四半期報告書-第37期第1四半期(令和3年4月1日-令和3年6月30日)
(1) 連結業績
(単位:億円)
当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)において、NTTグループは、2018年11月に公表した中期経営戦略「Your Value Partner 2025」に基づき、「Your Value Partner」として、事業活動を通じてパートナーの皆さまとともに社会的課題の解決をめざす取り組みを推進しました。その結果、当第1四半期連結累計期間のNTTグループの営業収益は2兆8,926億円(前年同期比4.6%増)、営業費用は2兆4,063億円(前年同期比6.1%増)となりました。営業利益は4,863億円(前年同期比2.3%減)、税引前四半期利益は4,963億円(前年同期比0.1%減)、当社に帰属する四半期利益は3,400億円(前年同期比24.7%増)となりました。
(2) セグメント業績
NTTグループの事業は5つのオペレーティング・セグメント、すなわち、移動通信事業セグメント、地域通信事業セグメント、長距離・国際通信事業セグメント、データ通信事業セグメント及びその他の事業セグメントに区分しています。(要約四半期連結財務諸表の注6参照)
移動通信事業セグメントには、移動音声関連サービス、IP系・パケット通信サービス、通信端末機器販売、その他が含まれています。
地域通信事業セグメントには、固定音声関連サービス、IP系・パケット通信サービス、通信端末機器販売、システムインテグレーションサービス、その他が含まれています。
長距離・国際通信事業セグメントには、固定音声関連サービス、IP系・パケット通信サービス、通信端末機器販売、システムインテグレーションサービス、その他が含まれています。
データ通信事業セグメントには、システムインテグレーションサービスが含まれています。
また、その他の事業セグメントには、主に建築物の保守、不動産賃貸、システム開発、金融、電力、研究開発等に係るその他のサービスが含まれています。
各セグメントの業績については、次のとおりです。なお、各セグメントの営業実績の記載における営業収益・営業費用・営業利益は、セグメント間取引を含んでいます。
①移動通信事業セグメント
(単位:億円)
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、端末販売の増や、金融・決済等のスマートライフ領域の拡大による増収等により、1兆1,596億円(前年同期比5.6%増)となりました。一方、営業費用は、端末販売増に伴う端末機器原価の増に加え、スマートライフ領域の更なる拡大に向けた施策強化による増等により、9,152億円(前年同期比11.9%増)となりました。以上の結果、営業利益は、2,444億円(前年同期比12.9%減)となりました。
契約数
(単位:千契約)
(注)携帯電話サービス契約数、LTE(Xi)サービス契約数及びFOMAサービス契約数にはMVNOとの契約及び通信モジュールサービス契約を、5Gサービス契約数にはMVNOとの契約を含めて記載しています。
②地域通信事業セグメント
(単位:億円)
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、IP・パケット通信サービス収入の増加等により、7,748億円(前年同期比5.2%増)となりました。一方、営業費用は、経費の増加等により、6,281億円(前年同期比2.9%増)となりました。以上の結果、営業利益は、1,468億円(前年同期比16.8%増)となりました。
契約数
(単位:千加入/回線/契約/チャネル)
(注)1.加入電話は、一般加入電話とビル電話を合算しています(加入電話・ライトプランを含む)。
2.「INSネット」には、「INSネット64」および「INSネット1500」が含まれています。「INSネット1500」は、チャネル数、伝送速度、回線使用料(基本料)いずれについても「INSネット64」の10倍程度であることから、「INSネット1500」の1契約を「INSネット64」の10倍に換算しています(INSネット64・ライトを含む)。
3.「フレッツ光(コラボ光含む)」はNTT東日本の「フレッツ 光クロス」、「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光ライト」、「フレッツ 光ライトプラス」及び「フレッツ 光WiFiアクセス」、NTT西日本の「フレッツ 光クロス」、「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光マイタウン ネクスト」、「フレッツ 光ライト」及び「フレッツ 光WiFiアクセス」、並びにNTT東日本及びNTT西日本がサービス提供事業者に卸提供しているサービス(コラボ光)を含めて記載しています。
