兆4,865億55百万円となりました。
(3) 研究開発活動
当第3四半期連結累計期間の研究開発費の総額は366億61百万円です。
なお、当第3四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。