四半期報告書-第122期第2四半期(2023/07/01-2023/09/30)

【提出】
2023/11/13 11:16
【資料】
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【項目】
38項目
文中の将来に関する事項は、当四半期会計期間の末日現在において判断したものであります。
(1) 財政状態及び経営成績の状況
①財政状態の状況
当第2四半期会計期間末における財政状態につきましては、流動資産は前事業年度末に比べ3億58百万円増加し96億68百万円となりました。これは主に売上債権が1億96百万円減少いたしましたが、現金及び預金が3億36百万円、棚卸資産が2億13百万円増加したことによるものであります。
固定資産は前事業年度末に比べ1億26百万円増加し35億33百万円となりました。これは主に有形固定資産が14百万円、前払年金費用が25百万円減少いたしましたが、投資有価証券が1億62百万円増加したことによるものであります。
流動負債は前事業年度末に比べ1億円減少し24億41百万円となりました。これは主に仕入債務が93百万円増加いたしましたが、未払法人税等が36百万円減少したことによるものであります。
固定負債は前事業年度末に比べ14百万円減少し7億19百万円となりました。これは主に長期借入金が76百万円減少したことによるものであります。
純資産は前事業年度末に比べ6億円増加し100億40百万円となりました。これは主に利益剰余金が4億89百万円、その他有価証券評価差額金が1億11百万円増加したことによるものであります。
②経営成績の状況
当第2四半期累計期間におけるわが国経済は、ロシアのウクライナ侵攻による影響で物価が上昇し、未だ先行き不透明な状況が続いております。
当第2四半期累計期間の受注高は、52億71百万円(前年同期比12.5%増)、売上高は、41億64百万円(前年同期比30.8%増)、受注残高は、58億84百万円(前事業年度末比23.2%増)となりました。
損益面につきましては、売上原価が22億67百万円(前年同期比16.7%増)、販売費及び一般管理費は10億93百万円(前年同期比6.5%増)となりました。これにより、営業利益は8億3百万円(前年同期比273.9%増)、経常利益は8億22百万円(前年同期比255.9%増)、四半期純利益は5億45百万円(前年同期比180.3%増)となりました。
各セグメントの業績は次のとおりです。
①歯車及び歯車装置事業
a.バルブ・アクチュエータ
受注高は火力発電所、石油・ガス向けが増加したことより、前年同期比9.5%増加いたしました。売上高は火力発電所、原子力発電所向けが増加したことより前年同期比43.4%増加いたしました。
b.ジャッキ
受注高は鉄鋼向けが減少したことにより、前年同期比9.9%減少いたしました。売上高は上下水道向けが増加したことにより、前年同期比17.8%増加いたしました。
c.その他増減速機
受注高は火力発電所、紙・パルプ向けが増加したことにより、前年同期比23.3%増加いたしました。売上高は火力発電所、石油・ガス向けが増加したことにより、前年同期比18.0%増加いたしました。
d.歯車
受注高は特殊車用、鉄道船舶用が減少したことにより、前年同期比6.4%減少いたしました。売上高は産業機械用が増加したことにより、前年同期比3.6%増加いたしました。
②工事事業
受注高は火力発電所、原子力発電所向けが増加したことにより、前年同期比33.5%増加いたしました。売上高は火力発電所、原子力発電所向けが増加したことにより、前年同期比32.2%増加いたしました。
(2) キャッシュ・フローの状況
当第2四半期累計期間における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)の残高は、前事業年度末に比べ3億36百万円増加し46億40百万円(前事業年度末比7.8%増)となりました。
当第2四半期累計期間における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動により得られた資金は、5億33百万円(前年同四半期比21.3%減)となりました。これは主に税引前四半期純利益8億22百万円、減価償却費80百万円、売上債権の減少2億45百万円の収入に対し、棚卸資産の増加2億13百万円、法人税等の支払額2億95百万円の支出によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動により支出した資金は、69百万円(前年同四半期比44.7%減)となりました。これは主に有形固定資産の取得による支出55百万円、無形固定資産の取得による支出12百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動により支出した資金は、1億27百万円(前年同四半期に得られた資金は1億25百万円)となりました。これは主に長期借入金の返済による支出69百万円、配当金の支払額56百万円によるものであります。
(3) 会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定
前事業年度の有価証券報告書に記載した「経営者による財政状態、経営成績及びキャッシュ・フローの状況の分
析」中の会計上の見積り及び当該見積りに用いた仮定の記載について重要な変更はありません。
(4) 経営方針・経営戦略等
当第2四半期累計期間において、当社が定めている経営方針・経営戦略等について重要な変更はありません。
(5) 優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題
当第2四半期累計期間において、当社が優先的に対処すべき事業上及び財務上の課題について重要な変更はありません。
(6) 研究開発活動
当第2四半期累計期間における研究開発活動の金額は、71百万円であります。
なお、当第2四半期累計期間において、当社の研究開発活動の状況に重要な変更はありません。