四半期報告書-第55期第1四半期(2023/04/01-2023/06/30)
文中の将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループが判断したものであります。
(1) 経営成績
当第1四半期連結累計期間(2023年4月1日から6月30日まで)における当社グループを取り巻く状況につきましては、これまで続いていたサプライチェーンにおける半導体等の部品の不足による生産活動への影響は落ち着きましたが、世界的なインフレの進行や景気減速の懸念、為替変動による影響等により先行き不透明な状況が続きました。加えて、2022年度下期から続く在庫調整が生産への影響を及ぼしました。このような厳しい状況が続く中、当社では業績への影響を最小限にとどめるべく、セールス、研究開発、工場、サービス、事務、全ての部門の総力を挙げて取り組みました。
当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高が2,017億71百万円(前年同期比4.6%減)、経常利益が416億75百万円(前年同期比30.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が303億24百万円(前年同期比28.0%減)となりました。
部門別の事業の概況につきましては、次のとおりです。
FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、堅調なインド市場を除き国内含む世界各国で減速傾向がみられ、当社のCNCシステムの売上も減少しました。FA部門の売上高は496億53百万円(前年同期比24.3%減)となりました。
ロボット部門については、中国でEV向けおよび再生可能エネルギー関連を中心とする一般産業向けの需要が堅調で、売上が増加しました。米国ではEV関連の需要が好調を維持し、売上が増加しました。欧州では一般産業向けの需要が好調に推移し、EV関連の商談も活発になり、総じて売上が増加しました。国内では自動車産業向けは低調だったものの、一般産業向けが堅調に推移し、売上が増加しました。これらの結果、ロボット部門の売上高は964億79百万円(前年同期比20.0%増)となりました。
ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)では、米州および中国での需要の落ち込みにより、売上が減少しました。ロボショット(電動射出成形機)では、IT関連、医療市場向けの需要が一巡し、売上が減少しました。ロボカット(ワイヤ放電加工機)では、医療市場向けの需要が堅調に推移しましたが、中国のIT関連、EV関連市場向けの需要が減り、売上が減少しました。これらの結果、ロボマシン部門の売上高は254億93百万円(前年同期比36.6%減)となりました。
サービス部門については、「サービス ファースト」をキーワードに、サービス体制の強化、IT技術の積極的な導入による効率アップなどを進めています。サービス部門の売上高は301億46百万円(前年同期比18.8%増)となりました。
(2) 財政状態
資産合計は、前年度末比54億13百万円減の1兆8,681億23百万円となりました。
負債合計は、前年度末比185億33百万円減の2,274億48百万円となりました。
純資産合計は、前年度末比131億20百万円増の1兆6,406億75百万円となりました。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は122億20百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 経営成績
当第1四半期連結累計期間(2023年4月1日から6月30日まで)における当社グループを取り巻く状況につきましては、これまで続いていたサプライチェーンにおける半導体等の部品の不足による生産活動への影響は落ち着きましたが、世界的なインフレの進行や景気減速の懸念、為替変動による影響等により先行き不透明な状況が続きました。加えて、2022年度下期から続く在庫調整が生産への影響を及ぼしました。このような厳しい状況が続く中、当社では業績への影響を最小限にとどめるべく、セールス、研究開発、工場、サービス、事務、全ての部門の総力を挙げて取り組みました。
当第1四半期連結累計期間における連結業績は、売上高が2,017億71百万円(前年同期比4.6%減)、経常利益が416億75百万円(前年同期比30.0%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益が303億24百万円(前年同期比28.0%減)となりました。
部門別の事業の概況につきましては、次のとおりです。
FA部門については、CNCシステムの主要顧客である工作機械業界の需要は、堅調なインド市場を除き国内含む世界各国で減速傾向がみられ、当社のCNCシステムの売上も減少しました。FA部門の売上高は496億53百万円(前年同期比24.3%減)となりました。
ロボット部門については、中国でEV向けおよび再生可能エネルギー関連を中心とする一般産業向けの需要が堅調で、売上が増加しました。米国ではEV関連の需要が好調を維持し、売上が増加しました。欧州では一般産業向けの需要が好調に推移し、EV関連の商談も活発になり、総じて売上が増加しました。国内では自動車産業向けは低調だったものの、一般産業向けが堅調に推移し、売上が増加しました。これらの結果、ロボット部門の売上高は964億79百万円(前年同期比20.0%増)となりました。
ロボマシン部門については、ロボドリル(小型切削加工機)では、米州および中国での需要の落ち込みにより、売上が減少しました。ロボショット(電動射出成形機)では、IT関連、医療市場向けの需要が一巡し、売上が減少しました。ロボカット(ワイヤ放電加工機)では、医療市場向けの需要が堅調に推移しましたが、中国のIT関連、EV関連市場向けの需要が減り、売上が減少しました。これらの結果、ロボマシン部門の売上高は254億93百万円(前年同期比36.6%減)となりました。
サービス部門については、「サービス ファースト」をキーワードに、サービス体制の強化、IT技術の積極的な導入による効率アップなどを進めています。サービス部門の売上高は301億46百万円(前年同期比18.8%増)となりました。
(2) 財政状態
資産合計は、前年度末比54億13百万円減の1兆8,681億23百万円となりました。
負債合計は、前年度末比185億33百万円減の2,274億48百万円となりました。
純資産合計は、前年度末比131億20百万円増の1兆6,406億75百万円となりました。
(3) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間の研究開発費の総額は122億20百万円です。
なお、当第1四半期連結累計期間において当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。