四半期報告書-第15期第3四半期(令和1年10月1日-令和1年12月31日)

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2020/02/14 15:39
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48項目
以下の記載における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において当社グループ(当社及び連結子会社)が判断したものであり、リスクと不確実性を内包しているため、将来生じる実際の結果と大きく異なる可能性もありますので、ご留意ください。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
当第3四半期連結累計期間の業績につきましては、以下のとおりとなりました。
当第3四半期連結累計期間の連結業務粗利益は、金利低下影響により資金利益が減少した一方、債券関係損益が増加した結果、前第3四半期連結累計期間比1,150億円増加して29,442億円となりました。
営業費は、前第3四半期連結累計期間比689億円増加して20,571億円となり、連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前、信託勘定償却前)は、前第3四半期連結累計期間比460億円増加して8,871億円となりました。
与信関係費用総額は、前第3四半期連結累計期間に計上した貸倒引当金戻入益の剥落を主因に、前第3四半期連結累計期間比1,515億円増加しました。
株式等関係損益は、ETF売却益の減少等に加え、株式等償却の増加もあり、前第3四半期連結累計期間比311億円減少しました。
このほか、持分法による投資損益が前第3四半期連結累計期間比209億円減少した一方、退職給付費用の改善等により、経常利益は前第3四半期連結累計期間比1,023億円減少して10,825億円となりました。
特別損益は、PT Bank Danamon Indonesia, Tbk.株式の減損に伴うのれん一括償却を主因に、前第3四半期連結累計期間比2,114億円減少、以上の結果、親会社株主に帰属する四半期純利益は、前第3四半期連結累計期間比2,879億円減少して5,842億円となりました。
財政状態につきましては、総資産が前連結会計年度末比32,599億円増加して3,143,988億円、純資産は前連結会計年度末比4,861億円増加して177,478億円となりました。
主要な勘定残高といたしましては、資産の部では、貸出金が前連結会計年度末比11,376億円減少して1,062,747億円、有価証券が前連結会計年度末比23,336億円減少して619,288億円となりました。負債の部では、預金が前連結会計年度末比30,028億円増加して1,831,740億円となりました。
なお、金融再生法に基づく開示債権比率は、前連結会計年度末比0.04ポイント上昇して0.67%となりました。
当第3四半期連結累計期間における主な項目の分析は、以下のとおりであります。
[経営成績の分析]
(単位:億円)前第3四半期
連結累計期間
(A)
当第3四半期
連結累計期間
(B)
前第3四半期
連結累計期間比
(B-A)
連結業務粗利益
(信託勘定償却前連結業務粗利益)
28,292
(28,292)
29,442
(29,442)
1,150
(1,150)
資金利益14,50013,822△677
信託報酬94598136
うち与信関係費用(信託勘定)00
役務取引等利益9,6439,517△125
特定取引利益1,7522,100347
その他業務利益1,4503,0211,570
うち国債等債券関係損益1021,9501,847
営業費19,88120,571689
うちのれん償却額13319763
連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前、信託勘定・のれん償却前)8,5449,069524
連結業務純益(一般貸倒引当金繰入前、信託勘定償却前)8,4108,871460
一般貸倒引当金繰入額(△は繰入)△425△425
連結業務純益8,4108,44535
臨時損益(△は費用)3,4372,379△1,058
与信関係費用△996△1,114△117
貸出金償却△1,112△1,150△38
個別貸倒引当金繰入額5959
その他の与信関係費用115△23△139
貸倒引当金戻入益691△691
偶発損失引当金戻入益(与信関連)48564△420
償却債権取立益492632139
株式等関係損益846535△311
株式等売却益1,1381,17940
株式等売却損△169△365△196
株式等償却△123△278△155
持分法による投資損益2,4182,208△209
その他の臨時損益△50052552
経常利益11,84810,825△1,023
特別損益△338△2,453△2,114
うち減損損失△231△433△202
うち持分変動損失△152△213△60
うちのれん償却額△2,074△2,074
うち子会社株式売却益305305
税金等調整前四半期純利益11,5108,371△3,138
法人税、住民税及び事業税1,4001,41919
法人税等調整額639385△254
法人税等合計2,0391,805△234
四半期純利益9,4706,566△2,903
非支配株主に帰属する四半期純利益747723△24
親会社株主に帰属する四半期純利益8,7225,842△2,879
(参考)
与信関係費用総額(△は費用)*673△842△1,515

