四半期報告書-第54期第3四半期(令和2年10月1日-令和2年12月31日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により経済活動の停滞が継続しており、一部に経済活動の回復に向けた動きも見られますが、感染者数が再び増加傾向にあるなど依然として予断を許さない状況にあります。
このような状況にあって当社は、従業員の安全を最優先に考え、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に配慮しつつ事業活動を展開してまいりました。生産部門においては、業務スペース分散など感染リスク低減を図りつつ、業務を継続できる体制を維持してまいりました。営業部門においては、設計事務所へのアプローチを強化したことにより、設計指定額が堅調に増えている一方で、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて受注活動の停滞は避けられず、また当初見込んでいた工事の受注時期が遅れる等影響が出ていることもあり、厳しい事業環境で推移しました。
当第3四半期累計期間の経営成績につきましては、上記の状況から官公庁向け、民間向けともに大都市圏を中心に低調に推移いたしました。
売上高全体としては、233億27百万円となり、前年同四半期と比較して13.1%の減少となりました。受注残高におきましては、前年同四半期比6.5%の減少となっております。
利益面につきましては、減収による影響を業務の効率化等で補うことができず、売上総利益率は34.7%(前年同四半期比0.6ポイント悪化)となり、また、販売費及び一般管理費の節減(前年同四半期比1億38百万円減)に努めたものの、営業利益は12億12百万円(前年同四半期比50.8%減)、経常利益は12億73百万円(前年同四半期比48.7%減)、四半期純利益は8億16百万円(前年同四半期比50.4%減)となりました。
なお、当第3四半期累計期間の品目別の売上高、受注高及び受注残高の状況につきましては、次のとおりであります。
(品目別売上高、受注高及び受注残高の状況)
(注) 1 受注高及び受注残高の金額は、販売価格で表示しています。
2 その他の主なものは、既存間仕切の解体・移設組立であります。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期会計期間の末日における財政状態は、総資産は395億41百万円となり、前事業年度末と比較して18億9百万円の減少となりました。
資産の部では、流動資産は251億38百万円となり、前事業年度末と比較して13億1百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金13億12百万円、流動資産「その他」に含まれる未収入金3億24百万円等の増加と、受取手形及び売掛金25億32百万円、電子記録債権4億78百万円等の減少によるものであります。固定資産は144億3百万円となり、前事業年度末と比較して5億8百万円の減少となりました。これは主に、投資その他の資産に含まれる保険積立金2億33百万円、繰延税金資産2億21百万円等の減少等によるものであります。
負債の部では、流動負債は35億58百万円となり、前事業年度末と比較して20億15百万円の減少となりました。これは主に、未払法人税等7億2百万円、賞与引当金6億23百万円、流動負債「その他」に含まれる未払消費税5億2百万円、買掛金3億58百万円等の減少によるものであります。固定負債は18億67百万円となり、前事業年度末と比較して1億47百万円の増加となりました。
純資産の部では、純資産の総額は341億15百万円となり、前事業年度末と比較して58百万円の増加となりました。以上の結果、自己資本比率は86.3%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は218百万円であります。
(1) 業績の状況
当第3四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の世界的な拡大により経済活動の停滞が継続しており、一部に経済活動の回復に向けた動きも見られますが、感染者数が再び増加傾向にあるなど依然として予断を許さない状況にあります。
このような状況にあって当社は、従業員の安全を最優先に考え、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に配慮しつつ事業活動を展開してまいりました。生産部門においては、業務スペース分散など感染リスク低減を図りつつ、業務を継続できる体制を維持してまいりました。営業部門においては、設計事務所へのアプローチを強化したことにより、設計指定額が堅調に増えている一方で、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて受注活動の停滞は避けられず、また当初見込んでいた工事の受注時期が遅れる等影響が出ていることもあり、厳しい事業環境で推移しました。
当第3四半期累計期間の経営成績につきましては、上記の状況から官公庁向け、民間向けともに大都市圏を中心に低調に推移いたしました。
売上高全体としては、233億27百万円となり、前年同四半期と比較して13.1%の減少となりました。受注残高におきましては、前年同四半期比6.5%の減少となっております。
利益面につきましては、減収による影響を業務の効率化等で補うことができず、売上総利益率は34.7%(前年同四半期比0.6ポイント悪化)となり、また、販売費及び一般管理費の節減(前年同四半期比1億38百万円減)に努めたものの、営業利益は12億12百万円(前年同四半期比50.8%減)、経常利益は12億73百万円(前年同四半期比48.7%減)、四半期純利益は8億16百万円(前年同四半期比50.4%減)となりました。
なお、当第3四半期累計期間の品目別の売上高、受注高及び受注残高の状況につきましては、次のとおりであります。
(品目別売上高、受注高及び受注残高の状況)
(単位:百万円) | ||||||
当第3四半期累計期間 (自 2020年4月1日 至 2020年12月31日) | ||||||
売上高 | 受注高 | 受注残高 | ||||
品目 | 金額 | 前年同 四半期比 (%) | 金額 | 前年同 四半期比 (%) | 金額 | 前年同 四半期比 (%) |
可動間仕切 | 8,018 | 88.1 | 8,005 | 82.0 | 3,022 | 89.6 |
固定間仕切 | 5,704 | 88.2 | 6,154 | 92.6 | 4,485 | 95.8 |
トイレブース | 4,534 | 88.8 | 5,437 | 95.1 | 3,245 | 105.4 |
移動間仕切 | 3,951 | 81.3 | 3,647 | 69.7 | 3,509 | 78.6 |
ロー間仕切 | 363 | 82.9 | 353 | 78.1 | 64 | 82.2 |
その他 | 754 | 87.1 | 1,183 | 127.8 | 587 | 209.1 |
合計 | 23,327 | 86.9 | 24,782 | 86.2 | 14,915 | 93.5 |
(注) 1 受注高及び受注残高の金額は、販売価格で表示しています。
2 その他の主なものは、既存間仕切の解体・移設組立であります。
3 上記の金額には、消費税等は含まれておりません。
(2) 財政状態の分析
当第3四半期会計期間の末日における財政状態は、総資産は395億41百万円となり、前事業年度末と比較して18億9百万円の減少となりました。
資産の部では、流動資産は251億38百万円となり、前事業年度末と比較して13億1百万円の減少となりました。これは主に、現金及び預金13億12百万円、流動資産「その他」に含まれる未収入金3億24百万円等の増加と、受取手形及び売掛金25億32百万円、電子記録債権4億78百万円等の減少によるものであります。固定資産は144億3百万円となり、前事業年度末と比較して5億8百万円の減少となりました。これは主に、投資その他の資産に含まれる保険積立金2億33百万円、繰延税金資産2億21百万円等の減少等によるものであります。
負債の部では、流動負債は35億58百万円となり、前事業年度末と比較して20億15百万円の減少となりました。これは主に、未払法人税等7億2百万円、賞与引当金6億23百万円、流動負債「その他」に含まれる未払消費税5億2百万円、買掛金3億58百万円等の減少によるものであります。固定負債は18億67百万円となり、前事業年度末と比較して1億47百万円の増加となりました。
純資産の部では、純資産の総額は341億15百万円となり、前事業年度末と比較して58百万円の増加となりました。以上の結果、自己資本比率は86.3%となりました。
(3) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期累計期間において、当社の事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた課題はありません。
(4) 研究開発活動
当第3四半期累計期間の研究開発費の総額は218百万円であります。