4.「ひかり電話」、「フレッツ・テレビ伝送サービス」は、NTT東日本およびNTT西日本がサービス提供事業者に卸提供しているサービスを含めて記載しています。
③長距離・国際通信事業セグメント
(単位:億円)
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、IP・パケット通信サービスの減収等により、4,852億円(前年同期比0.4%減)となりました。一方、営業費用は、人件費の増加等により、4,562億円(前年同期比2.1%増)となりました。以上の結果、営業利益は、290億円(前年同期比28.5%減)となりました。
契約数
(単位:千契約)
④データ通信事業セグメント
(単位:億円)
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、デジタル化需要の取り込み等により、5,908億円(前年同期比11.3%増)となりました。一方、営業費用は、収益連動費用の増加等により、5,435億円(前年同期比7.8%増)となりました。以上の結果、営業利益は、473億円(前年同期比77.1%増)となりました。
⑤その他の事業セグメント
(単位:億円)
当第1四半期連結累計期間は、営業収益は、3,400億円(前年同期比1.2%減)となり、営業費用は、3,125億円(前年同期比1.1%減)となりました。以上の結果、営業利益は、275億円(前年同期比3.1%減)となりました。
(3) キャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間における「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、5,675億円の収入となりました。対前年同期比では、854億円(17.7%)増加しておりますが、これは法人税等の支払額の減などによるものであります。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」については、5,877億円の支出となりました。前年同期比では、2,167億円(26.9%)支出が減少しておりますが、これは、前期における出資による支出などによるものであります。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」については、2,223億円の収入となりました。前年同期比では、1,396億円(△38.6%)収入が減少しておりますが、これは、当期において非支配持分への配当金の支払額が減少した一方で、前期において自己株式の売却を実施したことなどによるものであります。
以上の結果、当第1四半期末におけるNTTグループの「現金及び現金同等物の残高」は、前連結会計年度末と比較して2,036億円(21.8%)増加し、1兆1,393億円となりました。
(単位:億円)
(注)2019年度以降はIFRS16号影響を含んだ額。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題で、重要な変更及び新たに発生した事項はありません。また、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は500億円であり、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(単位:億円)
2020年度 第1四半期連結累計期間 (2020年4月 1日から 2020年6月30日まで) | 2021年度 第1四半期連結累計期間 (2021年4月 1日から 2021年6月30日まで) | 増 減 | 増減率 | |
営業収益 | 27,665 | 28,926 | 1,261 | 4.6% |
営業費用 | 22,689 | 24,063 | 1,374 | 6.1% |
営業利益 | 4,976 | 4,863 | △113 | △2.3% |
税引前四半期利益 | 4,966 | 4,963 | △3 | △0.1% |
当社に帰属する 四半期利益 | 2,726 | 3,400 | 673 | 24.7% |
当第1四半期連結累計期間(2021年4月1日~2021年6月30日)において、NTTグループは、2018年11月に公表した中期経営戦略「Your Value Partner 2025」に基づき、「Your Value Partner」として、事業活動を通じてパートナーの皆さまとともに社会的課題の解決をめざす取り組みを推進しました。その結果、当第1四半期連結累計期間のNTTグループの営業収益は2兆8,926億円(前年同期比4.6%増)、営業費用は2兆4,063億円(前年同期比6.1%増)となりました。営業利益は4,863億円(前年同期比2.3%減)、税引前四半期利益は4,963億円(前年同期比0.1%減)、当社に帰属する四半期利益は3,400億円(前年同期比24.7%増)となりました。