*与信関係費用(信託勘定)+一般貸倒引当金繰入額+与信関係費用(臨時損益)+貸倒引当金戻入益
+偶発損失引当金戻入益(与信関連)+償却債権取立益
[財政状態の分析]
以下、(2行合算)は、株式会社三菱UFJ銀行及び三菱UFJ信託銀行株式会社の単体数値の単純合算を示しております。
(i)貸出金(含む信託勘定)
貸出金(含む信託勘定)は、海外子会社が増加も、海外店及び国内店が減少し、前連結会計年度末比11,334億円減少して1,066,397億円となりました。
(単位:億円)前連結
会計年度末
(A)
当第3四半期
連結会計期間末
(B)
前連結会計
年度末比
(B-A)
貸出金残高(含む信託勘定)1,077,7311,066,397△11,334
うち国内店*631,626624,470△7,155
うち住宅ローン151,219149,157△2,062
うち海外店258,665245,645△13,020
うち国内子会社[アコム]11,09010,903△186
うち国内子会社[三菱UFJニコス]1,9891,837△152
うち海外子会社[MUAH]94,25993,977△282
うち海外子会社[アユタヤ銀行]42,74646,9254,179
うち海外子会社[MUFGバンク(ヨーロッパ)]14,72513,417△1,307
うち海外子会社[バンクダナモン]9,8049,804

*2行間の貸出金及び持株会社、MUAH、並びにアユタヤ銀行向け貸出金を除いております。
⦅参考⦆ 金融再生法開示債権の状況(2行合算+信託勘定)
金融再生法に基づく開示債権比率は、前連結会計年度末比0.04ポイント上昇して0.67%となりました。
(単位:億円)前連結
会計年度末
(A)
当第3四半期
連結会計期間末
(B)
前連結会計
年度末比
(B-A)
破産更生債権及びこれらに準ずる債権1,0661,625559
危険債権3,5142,898△615
要管理債権1,8122,117305
開示債権合計(A)6,3926,641249
総与信合計(B)1,020,886988,070△32,815
開示債権比率(A)/(B)0.62%0.67%0.04%

(ⅱ)預金(2行合算)
預金(2行合算)は、国内法人預金その他が減少した一方、国内個人預金が増加し、前連結会計年度末比12,147億円増加して1,650,769億円となりました。
(単位:億円)前連結
会計年度末
(A)
当第3四半期
連結会計期間末
(B)
前連結会計
年度末比
(B-A)
預金1,638,6221,650,76912,147
うち国内個人預金770,109796,84926,739
うち国内法人預金その他630,304617,439△12,865
うち海外店229,669231,0901,421

*譲渡性預金、特別国際金融取引勘定分、並びに2行間の一部預金を除いております。
(ⅲ)その他有価証券評価差額
その他有価証券評価差額は、国内債券が減少した一方、国内株式及びその他(含む外国株式及び外国債券)が増加し、前連結会計年度末比4,919億円増加して38,276億円となりました。
(単位:億円)前連結
会計年度末
(A)
当第3四半期
連結会計期間末
(B)
前連結会計
年度末比
(B-A)
その他有価証券評価差額33,35638,2764,919
国内株式27,64330,2162,572
国内債券3,5742,644△930
その他2,1385,4153,276

