四半期報告書-第46期第1四半期(2023/06/01-2023/08/31)

【提出】
2023/10/13 13:21
【資料】
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【項目】
34項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において当社が判断したものであります。
(1) 経営成績に関する説明
当第1四半期累計期間におけるわが国の経済は、新型コロナウイルス感染症対策の緩和により経済活動が持ち直している一方で、ロシア・ウクライナ情勢の長期化を始めとする、不安定な世界情勢を背景とした資源価格の高騰による物価上昇が続いており、依然として先行きが不透明な状況であります。
当社はこのような事業環境の中、主力事業である開発事業及び不動産販売事業を中心に事業活動を行ってまいりました。
不動産販売事業においては、売却活動を進め物流倉庫(千葉県東金市)をはじめ都内近郊の物件を複数売却いたしました。
この結果、第1四半期累計期間における売上高は944百万円(前年同期比52.2%減)、営業利益は96百万円(前年同期比81.3%減)、経常利益は94百万円(前年同期比82.5%減)となり、四半期純損失は9百万円(前年同期は四半期純利益373百万円)となりました。
セグメントごとの経営成績を示すと、次のとおりであります。
①開発事業
開発事業につきましては、前期から販売している「ベルドゥムール秋田千秋公園」の戸別販売を継続し、売上高が70百万円(前年同期比92.7%減)、セグメント損失30百万円(前年同期はセグメント利益243百万円)となりました。
②建築事業
建築事業につきましては、請負工事を主体とした売上高が184百万円(前年同期比23.5%増)、セグメント損失が10百万円(前年同期はセグメント利益3百万円)となりました。
③不動産販売事業
不動産販売事業につきましては、物流倉庫、都内近郊の物件を複数売却したことによる売上高が577百万円(前年同期比20.5%減)、セグメント利益が173百万円(前年同期比37.5%減)となりました。
④その他事業
その他事業につきましては、賃貸住宅の仲介・管理及び不動産の売買仲介などを中心に売上高が112百万円(前年同期比17.8%減)、セグメント利益が22百万円(前年同期比59.0%減)となりました。
(2) 財政状態に関する説明
(資 産)
当第1四半期末における総資産は15,906百万円となり、前事業年度末に比べ1,330百万円減少いたしました。このうち、流動資産は10,817百万円となり前事業年度末に比べ2,583百万円減少いたしました。主な要因は、関係会社株式の取得及び借入金の返済に伴い現金及び預金(2,554百万円)などが減少したことによります。また、投資その他の資産は前事業年度末に比べ1,321百万円増加いたしました。主な要因は、関係会社株式の取得による増加(1,385百万円)ですが、これは開発用不動産の取得を目的とした一時的な支配関係となるものです。
(負 債)
当第1四半期末における負債は4,664百万円となり、前事業年度末に比べ1,126百万円減少いたしました。このうち、流動負債は1,474百万円となり前事業年度末に比べ939百万円減少いたしました。主な要因は、未払法人税等及び未払消費税等(352百万円)、未払金(217百万円)、短期借入金(200百万円)が減少したことによります。また、固定負債は3,189百万円となり前事業年度末に比べ186百万円減少いたしました。主な要因は、長期借入金(88百万円)、社債(75百万円)が減少したことによります。
(純資産)
当第1四半期末における純資産は11,242百万円となり、前事業年度末に比べ204百万円減少いたしました。主な要因は、配当金の支払い(211百万円)などを行ったことによります。
(3) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(4) 研究開発活動
該当事項はありません。