四半期報告書-第118期第2四半期(令和1年7月1日-令和1年9月30日)
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第2四半期会計期間末における財政状態につきましては、流動資産は前事業年度末に比べ1億27百万円減少し79億1百万円となりました。これは主にたな卸資産が4億15百万円、現金及び預金が3億58百万円増加いたしましたが、売上債権が9億7百万円減少したことによるものであります。
固定資産は前事業年度末に比べ84百万円減少し30億26百万円となりました。これは主に前払年金費用が52百万円増加いたしましたが、有形固定資産が73百万円、投資有価証券が26百万円、無形固定資産が25百万円減少したことによるものであります。
流動負債は前事業年度末に比べ1億98百万円減少し22億63百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が24百万円増加いたしましたが、未払法人税等が95百万円、1年内返済予定の長期借入金が71百万円が減少したことによるものであります。
固定負債は前事業年度末に比べ66百万円減少し7億44百万円となりました。これは主に長期借入金が60百万円減少したことによるものであります。
純資産は前事業年度末に比べ52百万円増加し79億21百万円となりました。これは主に利益剰余金が36百万円、その他有価証券評価差額金が14百万円増加したことによるものであります。
②経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善や設備投資の増加基調が続くなど、底堅い内需により推移しました。しかしながら、海外経済においての米中貿易摩擦の拡大や中東情勢の緊迫化、10月より施行された消費税率引き上げによる景気の減速に留意が必要な状況となっております。
当社のセグメント別受注状況は、歯車及び歯車装置事業ではジャッキは減少しましたが、バルブ・アクチュエータ及びその他増減速機の受注は増加いたしました。歯車につきましては、その他産業機械用が減少したことにより、受注は減少いたしました。これにより、歯車及び歯車装置事業の受注は増加いたしました。工事事業では火力発電所向け等が減少しましたが、石油ガス、原子力発電所向けが増加したことにより、受注は増加いたしました。
その結果、当第2四半期累計期間の受注高は41億71百万円(前年同期比3.8%増)、売上高は35億43百万円(前年同期比12.5%増)となりました。一方、当第2四半期会計期間末の受注残高は43億88百万円(前事業年度末比16.7%増)となりました。
損益面につきましては、売上原価が26億1百万円(前年同期比11.1%増)、販売費及び一般管理費は8億57百万円(前年同期比0.1%増)となり、営業利益は85百万円(前年同四半期は営業損失49百万円)、経常利益は89百万円(前年同四半期は経常損失41百万円)、四半期純利益は64百万円(前年同四半期は四半期純損失38百万円)となりました。
各セグメントの業績は次のとおりです。
歯車及び歯車装置事業では、バルブ・アクチュエータの受注高は、火力発電所向けが減少したものの、原子力発電所向けの特定重大事故等対処設備向け装置、石油ガス向けの補修及び改造部品が増加したことにより、前年同期比12.0%増加いたしました。売上高は化学プラント向けが減少したものの、原子力発電所向けの特定重大事故等対処設備向け装置、上下水道向けの大型緊急遮断ゲートの設置等が増加したことにより、前年同期比31.3%増加いたしました。ジャッキにつきましては、受注高は半導体・液晶向けの設備投資、鉄鋼向けの保守需要が減少したことにより、前年同期比15.8%減少いたしました。売上高は半導体・液晶向け、鉄道船舶向け設備投資が減少したものの、紙パルプ向けの新規設備の増加、工作機械向けが堅調に推移したことにより前年同期比1.5%増加いたしました。その他の増減速機につきましては、受注高は火力発電所向けのターニング装置用減速機、ガラスメーカ向けの設備投資による攪拌機等が増加したことにより、前年同期比32.2%増加いたしました。売上高は石油ガス向けの攪拌機、火力発電所向けの排煙脱硫装置用攪拌機及びターニング装置用減速機の更新案件が増加したことにより、前年同期比72.0%増加いたしました。歯車の受注高は、鉄道船舶用傘歯車が増加したものの、コンプレッサー用円筒歯車が減少したことにより、前年同期比36.7%減少いたしました。売上高は鉄道船舶用傘歯車や建設機械用歯車が減少したものの、自動車用歯車、コンプレッサー用円筒歯車が増加したことにより、前年同期比5.2%増加いたしました。以上の結果、歯車及び歯車装置事業では、受注高は前年同期比4.6%増加し、売上高も前年同期比28.3%増加いたしました。
工事事業につきましては、受注高は火力発電所、鉄鋼、上下水道向けは減少したものの、石油ガス向けのシステム更新や備蓄基地の定期点検、原子力発電所向けの定期点検等が増加したことにより前年同期比0.9%増加いたしました。売上高は上下水道向けの返流水処理施設の点検工事等が増加したものの、火力発電所向けの大口点検工事等が減少したことにより、前年同期比25.7%減少いたしました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ3億58百万円増加し29億72百万円(前事業年度末比13.7%増)となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、5億27百万円(前年同四半期比10.1%減)となりました。これは主に、減価償却費1億33百万円、売上債権の減少9億7百万円の収入に対し、たな卸資産の増加4億15百万円、法人税等の支払額1億35百万円の支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により得られた資金は、14百万円(前年同四半期は96百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入50百万円に対し、有形固定資産の取得による支出32百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、1億83百万円(前年同四半期は22百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1億31百万円、リース債務の返済による支出22百万円、配当金の支払額28百万円によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が定めている対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、37百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