[セグメント別の状況]
当第3四半期連結累計期間における主な報告セグメントの営業純益は、法人・リテール事業本部で前第3四半期連結累計期間比100億円減少して2,066億円、コーポレートバンキング事業本部で前第3四半期連結累計期間比20億円減少して1,644億円、グローバルCIB事業本部で前第3四半期連結累計期間比73億円減少して1,060億円、グローバルコマーシャルバンキング事業本部で前第3四半期連結累計期間比7億円増加して1,592億円、受託財産事業本部で前第3四半期連結累計期間比105億円減少して511億円、市場事業本部で前第3四半期連結累計期間比720億円増加して2,767億円となりました。
なお、当第3四半期連結累計期間において、事業本部間の粗利益・経費の配賦方法を変更しており、前第3四半期連結累計期間のセグメント情報は、変更後の算定方法に基づいた数値で比較をしております。
[国内・海外別収支]
国内・海外別収支の内訳は次のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間の資金運用収支・信託報酬・役務取引等収支・特定取引収支・その他業務収支の合計は国内が21,013億円で前年同期比180億円の減益、海外が14,245億円で前年同期比1,050億円の増益となり、合計では29,442億円で前年同期比1,150億円の増益となりました。
種類期別国内海外相殺消去額(△)合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
資金運用収支前第3四半期連結累計期間1,100,647843,636494,2601,450,023
当第3四半期連結累計期間940,367855,042413,1691,382,241
うち資金運用収益前第3四半期連結累計期間1,693,9021,819,927759,6842,754,145
当第3四半期連結累計期間1,594,0822,004,418684,3172,914,182
うち資金調達費用前第3四半期連結累計期間593,254976,291265,4231,304,122
当第3四半期連結累計期間653,7141,149,375271,1481,531,941
信託報酬前第3四半期連結累計期間89,87210,1225,46994,525
当第3四半期連結累計期間95,0059,4296,29598,139
役務取引等収支前第3四半期連結累計期間744,834358,864139,323964,375
当第3四半期連結累計期間739,094373,051160,356951,789
うち役務取引等
収益
前第3四半期連結累計期間965,257444,990282,0131,128,234
当第3四半期連結累計期間961,546467,458301,6561,127,348
うち役務取引等
費用
前第3四半期連結累計期間220,42286,126142,690163,858
当第3四半期連結累計期間222,45194,406141,299175,558
特定取引収支前第3四半期連結累計期間121,31469,77815,817175,275
当第3四半期連結累計期間107,89389,860△12,250210,004
うち特定取引収益前第3四半期連結累計期間122,427113,02458,976176,475
当第3四半期連結累計期間108,047140,29738,340210,004
うち特定取引費用前第3四半期連結累計期間1,11343,24543,1581,200
当第3四半期連結累計期間15450,43750,591
その他業務収支前第3四半期連結累計期間62,72637,041△45,314145,082
当第3四半期連結累計期間218,94197,12713,944302,124
うちその他業務
収益
前第3四半期連結累計期間187,048188,60393,084282,567
当第3四半期連結累計期間381,179151,84953,569479,459
うちその他業務
費用
前第3四半期連結累計期間124,322151,561138,398137,485
当第3四半期連結累計期間162,23854,72239,625177,335

(注) 1 「国内」とは、当社及び国内に本店を有する連結子会社(海外店を除く。以下、「国内連結子会社」という。)であります。「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外に本店を有する連結子会社(以下、「海外連結子会社」という。)であります。
2 「資金調達費用」は金銭の信託運用見合費用を控除して表示しております。
3 「相殺消去額」とは、連結会社間の内部取引等に係る消去額合計であります。
[国内・海外別役務取引の状況]
国内及び海外の役務取引等収支の状況は次のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間の国内の役務取引は、役務取引等収益が9,615億円で前年同期比37億円の減収、役務取引等費用が2,224億円で前年同期比20億円増加した結果、役務取引等収支では、前年同期比57億円減少して7,390億円となりました。海外の役務取引は、役務取引等収益が4,674億円で前年同期比224億円の増収、役務取引等費用が944億円で前年同期比82億円増加した結果、役務取引等収支では、前年同期比141億円増加して3,730億円となりました。
この結果、役務取引等収支合計では前年同期比125億円減少して9,517億円となりました。
種類期別国内海外相殺消去額(△)合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
役務取引等収益前第3四半期連結累計期間965,257444,990282,0131,128,234
当第3四半期連結累計期間961,546467,458301,6561,127,348
うち為替業務前第3四半期連結累計期間114,5509,4681,763122,255
当第3四半期連結累計期間114,1449,5601,726121,978
うちその他
商業銀行業務
前第3四半期連結累計期間162,813200,21932,590330,442
当第3四半期連結累計期間157,858206,40134,021330,239
うち信託関連業務前第3四半期連結累計期間68,5613,80464,756
当第3四半期連結累計期間72,8504,13768,713
うち保証業務前第3四半期連結累計期間91,73625,78832,34785,176
当第3四半期連結累計期間90,04425,82630,05485,816
うち証券関連業務前第3四半期連結累計期間105,10059,01916,732147,388
当第3四半期連結累計期間84,83260,53416,433128,932
役務取引等費用前第3四半期連結累計期間220,42286,126142,690163,858
当第3四半期連結累計期間222,45194,406141,299175,558
うち為替業務前第3四半期連結累計期間25,92310,69233136,283
当第3四半期連結累計期間26,05510,61033936,327

