四半期報告書-第71期第3四半期(平成30年10月1日-平成30年12月31日)
文中における将来に関する事項は、当四半期連結会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、現在の中期(3カ年)経営計画の最終年度となる当期において、事業効率を高める基盤整備の完了とともに、成長が期待できる領域への投資を進めております。国内事業では、卸売事業の組織再編による連携強化と生産性向上、小売事業の収益性改善に努めております。また、オムニチャネルサービスのオペレーション基盤の構築を完了し、部分的な運用を開始しました。海外事業では、自社ECの展開国拡大、他社ECにおける通常価格での販売強化と並行して、百貨店、直営店でのサービス向上を進めております。中国・ASEANの生産拠点では、品質・コストともに競争優位性の高い無縫製商品や材料を供給する体制整備に取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年12月31日)における連結売上高は、前年同期に比べ1%の減少となりました。国内事業は主力アイテムのブラジャーが10月以降好調な売れ行きを示したものの、パジャマやマタニティインナー、メンズインナー等の苦戦や、夏場の店頭販売の落ち込みが影響し減収となりました。海外事業は中国での成長を背景に増収となりましたが、米国、英国における一部百貨店の経営悪化による在庫調整の影響もあり伸び率が鈍化しました。ピーチ・ジョン事業は減収、その他は七彩の工事事業がけん引し増収となりました。
連結営業利益は、前年同期に比べ9%減少しました。国内事業は事業効率の向上に伴い売上利益率が改善し、実質的には増益を果たしましたが、前年同期に子会社工場用地の退去に伴う補償金収入によって、一時的な利益計上があった反動から減益となりました。海外事業は増収に伴って増益となりました。ピーチ・ジョン事業、その他はともに営業損失となりました。
連結税引前四半期純利益は、前年同期に比べ62%の減少となりました。これは営業減益に加えて、会計方針の変更に伴った、持分証券の評価損(79億12百万円)の計上に因るものです。
なお、当第3四半期連結累計期間の主要な為替換算レートは、1米ドル=111.14円、1英ポンド=146.34円、1中国元=16.85円です。
オペレーティング・セグメントの実績を示すと次のとおりであります。
① ワコール事業(国内)
㈱ワコールでは、卸売事業の連携強化と生産性の向上をねらいに、従前のワコールブランド事業本部、チェーンストア事業本部、ウエルネス事業部を、当期から「卸売事業本部」に再編し、小売事業者向けの営業を一元化しております。
卸売事業本部の売上高は、前年同期に比べ3%減少しました。主力アイテムのブラジャーの店頭販売額は、「ワコール」「ウイング」ブランドともに10月以降好調に推移した結果、2%の増加となりました。しかしながら、「ワコール」ブランドで展開するパジャマをはじめとするナイトウェア、マタニティやジュニア向けのインナーが百貨店で苦戦したほか、メンズインナーや「CW-X(シーダブリュ-エックス)」ブランドも主力の流通 チャネルで振るわず売上減少が続く結果となりました。
小売事業本部の売上高は、前年同期に比べ1%の増加となりました。ワイヤレスブラジャー「BRAGENIC(ブラジェニック)」が、引き続き大きく伸長し全体をけん引しました。反面で、収益性改善の一環としてセール販売の規模を縮小したことや、夏場の自然災害による営業日数減少などが影響しました。
㈱Ai(アイ)の売上高は、主力の水着事業が最需要期である夏場に苦戦した影響が大きく、前年同期に比べ20%の減少となりました。
以上の結果などから、当該セグメントの売上高は前年同期に比べ3%の減少となりました。
営業利益は、前年同期に比べ6%の減少となりました。卸売事業、小売事業を中心に経営効率を高める取り組みを進めた結果、㈱ワコールは売上利益率が改善し増益となりました。しかしながら、前年同期には子会社工場用地の退去に伴う補償金収入を計上した一時的な増益影響があったことから、前年同期を下回りました。
② ワコール事業(海外)