(2) セグメント業績
NTTグループの事業は5つのオペレーティング・セグメント、すなわち、移動通信事業セグメント、地域通信事業セグメント、長距離・国際通信事業セグメント、データ通信事業セグメント及びその他の事業セグメントに区分しています。(要約四半期連結財務諸表の注6参照)
移動通信事業セグメントには、移動音声関連サービス、IP系・パケット通信サービス、通信端末機器販売、その他が含まれています。
地域通信事業セグメントには、固定音声関連サービス、IP系・パケット通信サービス、通信端末機器販売、システムインテグレーションサービス、その他が含まれています。
長距離・国際通信事業セグメントには、固定音声関連サービス、IP系・パケット通信サービス、通信端末機器販売、システムインテグレーションサービス、その他が含まれています。
データ通信事業セグメントには、システムインテグレーションサービスが含まれています。
また、その他の事業セグメントには、主に建築物の保守、不動産賃貸、システム開発、金融、電力、研究開発等に係るその他のサービスが含まれています。
各セグメントの業績については、次のとおりです。なお、各セグメントの営業実績の記載における営業収益・営業費用・営業利益は、セグメント間取引を含んでいます。
①移動通信事業セグメント
(単位:億円)
2020年度 第1四半期連結累計期間 (2020年4月 1日から 2020年6月30日まで) | 2021年度 第1四半期連結累計期間 (2021年4月 1日から 2021年6月30日まで) | 増 減 | 増減率 | |
営業収益 | 10,982 | 11,596 | 615 | 5.6% |
移動音声関連サービス | 2,733 | 2,809 | 76 | 2.8% |
IP系・パケット通信サービス | 4,948 | 4,858 | △90 | △1.8% |
通信端末機器販売 | 900 | 1,376 | 476 | 52.9% |
その他 | 2,401 | 2,553 | 152 | 6.3% |
営業費用 | 8,176 | 9,152 | 976 | 11.9% |
営業利益 | 2,805 | 2,444 | △361 | △12.9% |
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、端末販売の増や、金融・決済等のスマートライフ領域の拡大による増収等により、1兆1,596億円(前年同期比5.6%増)となりました。一方、営業費用は、端末販売増に伴う端末機器原価の増に加え、スマートライフ領域の更なる拡大に向けた施策強化による増等により、9,152億円(前年同期比11.9%増)となりました。以上の結果、営業利益は、2,444億円(前年同期比12.9%減)となりました。
契約数
(単位:千契約)
サービスの種類 | 2021年3月31日 現在 | 2021年6月30日 現在 | 増減 | 増減率 |
携帯電話サービス | 82,632 | 82,916 | 284 | 0.3% |
5Gサービス | 3,091 | 5,351 | 2,260 | 73.1% |
LTE(Xi)サービス | 64,210 | 63,172 | △1,038 | △1.6% |
FOMAサービス | 15,331 | 14,393 | △938 | △6.1% |
ぷらら(ISP) | 3,946 | 3,927 | △19 | △0.5% |
ひかりTV | 2,947 | 2,934 | △14 | △0.5% |
(注)携帯電話サービス契約数、LTE(Xi)サービス契約数及びFOMAサービス契約数にはMVNOとの契約及び通信モジュールサービス契約を、5Gサービス契約数にはMVNOとの契約を含めて記載しています。
②地域通信事業セグメント
(単位:億円)
2020年度 第1四半期連結累計期間 (2020年4月 1日から 2020年6月30日まで) | 2021年度 第1四半期連結累計期間 (2021年4月 1日から 2021年6月30日まで) | 増 減 | 増減率 | |
営業収益 | 7,363 | 7,748 | 385 | 5.2% |
固定音声関連サービス | 2,352 | 2,337 | △15 | △0.6% |
IP系・パケット通信サービス | 3,810 | 3,992 | 182 | 4.8% |
通信端末機器販売 | 143 | 166 | 23 | 16.3% |