(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。
2 「その他商業銀行業務」には、預金・貸出業務、代理業務、保護預り・貸金庫業務等を含んでおります。
3 「相殺消去額」とは、連結会社間の内部取引等に係る消去額合計であります。
[国内・海外別特定取引の状況]
国内及び海外の特定取引収支の状況は次のとおりであります。
当第3四半期連結累計期間の国内の特定取引は、特定取引収益が1,080億円で前年同期比143億円の減収、特定取引費用が1億円で前年同期比9億円減少した結果、特定取引収支では、前年同期比134億円減少して1,078億円となりました。海外の特定取引は、特定取引収益が1,402億円で前年同期比272億円の増収、特定取引費用が504億円で前年同期比71億円増加した結果、特定取引収支では、前年同期比200億円増加して898億円となりました。
この結果、特定取引収支合計では前年同期比347億円増加して2,100億円となりました。
種類期別国内海外相殺消去額(△)合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
特定取引収益前第3四半期連結累計期間122,427113,02458,976176,475
当第3四半期連結累計期間108,047140,29738,340210,004
うち商品有価
証券収益
前第3四半期連結累計期間92,01043,55740,28195,286
当第3四半期連結累計期間84,35979,23316,369147,223
うち特定取引
有価証券収益
前第3四半期連結累計期間
当第3四半期連結累計期間△6211,023401
うち特定金融
派生商品収益
前第3四半期連結累計期間27,08163,73118,69472,118
当第3四半期連結累計期間23,78358,69021,97160,501
うちその他の
特定取引収益
前第3四半期連結累計期間3,3355,7349,070
当第3四半期連結累計期間5261,3501,877
特定取引費用前第3四半期連結累計期間1,11343,24543,1581,200
当第3四半期連結累計期間15450,43750,591
うち商品有価
証券費用
前第3四半期連結累計期間39,64039,640
当第3四半期連結累計期間12,74612,746
うち特定取引
有価証券費用
前第3四半期連結累計期間1,113871,200
当第3四半期連結累計期間
うち特定金融
派生商品費用
前第3四半期連結累計期間3,5173,517
当第3四半期連結累計期間15437,69037,844
うちその他の
特定取引費用
前第3四半期連結累計期間
当第3四半期連結累計期間

(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。
2 「相殺消去額」とは、連結会社間の内部取引等に係る消去額合計であります。
[国内・海外別預金残高の状況]
○ 預金の種類別残高(末残)
種類期別国内海外相殺消去額(△)合計
金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)金額(百万円)
預金合計前第3四半期連結会計期間141,295,02340,525,1224,996,467176,823,677
当第3四半期連結会計期間142,017,79244,387,1043,230,803183,174,093
うち流動性預金前第3四半期連結会計期間101,715,85822,569,5632,291,117121,994,303
当第3四半期連結会計期間103,498,01924,451,7081,233,095126,716,632
うち定期性預金前第3四半期連結会計期間33,091,24017,889,5272,430,79548,549,972
当第3四半期連結会計期間31,684,38819,880,2551,933,43049,631,213
うちその他前第3四半期連結会計期間6,487,92466,030274,5546,279,401
当第3四半期連結会計期間6,835,38455,14064,2776,826,247
譲渡性預金前第3四半期連結会計期間1,641,7226,275,74412,9507,904,516
当第3四半期連結会計期間1,559,5658,049,41213,9819,594,996
総合計前第3四半期連結会計期間142,936,74546,800,8665,009,417184,728,194
当第3四半期連結会計期間143,577,35852,436,5163,244,785192,769,089

(注) 1 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。
2 流動性預金=当座預金+普通預金+貯蓄預金+通知預金
3 定期性預金=定期預金+定期積金
4 「相殺消去額」とは、連結会社間の内部取引等に係る消去額合計であります。
[国内・海外別貸出金残高の状況]
○ 業種別貸出状況(末残・構成比)
業種別前第3四半期連結会計期間当第3四半期連結会計期間
金額(百万円)構成比(%)金額(百万円)構成比(%)
国内(除く特別国際金融取引勘定分)64,074,448100.0063,383,559100.00
製造業9,412,27714.699,845,34015.53
建設業713,1051.11713,9131.13
卸売業、小売業6,573,58010.266,260,4829.88
金融業、保険業6,281,3849.806,053,9009.55
不動産業、物品賃貸業10,998,38617.1711,062,34417.45
各種サービス業2,785,7614.352,856,7764.51
その他27,309,95142.6226,590,80041.95
海外及び特別国際金融取引勘定分44,328,338100.0042,891,235100.00
政府等569,3341.28434,4731.01
金融機関10,043,01822.669,063,76521.13
その他33,715,98576.0633,392,99677.86
合計108,402,786106,274,795