ワコールインターナショナル(米国)の現地通貨ベースの売上高は、前年同期に比べ4%減少しました。EC販売は7%増加しました。一方で、百貨店(実店舗)の店頭販売額は7%の減少と苦戦しました。また、一部百貨店の経営破綻による閉店や、前年同期に取り扱い百貨店の店舗数の増加に伴う初回納品の上乗せがあった反動も影響しました。
現地通貨ベースの営業利益は、減収の影響やセール販売比率の増加によって売上利益率が低下したほか、EC強化に向けた広告費も増加したことから、前年同期に比べ21%の減少となりました。
ワコールヨーロッパの現地通貨ベース(英ポンド)の売上高は、前年同期並みとなりました。主力の英国では一部百貨店の経営悪化を受けて10月以降の受注が鈍化したことから2%の増加にとどまりました。ブランド別にワコールインターナショナル(米国)と販売体制を棲み分ける米国では、EC販売が好調に推移したほか、有力百貨店における販促策が奏功し6%の増加となりました。他方、フランスで売上が大きく落ち込んだことや、不採算の直営店閉鎖を進めたことが売上の減少に影響しました。豊満体型女性向けブランド「elomi(エロミ)」は下着・水着合わせて17%の高い成長性を維持しております。
現地通貨ベースの営業利益は、セール販売の縮小に向けた取り組みや英国での希望小売価格の見直しなどによる売上利益率改善が寄与し、前年同期に比べ26%の増加となりました。
中国ワコールの現地通貨ベースの売上高は、前年同期に比べ9%増加しました。春節、婦人節、七夕節などの需要期の販促強化が奏功し購買客数が増加した結果、百貨店の店頭販売額は2%増加しました。また、他社ECを通じた売上高は広告の追加投入や物流体制の増強と合わせて、需要期の販売強化を図ったことにより47%伸長しました。
現地通貨ベースの営業利益は、前年同期に比べ22%の増加となりました。販売強化に向けた広告宣伝費や人件費は増加したものの、増収効果やEC販売比率の拡大による売上利益率の改善が寄与しました。
以上の結果、邦貨換算後の当該セグメントの売上高、営業利益は、ともに前年同期を上回りました。
③ ピーチ・ジョン事業
当該セグメントの売上高は、前年同期に比べ1%減少しました。国内の売上高は自社ECを通した通販事業では前年同期並みに推移したものの、店舗事業では話題性や顧客サービスでの魅力が不足したことなどから入店客数が減少し、第3四半期連結累計期間の9カ月連続で前年同月実績を下回る結果となりました。一方、イベントやブログを活かしたブランド認知の拡大が進む台湾の売上高は、店舗、自社ECともに好調に推移しており前年同期比44%の増加となりました。
営業利益は、競合の攻勢による中国事業の伸び率鈍化と、国内における減収の影響に加えて、店舗事業再生に向けた人材確保や処遇見直しに関わる人件費の増加、本社オフィス移転に伴う一時的な費用の発生を受けて、営業損失となりました。
④ その他
ルシアンの売上高は、前年同期に比べ10%の減少となりました。主力のインナーウェア事業が大手量販店PBの採用品番数の縮小などにより前年同期に比べ13%減少したほか、マテリアル事業、アート・ホビー事業、アパレル事業ともに振るわず前年同期を2桁下回りました。
七彩の売上高は、前年同期に比べ27%の増加となりました。大手百貨店の本店改装のほか、新規の内装工事受注の拡大などによって、工事事業は前年同期に比べ43%増加、物販事業は22%増加しました。
以上の結果から、当該セグメントの売上高は前年同期に比べ8%の増加となりました。
営業利益は、七彩が増収効果で増益となりましたが、ルシアンの営業赤字額を補うには至らず、当該セグメント合算では営業損失となりました。
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、時価下落による投資の減少や売掛債権の減少などにより、前連結会計年度末に比して73億10百万円減少し、2,912億24百万円となりました。
負債の部は、買掛債務の減少や繰延税金負債の減少があったものの返金負債の計上などにより、前連結会計年度末に比して4億86百万円増加し、615億23百万円となりました。
株主資本は、当社株主に帰属する四半期純利益を計上した一方、配当金の支払や自己株式の取得などにより、前連結会計年度末に比して77億95百万円減少し、2,249億17百万円となりました。