システムインテグレーションサービス | 313 | 336 | 23 | 7.4% |
その他 | 746 | 918 | 172 | 23.0% |
営業費用 | 6,106 | 6,281 | 175 | 2.9% |
営業利益 | 1,257 | 1,468 | 211 | 16.8% |
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、IP・パケット通信サービス収入の増加等により、7,748億円(前年同期比5.2%増)となりました。一方、営業費用は、経費の増加等により、6,281億円(前年同期比2.9%増)となりました。以上の結果、営業利益は、1,468億円(前年同期比16.8%増)となりました。
契約数
(単位:千加入/回線/契約/チャネル)
サービスの種類 | 2021年3月31日 現在 | 2021年6月30日 現在 | 増減 | 増減率 |
(NTT東日本) | ||||
加入電話 | 7,051 | 6,932 | △119 | △1.7% |
INSネット | 892 | 869 | △23 | △2.6% |
フレッツ光(コラボ光含む) | 12,727 | 12,911 | 184 | 1.4% |
フレッツ・ADSL | 160 | 150 | △10 | △6.4% |
ひかり電話 | 10,018 | 10,043 | 25 | 0.2% |
フレッツ・テレビ伝送サービス | 1,121 | 1,130 | 9 | 0.8% |
(NTT西日本) | ||||
加入電話 | 7,052 | 6,926 | △126 | △1.8% |
INSネット | 875 | 859 | △16 | △1.8% |
フレッツ光(コラボ光含む) | 9,837 | 9,906 | 69 | 0.7% |
フレッツ・ADSL | 221 | 210 | △11 | △5.1% |
ひかり電話 | 8,674 | 8,671 | △4 | 0.0% |
フレッツ・テレビ伝送サービス | 795 | 796 | 1 | 0.1% |
(注)1.加入電話は、一般加入電話とビル電話を合算しています(加入電話・ライトプランを含む)。
2.「INSネット」には、「INSネット64」および「INSネット1500」が含まれています。「INSネット1500」は、チャネル数、伝送速度、回線使用料(基本料)いずれについても「INSネット64」の10倍程度であることから、「INSネット1500」の1契約を「INSネット64」の10倍に換算しています(INSネット64・ライトを含む)。
3.「フレッツ光(コラボ光含む)」はNTT東日本の「フレッツ 光クロス」、「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光ライト」、「フレッツ 光ライトプラス」及び「フレッツ 光WiFiアクセス」、NTT西日本の「フレッツ 光クロス」、「フレッツ 光ネクスト」、「フレッツ 光マイタウン ネクスト」、「フレッツ 光ライト」及び「フレッツ 光WiFiアクセス」、並びにNTT東日本及びNTT西日本がサービス提供事業者に卸提供しているサービス(コラボ光)を含めて記載しています。
4.「ひかり電話」、「フレッツ・テレビ伝送サービス」は、NTT東日本およびNTT西日本がサービス提供事業者に卸提供しているサービスを含めて記載しています。
③長距離・国際通信事業セグメント
(単位:億円)
2020年度 第1四半期連結累計期間 (2020年4月 1日から 2020年6月30日まで) | 2021年度 第1四半期連結累計期間 (2021年4月 1日から 2021年6月30日まで) | 増 減 | 増減率 | |
営業収益 | 4,873 | 4,852 | △21 | △0.4% |
固定音声関連サービス | 504 | 475 | △28 | △5.6% |
IP系・パケット通信サービス | 1,056 | 1,014 | △43 | △4.0% |
通信端末機器販売 | 16 | 16 | △0 | △0.1% |
システムインテグレーションサービス | 3,078 | 3,119 | 41 | 1.3% |
その他 | 219 | 228 | 9 | 4.1% |
営業費用 | 4,468 | 4,562 | 95 | 2.1% |
営業利益 | 405 | 290 | △115 | △28.5% |
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、IP・パケット通信サービスの減収等により、4,852億円(前年同期比0.4%減)となりました。一方、営業費用は、人件費の増加等により、4,562億円(前年同期比2.1%増)となりました。以上の結果、営業利益は、290億円(前年同期比28.5%減)となりました。