(注) 「国内」とは、当社及び国内連結子会社(海外店を除く)であります。
「海外」とは、国内連結子会社の海外店及び海外連結子会社であります。
(2) 従業員数
当第3四半期連結累計期間においては、主としてPT Bank Danamon Indonesia, Tbk.をはじめとするグループ会社4社を連結の範囲に含めたことに伴い、従業員数は「グローバルコマーシャルバンキング事業本部」セグメントにおいて20,856人増加し55,964人となりました。また、当社グループ合計では20,953人増加し140,343人となりました。
なお、従業員数は、海外の現地採用者を含み、嘱託及び臨時従業員を含んでおりません。
(3) 主要な設備
当社グループでは、資産をセグメントに配分していないため、セグメント情報に関連付けた記載を省略しております。
①当第3四半期連結累計期間に新設、休止、大規模改修、除却、売却等により著しい変動があった設備は、次のとおりであります。
(㈱三菱UFJ銀行)
PT Bank Danamon Indonesia, Tbk.をはじめとするグループ会社4社を連結の範囲に含めたことに伴い、下記の
設備が新たに当社グループの主要な設備となりました。
会社名店舗名
その他
所在地設備の
内容
土地建物その他の有形固定資産合計
帳簿価額(百万円)
海外連結
子会社
PT Bank Danamon Indonesia, Tbk.本社・子会社 店舗ほかアジア・
オセアニア地区
店舗ほか32,9817,9153,34344,241

(注) 子会社を含めた連結計数を記載しております。
②当第3四半期連結累計期間に新たに確定した重要な設備の新設、休止、大規模改修、除却、売却の計画及び前連結会計年度末における重要な設備の新設、除却等の計画の変更は、次のとおりであります。
(㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ)
a 重要な設備の新設等
会社名店舗名
その他
所在地区分設備の内容投資予定金額
(百万円)
資金調達
方法
着手年月完了予定
年月
総額既支払額
当社株式会社三菱UFJフィナンシャル・ グループ--新設決算プロセス高度化 プロジェクト
(*)
3,7152,131自己資金2016年10月2021年9月

(注) 上記設備計画の記載金額には、消費税及び地方消費税を含んでおりません。
(*) 本件は連結子会社である株式会社三菱UFJ銀行との共同システム開発案件です。
(㈱三菱UFJ銀行)
a 重要な設備の新設等
会社名店舗名
その他
所在地区分設備の内容投資予定金額
(百万円)
資金調達
方法
着手年月完了予定
年月
総額既支払額
国内連結
子会社
株式会社三菱
UFJ銀行
--新設グローバル金融犯罪 コンプライアンス関連システム開発11,4843,997自己資金2017年5月2021年4月
国内連結 子会社株式会社三菱
UFJ銀行
--新設決算プロセス高度化 プロジェクト
(*)
10,1965,974自己資金2016年10月2021年9月
海外連結
子会社
MUFG Americas
Holdings Corporation
--更改預金システム更改53,0278,217自己資金2017年4月2022年8月

(注) 1 上記設備計画の記載金額には、消費税及び地方消費税を含んでおりません。
2 投資予定金額に外貨が含まれる場合、円貨に換算しております。
(*) 本件は親会社である株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループとの共同システム開発案件です。
b 重要な設備計画の変更
会社名店舗名
その他
所在地区分設備の内容投資予定金額
(百万円)
資金調達
方法
着手年月完了予定年月
総額既支払額
国内連結
子会社
株式会社三菱
UFJ銀行
--拡充・
更改
災害対策システム追加構築(システムバックアップ態勢構築)31,80815,664自己資金2012年7月(変更前)2020年8月
(変更後)2020年9月

(Global Open Network㈱)
当社計画中のソフトウェア(ペイメントネットワーク)を2019年4月24日、当社連結子会社であるGlobal Open
Network㈱の100%子会社であるGlobal Open Network Japan㈱へ売却、以降の開発は、同社にて実施する。
a 重要な設備計画の変更
会社名店舗名
その他
所在地区分設備の内容投資予定金額
(百万円)
資金調達
方法
着手年月完了予定年月
総額既支払額
国内連結 子会社Global Open Network Japan㈱--新設ソフトウェア
(ペイメントネットワーク)
11,3598,922自己資金2017年5月(変更前)2020年4月
(変更後)2020年8月

(注) 上記設備計画の記載金額には、消費税及び地方消費税を含んでおりません。