以上の結果により、当第3四半期連結会計期間末における株主資本比率は、前連結会計年度末に比して0.8%減少し、77.2%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比して7億20百万円減少し、287億67百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益44億96百万円に減価償却費や繰延税金などによる調整を加えた金額に対して、資産及び負債の増減などによる調整を行った結果、133億25百万円の収入(前年同期に比し5億98百万円の収入減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、持分証券の売却などによる収入があったものの、定期預金の増加や有形及び無形固定資産の取得などにより、34億77百万円の支出(前年同期に比し11億75百万円の支出減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払や自己株式の取得などにより、107億54百万円の支出(前年同期に比し12億13百万円の支出減)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた対処すべき課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の金額は、5億57百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1)財政状態及び経営成績の状況
当社グループは、現在の中期(3カ年)経営計画の最終年度となる当期において、事業効率を高める基盤整備の完了とともに、成長が期待できる領域への投資を進めております。国内事業では、卸売事業の組織再編による連携強化と生産性向上、小売事業の収益性改善に努めております。また、オムニチャネルサービスのオペレーション基盤の構築を完了し、部分的な運用を開始しました。海外事業では、自社ECの展開国拡大、他社ECにおける通常価格での販売強化と並行して、百貨店、直営店でのサービス向上を進めております。中国・ASEANの生産拠点では、品質・コストともに競争優位性の高い無縫製商品や材料を供給する体制整備に取り組んでおります。
当第3四半期連結累計期間(2018年4月1日~2018年12月31日)における連結売上高は、前年同期に比べ1%の減少となりました。国内事業は主力アイテムのブラジャーが10月以降好調な売れ行きを示したものの、パジャマやマタニティインナー、メンズインナー等の苦戦や、夏場の店頭販売の落ち込みが影響し減収となりました。海外事業は中国での成長を背景に増収となりましたが、米国、英国における一部百貨店の経営悪化による在庫調整の影響もあり伸び率が鈍化しました。ピーチ・ジョン事業は減収、その他は七彩の工事事業がけん引し増収となりました。
連結営業利益は、前年同期に比べ9%減少しました。国内事業は事業効率の向上に伴い売上利益率が改善し、実質的には増益を果たしましたが、前年同期に子会社工場用地の退去に伴う補償金収入によって、一時的な利益計上があった反動から減益となりました。海外事業は増収に伴って増益となりました。ピーチ・ジョン事業、その他はともに営業損失となりました。
連結税引前四半期純利益は、前年同期に比べ62%の減少となりました。これは営業減益に加えて、会計方針の変更に伴った、持分証券の評価損(79億12百万円)の計上に因るものです。
なお、当第3四半期連結累計期間の主要な為替換算レートは、1米ドル=111.14円、1英ポンド=146.34円、1中国元=16.85円です。
| ・売上高 | 1,472億47百万円 | (前年同期比 0.8%減) |
| ・営業利益 | 111億74百万円 | (前年同期比 8.8%減) |
| ・税引前四半期純利益 | 56億81百万円 | (前年同期比 61.7%減) |
| ・当社株主に帰属する四半期純利益 | 43億42百万円 | (前年同期比 56.0%減) |
オペレーティング・セグメントの実績を示すと次のとおりであります。
① ワコール事業(国内)
㈱ワコールでは、卸売事業の連携強化と生産性の向上をねらいに、従前のワコールブランド事業本部、チェーンストア事業本部、ウエルネス事業部を、当期から「卸売事業本部」に再編し、小売事業者向けの営業を一元化しております。