①財政状態の状況
当第2四半期会計期間末における財政状態につきましては、流動資産は前事業年度末に比べ1億27百万円減少し79億1百万円となりました。これは主にたな卸資産が4億15百万円、現金及び預金が3億58百万円増加いたしましたが、売上債権が9億7百万円減少したことによるものであります。
固定資産は前事業年度末に比べ84百万円減少し30億26百万円となりました。これは主に前払年金費用が52百万円増加いたしましたが、有形固定資産が73百万円、投資有価証券が26百万円、無形固定資産が25百万円減少したことによるものであります。
流動負債は前事業年度末に比べ1億98百万円減少し22億63百万円となりました。これは主に支払手形及び買掛金が24百万円増加いたしましたが、未払法人税等が95百万円、1年内返済予定の長期借入金が71百万円が減少したことによるものであります。
固定負債は前事業年度末に比べ66百万円減少し7億44百万円となりました。これは主に長期借入金が60百万円減少したことによるものであります。
純資産は前事業年度末に比べ52百万円増加し79億21百万円となりました。これは主に利益剰余金が36百万円、その他有価証券評価差額金が14百万円増加したことによるものであります。
②経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、雇用環境の改善や設備投資の増加基調が続くなど、底堅い内需により推移しました。しかしながら、海外経済においての米中貿易摩擦の拡大や中東情勢の緊迫化、10月より施行された消費税率引き上げによる景気の減速に留意が必要な状況となっております。
当社のセグメント別受注状況は、歯車及び歯車装置事業ではジャッキは減少しましたが、バルブ・アクチュエータ及びその他増減速機の受注は増加いたしました。歯車につきましては、その他産業機械用が減少したことにより、受注は減少いたしました。これにより、歯車及び歯車装置事業の受注は増加いたしました。工事事業では火力発電所向け等が減少しましたが、石油ガス、原子力発電所向けが増加したことにより、受注は増加いたしました。
その結果、当第2四半期累計期間の受注高は41億71百万円(前年同期比3.8%増)、売上高は35億43百万円(前年同期比12.5%増)となりました。一方、当第2四半期会計期間末の受注残高は43億88百万円(前事業年度末比16.7%増)となりました。
損益面につきましては、売上原価が26億1百万円(前年同期比11.1%増)、販売費及び一般管理費は8億57百万円(前年同期比0.1%増)となり、営業利益は85百万円(前年同四半期は営業損失49百万円)、経常利益は89百万円(前年同四半期は経常損失41百万円)、四半期純利益は64百万円(前年同四半期は四半期純損失38百万円)となりました。
各セグメントの業績は次のとおりです。
歯車及び歯車装置事業では、バルブ・アクチュエータの受注高は、火力発電所向けが減少したものの、原子力発電所向けの特定重大事故等対処設備向け装置、石油ガス向けの補修及び改造部品が増加したことにより、前年同期比12.0%増加いたしました。売上高は化学プラント向けが減少したものの、原子力発電所向けの特定重大事故等対処設備向け装置、上下水道向けの大型緊急遮断ゲートの設置等が増加したことにより、前年同期比31.3%増加いたしました。ジャッキにつきましては、受注高は半導体・液晶向けの設備投資、鉄鋼向けの保守需要が減少したことにより、前年同期比15.8%減少いたしました。売上高は半導体・液晶向け、鉄道船舶向け設備投資が減少したものの、紙パルプ向けの新規設備の増加、工作機械向けが堅調に推移したことにより前年同期比1.5%増加いたしました。その他の増減速機につきましては、受注高は火力発電所向けのターニング装置用減速機、ガラスメーカ向けの設備投資による攪拌機等が増加したことにより、前年同期比32.2%増加いたしました。売上高は石油ガス向けの攪拌機、火力発電所向けの排煙脱硫装置用攪拌機及びターニング装置用減速機の更新案件が増加したことにより、前年同期比72.0%増加いたしました。歯車の受注高は、鉄道船舶用傘歯車が増加したものの、コンプレッサー用円筒歯車が減少したことにより、前年同期比36.7%減少いたしました。売上高は鉄道船舶用傘歯車や建設機械用歯車が減少したものの、自動車用歯車、コンプレッサー用円筒歯車が増加したことにより、前年同期比5.2%増加いたしました。以上の結果、歯車及び歯車装置事業では、受注高は前年同期比4.6%増加し、売上高も前年同期比28.3%増加いたしました。
工事事業につきましては、受注高は火力発電所、鉄鋼、上下水道向けは減少したものの、石油ガス向けのシステム更新や備蓄基地の定期点検、原子力発電所向けの定期点検等が増加したことにより前年同期比0.9%増加いたしました。売上高は上下水道向けの返流水処理施設の点検工事等が増加したものの、火力発電所向けの大口点検工事等が減少したことにより、前年同期比25.7%減少いたしました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ3億58百万円増加し29億72百万円(前事業年度末比13.7%増)となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、5億27百万円(前年同四半期比10.1%減)となりました。これは主に、減価償却費1億33百万円、売上債権の減少9億7百万円の収入に対し、たな卸資産の増加4億15百万円、法人税等の支払額1億35百万円の支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により得られた資金は、14百万円(前年同四半期は96百万円の支出)となりました。これは主に、投資有価証券の売却による収入50百万円に対し、有形固定資産の取得による支出32百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、1億83百万円(前年同四半期は22百万円の収入)となりました。これは主に、長期借入金の返済による支出1億31百万円、リース債務の返済による支出22百万円、配当金の支払額28百万円によるものであります。
(3) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(4) 事業上及び財務上の対処すべき課題
当第2四半期累計期間において、当社が定めている対処すべき課題について重要な変更はありません。
(5) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、37百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。