契約数
(単位:千契約)
サービスの種類 | 2021年3月31日 現在 | 2021年6月30日 現在 | 増減 | 増減率 |
OCN(ISP) | 7,040 | 7,020 | △20 | △0.3% |
④データ通信事業セグメント
(単位:億円)
2020年度 第1四半期連結累計期間 (2020年4月 1日から 2020年6月30日まで) | 2021年度 第1四半期連結累計期間 (2021年4月 1日から 2021年6月30日まで) | 増 減 | 増減率 | |
営業収益 | 5,309 | 5,908 | 599 | 11.3% |
システムインテグレーションサービス | 5,309 | 5,908 | 599 | 11.3% |
営業費用 | 5,042 | 5,435 | 393 | 7.8% |
営業利益 | 267 | 473 | 206 | 77.1% |
当第1四半期連結累計期間の営業収益は、デジタル化需要の取り込み等により、5,908億円(前年同期比11.3%増)となりました。一方、営業費用は、収益連動費用の増加等により、5,435億円(前年同期比7.8%増)となりました。以上の結果、営業利益は、473億円(前年同期比77.1%増)となりました。
⑤その他の事業セグメント
(単位:億円)
2020年度 第1四半期連結累計期間 (2020年4月 1日から 2020年6月30日まで) | 2021年度 第1四半期連結累計期間 (2021年4月 1日から 2021年6月30日まで) | 増 減 | 増減率 | |
営業収益 | 3,442 | 3,400 | △42 | △1.2% |
営業費用 | 3,158 | 3,125 | △33 | △1.1% |
営業利益 | 284 | 275 | △9 | △3.1% |
当第1四半期連結累計期間は、営業収益は、3,400億円(前年同期比1.2%減)となり、営業費用は、3,125億円(前年同期比1.1%減)となりました。以上の結果、営業利益は、275億円(前年同期比3.1%減)となりました。
(3) キャッシュ・フロー
当第1四半期連結累計期間における「営業活動によるキャッシュ・フロー」は、5,675億円の収入となりました。対前年同期比では、854億円(17.7%)増加しておりますが、これは法人税等の支払額の減などによるものであります。
「投資活動によるキャッシュ・フロー」については、5,877億円の支出となりました。前年同期比では、2,167億円(26.9%)支出が減少しておりますが、これは、前期における出資による支出などによるものであります。
「財務活動によるキャッシュ・フロー」については、2,223億円の収入となりました。前年同期比では、1,396億円(△38.6%)収入が減少しておりますが、これは、当期において非支配持分への配当金の支払額が減少した一方で、前期において自己株式の売却を実施したことなどによるものであります。
以上の結果、当第1四半期末におけるNTTグループの「現金及び現金同等物の残高」は、前連結会計年度末と比較して2,036億円(21.8%)増加し、1兆1,393億円となりました。
(単位:億円)
2020年度 第1四半期連結累計期間 (2020年4月 1日から 2020年6月30日まで) | 2021年度 第1四半期連結累計期間 (2021年4月 1日から 2021年6月30日まで) | 増 減 | 増減率 | |
営業活動によるキャッシュ・フロー (注) | 4,821 | 5,675 | 854 | 17.7% |
投資活動によるキャッシュ・フロー (注) | △8,043 | △5,877 | 2,167 | 26.9% |
財務活動によるキャッシュ・フロー (注) | 3,619 | 2,223 | △1,396 | △38.6% |
現金及び現金同等物の期末残高 | 10,725 | 11,393 | 668 | 6.2% |
(注)2019年度以降はIFRS16号影響を含んだ額。
(4) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第1四半期連結累計期間において、優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題で、重要な変更及び新たに発生した事項はありません。また、当第1四半期連結累計期間において、当社グループの経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第1四半期連結累計期間におけるグループ全体の研究開発活動の金額は500億円であり、研究開発活動の状況に重要な変更はありません。