卸売事業本部の売上高は、前年同期に比べ3%減少しました。主力アイテムのブラジャーの店頭販売額は、「ワコール」「ウイング」ブランドともに10月以降好調に推移した結果、2%の増加となりました。しかしながら、「ワコール」ブランドで展開するパジャマをはじめとするナイトウェア、マタニティやジュニア向けのインナーが百貨店で苦戦したほか、メンズインナーや「CW-X(シーダブリュ-エックス)」ブランドも主力の流通 チャネルで振るわず売上減少が続く結果となりました。
小売事業本部の売上高は、前年同期に比べ1%の増加となりました。ワイヤレスブラジャー「BRAGENIC(ブラジェニック)」が、引き続き大きく伸長し全体をけん引しました。反面で、収益性改善の一環としてセール販売の規模を縮小したことや、夏場の自然災害による営業日数減少などが影響しました。
㈱Ai(アイ)の売上高は、主力の水着事業が最需要期である夏場に苦戦した影響が大きく、前年同期に比べ20%の減少となりました。
以上の結果などから、当該セグメントの売上高は前年同期に比べ3%の減少となりました。
営業利益は、前年同期に比べ6%の減少となりました。卸売事業、小売事業を中心に経営効率を高める取り組みを進めた結果、㈱ワコールは売上利益率が改善し増益となりました。しかしながら、前年同期には子会社工場用地の退去に伴う補償金収入を計上した一時的な増益影響があったことから、前年同期を下回りました。
| ・売上高 | 865億81百万円 | (前年同期比 2.9%減) |
| ・営業利益 | 72億14百万円 | (前年同期比 5.5%減) |
② ワコール事業(海外)
ワコールインターナショナル(米国)の現地通貨ベースの売上高は、前年同期に比べ4%減少しました。EC販売は7%増加しました。一方で、百貨店(実店舗)の店頭販売額は7%の減少と苦戦しました。また、一部百貨店の経営破綻による閉店や、前年同期に取り扱い百貨店の店舗数の増加に伴う初回納品の上乗せがあった反動も影響しました。
現地通貨ベースの営業利益は、減収の影響やセール販売比率の増加によって売上利益率が低下したほか、EC強化に向けた広告費も増加したことから、前年同期に比べ21%の減少となりました。
ワコールヨーロッパの現地通貨ベース(英ポンド)の売上高は、前年同期並みとなりました。主力の英国では一部百貨店の経営悪化を受けて10月以降の受注が鈍化したことから2%の増加にとどまりました。ブランド別にワコールインターナショナル(米国)と販売体制を棲み分ける米国では、EC販売が好調に推移したほか、有力百貨店における販促策が奏功し6%の増加となりました。他方、フランスで売上が大きく落ち込んだことや、不採算の直営店閉鎖を進めたことが売上の減少に影響しました。豊満体型女性向けブランド「elomi(エロミ)」は下着・水着合わせて17%の高い成長性を維持しております。
現地通貨ベースの営業利益は、セール販売の縮小に向けた取り組みや英国での希望小売価格の見直しなどによる売上利益率改善が寄与し、前年同期に比べ26%の増加となりました。
中国ワコールの現地通貨ベースの売上高は、前年同期に比べ9%増加しました。春節、婦人節、七夕節などの需要期の販促強化が奏功し購買客数が増加した結果、百貨店の店頭販売額は2%増加しました。また、他社ECを通じた売上高は広告の追加投入や物流体制の増強と合わせて、需要期の販売強化を図ったことにより47%伸長しました。
現地通貨ベースの営業利益は、前年同期に比べ22%の増加となりました。販売強化に向けた広告宣伝費や人件費は増加したものの、増収効果やEC販売比率の拡大による売上利益率の改善が寄与しました。
以上の結果、邦貨換算後の当該セグメントの売上高、営業利益は、ともに前年同期を上回りました。
| ・売上高 | 399億24百万円 | (前年同期比 1.5%増) |
| ・営業利益 | 41億6百万円 | (前年同期比 4.4%増) |
③ ピーチ・ジョン事業
当該セグメントの売上高は、前年同期に比べ1%減少しました。国内の売上高は自社ECを通した通販事業では前年同期並みに推移したものの、店舗事業では話題性や顧客サービスでの魅力が不足したことなどから入店客数が減少し、第3四半期連結累計期間の9カ月連続で前年同月実績を下回る結果となりました。一方、イベントやブログを活かしたブランド認知の拡大が進む台湾の売上高は、店舗、自社ECともに好調に推移しており前年同期比44%の増加となりました。
