四半期報告書-第120期第2四半期(令和3年7月1日-令和3年9月30日)
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第2四半期会計期間末における財政状態につきましては、流動資産は前事業年度末に比べ4億52百万円減少し78億67百万円となりました。これは主に、現金及び預金が3億11百万円増加いたしましたが、売上債権が5億51百万円、棚卸資産が1億95百万円減少したことによるものであります。
固定資産は前事業年度末に比べ2億70百万円増加し32億91百万円となりました。有形固定資産が29百万円、無形固定資産が11百万円減少いたしましたが、前払年金費用が2億93百万円増加したことによるものであります。
流動負債は前事業年度末に比べ2億69百万円減少し17億42百万円となりました。これは主に仕入債務が85百万円減少したことによるものであります。
固定負債は前事業年度末に比べ37百万円増加し8億13百万円となりました。これは主に長期借入金が34百万円増加したことによるものであります。
純資産は前事業年度末に比べ49百万円増加し86億2百万円となりました。これは主に利益剰余金が36百万円、その他有価証券評価差額金が12百万円増加したことによるものであります。
②経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により緊急事態宣言が再発出され、経済活動が再び制限を受けることになり、未だ先行き不透明な状況が続いております。
当第2四半期累計期間の受注高は、34億97百万円(前年同期比5.6%減)、売上高は、33億56百万円(前年同期比10.4%減)となりました。一方、当第2四半期会計期間末の受注残高は、35億92百万円(前事業年度末比4.1%増)となりました。
損益面につきましては、売上原価が24億57百万円(前年同期比6.3%減)、販売費及び一般管理費は10億72百万円(前年同期比24.3%増)となりました。これにより、営業損失は1億74百万円(前年同四半期は営業利益2億58百万円)、経常損失は1億69百万円(前年同四半期は経常利益2億65百万円)、四半期純利益は特別利益に退職給付制度改定益2億77百万円を計上したことにより、65百万円(前年同期比62.1%減)となりました。
各セグメントの業績は次のとおりです。
①歯車及び歯車装置事業
a.バルブ・アクチュエータ
受注高は石油・ガス、化学向けが減少したことより前年同期比7.6%減少いたしました。売上高につきましてはほぼ横ばいとなりました。
b.ジャッキ
受注高は半導体・液晶向けが増加したことにより、前年同期比18.7%増加いたしました。売上高は紙・パルプ向けが減少したことにより、前年同期比5.7%減少いたしました。
c.その他増減速機
受注高は海外の大型案件の受注時期が下期へ変更となったため、前年同期比30.6%減少いたしました。売上高は上下水道向けが減少したことより、前年同期比31.7%減少いたしました。
d.歯車
受注高は鉄道船舶用が減少したことにより、前年同期比17.0%減少いたしました。売上高は自動車用が減少したことにより、前年同期比21.3%減少いたしました。
②工事事業
受注高はコロナ禍の影響があるものの前年同期比9.7%増加いたしました。売上高は工期変更により前年同期比9.2%減少いたしました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ3億11百万円増加し32億61百万円(前事業年度末比10.6%増)となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、3億80百万円(前年同四半期比39.4%減)となりました。これは主に、税引前四半期純利益1億7百万円、減価償却費1億3百万円、売上債権の減少5億51百万円、棚卸資産の減少1億95百万円の収入に対し、前払年金費用の増加2億93百万円、仕入債務の減少85百万円、法人税等の支払額22百万円の支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、64百万円(前年同四半期比3.7%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出49百万円、無形固定資産の取得による支出13百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、4百万円(前年同四半期比96.7%減)となりました。これは主に、長期借入れによる収入2億80百万円に対し、長期借入金の返済による支出2億52百万円、配当金の支払額28百万円によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、89百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第2四半期会計期間末における財政状態につきましては、流動資産は前事業年度末に比べ4億52百万円減少し78億67百万円となりました。これは主に、現金及び預金が3億11百万円増加いたしましたが、売上債権が5億51百万円、棚卸資産が1億95百万円減少したことによるものであります。
固定資産は前事業年度末に比べ2億70百万円増加し32億91百万円となりました。有形固定資産が29百万円、無形固定資産が11百万円減少いたしましたが、前払年金費用が2億93百万円増加したことによるものであります。
流動負債は前事業年度末に比べ2億69百万円減少し17億42百万円となりました。これは主に仕入債務が85百万円減少したことによるものであります。
固定負債は前事業年度末に比べ37百万円増加し8億13百万円となりました。これは主に長期借入金が34百万円増加したことによるものであります。
純資産は前事業年度末に比べ49百万円増加し86億2百万円となりました。これは主に利益剰余金が36百万円、その他有価証券評価差額金が12百万円増加したことによるものであります。
②経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症の影響により緊急事態宣言が再発出され、経済活動が再び制限を受けることになり、未だ先行き不透明な状況が続いております。
当第2四半期累計期間の受注高は、34億97百万円(前年同期比5.6%減)、売上高は、33億56百万円(前年同期比10.4%減)となりました。一方、当第2四半期会計期間末の受注残高は、35億92百万円(前事業年度末比4.1%増)となりました。
損益面につきましては、売上原価が24億57百万円(前年同期比6.3%減)、販売費及び一般管理費は10億72百万円(前年同期比24.3%増)となりました。これにより、営業損失は1億74百万円(前年同四半期は営業利益2億58百万円)、経常損失は1億69百万円(前年同四半期は経常利益2億65百万円)、四半期純利益は特別利益に退職給付制度改定益2億77百万円を計上したことにより、65百万円(前年同期比62.1%減)となりました。
各セグメントの業績は次のとおりです。
①歯車及び歯車装置事業
a.バルブ・アクチュエータ
受注高は石油・ガス、化学向けが減少したことより前年同期比7.6%減少いたしました。売上高につきましてはほぼ横ばいとなりました。
b.ジャッキ
受注高は半導体・液晶向けが増加したことにより、前年同期比18.7%増加いたしました。売上高は紙・パルプ向けが減少したことにより、前年同期比5.7%減少いたしました。
c.その他増減速機
受注高は海外の大型案件の受注時期が下期へ変更となったため、前年同期比30.6%減少いたしました。売上高は上下水道向けが減少したことより、前年同期比31.7%減少いたしました。
d.歯車
受注高は鉄道船舶用が減少したことにより、前年同期比17.0%減少いたしました。売上高は自動車用が減少したことにより、前年同期比21.3%減少いたしました。
②工事事業
受注高はコロナ禍の影響があるものの前年同期比9.7%増加いたしました。売上高は工期変更により前年同期比9.2%減少いたしました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ3億11百万円増加し32億61百万円(前事業年度末比10.6%増)となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、3億80百万円(前年同四半期比39.4%減)となりました。これは主に、税引前四半期純利益1億7百万円、減価償却費1億3百万円、売上債権の減少5億51百万円、棚卸資産の減少1億95百万円の収入に対し、前払年金費用の増加2億93百万円、仕入債務の減少85百万円、法人税等の支払額22百万円の支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、64百万円(前年同四半期比3.7%減)となりました。これは主に、有形固定資産の取得による支出49百万円、無形固定資産の取得による支出13百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、4百万円(前年同四半期比96.7%減)となりました。これは主に、長期借入れによる収入2億80百万円に対し、長期借入金の返済による支出2億52百万円、配当金の支払額28百万円によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、89百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。