営業利益は、競合の攻勢による中国事業の伸び率鈍化と、国内における減収の影響に加えて、店舗事業再生に向けた人材確保や処遇見直しに関わる人件費の増加、本社オフィス移転に伴う一時的な費用の発生を受けて、営業損失となりました。
| ・売上高 | 80億12百万円 | (前年同期比 1.1%減) |
| ・営業損失 | 29百万円 | (前年同期は営業利益 5億12百万円) |
④ その他
ルシアンの売上高は、前年同期に比べ10%の減少となりました。主力のインナーウェア事業が大手量販店PBの採用品番数の縮小などにより前年同期に比べ13%減少したほか、マテリアル事業、アート・ホビー事業、アパレル事業ともに振るわず前年同期を2桁下回りました。
七彩の売上高は、前年同期に比べ27%の増加となりました。大手百貨店の本店改装のほか、新規の内装工事受注の拡大などによって、工事事業は前年同期に比べ43%増加、物販事業は22%増加しました。
以上の結果から、当該セグメントの売上高は前年同期に比べ8%の増加となりました。
営業利益は、七彩が増収効果で増益となりましたが、ルシアンの営業赤字額を補うには至らず、当該セグメント合算では営業損失となりました。
| ・売上高 | 127億30百万円 | (前年同期比 7.9%増) |
| ・営業損失 | 1億17百万円 | (前年同期は営業利益 1億68百万円) |
当第3四半期連結会計期間末における総資産は、時価下落による投資の減少や売掛債権の減少などにより、前連結会計年度末に比して73億10百万円減少し、2,912億24百万円となりました。
負債の部は、買掛債務の減少や繰延税金負債の減少があったものの返金負債の計上などにより、前連結会計年度末に比して4億86百万円増加し、615億23百万円となりました。
株主資本は、当社株主に帰属する四半期純利益を計上した一方、配当金の支払や自己株式の取得などにより、前連結会計年度末に比して77億95百万円減少し、2,249億17百万円となりました。
以上の結果により、当第3四半期連結会計期間末における株主資本比率は、前連結会計年度末に比して0.8%減少し、77.2%となりました。
(2)キャッシュ・フローの状況
当第3四半期連結会計期間末における現金及び現金同等物は、前連結会計年度末に比して7億20百万円減少し、287億67百万円となりました。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における営業活動によるキャッシュ・フローは、四半期純利益44億96百万円に減価償却費や繰延税金などによる調整を加えた金額に対して、資産及び負債の増減などによる調整を行った結果、133億25百万円の収入(前年同期に比し5億98百万円の収入減)となりました。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における投資活動によるキャッシュ・フローは、持分証券の売却などによる収入があったものの、定期預金の増加や有形及び無形固定資産の取得などにより、34億77百万円の支出(前年同期に比し11億75百万円の支出減)となりました。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
当第3四半期連結累計期間における財務活動によるキャッシュ・フローは、配当金の支払や自己株式の取得などにより、107億54百万円の支出(前年同期に比し12億13百万円の支出減)となりました。
(3)経営方針・経営戦略等
当第3四半期連結累計期間において、当社グループが定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4)事業上及び財務上の対処すべき課題
当第3四半期連結累計期間において、当社グループの事業上及び財務上の対処すべき課題に重要な変更及び新たに生じた対処すべき課題はありません。
(5)研究開発活動
当第3四半期連結累計期間における研究開発費の金額は、5億57百万円であります。
なお、当第3四半期連結累計期間において、当社グループの研究開発活動の状況に重要な変更はありません。